2025年04月20日Sun

04/20 忙しい、忙しい

先週は三日間、ランチコース行きました。

2025せんざんランチ.jpg一番のメインは
お仲間さんと来週に行く栃木フラワーパーク大藤を鑑賞するための作戦会議?(オーバーね)
いかに歩かなくて目いっぱい楽しめる方法を考えようでした。

事前にコンビニで入場券を買う事、
たぶん4月29日は満開だろうと思うので、一番高い入場券が、コンビニでは400円安い前売割引料金1800円で買えるそうな。

ひと手間入れるだけでお安くなるって嬉しいですよねえ、それも5人の情報です。混雑で買う時間も大変だろうと思います。
ランチもレストランは長蛇の列らしい??
なので行きの列車の中で大船軒のアジ寿司のお弁当をブランチとして食べる、

帰りには同じく電車の中でお弁当を食べる予定。飲み物だけを持って行けばラクチンです。

なにしろフラワーパークに滞在時間は3時間半ですからいかに効率よく動くかで満足度も違うよね。

二日目、師匠殿ご夫婦とコストコ散策のち寿司ランチ、好きなだけです。
三日目は奥様とランチ兼お茶タイム、忙しい。

早朝ウオーキングでも周りのお宅の庭散策、我が家の水やり、はたけ花の手入れ一日があっとの間、あ^^^時間が足りません。

週半ばには、秀ちゃん先生に患者さんご紹介、その方は同じく稲葉教授に人工股関節に変えて頂いたお仲間さんの同級生で、とても仲良くしているので3人で診察室へ。

先生は驚いてましたが、とても適切な診療に感激されタクシーで通うことになり、全治1年ぐらいはかかりそうとのこと。
痛い事が本当にお気の毒です。

脚の小指の骨折もあり、昨日石膏が取れたばかりだそうで、時間があれば駅までの送り迎えはお手伝いしたいと思っています。
早く良くなって!!」ね
posted by ほがらかさん at 13:18 | Comment(0) | .術後観察 術後19年(2025年)

2025年04月16日Wed

04/16 久しぶりの富士山

2025近所の花たち1.jpg今日は何とも言えない綺麗な富士山にお目に掛かれました。

キーンと澄んだ空気が遠い富士山を近くに映し、やっぱり綺麗な山ねと感嘆です。

ご近所さんの庭も一軒はイングリッシュガーデンを目指して庭全体が花屋敷、
でもご主人の労力は大変だと思います。

私が早朝ウオーキングに出かけるともう庭仕事をしていらっしゃる、野良着、長靴、ゴム手袋、なぜか帽子はかぶらないお父さんです。

長^^^くゴムホースを伸ばした水道栓、スコップ良いですねえ。

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残った苗は玄関先にきれいに並べて「どうぞお持ちください、苗を入れているカップはお返しください」 って書いてありますが先着順です、

遅いともう籠しか残っていない、何時出されるかわからないので毎日私もチェックしています。

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我が家の周りは本当にきれいに庭、玄関が花盛り、ほとんど同じ年齢層かもねえ、会えば必ず花談義気が付けば30分位は立ち止まっています。

だってもう30年以上のお付き合いですから挨拶をかわせることが嬉しいですね。

玄関先の花の盗撮りです、でも盗み取りはしません。
posted by ほがらかさん at 09:36 | Comment(0) | .術後観察 術後19年(2025年)

2025年04月05日Sat

04/04 お花見〜目黒川/柏尾川

今週は桜を目いっぱいお腹一杯楽しみました。
場所は、
  • 我が家の近場で結構有名な柏尾川桜並木 3/30(日)
  • 遠出では目黒川の桜見物 4/4(金)
を堪能しました。

【柏尾川桜並木】3/30(日)

それでもなかなかの人出、途中で桜並木の近くに住んでいる長男も呼び出し、しばし家族談義、桜が途切れるところまでくれば人出はありません。

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先週全員でシーフードを食べに行ったばかりなので特に話すこと無し。でもT時間はアットの間です。

【目黒川の桜見物】4/4(金)

一番の遠出は東京、散策を兼ねての目黒川の桜。
目黒川は中目黒で降りて、そぞろ歩きも良いところ、少々疲れてしまい、
どのレストランも満席、待ち時間は大体T時間。
駅で降りて順番待ちの札を取り、ノイジーって声をあげていましたが、そんな声は何処へやらです。

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2025目黒川花見3.jpg 2025目黒川花見4.jpg

ろぞろと同じ方向桜並木に向かい警備員の指示に従う。
スタバを見つけコーヒーを飲みたくても順番待ちが約3時間、驚きです。
私が聞いた順番待ちをしていた番号札、呼び出されたのは
637番、朝からこんなに人が入っているの?

