2017年03月22日Wed

03/22 第19回こつこつクラブ会(案内)

皆さまお変わりございませんでしょうか??

2017春暁.jpg
(漫画こちらから引用)
漢詩人、孟浩然の「春暁」
 春眠不覚暁 春眠 暁を覚えず
 処処聞啼鳥 処処に啼鳥を聞く
 夜来風雨声 夜来 風雨の声
 花落知多少 花落つること知る
       多少ぞ

陽が射せば、ぽかぽか暖かく、本来ならば一雨ごとに暖かさを増すはずなのに強風のため、体感温度は下がる一方でブルブル寒い!! お布団から出るのは嫌!!な位まだまだ寒い。

でも確実に緑も多くなり、色とりどりの木々の花も増え、いよいよ桜の季節、気象庁の開花宣言は昨日でした。
靖国神社にあるソメイヨシノの蕾が6個咲いて宣言です。テレビで見ていると職員の方も心待ちなのですね、でも冷たい雨の中、桜に合わせてピンク色の傘をさす姿は涙ぐましい。
街道には今、こぶしの白い花がさわやかで綺麗、大木の先は真っ青な空、やっぱり春を感じます、梅も満開。

第19回「こつこつクラブ」のご案内を申し上げます。

日時: 平成29年4月15日(土)11:00〜閉店まで
場所: 横浜駅東口 崎陽軒本店 地下一階「アリババ」
    ランチバイキング 2,300円
    (第1回目は1,680円でした)

横浜駅東口地下街ポルタよりの案内図
【横浜駅東口地下街ポルタよりの案内図】クリックすると詳しい地図が開きます
詳しい地図で見る

バイキングなので勿論食べ放題、ソフトドリンクも飲み放題です。
どうぞお腹一杯召し上って下さい。

股関節にお悩みのある方、無くても皆さまお仲間です。
最近は足よりもおしゃべりが多くなり、肝心の人工股関節は何処へやら〜でもこれも経ての事ですからねえ、11年半、感謝・感謝です。
13年目に人口股関節を入れ替えた方、私もそろそろかな^^と案じたり、大丈夫でしょう!!との稲葉先生の太鼓判に安心したりちょっと複雑な乙女心です。

お時間があれば元気なお顔拝見出来るだけでも嬉しく思います。
日々の出来事、一大事な事??など楽しくお話しさせて頂ければ嬉しいですね、口角運動も立派なリハビリです。

ご参加いただいたお仲間さんに、今回は ◎太っ腹◎ 冷たい冷え冷えグラスビールを一杯ずつご馳走しちゃいま^^^^^^す。
(何故??回答は4月15日に)

♪♪ 皆さまの参加お待ちしていま^^^^^^^す ♪♪
posted by ほがらかさん at 09:46 | Comment(6) | .こつこつクラブ クラブ会・新年/忘年

2017年03月18日Sat

03/18 孫娘の小学校卒業式

世界遺産の街歩きに・・・得も言えぬ幸せな余韻に浸ることもなく3月は少しのんびりと・・・と思ったのは束の間毎日充実した日々に嬉しい悲鳴、何とも忙しい毎日です。

2017莉那卒業式1.jpg昨日は、我が家の孫娘の小学校卒業式、卒業生の6年生は170名で、143年の歴史のある市立小学校で全校生は1000人以上と児童数の多い小学校です。
家族全員で集まり学校へ・・・・・ 皆様同じように祖父母の方もお祝い、目を真っ赤にされている方もたくさんです。

卒業生の男子、可愛い男の子が泣きじゃくりクラスメートに抱きかかえられるようにお別れ道を歩いて来た時には、わたしも涙が溢れハンカチで覆ってしまいました。

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今は、小学校でも袴姿が多く、50人ぐらいいました。
お母様に着付けてもらった子、美容院で着付けてもらう子、わが孫娘もお友達に誘われママのOKが出たので、長女の振袖を着せ、貸衣装の袴です。
未婚女性の第一礼装は振袖、どの子もとっても良く似合って可愛く 母親同士、 「可愛いわ!!」 って感無量なのでしょう、わが子の成長に、ママ達の目は涙。

2017莉那卒業式4.jpg家族全員でカラオケハウスへ、3時間よくもま^^^^歌ったものです。 

子供の音感、リズム感には付いていけない、ほがらか叔母さんは唱歌しか歌えないわ ♪♪ デフ・トーーンに近い??
posted by ほがらかさん at 15:28 | Comment(0) | .暮らし ファミリー

