2014年06月26日Thu

8年104日 関西中国北陸巡り(北陸編)

旅行記(関西編)上郷SA*〜名古屋*〜関ヶ原〜近江八幡〜草津*〜比叡山〜大津*〜京都*〜伏見・石清水〜奈良*〜橿原・飛鳥〜南大阪*〜六甲〜神戸*〜姫路
旅行記(中国編)瀬戸内市*〜備前〜福山*〜尾道〜三次*〜出雲〜玉造〜湯の川*〜松江〜境港〜三朝〜羽合*〜余部〜城崎〜京丹後*〜伊根〜天橋立〜舞鶴*
旅行記(北陸編)三方五湖〜敦賀〜越前*〜福井〜東尋坊〜加賀*〜郡上八幡〜高山〜飛騨*〜松本〜諏訪*〜麦草峠・十石峠〜吉見*〜川越


関西中国北陸巡りマップ旅行ルート3,012kmをグーグルマップでご覧になるにはこちらをクリック

【16日目 三方五湖・敦賀・越前】
若狭塗りの、ギネスにも承認された世界一大きなお箸の博物館で、確かに巨人でも使えない様な大きな長い箸は迫力ありますねえ、色々ありましたが菜箸を買っただけで長い箸の切れ端を頂いてきたけど・・・・・どうやって使おうかしら?

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若狭塗箸の箸のふるさと館
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世界一長い箸(ギネス認定)

五つの湖からなる三方五湖、五つの湖はすべて繋がっていて、レインボーライン山頂からは、三方五湖の大パノラマが広がります。

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三方五湖の大パノラマ(久々子,水月,菅,三方,日向の五湖)
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三方五湖レークセンター
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五湖巡り遊覧船と久々子湖

敦賀では、三保の松原、虹の松原と共に日本三大松原の気比の松原へ。白砂と松のコントラスト、また旅館は有るけどレストランが無い。
近くの、日本三大鳥居の氣比神宮まで足を延ばします。

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日本三大松原 気比の松原
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白砂の海岸に松原が映える
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日本三大鳥居の大鳥居
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氣比神宮外拝殿

日本海側最大級の魚市場「敦賀の日本海さかな街」、場内はとても高いレストラン驚きです、でも場外ではかなり安くランチとして食べることが出来ましたが、残念な事に他のレストランでランチは済ませたので見るだけ。

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日本海さかな街
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海鮮市場

思った事は確かに市場の中で新鮮かもしれないが思ったほどの量と質とは思えません、主婦的には観光客を相手かも知れませんが・・・・・高すぎどのお店もガラガラ、需要と供給のバランスを考えてお値段を付けてほしい。 3000円位の海鮮どんぶりそうそうは御口には入りません。

越前の北前船主の館  右近家
残念ながら休館日、でもガイドさんの研修があったようで本宅の中は入れないが門の中には入れました。

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北前船主の館 右近家
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通りを挟んで建つ本宅と蔵
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本宅背後の高台の西洋館
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駐車場に復元された北前船

船主の右近家は港が見渡せるすぐそば、漆喰と瓦のお寺のような門構え玄関の立派な事、さすがです。
重要文化財で今は町が管理している、見学するだけではもったいない、私は個人的には夏の間は民宿を開いてほしい。

【17日目 福井・東尋坊・加賀】
早朝、永平寺に向け走っていると車がおかしい。。。。な、なんと、左後輪のタイヤにネジ釘が刺さっている。ガソリンスタンドで応急の空気注入をして、道の駅で近くのサービスステーションをネットで探す。SSが開くのを待ってタイヤを修理、事無きを得ました。

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道の駅「西山公園」駐車場でSSが開くのを待つ
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ネジ釘が刺さった左後輪のタイヤ

曹洞宗大本山永平寺は、質素でありながら威厳のある寺で、大木に囲まれ奥深い山腹に沿って上へ上へと登る伽藍は、我々もそれに近ずくような厳かな気分でした。
全国の曹洞宗のお坊さん達の修行のお邪魔にならぬよう目を凝らしてその作業をみていました。 

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曹洞宗大本山 永平寺
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勅使門(唐門)
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中雀門と奥に山門
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階段状の回廊

お坊さんは、朝は2時起き、3時からの行事、夜も更けるまで書物の読み書き修行の世界も大変なのねえ。
食事も全員で挨拶をして一緒に終わる、食事の後の個人個人のカタズケも禅の修行は大変ですねえ。
どのお坊さんも、はつらつと、目も輝き、声も良く通りきびきびした動作、白と黒の質素な袈裟、はだしに草履です。

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伽藍の中心にある仏殿
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本尊釈迦牟尼仏、左右に阿弥陀仏・弥勒仏
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伽藍一番高い所にある法堂
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聖観世音菩薩を祀る

かなりの寺院を巡りましたがどの建造物も、参拝者も特色があり、どなたも祈祷する姿は一緒です。

東尋坊
断崖絶壁、海抜25メートルで切り立った断崖が1km以上続くそうです。
由来は悪の限りを尽くしたお坊さん、東尋坊がこの絶壁断崖から投げ込まれたことからその名前がついたそう。

この岩は輝石安山岩の柱状で同じ規模を持つものは世界に三箇所だけであり、地質上極めて貴重とされ、国の天然記念物に指定されている

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日本随一の奇勝、東尋坊
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大池、遊覧船発着場
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ゴツゴツとした岩が約1キロにわたって続く。間近にみる断崖は迫力満点

岩壁の上から見るのと離れた場所から見るのは大違い、いやいや、御へそがムズムズする位、冬にはきっと潮風が吹きぬけ洋服をおさえてなければ飛ばされるのではないかと・・・・・ちょっと怖いので近くは歩きません、あくまでも離れた丘の上から見学です、下の海さえ見えなければ 「キャー怖^^い」 と叫ぶこともなく、目には生えたての草の緑が風にナビキ、やさしい黄色の花に埋まって遠くまで見渡せる海原は素晴らしい。 
高所恐怖症の方は是非ボートで・・・・・巡るのも怖いぐらいです。

【18日目 郡上八幡・高山】
2014関西旅行219.jpg白山スーパー林道を通り、加賀から白川郷を抜け、高山へ行こうとしたら、石川側は開通済みだが岐阜側は明日7日土曜日からとのこと。