「スターバックス リザーブ ロースタリー」は、 スターバックスの通常店舗と違い、焙煎工場(ロースタリー)を備えたフラッグシップストアです。

世界で 5 番目の出店で、コーヒーを焙煎する工程を目の前で見ながら、コーヒーを楽しめるそうです。

でもとてもおしゃれな店舗でした、時間があれば美味しそうなコーヒーを飲みたいわね。

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スタバ リザーブ ロースタリ
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東急ストアーのテラス

でも良い場所を見つけ長女と、東急ストアーのテラスで待ち合わせ。

川沿いの桜並木はごった返し、警備の人達の殺気だった案内、テラスに座れた時にはほっと一息。とても綺麗で充分に座れ、感謝感謝です。

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  今話題のジブリ風AI画像
      元画像はこちら
お茶をしながら近状報告、でも先週も三人で出かけているので特に話は無いのですがねえ。

インバウンドの人達、どこで調べてくるのかしら?
大体、休憩している人は外国人で、
近所に住んでいるのかもしれませんが、慣れたものですわ

そのお子ちゃまたちは、段差に転びそうになっても、転ばない子供の体幹は素晴らしいねえ。

ほがらかおじさんは早速つまずきそうになっているし、ほがらかさんもそれを見て気を付ける・・やっぱり若さの違いです。

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隣に崩れかけるように座られたお婆様は、気持ちが悪いからって。
聞いたところあまりの人出でとても高揚し、思わず美味しそうだったから、ワインを飲んだですって、

普段は飲まないのに飲んだら、ちょっと具合が悪くなったとのこと。様子を見ていたが、大丈夫そうだったので、私達も元の桜見物に戻る。

両端のお店の話をしながら3時間、中目黒駅から池尻大橋まで、両岸を往復、

さくらぼんぼんに付いている申し込みの人達の手紙に感動したり、
有名な歌手の押し活をされている名前、一個のぼんぼりのお値段は3千円だそうです。

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お気に入りの香水店
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夜桜のライトアップ

桜の品表、お店の構えなど、長女のお気に入りの香水店で買い物、彼女はまだ仕事があるからと別れ、横浜駅高島屋に予約しているお気に入り和菓子を取りに向かう。

横浜に降りてやっぱりほっとするね。
人の多さが断然違います、やれやれです。
posted by ほがらかさん at 21:32 | Comment(0) | .レジャー まち歩き

2025年03月30日Sun

03/29 特急あしかが大藤大船号

みどりの窓口へ朝8時過ぎ一番に並びました。

何故?栃木県のあしかがフラワーパークに、大藤を見るために臨時列車が大船から始発があるとのこと、それは便利だしそれも特急ですよ。

2025あしかが大藤大船号1.jpg特急あしかが大藤大船号です
乗車一か月前から発売です
  • 大船駅発  9時21分
    フラワーパーク着
          11時55分
  • フラワーパーク発
          15時33分
    大船駅着  18時 9分
初めての事で
乗車は5月連休の初め4月29日、祭日なので取れないかもしれない、と言いながら

淡い期待を抱き、ずっと約2時間立ったまま。根性あるよねえ。
お仲間さんと三人仲良く座れる指定席を希望。

だって3時間近くたったままでの電車は、つらいよねえ、高齢者には確実に座れることが条件だもの。

10時、窓口が開くと同時に一番でお願いし、嬉しい事に取れました、ラッキー。
だって、この時期の最高に美しい藤の花を見れるのも、なかなかできないらしい。

若い駅員さんの、目にも留まらぬブラインドタッチで、小気味よく端末をたたく。
「ハイ取れました」、恐らく端末をたたいている時間は、1分位で終わりです、
二時間立ったまま待っていたのは、何だったのだろう。

券の発行も終わり、ルンルンで途中からの雨の中を、バスを乗り継ぎ、山の上の我が家に。

かなり濡れましたわ、やっぱり傘は持って行くべきでした。
ほがらかおじさんは、私が車で行かなくて、バスで出かけたことを気にして電話をくれ「迎えに行くからね」って。
でもSOSを出すことも無く、雨の中をもくもくと自宅へ急ぐ。

4月29日今度は天気が気がかりで、子供のようにテルテル坊主を作りたい気分です。
posted by ほがらかさん at 20:46 | Comment(0) | .こつこつクラブ 街歩き・プチ旅

2025年03月24日Mon

03/21 加賀百万石旧前田邸の見学

素晴らしい天気にのんびりと散策に出かける。

三人で近くの駒場公園の駒場東大教養学部の中に移築されている重要文化財旧前田家本邸を見学、華族様の館です。
いや^^^広い、一人ではきっと迷子になります。

京王井の頭線の駒場東大前駅西口から、徒歩13分くらいの駒場公園の敷地内に、旧前田家本邸はあります。

加賀百万石、旧前田家の邸宅。和洋建築の粋を集めた洋館は昭和4年に、書院造りの和館は昭和5年の完成。

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駒場公園交通案内
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駒場公園案内マップ
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駒場公園東門から入場
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和館の前を通り洋館へ