2017年03月15日Wed

03/15 N響の弦楽四重奏とお別れ会

2017N響弦楽四重奏.jpg11日には、南公会堂1周年記念コンサート「N響の弦楽四重奏」にも、それぞれがソリストの素晴らしい楽団、前日にウイーン演奏旅行から帰国されたばかりとか・・・・・夢のような響きにうっとり。

2017お別れ会.jpg今日は、我が家の向こう三軒両隣さん、お引越しです、仲良く行き来して25年、お別れ会を7人で・・・・・ま^^^話が止まりません5時間以上は何を話すことがあるのでしょうね??
posted by ほがらかさん at 20:44 | Comment(0) | .暮らし 友達

2017年03月08日Wed

03/08 お仲間とつるし雛祭りに

2017つるし雛祭り1.jpg6日は、お仲間さんのきありぃさん宅で素晴らしい「つるし雛祭り」にご招待頂きやっぱりお仲間さん4人で鑑賞に。
どれだけの手間暇が必要だっただろうと感嘆詞が飛び出てきます。 素晴らしいだけでは語ることが出来ない…とにかく玄関から、ずずっと奥までお部屋いっぱいに飾られた一針ごとの可愛いお雛様は表情も形もそれぞれ違い、同じものが無いですねえ。  感性の豊かさを感じます。

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2017つるし雛祭り4.jpg 2017つるし雛祭り5.jpg

お手製の和菓子、花びら餅、黄身しぐれ等、自分で勝手に最中に包む餡、それにお点前の抹茶あ^^^あ、あやかりたいわ。

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早川漁港のおさかなランチ定食もぷりぷりのおさしみや、ぶりかまの煮つけ等、やっぱり本職さんの煮た魚は自分では出せない味です。
でもねえ、お代金は4人でランチのみ福澤諭吉先生ちょうど一枚、もうちょっと安くしてよねえ^^^^^、だって、銀座で食べるおさかなランチよりもお高いよ^^^^^。
posted by ほがらかさん at 14:10 | Comment(0) | .こつこつクラブ 温泉会・食事会他

2017年03月07日Tue

03/07 イタリア見聞録 (ローマ編)

2017イタリア見聞録2.jpgイタリア 5都市「ヴェローナ」「ベネチア」「ピサ」「フィレンツェ」「ローマ」周遊(日程表)、羽田発着ドバイ経由ミラノ着/ローマ発の5泊8日の強行軍ですが、世界遺産を一通り楽しんできました。
旅行ルート1,245kmをグーグルマップでご覧になるにはこちらをクリック

【6日目 02/17日(金)】バチカン市国(世界遺産)〜ローマ歴史地区(世界遺産)(328km)

2017イタリア見聞録295.jpgフィレンツェからローマに移動するとき、イタリア中部トスカーナ地方で、とてもきれいな紺碧の湖 ボルセーナ湖と、天空に位置する中世のお城 モンテフィアスコーネ を見ながら移動です。
ここは中部イタリアで最も有名な白ワインの一つ「EST! EST!! EST!!!」(ラテン語で「ここ!」って意味)の産地です。

途中、高速道路A1のサービスエリアでトイレ休憩、
5つ買うと1個サービスに惹かれ、生ハム、パルミジャーノチーズ、焼いて食べるモッツァレッラ燻製チーズを2つずつ6個をお土産に購入、一番高い生ハム(14ユーロ)をサービスしてもらった。

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高速A1のサービスエリア
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5つ買うと1個サービス!

11時過ぎにはローマ市内、フィレンチェから一時間半予想以上に早く到着です。
ローマ市内に入ると同時に時代錯誤かと思うぐらいの中世の街並み、建造物に圧倒されました。

サン・ピエトロ大聖堂近くのレストランでランチです。
一人一枚26cmよりも大きなピザ、野菜、前菜、デザートのプリンまでお腹いっぱい半分も食べれないわ、もったいない。 イタリア人のお腹はどんなに膨らんでいるの???と思いました。

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バチカン市国散策マップ
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レストラン Opera
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レストラン内部
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昼食の特大ピザ

歴史の紐を解くにも忙しい。でも一日にならずって、本当ですねえ、
ローマのガイドさんと一緒に半日散策、サン・ピエトロ大聖堂、コロッセオ、スペイン広場、トレビの泉、
27年前に三大テノール(ドミンゴ、パバロッテイ、カレーラス)の最初のコンサート会場のカラカラ浴場遺跡、主だった遺跡や有名な建物は観光できたと思いますが、世界遺産のオンパレード、何処を見ても素晴らしい。