勝山、九頭竜、美濃白鳥と大廻りする羽目に。。。。道筋の郡上八幡にも立寄れ正解でした。

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九頭竜湖
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高さ128mの九頭竜ダム

郡上八幡って・・・・宣伝でよく見ますがどんな町?? テレビなどで見るのは藍染めの深い青で染めた「郡上本染」の生地、また夏の郡上踊りでしょうか。

町並は古い商家、下町のようでありながら何とも気になる佇まい、銀行も昔の良い西洋館、城下町のようで 職人と鍛冶屋で賑わっていたのかも。

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郡上八幡城
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郡上八幡城下町プラザ
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郡上踊りの郡上八幡博覧館
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郡上八幡旧庁舎記念館

町の中はいたるところに小川が流れ、水が豊かで日本の名水百選第一号にもなっている、見学した場所の民家の前は必ずと言って良い程、細い綺麗な水が流れて結構速い、生活水のようで洗濯も野菜も洗ったりするらしい。 もちろん一番上の綺麗な水で野菜を洗うらしいけど。

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宗祇水(名水百選第一号)
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やなか水のこみち
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古い町並(職人町/鍛冶屋町)
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本町の古い商家

郡上八幡城は山の上に見え隠れするが途中まで行ったが道も細く、道順が解らずパス、遠くで眺める。


300年の時を超えて飛騨の歴史を垣間見る、現代に一カ所のみ現存する代官屋敷、高山陣屋へ。
徳川幕府直轄領として約180年、其の後は地方官庁として使用されていた。
移転の後は昭和44年から3次に分けて平成8年迄復元修理をおこない 「江戸時代の陣屋敷」 となっている。
広^^^^い、昔は門番がビシッと立っていたでしょうねえ、立派な門は今はチケット売り場、でも長い長い倉庫、創建以来400年を過ぎても現状維持できるのは至る所に傾斜や通風口に工夫がされているらしい。

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高山陣屋表門
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玄関と御役所・御用場
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群代役宅と中庭
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巨大な御蔵

全国で最大級の米蔵と言われている。 俵一俵には玄米四斗と米一升・・・・・この米一升が税金だったのですねえ、初めて知りました。 きちっと取り立てる税金は今も昔も変わらないわ。

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中橋を渡り古い街並みへ
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古い街並み(三町)
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出格子が続く風情ある町家
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造り酒屋山車の店内と酒蔵

造り酒屋が何軒も軒を並べ、美味しい大吟醸の酒粕、色々工夫を凝らして販売していた。 日本酒の飲めない人でも思わすこの酒粕の良い匂いに連れられて・・・・・ほがらかさんもお土産を兼ねて6個も買いました。


【19日目 飛騨・松本・諏訪】
赤カブの里
お店の中は赤カブ一色、甘酸っぱくて美味しい。 良く行く魚屋さんの奥様の出身地だそうで良く頂きましたが飛騨の名物とは知りませんでした。

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赤かぶの里
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飛騨特産の赤かぶの漬物

奥飛騨温泉郷平湯から安房トンネルを抜け岐阜から長野に入ります。
風穴の里、みやま織のコースターを求めて織り元見学に。
風穴の建物は現在もつくり酒屋さんの倉庫になっている、まあ、部屋の寒いこと、天然の冷蔵庫でした。
寒くて5分ぐらいで出てきました、夏はクーラー要らず、冬はどうなんでしょうねえ。

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風が通り抜ける 稲核風穴
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3℃の天然の冷蔵庫
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みやま織 みどの工房
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みやま織の体験・実演即売


国宝の松本城を見学。
小さいわと思っていましたがそばまで来るとやっぱり大きい。 国宝に指定されるのは先ず築城当時にほぼ近い状態を保っていないと難しいようだ。
日本の国宝になっているお城は、姫路城、彦根城、松本城、犬山城、返す返すも残念なことは、今回犬山城を横目に次回にと思って通り過ぎましたがまさか、国宝とは思いませんでした。犬山城を見学すれば制覇したことになるわね。

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松本城と埋橋
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本丸庭園から見る大天守・月見櫓
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狭く急な階段
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大天守からの眺め

大好きな温泉、私の一番上にランクする上諏訪温泉、片倉館千人風呂。顔が映りそうな綺麗な湯、敷いてある玉砂利もちょうど良い大きさ、足にしっくり本当に気持ちが良いし、何よりも源泉かけ流しで湯が溢れている。 もったいないわ^^^^。
片倉館は今回世界遺産に正式に決まった、富岡製糸工場の主、絹で財をなした片倉氏からの寄贈で成り立っている。

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諏訪市湖畔公園
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車中泊したD51駐車場
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上諏訪温泉 片倉館

玉砂利敷き深さ1.1mの千人風呂


【20日目 メルヘン街道・十石峠・埼玉】
前回は下社春宮・秋宮とお詣りしたので、今回は上社を参拝することに。
早朝に諏訪大社上社前宮、今旅行最期に訪れる神社かな^^と思い、心新たにお詣り、参拝者の無い境内はとても静かで心が休まります。 ゆっくり見学も出来るし早起きは3文の得です。

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諏訪大社上社前宮
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十間廊(右)と内御霊殿(左)
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左右に御柱が立つ本殿の森
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拝殿

諏訪大社上社本宮、お社や大木の神木、此処でも大修理。来年以降でないと本宮は参拝できない。

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諏訪大社上社本宮
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左に進み入口門・布橋より参拝
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境内と参拝所
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奥の拝殿は修復工事中

此処でおどろいたのは忠臣蔵で悪名高い吉良上野介義央のお孫さんが眠っていいらっしゃる事でした。 彼に罪はないけど神宮でお休みとは・・・・・不思議です。


茅野から北八ヶ岳を横断するメルヘン街道(国道299号)を蓼科高原・八千穂高原と麦草峠を越え山岳ドライブ。広々とした田園風景が広がり、遠くには八ヶ岳の山並みが見えて来ます。ドイツにあるメルヘン街道に風景が似ていることから名付けられたそうです。

だが、ナビに先導されて走った長野・群馬県境の十石峠は、山、坂、がけ崩れ、木が倒れ、車を降りて取り払って進む、おまけに大型車通行不能、普通車すれ違い困難・・・えらい目に遭いました。

