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(旅行ルート3,012kmをグーグルマップでご覧になるにはこちらをクリック)
【16日目 三方五湖・敦賀・越前】
若狭塗りの、ギネスにも承認された世界一大きなお箸の博物館で、確かに巨人でも使えない様な大きな長い箸は迫力ありますねえ、色々ありましたが菜箸を買っただけで長い箸の切れ端を頂いてきたけど・・・・・どうやって使おうかしら?
若狭塗箸の箸のふるさと館 | 世界一長い箸(ギネス認定) |
五つの湖からなる三方五湖、五つの湖はすべて繋がっていて、レインボーライン山頂からは、三方五湖の大パノラマが広がります。
三方五湖の大パノラマ(久々子,水月,菅,三方,日向の五湖) | |
三方五湖レークセンター | 五湖巡り遊覧船と久々子湖 |
敦賀では、三保の松原、虹の松原と共に日本三大松原の気比の松原へ。白砂と松のコントラスト、また旅館は有るけどレストランが無い。
近くの、日本三大鳥居の氣比神宮まで足を延ばします。
日本三大松原 気比の松原 | 白砂の海岸に松原が映える |
日本三大鳥居の大鳥居 | 氣比神宮外拝殿 |
日本海側最大級の魚市場「敦賀の日本海さかな街」、場内はとても高いレストラン驚きです、でも場外ではかなり安くランチとして食べることが出来ましたが、残念な事に他のレストランでランチは済ませたので見るだけ。
日本海さかな街 | 海鮮市場 |
思った事は確かに市場の中で新鮮かもしれないが思ったほどの量と質とは思えません、主婦的には観光客を相手かも知れませんが・・・・・高すぎどのお店もガラガラ、需要と供給のバランスを考えてお値段を付けてほしい。 3000円位の海鮮どんぶりそうそうは御口には入りません。
越前の北前船主の館 右近家
残念ながら休館日、でもガイドさんの研修があったようで本宅の中は入れないが門の中には入れました。
北前船主の館 右近家 | 通りを挟んで建つ本宅と蔵 |
本宅背後の高台の西洋館 | 駐車場に復元された北前船 |
船主の右近家は港が見渡せるすぐそば、漆喰と瓦のお寺のような門構え玄関の立派な事、さすがです。
重要文化財で今は町が管理している、見学するだけではもったいない、私は個人的には夏の間は民宿を開いてほしい。
【17日目 福井・東尋坊・加賀】
早朝、永平寺に向け走っていると車がおかしい。。。。な、なんと、左後輪のタイヤにネジ釘が刺さっている。ガソリンスタンドで応急の空気注入をして、道の駅で近くのサービスステーションをネットで探す。SSが開くのを待ってタイヤを修理、事無きを得ました。
道の駅「西山公園」駐車場でSSが開くのを待つ | ネジ釘が刺さった左後輪のタイヤ |
曹洞宗大本山永平寺は、質素でありながら威厳のある寺で、大木に囲まれ奥深い山腹に沿って上へ上へと登る伽藍は、我々もそれに近ずくような厳かな気分でした。
全国の曹洞宗のお坊さん達の修行のお邪魔にならぬよう目を凝らしてその作業をみていました。
曹洞宗大本山 永平寺 | 勅使門(唐門) |
中雀門と奥に山門 | 階段状の回廊 |
お坊さんは、朝は2時起き、3時からの行事、夜も更けるまで書物の読み書き修行の世界も大変なのねえ。
食事も全員で挨拶をして一緒に終わる、食事の後の個人個人のカタズケも禅の修行は大変ですねえ。
どのお坊さんも、はつらつと、目も輝き、声も良く通りきびきびした動作、白と黒の質素な袈裟、はだしに草履です。
伽藍の中心にある仏殿 | 本尊釈迦牟尼仏、左右に阿弥陀仏・弥勒仏 |
伽藍一番高い所にある法堂 | 聖観世音菩薩を祀る |
かなりの寺院を巡りましたがどの建造物も、参拝者も特色があり、どなたも祈祷する姿は一緒です。
東尋坊
断崖絶壁、海抜25メートルで切り立った断崖が1km以上続くそうです。
由来は悪の限りを尽くしたお坊さん、東尋坊がこの絶壁断崖から投げ込まれたことからその名前がついたそう。
この岩は輝石安山岩の柱状で同じ規模を持つものは世界に三箇所だけであり、地質上極めて貴重とされ、国の天然記念物に指定されている