サンタンジェロ城(聖天使城)は、テベレ川右岸にある城塞で、城の前のサンタンジェロ橋の上には10体の天使像が立っています。

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サンタンジェロ城とサンタンジェロ橋
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橋の欄干にはたくさんの天使像が並びます
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大天使聖ミカエルと10人の天使たち
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テベレ川とサン・ピエトロ大聖堂を遠望

サン・ピエトロ大聖堂、広場の隣にありローマ法王のお屋敷です。カトリック信者の総本山。
バチカン市国に関するすべての執務がここで行われている。 でもローマ市内と離れていません。

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サン・ピエトロ広場全景、半円形の回廊に284本もの円柱が建ち並ぶ
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サン・ピエトロ大聖堂
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サン・ピエトロ広場

今のフランシスコローマ法王は第266代教皇で、宮殿にいらっしゃるときは毎週火曜日ともう一日窓から手を振り広場の皆様にご挨拶、時には広場に出てお話をされるそうです。
すごい人気らしいです。 法王様を決めるのは別棟で決まるまでは黒い煙、決まったら白い煙が上がるそうで、この儀式を 「コンクラーベ」 と言うらしい。

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ファサードに並ぶ使徒の像
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広場中央に立つ高さ25メートルのオベリスク
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オベリスクの左右に噴水

サン・ピエトロ大聖堂に入るだけで40分以上並びました、
やっと入場でき天井の壁画、周りの彫刻、建造し始めたのは1200年とか聞きましたが増築が何度もされているらしく、ミケランジェロの彫刻は500年以上の歴史です。

バチカン市国は国土全土が世界遺産で、ミケランジェロ作のキリストの亡骸を抱く聖母マリヤ像、ドームの内部等その荘厳さは思わず信者になろうかしらと・・・・

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入場待ちの長蛇の列
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大聖堂内部配置図
こちらから引用
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荷物チェックを受けて入場

身廊(東西)と翼廊(南北)でラテン十字形。最奥に主祭壇。とにかく、巨大で、豪華で、品があります。

ナルテックス(玄関廊)には5つの扉があります。一番右の扉が「聖なる扉」、この扉は聖年(25年毎に開けられローマを訪れる巡礼者に教皇が免罪を与える1年)の年にだけ開けられます。
聖なる扉の裏側は、漆喰のような物でしっかりと固められていました。

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5つの扉があるナルテックス(玄関廊)
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中央扉の「フィラレーテの扉」から入場
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長さ186メートルの身廊
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「聖なる扉」聖堂内裏側

最初の礼拝堂がピエタ礼拝堂で、中で白く輝いているのがミケランジェロ作のピエタです。マリア様の表情がとにかく素晴らしい。
その隣の聖セバスティアヌス礼拝堂では常に多くの信者の方が祈りを捧げています。ここには前々教皇、聖ヨハネ・パウロ2世の墓があります。

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ピエタ礼拝堂
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ミケランジェロのピエタ
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聖セバスティアヌス礼拝堂
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とにかく巨大で豪華

6万人を収容できる聖堂内には、11の礼拝堂と45の祭壇があり、主祭壇を覆う 大天蓋は高さ29mにもおよびます。
聖ヒエロニムスの祭壇の下には教皇聖ヨハネ23世の墓があります。
また、ペテロ像に祈りを捧げた後に、足に触ったり、接吻したりするために足先はかなりすり減っています。

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聖ヒエロニムスの祭壇
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柱の彫刻1つとっても素晴らしい
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中央身廊から入口を望む
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聖ペトロ像

クーポラの真下にあるのがベルニーニの手による大天蓋です。
クーポラを支えている4本の五角形の柱の下には、聖人像が飾られ、天蓋上部の四隅には、 教皇の象徴である冠や鍵、聖書や剣を持つ天使が立っています。

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中央身廊
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ベルニーニの大天蓋
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クーポラの天井画
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天蓋上部の四隅

大天蓋の下のエリアは聖ペテロ聖遺物礼拝堂が、大天蓋の奥には、主祭壇「聖ペトロの司教座」があります。
また、教皇ピウス8世の墓碑、この下が宝物殿への入口になっています。

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聖ペテロ聖遺物礼拝堂
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教皇ピウス8世の墓碑
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主祭壇
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聖ペトロの司教座

ラファエロ最期の作品「キリストの変容」祭壇の下にはインノケンティウス11世の墓があり、
次の、鉄柵越しのコーロ礼拝堂には、ピエトロ・ビアンキ「無原罪の御宿り」が描かれています。

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ラファエロ最期の作品「キリストの変容」
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大聖堂の天井には小さなクーポラがいくつもある
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南(左)翼廊の祭壇
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鉄柵の奥にコーロ礼拝堂