地元の人達の運転技は天下一品と思いましたわ、だって、ちょっと気を抜くと崖の下??シートベルトと肘掛を握りしめ、エンジンが止まったらホッと一時です。

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メルヘン街道(麦草峠付近)
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八千穂高原の白樺林
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長野と群馬の県境十石峠
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すれ違いも困難な「酷道」

道の駅で 「ほかの道はないのでしょうか??」 「あのコースを通ってきたらもうありませんよ、地元の人でも走らないよ」 って、地元の人達でさえ通らない道なき道を走ってきたのです。

暗くならい内に出発、川越の近く、いちごの里よしみまで。 ゆっくりと鉱泉湯に入って恐かった昼間の道を思い出す。

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フレンドシップハイツよしみ
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御所の湯


【21日目 川越・八王子】
川越の街は初めて、蔵の街を実感。城下町の名残があり、妙に時代劇が懐かしい。
感激したことが有ります、 ずっと使っているお気に入りのゴマドレッシングの本店がありました。
寛政元年創業200年の歴史のある、「笛木醤油株式会社」 があり感激です。

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川越のシンボル 時の鐘
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一番街の黒漆喰塗りの店蔵
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1792年建築の大沢家(重文)
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稲荷小路(大沢家と金笛間)

「金笛印 ごまドレッシング」 今の所、わが家ではこのゴマドレッシングの素材の良さに驚き、他は求めないでただひたすらこのドレッシングをサラダはもちろん、しゃぶしゃぶのタレにも使っています。
日本食の良さを知ってもらうために外国の和食の好きな方には必ずと言って良いぐらいお土産にします。

2014関西旅行206.jpg前回、車のエアコンの故障で旅を余儀なく中止をさせられ、八王子で折り返した道の駅「八王子滝山」で取れたて新鮮野菜をたんまり買い込みどれも満足。

やれや^^れ、着いたよ^^^21日間のドライブ  「ジ・エンド」 です。
次は何処へ足が向くかな?? ほがらかおじさん、旅の運転、コーデネイターお疲れ様でした。
posted by ほがらかさん at 08:15 | Comment(0) | 国内旅行 関西中国北陸巡り

2014年06月22日Sun

8年100日 4人組美術館巡り

8年100日 4人組美術館巡り

することが沢山あるのに!!!

20144人組美術館巡り1.jpg久しぶりに元気な姿で4人仲良しの集まり、やっぱり美術館めぐり、今日が最終日の東京都美術館で 「バルテュス展」鑑賞、 奥様で着物プロデユーサーでもある節子様経っての願いで日本での展示会が叶ったらしい。
奥様の御見立て、彼の着物姿は威厳があり外国人で有りながらこんなにも羽織、袴が良く似合い、まったく違和感がない男性も珍しい。 素敵です。
彼の絵は独特できっと好き嫌いがはっきりと分かれるのではないかと。

20144人組美術館巡り2.jpg近くの朝倉彫塑館まで足を延ばし朝倉文夫の世界を。
彫刻家として素晴らしい足跡を残し、生涯を制作と後進の指導に当たり、大の猫好きな芸術家です。
朝倉摂、朝倉響子さん姉妹のお父様でもあります。

20144人組美術館巡り3.jpg増改築を繰り返し、昭和3年から7年の歳月をかけ、昭和10年にこの家の原型ができ、文夫自身で設計されたそうです。
現代的でかつ、日本家屋の良さを残し、アトリエも教室も住まいも一緒、何でも出来る家だったのですねえ。

20144人組美術館巡り4.jpg端々に見えるこだわりの設計、置物、家具類、床の間、壁までが昔の良い所ばかりが目につきます、それにとても風通りが良く、吹き抜ける涼風に感激。   夏の夜は特によく眠れるねえ、皆同じことを考えてました。
建物の下から池になっている大きな庭池も計算されつくした設計で、大きな石も椅子になり飛び石も上手く考えてありました。  住みたいわ^^^^^^。 屋上庭園もあり、昔は遮るものは無く、さぞ眺めがよかったであろう広がる上野の森や、谷中の墓地
路地裏のお店も素敵、鯛焼き屋さんの店先で並んで食べて宣伝屋に早変わり、10人位のお客様が 「美味しいですか?」
って、「とっても」 で10個以上確実に売れました。
posted by ほがらかさん at 22:24 | Comment(0) | .レジャー 美術館

2014年06月19日Thu

8年97日 関西中国北陸巡り(中国編)

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【10日目 瀬戸内市・備前・福山】
瀬戸内市の道の駅「一本松展望園」で、キャンピングカーにて北海道から内地の旅56日目のご夫婦と雑談、お互いの廻ってきたルートの情報交換、おまけに 「お宅拝見」 素敵な車内をビール持参で訪問、 炒れたてのコーヒーを振舞って下さり感激。
中はリビングの様な作りでくつろげるし、大きなバッテリーを2台積んでいるそうで、冷蔵庫、レンジ、コードを付けたり外したりうまくしないとヒューズが飛ぶそうです。

我々には大きすぎてまずは運転に困り、何よりも車に乗れない??車高が高すぎて足が上がらない。
其れだけでも頭を使うのでやめておきましょう。

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竹久夢二の生家
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16歳までを過ごした家

移動中にコインランドリーでお洗濯、便利ですよね、洗剤も何もいらず、1時間も待てば乾いて出てくる。
その後は源泉掛流しの美肌の湯、朝から何とも贅沢です。

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長船サービスエリア
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長船温泉 美肌の湯

炎の焼物と言われる備前焼の里に。
窯元を探しながら、一軒、一軒見て回る、また窯炊きが終わり、火を止めたばかりの登り窯なども拝見出来、何とも言えない柔らかい暑さが心地よい。 温度が下がるまで窯は開けないそうです、火を止めたばかりで窯を開けると中の焼き物は爆発時のように飛びだすそうです。 とても危険、一年に一度の窯入れ、1200度まで温度を上げるために窯焚きは大変な作業らしい。

探し求めた物は近いものはあったけどやっぱり手に入らなかった。 
次回に訪れるチャンスがあれば特別注文しかない?? 今探しているのは何だと思います???38年間使っているほがらかおじさん愛用の 「灰皿」 壺のような何とも言えない素朴で理にかなった素晴らしい備前焼です。
天国に召された方からの頂き物なので何処の窯元かさえも解らず、探しあぐねています。

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備前焼の里
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窯元の煙突が並ぶ
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備前焼窯元 黄薇堂
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火を止めたばかりの登り窯


