ヨッコママさんの質問
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はじめまして!
私は今51才で、生まれつきの先天性股関節脱臼でして、両足抜けていたのですが、左はうまく納まったようです。
12才の時に骨きり(右足)の手術をうけました。3人の子にも恵まれ現在に至ってますが、この1、2年痛みがきつくなり、杖なしでは歩けなくなり診てもらった所、人工に替えた方がいいと言われ、自身も仕事にも行ってるのですが随分と、辛くなってきました。
体験記を読ませて頂き、私も・・と思いますが、骨きりの時の子供ながらの苦しみが焼きついていて、手術に対して非常に恐怖心が消えないんです・・・。又、色々お聞かせください!現在のお加減は如何でしょうか?
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メール有難うございます。ヨッコママさんのお役にたてるかどうか心配ですが、私の経験をお話いたします。
股関節の痛さは経験した人でなければ解りませんが、手術するまでは本当に痛かったです。今、私は両方の足を人工股関節に換えて本当に良かったと感謝しております。年齢的にも丁度良かったのかナーと思っています。
10年前、51歳の時に初めて整形科の診察で両足変形性股関節症と診断され、その時の主治医に、「まだ手術は早い、出きれば58歳以降に人工股関節に換えることが望ましい。
杖や車を使ってなるべく足は使わないように、体重も落として手術は60歳位を目途に考えて股関節を大事にかばってください」と言われました。
理由は、人工股関節は当時の医学では個人差はあっても寿命が大体10年(人によっては15年)ぐらいで再度入れ替える(再手術)ことになるだろう。 何度も体にメスを入れる事は感心しない、人工に換えても歳をとって体力の衰え等も考慮すると2度位にしておきたいので、あまり早く人工にする事は好ましくない。
また、当時の手術法では、退院するまで約3ヶ月でリハビリも大変と聞きましたので手術は躊躇しました。
実際は、まだ我慢できる、痛くても我慢する状態だったのです。が、バスはまだ良かったですが電車は駅に着いてホームまでが階段の昇り降りなのでとても辛かったです。これはあくまでも10年前の事です。
56歳を過ぎた頃から痛さも本格になり右足の長さは3センチ以上短くなり比べると膝頭がかなり上に上がって形もチョットゆがんでいましたし歩行困難で蛇行になっていました。
右足の靴は買ったらすぐに、必ず裏側を3センチ高くしてもらってやっと普通に歩く事が出来る状態でした。骨盤も肩も下がって本当に手術をしたいと思いました。それ以降はブログに書いた通りです。
ヨッコママさんは偉いですねーー
だって3人も立派にお育てになり、お仕事も持ってらっしゃるそうで素晴らしいお母様ですね。子供の頃の手術が痛かった事心中お察し申し上げます。
今は事務系のお仕事ですか? 立ち仕事なら辛いですよねー
さて心配していらっしゃる手術の痛さですが・・・・
手術そのものは麻酔が効いていますから全く痛くありません。
手術後は、麻酔が切れてからは足全体が痛く、何処が痛いのかと聞かれても、とにかく足全体が痛いよと悶絶していましたが、3日過ぎて4日目位からは日に日に痛さはなくなっていきました。ただ、痛い時には硬膜外麻酔があり、痛み止めの注射や薬もあり心配はありません。
今思うと、手術の痛さより手術前の関節の痛さのほうが辛かった。 現在はその痛さを忘れつつあります。
人工股関節の手術をした人に痛さがどうだったのかですが、人それぞれです。私は3〜4日痛みがありましたが、私の隣りの患者さんは全く痛みを感じず、他の人に聞いても、あまり痛さはなかったという人が多かったです。
10年前と違って今はダントツに医学が進歩しています。人工関節の寿命も15〜20年と言われていますし、入院してから退院までが3週間から4週間です。それもリハビリを済ませて退院後はリハビリの為の通院は必要ないのですよ。
どうかよく主治医の先生と納得いくまで相談して、手術を受けてください。
今日はこれぐらいで失礼致します。何かありましたらいつでもメールして下さい。
posted by ほがらかさん at 15:09
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