さすが加賀百万石の末裔前田侯爵のレンガと石の邸宅です
前田家の建築はご当主様が海外生活が長かったようで鉄筋3階です。

洋館、和館に分かれ、30mの建物内部の長い廊下で繋がっています。
洋館も和館も天井は高く、内部のセントラルヒーテングだったように思います。

カーテンも緞帳のように重厚でイギリス製、昭和4年〜5年にかけて建造されたようで、古さは余り感じません。

今だに日焼けもせず、しっかりとした作りに驚きました。


【旧前田家本邸洋館見学】

正面玄関で、靴をビニール袋に入れて各自で持ちながら館内へ。
ガイドボランティアによるガイドツアーに参加しました。

ボランテアの案内の男性は前田家の内部をかなり詳しくご存じのように思えましたし、上品な紳士でした。

前田侯爵死後,私人の手に渡り、終戦とともに占領軍に接収され、本来はマッカーサーが住むことになっていたらしいが、あまりの広さゆえに警備の問題等で、
横浜ニューグランドホテルに居住したと説明がありました

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旧前田家本邸洋館正面玄関
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天井の高い重厚な階段広間

正面玄関を入るとお客をもてなすための、豪華なシャンデリアで彩られ、赤絨毯が敷かれた重厚な「階段広間」。

2025旧前田家本邸6.jpg階段の手すりには豪華な彫刻がほどこされ、
階段下には、作り付けの暖炉とソファーがあり、

お客様のおもてなしのスペース
(イングルヌック=暖炉脇の暖かい休憩スペースと言うらしい)、になっています。

1階は、お客様をおもてなしするスペースとして、晩餐会がおこなわれる大食堂、大小客室、応接室が配置された間取りです。

まずは玄関を入り直ぐ左の部屋「第一応接室」から見学。

白いマントルピースが、黄色をモチーフにした暖かい色合いの居室にマッチして素敵です。

外を眺めると、芝生広場が開放されているので、一般の方が芝生で寛いでいる

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1階の第一応接室
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応接室から芝生広場を見る
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第一応接室から続くサロン
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サロンを出て小客室へ

第一応接室から続く、階段広間と同じ装飾の柱、壁、床で、正面にカガミ付きの大きなマントルピースのある「サロン」。
以前はこのサロンにカフェ「マルキス 」があり、コヒーなどのドリンクサービスがあったそうですが、

今は、テーブルと椅子がセットされていて、見学者が自由にドリンクが飲める休憩処も兼ねています。
ゆっくりカフェタイムを、優雅な空間で、だったらここが一番かもしれませんね。

続いて「小客室」と「大客室」へ。仕切りを調節すれば小客室と大客室は連結するので、
招待客の人数に合わせて広さを調節できるようなっている

マントルピースはダークな色使いでワンポイントになっています。

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小客室から大客室を見る
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階段広間から大客室を見る
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晩餐会のための大食堂
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家族が食事をする小食堂

白大理石のマントルピースが中央に据えられた「大食堂」は晩餐会のためのもので、最大26名の食事ができ、

壁や天井にチーク材を利用しているので、落ちつきのある雰囲気に。窓も大きくて庭の景色がよく映えます。

奥に「小食堂」が見えますが、家族が食事をするときは、奥の小食堂を利用していたそうです。
代々使われていた銀の食器が飾られていたり、当時の使用人は130人以上いたとか。

小食堂の壁には配膳リフトが取り付けられており、地下の厨房から食事が運ばれてくる仕組みとなっています。

ドイツのノイシュバンシュタイン城のように下の階で料理を作り1階に小さなエレベータで運ぶような設計でした。

2025旧前田家本邸7.jpg2階は、書斎や家族の居室に使われたプライベート空間。

1階と2階を結ぶ曲線階段の、ステンドグラスをはめ込んだ窓から、

自然光が後光のように射し込み、
重厚な手すりには、職人による緻密な浮き彫りが施されています。

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3連アーチステンドグラス窓
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右:夫人室、正面:三女居室
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職人による緻密な浮彫り
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今も正確な時を刻む大時計


2階は当主の書斎をはじめ、家族の居室、夫妻の寝室、奉公人室(女中室、従者室)、図書室などで構成されている

青を基調にした、次の間付きの、前田公の執務室「書斎」には、穏やかな微笑みを浮かべた夫人の肖像画も。
カーテンの金糸の刺繡も青にマッチして、重厚な雰囲気が出ています。