国道2号線を広島県福山市を目指してひた走り、途中、中国福建省からお嫁に来たと言っている、美味しいイチゴ農家の若いお嫁さんとイチゴ選び、従姉妹への新鮮なお土産ゲット。

何年振りかで逢う叔母たちと夜を徹してのおしゃべり会、リビングに焼酎のかめ、従姉妹のご主人お奨め、自分流ブレンドの大、中、小、と3台のかめ台から注ぐ香りのよい地元焼酎らしいけど強いわ・・・・・もう一杯も飲めず。 
「オラハ、シンジマッタダー」 で半分寝ながらの話、20分位で気は確かに戻るのですねえ、感心ですわ。

従姉妹の食器のセンスの良さに驚きです、備前焼と伊万里焼き全て6客ずつ揃えているらしい。 
4竿ある食器ダンスには、はち切れんばかりの量で、大皿から小皿迄全部二つの焼き物で揃っている、相当な資財と時間、手間もかかるわね^^^って、主婦の目チェック。
器もご馳走、まっこと感激、 最初は火の器、次が白磁の滑らかさが素晴らしい伊万里焼、今、最後に凝っているのがガラス器、バカラやウオーターホード、名だたるクリスタル製品が目白押し、触ると壊れそうで、キラキラと輝いて繊細で美しい。
食器談義に花が咲く。

【11日目 尾道・三次】
幼いころから流転の人生、落ち着き先がこの街、また 「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」 と色紙等に好んで書いた女流文豪 林芙美子の出身地、尾道へ。

いやや、ここも坂を登る階段が多い、坂の街尾道ですねえ、60年以上前に来たことがかすかな記憶にあり。
石碑を観たり、ブラブラ,ダラダラ、千光寺公園頂上散策、向かいは因島、瀬戸内が見渡せる丘の上ですが・・・階段がきつい。

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千光寺本堂と巨岩くさり山
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鐘楼と展望所
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尾道市街と瀬戸内海、因島やしまなみ海道が望める

桜の名所らしく、見渡す限り桜の木、それに何故か野良犬が3匹、肌を寄せ合っているのが可愛い。
コンビニで知り合った隣り合わせの車の地元のお兄さん、とってもフランクで元気が良く、ニコニコと見学場所としては此処が良いですよ、食事は此処が良いですよ、僕の名前を出して寄ってみて下さいって。 残念ながらタイムアウト。

【12日目 出雲・玉造・湯の川】
これから山陰地方を目指してハンドルも軽くひた走り。
早朝、5年前から60年に一度の大遷宮で、仮住まいをされていた大国主大神さまがご本殿に無事鎮座なされて1年、前回参拝した時は仮住まいでした。

タイミングよく出雲大社84代目の宮司 千家尊裕様が朝の祭事をされていた所へ遭遇、終わるまで恐れ多くも興味本位で見ていた。思いもかけずお声を掛けてくださり、「どこからお参りを???」  
「横浜からです」 
「僕はそのお隣逗子からこちらに参りました・・ゆうなれば湘南ボーイです」 って。

「でも家内は小さいころ出雲に来たのであなたは湘南ボーイでは無く、湘南ベビーでしょうって言われるんです」 と愉快そうに話されました。

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出雲大社 拝殿と奥の本殿
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本殿を正面から参拝できる八足門
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祭事を終え楼門を出る宮司
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参拝者と歓談する千家宮司

雑談をしながら今回高円宮さまのご次女典子さまとご成婚されることのお祝いを申し上げましたところ、
「恐れ入ります」 って物腰の柔らかい本当に上品な紳士で日本の各県を詳しく知っていらっしゃいました。
参拝者も目ざとく宮司さまを見つけ、手を握ったり、お話しをしたり、参拝者の方はもう嬉しくて仕方が無いようすが炎天下の下お気の毒に感じながらも・・・・私も写真をパチリ。

宮司さまに寄れば以前から高円宮家とは親しくさせていただき、この度このようなご縁を頂き嬉しく思っていますっと、嬉しそうに話されました。 どの親も一緒ですね。 

出雲の神様のご利益があったのでしょうか??実はその日に午前中ほがらか運転で壁にガリガリ・・・・あまりの音にびっくり、夜は道を間違え、真っ暗な中をバックしていたらかなりの衝撃音、もう驚き、桃の木、すぐ降りてみたけど、壊れたわけでもなくほんのわずか凹んだ程度、胸をなで下ろしました。 きっと大国主の命さまがお守り下さったのだと感謝。

夜は大社から近くの浜で篝火神楽、これを見るために、玉造温泉、湯の川温泉、源泉かけ流しにはしごです。

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玉造温泉 ゆ〜ゆ
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露天風呂
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湯の川温泉 ひかわ美人の湯
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露天風呂

素晴らしいロケーション、感嘆詞!!です。
日本海に沈む真っ赤な夕日、だんだん沈んで行く夕日をうっとり眺め、次には暗闇の中から薄暮の天に浮かぶ三日月、薪の薄明かりの神楽の男踊り、前世の神話の世界を垣間見ました。

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稲佐の浜 夕刻篝火舞
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日本海に沈む真っ赤な夕日
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薄暮の天に浮かぶ三日月
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篝火舞 八岐大蛇

丸一日出雲を探索、神様にお仕えしたような神妙な気持ち、継続すれば良いのだが・・・・にわか信者で神様失礼致します。

【13日目 松江・境港・三朝】
400年以上前の築城で70年前は国宝、昭和の大改造で昭和25年には重要文化財になってしまった松江城へ。
きっちとした角の綺麗なお城です。
初めて天守閣まで登った、まああ、奈落の底にひっくり返るほどの下り坂、階段から落ちないようにお尻を突いて下りたり、
反対向きで下りたり皆様の行く手を遮り、ご迷惑でした。

古の頃には、急な階段を武士は羽織袴、または戦着で駆け上ったであろう、御女中たちは着物の裾をつぼめ、奥ゆかしい日本の女子様はどのように段差の高い狭い、滑り止めのない階段 「誰か!!!止めて」 何て叫ぶ人もいなかったのでしょう。

天守閣から見る城下町、遠くまで見渡せる平野、民達の生活を垣間見た城主は如何な気持ちだったのかねえ???