日本随一の奇勝、東尋坊 | 大池、遊覧船発着場 |
ゴツゴツとした岩が約1キロにわたって続く。間近にみる断崖は迫力満点 |
岩壁の上から見るのと離れた場所から見るのは大違い、いやいや、御へそがムズムズする位、冬にはきっと潮風が吹きぬけ洋服をおさえてなければ飛ばされるのではないかと・・・・・ちょっと怖いので近くは歩きません、あくまでも離れた丘の上から見学です、下の海さえ見えなければ 「キャー怖^^い」 と叫ぶこともなく、目には生えたての草の緑が風にナビキ、やさしい黄色の花に埋まって遠くまで見渡せる海原は素晴らしい。
高所恐怖症の方は是非ボートで・・・・・巡るのも怖いぐらいです。
【18日目 郡上八幡・高山】
白山スーパー林道を通り、加賀から白川郷を抜け、高山へ行こうとしたら、石川側は開通済みだが岐阜側は明日7日土曜日からとのこと。
勝山、九頭竜、美濃白鳥と大廻りする羽目に。。。。道筋の郡上八幡にも立寄れ正解でした。
九頭竜湖 | 高さ128mの九頭竜ダム |
郡上八幡って・・・・宣伝でよく見ますがどんな町?? テレビなどで見るのは藍染めの深い青で染めた「郡上本染」の生地、また夏の郡上踊りでしょうか。
町並は古い商家、下町のようでありながら何とも気になる佇まい、銀行も昔の良い西洋館、城下町のようで 職人と鍛冶屋で賑わっていたのかも。
郡上八幡城 | 郡上八幡城下町プラザ |
郡上踊りの郡上八幡博覧館 | 郡上八幡旧庁舎記念館 |
町の中はいたるところに小川が流れ、水が豊かで日本の名水百選第一号にもなっている、見学した場所の民家の前は必ずと言って良い程、細い綺麗な水が流れて結構速い、生活水のようで洗濯も野菜も洗ったりするらしい。 もちろん一番上の綺麗な水で野菜を洗うらしいけど。
宗祇水(名水百選第一号) | やなか水のこみち |
古い町並(職人町/鍛冶屋町) | 本町の古い商家 |
郡上八幡城は山の上に見え隠れするが途中まで行ったが道も細く、道順が解らずパス、遠くで眺める。
300年の時を超えて飛騨の歴史を垣間見る、現代に一カ所のみ現存する代官屋敷、高山陣屋へ。
徳川幕府直轄領として約180年、其の後は地方官庁として使用されていた。
移転の後は昭和44年から3次に分けて平成8年迄復元修理をおこない 「江戸時代の陣屋敷」 となっている。
広^^^^い、昔は門番がビシッと立っていたでしょうねえ、立派な門は今はチケット売り場、でも長い長い倉庫、創建以来400年を過ぎても現状維持できるのは至る所に傾斜や通風口に工夫がされているらしい。
高山陣屋表門 | 玄関と御役所・御用場 |
群代役宅と中庭 | 巨大な御蔵 |
全国で最大級の米蔵と言われている。 俵一俵には玄米四斗と米一升・・・・・この米一升が税金だったのですねえ、初めて知りました。 きちっと取り立てる税金は今も昔も変わらないわ。
中橋を渡り古い街並みへ | 古い街並み(三町) |
出格子が続く風情ある町家 | 造り酒屋山車の店内と酒蔵 |
造り酒屋が何軒も軒を並べ、美味しい大吟醸の酒粕、色々工夫を凝らして販売していた。 日本酒の飲めない人でも思わすこの酒粕の良い匂いに連れられて・・・・・ほがらかさんもお土産を兼ねて6個も買いました。
【19日目 飛騨・松本・諏訪】
赤カブの里
お店の中は赤カブ一色、甘酸っぱくて美味しい。 良く行く魚屋さんの奥様の出身地だそうで良く頂きましたが飛騨の名物とは知りませんでした。
赤かぶの里 | 飛騨特産の赤かぶの漬物 |
奥飛騨温泉郷平湯から安房トンネルを抜け岐阜から長野に入ります。
風穴の里、みやま織のコースターを求めて織り元見学に。
風穴の建物は現在もつくり酒屋さんの倉庫になっている、まあ、部屋の寒いこと、天然の冷蔵庫でした。
寒くて5分ぐらいで出てきました、夏はクーラー要らず、冬はどうなんでしょうねえ。
風が通り抜ける 稲核風穴 | 3℃の天然の冷蔵庫 |
みやま織 みどの工房 | みやま織の体験・実演即売 |
国宝の松本城を見学。
小さいわと思っていましたがそばまで来るとやっぱり大きい。 国宝に指定されるのは先ず築城当時にほぼ近い状態を保っていないと難しいようだ。