2階で最も華麗なお部屋が「夫人室」。
パープルの壁紙に紫の絨毯に赤いソファ、パープル系を基調にした内装はエレガント。

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書斎には夫人の肖像画も
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2階で最も華麗な夫人室
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公爵夫妻の寝室
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2階廊下から中庭を見る

「寝室」は黄を基調に、壁紙は金と銀。窓際には夫人の化粧台、ベッドヘッドの上には前田家の守り刀が置かれています。

随分前にテレビで、酒井家に嫁がれた酒井美意子さん、着物学園の理事長、マナーの教師、著述家で素敵な女性でした。
着物、マナー共に最高の織物、または昔から引き継がれたものなどを拝見し、映像を通して着物の素晴らしさ、着方が勉強になりました。

ただ、偉そうなところはありましたが、彼女の生まれ育ちを考慮してもそれは当然ねえ、
美意子さんのお気持ち充分に解ります。

だって、世が世であれば加賀百万石のお姫様ですものねえ
前田家では下女中、上女中、使用人合わせて136人にかしずかれ??

4歳からイギリスに住み、帰国後は女子学習院で学び、終戦後は身分剥奪でも、
華々しく宮内庁の話、公家の話、マナーの話でどれをとっても解りやすく、自立した女性でした。

少々鼻が高くても良ろしいのでは。
女子学習院でもかなりお高く留まっていらったとボランテアの方もご存じの様でした。


【旧前田家本邸和館見学】

旧前田家本邸の和館は、主に外国からの賓客のおもてなしに利用していた純和風建築です。

玄関で靴を脱いで、アルコール消毒を済ませると、あとは自由に見学です。

和館2階と1階の「茶室」「小座敷」は通常非公開ですが、ガイドツアーに参加すると見学できるとのことなので、
ツアーに参加し2階と小座敷は見学しましたが、茶室は本日貸し出し利用中だったので見学できませんでした。

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旧前田家本邸和館玄関門
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玄関 奥に御次之間が見える

和館のコンセプトは、海外の賓客をもてなす様な設計で天井もとても高いです。

2025旧前田家本邸31.jpg1階は「御客間」と「御次之間」となっていて、
全体で40畳もある大きな広間となっています。

それと茶室と同じく、貸し出し利用が可能な、茶釜付の「小座敷」の3室があります。

御客間には鳥居型の違い棚、窓側は明障子付きの付書院を供えた書院造りとなっており、床の間は二間ある大きな床となっています。

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手前:御次之間/右奥:御客間
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御次之間と御客間境の欄間
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明障子付の付書院と火燈窓
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二間の床の間/鳥居型違い棚

御次之間と小座敷間の「中廊下」端にある杉戸絵、菖蒲なのか燕子花なのか分からないそうです。

御客間と御次之間の南側には「入側」(いりかわ、縁側と座敷の間にある畳敷きの廊下)が巡り、その外に水を配した池泉庭園が広がります。

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貸し出し利用可能な小座敷
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小座敷中廊下の杉戸絵
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縁側と座敷の間の入側廊下
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入側から池泉庭園を見る

茶室などは何十人と持てなすことができる広さ、庭の設計も春夏秋冬季節に合わせ、冬はスキーまでしていたそうです。

2025旧前田家本邸32.jpg2階は、唯一当時の壁が残る床の間がある「御居間」と

橋本雅邦が描いた杉戸絵のある「御書斎」の2部屋があります。

1階は格式を重んじた豪華な造りが特徴の書院造りですが、2階は数寄屋造りで様式が違うとのこと。

数寄屋造りは、茶道の精神と美意識を反映した建築様式で、格式にとらわれない洗練された自由な形状を持つのが特徴です。

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中2階より2階を見る
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2階御書斎の松の杉戸絵
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中2階にある浴室とトイレ
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浴槽とボイラー

2階への階段踊り場、中2階には白タイルの浴室とトイレがありました。

日本で初めてのTO-TO製の洋式トイレバスルーム、当時の建て方として珍しいのでしょうが、
横浜に150年以上前の外国人自らの建築物があり、それらと比較するとちょと現代風です。

2階御居間の床の間は、唯一当時のものが残っている壁で、加賀らしく金粉が使われています。

2階から見下ろした庭園の眺めは見事でした。小滝を左奥に配置し、川の流れを模した池に鯉を放ち、

水の流れを楽しめるよう設計された池泉庭園を眺めることが出来ます。

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丸窓が印象的な御居間
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加賀らしく金粉吹きの壁
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小滝を配置した池泉庭園
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鯉が泳ぐ池泉庭園

しっかり重要文化財を見学し、帰りは電車には乗らずブラブラとショッピングをしながらマンションまで歩きです。
posted by ほがらかさん at 13:01 | Comment(0) | .レジャー まち歩き