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三の丸から南櫓内堀を望む
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堀尾吉晴公像の前で
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松江城 天守
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天守から宍道湖を望む


水木しげるロード、妖怪の世界へ。これだけで一つ町です。
一番楽しかったのは小さい3兄弟がまったく同じ黒縁のメガネ、下駄で闊歩しているキタロウルックが可愛い。
ご両親が言われるには 「いま彼達にはブーム、今回初めて連れて来たんですよ」 嬉しそうでした。
お家でもキタロウ一筋とか。 下駄のガチャ、ガチャの音、妖怪の下に隠れたり、走ったり、賑やかな事です。

歩いているだけでキタロウと目玉おやじの声が聞こえてきそう。

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水木しげるロードと妖怪倉庫第二章の看板
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JR境港駅前の水木しげる先生執筆中像
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鬼太郎の消印で郵便が届く妖怪ポスト
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妖怪神社、目玉おやじ清めの水がユニーク


三朝温泉、源泉で良いお湯らしく、おばあ様が湯加減もよろしく入っていらっしゃる。
では私も・・・おっとっと、大変!!足を入れたとたん 「熱くて入っていられません」、飛び出ました。
お隣の地元の方が 頭に温泉を掛けなさいって・・・・まだまだ温泉には修行が足りませんわ。

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開湯850年の三朝温泉 株湯
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44℃高濃度ラドン泉の内湯


【14日目 余部・城崎・京丹後】
山陰海岸国立公園中もっとも風光明眉な景勝地、浦富海岸。侵食による花崗岩の断崖、奇岩、洞門が続き、海面上に大小の島や岩が散在する風景が宮城県の松島に似ていることから「山陰の松島」と呼ばれてるそうです。

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浦富海岸鴨ケ磯展望所
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浦富海岸城原展望所

余部鉄橋へ。
強烈な日本海の突風にあおられて脱線、転覆し多くの被害者を出した鉄橋は今はコンクリートに換えられて一日数本の電車が行き回している。 鉄橋の真下に行くと、こんな所でも鉄道は走るのねえと・・・本当に陸の孤島だったのですね。
道の駅と駅舎は同じ場所にあるがホームにはチョット離れた高い線路まで階段を登って行くしかありません。

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2010年完成の新余部鉄橋
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鉄道グッズの展示資料館
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空の駅として保存された橋
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旧鉄橋(Wikipediaより)


山陰のリアス式海岸「山陰海岸ジオパーク」をドライブ、打ち寄せる波も切り立った崖の下には白く、ヤッパリ日本海ね。

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白石弁天浜バス停から白石島を望む
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今小浦のかえる岩。大引の鼻展望台へは遊歩道を進む
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大引の鼻展望台からの眺め
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竹野海岸はさかり岩

城崎温泉、外湯めぐりで有名な鴻の湯で源泉に・・・・湯の匂いで 「温泉に入ったでしょう」って。
其の後は京丹後市まで海岸線をドライブ。

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城崎温泉 鴻の湯
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露天風呂


【15日目 伊根・天橋立・舞鶴】
鳴き砂で有名な京丹後市の白砂青松の景勝地「琴引浜」。

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鳴き砂で有名な琴引浜
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夕日スポットの屏風岩

伊根の舟屋。 舟屋って本当に入口迄海水、海水の中に玄関つまり船が係留されているのですね。
ほちゃ、ポチャって波の音に揺れているように感じますが・・・・・、
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丹後半島東端の伊根湾に立ち並ぶ230軒余りの舟屋の里
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伊根の舟屋
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舟屋内部

日本三景の一つ天橋立は、見る方向によりその眺望の呼び名が付いていて、飛龍観(南:天橋立ビューランド)、股のぞき観(斜め一文字)(北:傘松公園)、一字観(西:大内峠一字観公園)、雪舟観(東:稲荷山神社の上にある雪舟展望台)が「天橋立四大観」といわれ有名です。

股のぞき発祥の地、北側の傘松公園からの股のぞきは特に有名で、ここからの景観は「股のぞき観」(または「斜め一文字」)と呼ばれます。

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傘松公園ケーブルカー
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展望台
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「斜め一文字」の眺め
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天橋立「股のぞき観」


下りてから傘松公園ふもとにある、天橋立創造の神話を伝える籠神社(このじんじゃ)に参拝。
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籠神社神門
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拝殿


天橋立四大観のもう一つ、南側の天橋立ビューランド「飛龍観」にも。。。。ロープウエーに乗る予定が故障でリフトで山頂まで、何しろ乗ったことがないのでキャーワーって大騒動でした。

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天橋立ビューランド
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リフト
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天に昇る龍「飛龍観」
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股のぞきで見る飛龍観

こちらから見る「飛龍観」は、本当に天につながって登って行く龍にも見えますねえ、さかさに見ると良いと言われても気持ちが悪くて無理でした。
posted by ほがらかさん at 06:21 | Comment(2) | 国内旅行 関西中国北陸巡り

2014年06月17日Tue

8年95日 帰宅して一週間

21日間の旅から帰宅してちょうど一週間になりました。

裏庭も玄関の花もかなり荒れて、さっそく裏庭の草取りから始めないと何処に土があるの??と思うぐらい茂っていました。
おまけに冷蔵庫は空っぽ、買い出しにも行かなくっちゃ……ご飯が無い?? やっぱり3週間は長かったかなと反省。
信じがたい暑さ、カラカラのお天気でフーフー言っていたのが嘘みたいで横浜はずっと雨だったのですね・・・・

用事やご近所にお土産をもって立ち話、忙し^^^^^い。 それにおコタをしまったら大掃除がわが家の定番ですが今回は旅の為に消略。
でも、やっぱり気になる、大掃除も兼ねて早朝3時からは家の中、5時ぐらいから外と分けて、3日間お掃除叔母さんに徹底しました。 2日間はオランダから長女の友人が訪ねてくれ、温泉や裏庭でのお茶、身体が二つ欲しい一週間でした。
御仲間の皆様からご心配頂きました今年のこつこつクラブの旅、 中国、韓国は治安や反日感情も考慮に入れて、一番安全な台湾で、温泉や台北101でショッピング等楽しむのは如何かな^^と考えています。
皆様方のご希望をお聞きして安全な旅、適正な旅を決めたいと思います。