日本の国宝になっているお城は、姫路城、彦根城、松本城、犬山城、返す返すも残念なことは、今回犬山城を横目に次回にと思って通り過ぎましたがまさか、国宝とは思いませんでした。犬山城を見学すれば制覇したことになるわね。
松本城と埋橋 | 本丸庭園から見る大天守・月見櫓 |
狭く急な階段 | 大天守からの眺め |
大好きな温泉、私の一番上にランクする上諏訪温泉、片倉館千人風呂。顔が映りそうな綺麗な湯、敷いてある玉砂利もちょうど良い大きさ、足にしっくり本当に気持ちが良いし、何よりも源泉かけ流しで湯が溢れている。 もったいないわ^^^^。
片倉館は今回世界遺産に正式に決まった、富岡製糸工場の主、絹で財をなした片倉氏からの寄贈で成り立っている。
諏訪市湖畔公園 | 車中泊したD51駐車場 |
上諏訪温泉 片倉館 | 玉砂利敷き深さ1.1mの千人風呂 |
【20日目 メルヘン街道・十石峠・埼玉】
前回は下社春宮・秋宮とお詣りしたので、今回は上社を参拝することに。
早朝に諏訪大社上社前宮、今旅行最期に訪れる神社かな^^と思い、心新たにお詣り、参拝者の無い境内はとても静かで心が休まります。 ゆっくり見学も出来るし早起きは3文の得です。
諏訪大社上社前宮 | 十間廊(右)と内御霊殿(左) |
左右に御柱が立つ本殿の森 | 拝殿 |
諏訪大社上社本宮、お社や大木の神木、此処でも大修理。来年以降でないと本宮は参拝できない。
諏訪大社上社本宮 | 左に進み入口門・布橋より参拝 |
境内と参拝所 | 奥の拝殿は修復工事中 |
此処でおどろいたのは忠臣蔵で悪名高い吉良上野介義央のお孫さんが眠っていいらっしゃる事でした。 彼に罪はないけど神宮でお休みとは・・・・・不思議です。
茅野から北八ヶ岳を横断するメルヘン街道(国道299号)を蓼科高原・八千穂高原と麦草峠を越え山岳ドライブ。広々とした田園風景が広がり、遠くには八ヶ岳の山並みが見えて来ます。ドイツにあるメルヘン街道に風景が似ていることから名付けられたそうです。
だが、ナビに先導されて走った長野・群馬県境の十石峠は、山、坂、がけ崩れ、木が倒れ、車を降りて取り払って進む、おまけに大型車通行不能、普通車すれ違い困難・・・えらい目に遭いました。
地元の人達の運転技は天下一品と思いましたわ、だって、ちょっと気を抜くと崖の下??シートベルトと肘掛を握りしめ、エンジンが止まったらホッと一時です。
メルヘン街道(麦草峠付近) | 八千穂高原の白樺林 |
長野と群馬の県境十石峠 | すれ違いも困難な「酷道」 |
道の駅で 「ほかの道はないのでしょうか??」 「あのコースを通ってきたらもうありませんよ、地元の人でも走らないよ」 って、地元の人達でさえ通らない道なき道を走ってきたのです。
暗くならい内に出発、川越の近く、いちごの里よしみまで。 ゆっくりと鉱泉湯に入って恐かった昼間の道を思い出す。
フレンドシップハイツよしみ | 御所の湯 |
【21日目 川越・八王子】
川越の街は初めて、蔵の街を実感。城下町の名残があり、妙に時代劇が懐かしい。
感激したことが有ります、 ずっと使っているお気に入りのゴマドレッシングの本店がありました。
寛政元年創業200年の歴史のある、「笛木醤油株式会社」 があり感激です。
川越のシンボル 時の鐘 | 一番街の黒漆喰塗りの店蔵 |
1792年建築の大沢家(重文) | 稲荷小路(大沢家と金笛間) |
「金笛印 ごまドレッシング」 今の所、わが家ではこのゴマドレッシングの素材の良さに驚き、他は求めないでただひたすらこのドレッシングをサラダはもちろん、しゃぶしゃぶのタレにも使っています。
日本食の良さを知ってもらうために外国の和食の好きな方には必ずと言って良いぐらいお土産にします。
前回、車のエアコンの故障で旅を余儀なく中止をさせられ、八王子で折り返した道の駅「八王子滝山」で取れたて新鮮野菜をたんまり買い込みどれも満足。
やれや^^れ、着いたよ^^^21日間のドライブ 「ジ・エンド」 です。
次は何処へ足が向くかな?? ほがらかおじさん、旅の運転、コーデネイターお疲れ様でした。