旅の続きも書いておかなくては忘れるものねえ、あちこち走ったので2日経つと確かな記憶は無い??ものねえ、年は争えません、 「あれれ??どこを走ってきたっけ??」

皆さまにはご連絡もせず失礼いたしました、これから頂いたメールを最優先で御返事したいと思っています。

ではでは急いで!!
posted by ほがらかさん at 21:00 | Comment(0) | .術後観察 術後8年(2014年)

2014年06月02日Mon

8年80日 関西中国北陸巡り(関西編)

旅行記(関西編)上郷SA*〜名古屋*〜関ヶ原〜近江八幡〜草津*〜比叡山〜大津*〜京都*〜伏見・石清水〜奈良*〜橿原・飛鳥〜南大阪*〜六甲〜神戸*〜姫路
旅行記(中国編)瀬戸内市*〜備前〜福山*〜尾道〜三次*〜出雲〜玉造〜湯の川*〜松江〜境港〜三朝〜羽合*〜余部〜城崎〜京丹後*〜伊根〜天橋立〜舞鶴*
旅行記(北陸編)三方五湖〜敦賀〜越前*〜福井〜東尋坊〜加賀*〜郡上八幡〜高山〜飛騨*〜松本〜諏訪*〜麦草峠・十石峠〜吉見*〜川越


関西中国北陸巡りマップ旅行ルート3,012kmをグーグルマップでご覧になるにはこちらをクリック

【1日目 新東名道】
新東名をひたすら西へ西へとひた走る。

サービス・エリア、パーキングエリア、全部寄ってみましたが、残念な事に、清水パーキング・エリアは見過ごしてしまいました。あれ!!ト思ったのは後の祭り、もう元に戻るには逆走ですわ。

中でも一番楽しかったのは浜松サービス・エリア、ここはピアノの鍵盤が看板です、時間さえ合えばミニコンサートも聴かれるし、楽器をいじることも奏でることも出来ちょっと楽しい。

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浜松サービスエリア
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ローランドの展示室

ローランドの展示室がありましたが電子の楽器でここまでよくできているのねえ、御蔭でカワイ楽器、ヤマハ楽器の由来にも見聞を広げました。 賢くなって高速を下りました。

【2日目 名古屋】
名古屋の温泉を探していたら、何とコツコツクラブでも使用する、温泉「竜泉寺の湯」 が、有り、さっそく朝から温泉に。

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竜泉寺の湯
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露天風呂

炭酸泉、源泉に気持ちよく、ランチも一緒に腹ごしらえ。


さ^^^^、見学開始、最初は徳川さまのおひざ元、 徳川美術館へ 資料室、大名庭園、ゆったりと400年前にタイムスリップ、今の展示は、8代将軍吉宗の時の尾張藩主宗春さんにまつわる物、お宝も書も絵画も・・・・・・感じたことは御大名様でもお金を使うことがあるのねえ^^^、金100両で脇差のような小刀でしょうか買われたとか。

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徳川美術館
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源氏物語絵巻
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徳川園
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回遊式庭園

大名庭園では鯉を手をたたいて呼び寄せ、「ごめんなさ、ご飯ないのよ!!」 来てもらっただけですがあたかもそこに歴代の殿様、御姫様達が池遊びをしたであろう気分で立ち止まり想像の世界へ。

兼六公園には叶いませんが池には落葉ひとつない位綺麗で、水も澄んでいるし管理が行き届いています。
テーマにに沿って展示されているようですが一番の見世物は、徳川家歴代の御姫様のおひな様が素晴らしいとか、3月にはその雛飾りがテーマとか見事らしいわねえ、何時か訪れたい。

広大な領地、侯爵徳川様から名古屋市に寄贈された領地やお宝、やっぱり徳川家だけでは管理しきれない莫大な資財など、公共に解放されるのが一番、賢明な考え、随分前に今の徳川美術館の館長さん、テレビで対談されているのを観ましたが、徳川本家の当主様は美術館長として後世に伝え残すのは自分の 「義務」 として受け止め、大会社を退社さされてまで責任をまっとうされている、そのことだけでも武士道ですよね。
徳川家400年以上の歴史を背負える素晴らしい方とお見受けしている。

「僕、やー^^めた」 なんて言う、総理大臣とは心がけが違うねえ、 何処の御国でしょうかねえ。

名古屋では名古屋城もでしょうって事で、金のしゃちほこを眺めに行きました。  
最初はインドからの観光客、一緒にぱちり。
その中で一人の兵士の方が盛んに、 「僕、アフリカのナイジェリアから」 ってアピールしていました。
広いから道を間違えると、かなりのロス、もう閉館まじかだったので忙しい、久しぶりの小走りです。

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名古屋城、インドからの観光客
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金の鯱
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本丸御殿
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豪華な襖絵

天守閣、本丸御殿にも・・・ここは入っただけで、新しく建て替えられたそれは豪華で、総ヒノキの香りが体を包んでくれるようにあたり一面に漂っていた。それだけでヒーリングですわ。 癒せる事って頭のてっぺんから、つま先までオブラードに包み込まれたようでまるで天女の感じでしたわ。 何とも言えない香りのエッセンス、やっぱり日本人です。
かなり傷んでいた襖絵も公開されていたが、最初の部屋のトラの威嚇する部屋、奥に行くほど優しい感じですがさすがに奥の間は殿しか座れない部屋、 世が世であれば、「ほがらかごとき」 は庭にもひれ伏せることは出来ない。

係りの方の説明では今後、100年、200年と、後世に残すためには基礎から実測通りに作ってあるらしい。
檜一枚、大きなものは300万円ですって。後世に残すものだから厳選された立派な素材です。
特に素足で歩くことが檜の大敵らしく、万が一素足の方にはスリッパを使用してもらいますと説明。

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熱田神宮大鳥居
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社殿

【3日目 関ヶ原・近江八幡・草津】
明日からは、西暦1600年9月15日8時に決戦の火蓋は切って落とされた天下分け目の関ヶ原の合戦、東西両軍、15万の兵士の壮絶な戦いは414年前、ここは血の海、修羅場だったでしょう。

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関ヶ原、石田三成陣跡
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防御柵
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石田三成の陣跡の笹尾山からは関ヶ原が一望できる

まずは一番眺めの良い山の上に陣取った石田三成率いる豊臣軍、数時間の内に決着は着き、数日後には処刑・・・・徳川家康は約300年の徳川時代をどのように望んでいただろうか???古戦場めぐりです。

そうそう、関ヶ原の合戦、3時間ほどで決着は着いたのですが詳しいことは皆様方が詳しいし、今更説明をしてもねえ恥ですわ。


東近江の「お多賀さん」の名で親しまれる多賀大社にも・・・伊勢神宮と親子神社になっていますが、1900年の歴史は威厳がありますねえ。
三種の神器のひとつはこの神社に祀られていましたが今は宮中に献上されているそうです。

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多賀大社
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多賀大社本殿
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湖東三山、百済寺表門
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本坊境内

赤神山の中腹に鎮座する太郎坊宮(阿賀神社)、急な山道の石段を登って行くと、本当に太郎坊天狗や神様が居るかもと感じられる不思議な御山と御社です。

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太郎坊宮(阿賀神社)
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本殿前にある夫婦岩
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本殿展望台からの眺望(東近江の街並、琵琶湖、比叡山)

近江八幡宮・・・・・やっぱり近江商人でしょうかねえ、近江の商売はあの日本一広い琵琶湖の側で京や境と如何に商魂厳しく戦わすか???今の世にも通用する商人気質、何故かしっかりと旅籠の呼び込みにも会いました。

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日牟禮八幡宮(近江八幡宮)
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本殿
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堀沿いに白壁土蔵の旧家が並ぶ
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八幡堀の遊覧

近江八幡宮のお詣りの後は堀べりの川を散策、渡し船もありましたが、船頭さんはモーターをひくだけ、やっぱり昔のように竿で船を曳いてほしいわね。
時代劇のロケ等が沢山あり、一度は時代劇のロケーションとして見た事があるかもしれません。

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三井アウトレットパーク竜王
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広場でのパフォーマンス

【4日目 比叡山・大津】
夕景の美しさで広重の浮世絵「瀬多夕照」に描かれた瀬田の唐橋を渡り比叡山へ。

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瀬田の唐橋
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琵琶湖から流れ出る瀬田川

比叡山ドライブウエーで頂上に・・・・・60年ぐらい前に来たことは有りましたが何処を見ても生まれたての若葉、目に本当に優しく、琵琶湖が一望でき、渡ってきた橋なども霞がかかっては居ますがしっかり見渡せ、本当に綺麗でした。

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比叡山山頂
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ガーデンミュージアム比叡
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琵琶湖と近江大橋
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京都タワー

延暦寺は比叡山山内の堂塔の総称で、根本中堂のある延暦寺発祥の地 東塔(とうどう)、転法輪堂(釈迦堂)を中心とする西塔(さいとう)、横川中堂を中心とする横川(よかわ)の3つの区域に分かれています。

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比叡山延暦寺根本中堂
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東塔(左)と阿弥陀堂(右)
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西塔転法輪堂(釈迦堂)
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横川中堂

【5日目 京都】
上賀茂神社、思ったより小さいけどでもねえ、京都の賀茂神社ですもの、威厳がある。

下鴨神社、同じ賀茂神社と思うのですが・・・・でも字はこう書くのですねえ、広大や敷地、歴史的にも有名な 「糺の森」、大木の新緑の葉、木漏れ日に輝く若葉色、一人たたずむと周りを独り占め、「 ほがらか’s ワールド」 両手を広げ目を閉じて、そのまま羽衣を纏った天女様に連れられて昇天出来れば無の世界へ・・・・畏れ多くも希望的観測です。
まだまだ修業が足りません。

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上賀茂神社
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楼門と神橋
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下鴨神社
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糺の森

北野天満宮
流鏑馬でも有名ですが、若い高校生は先生に連れられて、文学と技の神様、文武に精通するように祝詞をあげてもらっている。 「かしこみ、かしこみ」 なんて聞いていると思わず受験に合格してねと応援したくなりました。

二組のお宮参りがあり、年配のガイドさんから外国の観光者に、このお宮参りの由来を説明されて 「ラッキー」 って早速パチリ、若いご両親も負けずに観光客を撮っていましたねえ。

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北野天満宮
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修学旅行生で賑わう本殿

お子様、ご両親、おじい様、おばあ様、家族後総出で微笑ましい、素晴らしいガイドさんの説明に 「見習わなくっちゃ」。

京都国立博物館 、正門は只今改装中でぐるーーりと大回り、炎天下もう足は棒の様でした。
展示品は京都南山城に或る寺院の重要文化財を展示、どの観音様、お釈迦様、仏像等、お顔は気高く、慈愛に満ちていました。

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京都国立博物館
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特別展 南山城の古寺巡礼

特に千手観音様は何でも受け入れてあげましょうって優しく、目こそ開いていらっしゃいませんが憂いを含んだ切れ長の目、参拝者がおすがりする気持ち何となく理解できますね、それに位の高いお坊さんはどこかの宮様のお子様だったり、お釈迦様だってインドの王様のお子様だったりと楽しくお勉強です。
私は無宗教なのでまったくわかりませんが勉強する事は、 歴史を遡り事実に基ずいた書籍を楽しむ事ですね。

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東寺五重塔
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特別公開中の五重塔内部

【6日目 伏見・石清水・奈良】
伏見稲荷・・・・・・可愛い御狐さんの日本のお稲荷様の総本山、初めてこんなに赤い奥神社に上に上にと登って行くのですが帰りの事は忘れていました、疲れましたねえ。 すべてに御狐様なのですねえ。

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伏見稲荷
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千本鳥居
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石清水八幡宮参道
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上院社殿

伏見稲荷神社駅の改札口から真っ直ぐな境内、それに本殿の両端に祀ってあり、御利益を与えてくれるお稲荷さんが口にくわえているのは実り豊かなお米、其れと1000年近い、神社にまつわる巻物、これは境内の管理の方にお伺いいたしました。


朝起きて車の用意をしてから、最初にする事はナビに名所、見学ルートを入れ検索することが一日の始まりです。

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平城宮朱雀門
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大極殿
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春日大社回廊・燈明
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中門・御廊

【7日目 橿原・飛鳥】
早朝、8時半から橿原神宮の神宮職員の神拝行事、宮司さんが揃って総勢50人以上の職員、巫女さん、神主さん、全員で声を出して初めに 「大はらえの詞」 次に 「神社拝詞」 参拝者も殆どいない広大な森の中に響く 「かしこみ、かしこみ」 かしわ手の音、大木の新緑に囲まれ、神聖な気持ちと、無言で感謝の意を表し、心も洗われ背筋がしゃんとしました。 今までの悔いを改めるような気分で、神宮はこれが一日の始まり、神様へのご挨拶、いわゆる朝礼ですね。

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橿原神宮外拝殿と畝傍山
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朝の神拝行事

宗教団体には無税、広大な地所や山、由緒ある建築物、人件費等、お布施でまかなえる法律は良いことで、最高責任者の宮司さんの経営手段を問われるのかもしれませんが維持するのも大変と思います。


昭和47年に発掘された日本最古の古墳、明日香の森へ。
高松塚古墳は、名前は松の木が高い古墳だったのでその名前が付いたとか??古墳の石室の内壁の絵は発掘された当時からの管理に寄るらしいが大量にカビが発生、もう石室に戻すことが出来ない状態になり、取り出されて他の場所に保管されて修復されている模様。

大量のカビの為に作業も遅れ、我々が目に出来るのはまだ数年先らしい。
いまこの古墳の中で一分と違わないコピー画を見ることが出来るが、それでも素晴らしい文化に触れることが出来、今後維持することは大変難しいでしょう。

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高松塚古墳
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修復された壁画
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石舞台古墳
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石棺の内部

仲良しの日本橋にお嫁に行った同僚の、お子様はこの明日香にちなんで47年生まれなので迷わず 「明日香」 って付けました。 だから忘れるはずはないし、 この明日香って言葉も重みがある。
キトラ古墳もありますが、何故キトラ??ご存知でしょうか??

最初は外国語??または外国の名前??と思ったのですが、実は本当かどうかわかりませんよ!!キトラって最初に古墳を除いた人が亀の亀甲模様が見えた!!次にトラの絵が見えた!!とかで 諸事情を考慮して漢字よりカタカナにした方がキトラ・・・・この方がロマンが有るからと考えたらしい。 考えれば考えるほど楽しい。

ボランテアのガイドさん、この方は定年退職し、大好きな生まれ故郷明日香の役に立ちたいと思っていた時に募集があり、応募したら受かりましたって。 こよなく明日香を愛する素晴らしく声の素敵な、本当に飛鳥をよくお勉強されているおじさまでした。 個人的にはバリトンで唱をお願いしたいぐらいでした。

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蘇我氏の氏寺「飛鳥寺」
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本尊飛鳥大仏を祀る本堂
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甘樫丘から大和三山、左より畝傍山・耳成山・天香具山を望む

風光明媚な盆地、穏やかな時が流れるような霞も掛り、穏やかな時が流れるような街・・・明日香??飛鳥 どうっちが楽しい??かな。

【8日目 南大阪・神戸】
羽曳野、早朝6時過ぎから野菜市場見学を思いつき並んでみたが、野菜市場には9時からしか入れない。 売り場の場所取りの為に7時から待っている農家の方たちと雑談、思いもかけず出荷前のトマトにありつけた。
散策しながら新鮮な農家のイチゴを見つけてゲット、取り立ては甘くて本当にみずみずしい。

古い旅館の日帰り温泉に朝から・・・極楽、極楽

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天然ラドン温泉 滝の湯
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露天風呂
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水間観音三重塔・本堂
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本堂内部

三重の搭で有名な水間観音様を後に、ひたすら六甲山をめざし、頂上からの眺めは広々として半球を見渡せるが残念ながら霞が掛り余り良いとは言えない・・・

聞くところに依れば年間でも日中に良く見渡せる日は余りないらしい。ヤッパリ夜景が素晴らしく、半球一面に光のペーゼントらしい。
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六甲山上駅
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六甲ケーブル
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山上駅天覧台からの眺め(上)と夜景(下、写真:パノラマ夜景.com)

下から登ってくるケーブルを見ていると修学旅行なのでしょう、高校生が一杯。 遅くまで見学コースを歩くのですねえ。

【9日目 姫路】
4年前のリベンジで姫路城へ。
前回はお城の入り口前で、見学できる時間わずかにすぎてもう入れない、その日を最後に長い修理期間に入るので次回は4年後とか・・・がっくり。

でも、やっと今回は見学できましたが今NHKの大河ドラマ 「軍師 官兵衛」 で沸き立っていますねえ、ドラマが撮影された様子など、境内の中での別枠見学場です、セットになったチケットが売れていました。

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ひめじの黒田官兵衛大河ドラマ館
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石牢の撮影セット

来年3月27日が公開予定らしく天守閣の上の工事用柵が外され、まだ一帯には入れませんがお化粧直しが済み、今しか見れない一番きれいな屋根、まさしく 国宝、世界遺産 「白鷺城」 白く輝く播州からわと漆喰の白さのコントラスト・・・・屋根は眩しかった。

白く見えた天守閣は 「これから黒く塗るのかしら??大変な作業ねえ」 と思うことは 何とお馬鹿さんでしょう、 要所、要所でガイドさんの説明を受けるので、聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥を地で・・・・・聞きました。

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白く輝く真新しい姫路城
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大手門で門兵と
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二の丸にの門から見た大天守
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二の丸ぬの門の人面石とハ−ト石

修理作業は瓦を壱枚ずつはがしてダメージは無いかどうかチェック・・・そのあと漆喰を塗った上に貼り合せる・・・・その上にまた防腐剤が混合された目地用の漆喰を塗り、乾かし・・・・半年おいてまた同じ作業を繰り返す、半年スパンで3回塗るのだそうです、驚くほど根気のいる作業と時間が必要です。 次回の修復は50年後とか。 国民全員の宝物ですもの、大事にしたいものです。

見学できたところは、2代将軍徳川秀忠のご息女、つまり、家康さんの孫娘ですね、数奇な運命をたどりながらも、姫路城ご当主に御輿入れのさいの化粧料10万石で作られた化粧櫓と、侍女達の部屋がある百間廊下の渡櫓(長局)、400年過ぎてもびくともしない。
ガイドさんの説明では、姫路城は一度も戦争に巻き込まれたことのないお城だったと。

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御殿を囲むように建つ西の丸の百間廊下
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城内側は侍女達の部屋(長局)になっている
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化粧櫓内部(千姫の奥御殿)
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二の丸にあるお菊井戸

形から入る歴史のお勉強、お菊井戸なども話が違う・・・どれが本当かロマンです。
posted by ほがらかさん at 20:40 | Comment(5) | 国内旅行 関西中国北陸巡り