また、どの建物も遺跡の中にいるような錯覚、サン・ピエトロ大聖堂の衛兵さんは200年以上スイスから派遣され、衣装も継続されているそうで、やっぱり中世ではこんなユニホーム??とってもカラフルで着たいわねえ、彼達はエリートさんです。
お城のような建物がアパートですが、中はとても広く綺麗でシックだとか、借りて住んでみたいね。

オベリスクと噴水の間に、2つのベルニーニポイントがあります。このポイントの上に立ち、柱廊を眺めると4列の柱がなんと1列に重なって見えます。

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スイス人衛兵
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ベルニーニポイント
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通常はこんな感じ
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ぴったりと1列に重なる

市の中心から歩いても10分ぐらいが我々のホテルなのですが、連日歩いての観光で足は悲鳴を上げる寸前で寸前。
タクシーもストライキで昨日から走っていない。 困りました。 毎日石畳の道を2万歩位歩くので足首などはパンパン、よく無事だったものです。
同じグループのお嬢さんが具合が悪く、先にホテルで休むつもりでも、ストで本当にタクシーが見つからない、辛い思いで可愛そうでした。

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ローマ歴史地区散策マップ
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パラティーノの丘出入口
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コロッセオ全景とローマ松
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コンスタンティヌス凱旋門

ローマ松(イタリア傘松)は、コウモリ傘のような独特な形でとても印象的です。
レスピーギの交響詩「ローマの松」のアッピア街道の軍隊の進軍を思い起こされます。
古代ローマの時代からローマ人は格別の愛着を持って接していたようですね。

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コロッセオ(右)とフォロ・ロマーノ(左)
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周囲527m、高さ48.5m、約5万人を収容
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現地ガイドの説明を熱心に聞くグループ

コロッセオ周辺は、遺跡が多く残り古代ローマの様子を肌で感じることができる場所です。
フォロ・ロマーノは、ローマ帝国の栄華を語るローマ神殿など貴重なモニュメントが、その先には古代ローマの高級住宅地として栄えたパラティーノの丘が集まっています。

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沢山の観光客で賑わうコロッセオ周辺
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馬の彫刻
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2階は見学客で一杯
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コロッセオ1階内部

コロッセオのすぐ隣にあるのが、パリの凱旋門のモデルになった「コンスタンティヌスの凱旋門」です。
大理石の巨大な門は美しく繊細な彫刻が施されています。

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フォロ・ロマーノの遺跡「考古学博物館」
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古代ローマの石畳がそのまま残る
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ティトゥスの凱旋門へ向かう「聖なる道」
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凱旋門を後にスペイン広場へ向かいます

スペイン広場へ向かう途中、車窓からローマ歴史地区を観光します。

ミケランジェロの設計したカピトリーノの丘に建つローマ市庁(セナトリオ宮)も昔の宮殿です、女性のローマ市長さんはこの中で執務を取っている、聡明でとても美しく人気者らしい。
政治の中にもどんどん女性が進出ですね、日本は女性の政治家が少ない、どんどん進出して細やかな女性の力を発揮してほしいわ。

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サンタマリア・イン・コスメディン教会(真実の口)
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カピトリーノの丘のローマ市庁舎
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ヴェネツィア広場

ヴェネツィア広場は、カピトリーノの丘のふもとにあり、フォロ・ロマーノも近くにあります。
また、目の前にヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂、サンタ・マリア・ディ・ロレート教会がそびえ立っています。

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ロレート教会とトラヤヌスの記念柱
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ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂
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人類史上初のショッピングセンター トラヤヌスの市場
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エスポジツィオーニ宮殿(美術館)

スペイン大使館があることからスペイン広場と呼ばれています。「ローマの休日」で、オードリー・ヘプバーン演じるアン王女がジェラートを食べるシーンでもおなじみのスペイン階段、階段の上にはふたつの白いドームが特徴的なトリニタ・デイ・モンティ教会がそびえています。

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スペイン広場
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階段の上のトリニタ・デイ・モンティ教会
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135段あるスペイン階段
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バルカッチャの噴水

ブランドショップが立ち並ぶ超高級ショッピングストリートのコンドッティ通りを散策、

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広場周辺はローマ一番のショッピングゾーン
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噴水の周りには多くの人々が腰をかけて休んでいる
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ウインドウ・ショッピングも楽しめる
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噴水からまっすぐに延びるコンドッティ通り

トレビの泉も、人でごっちゃ返しです、座る場所もたたずむ場所もない、でも一番よく見える中間の手すりに持たれて20分間しっかりと鑑賞、だってはぐれたら探しきれない、大きな声で泣く?

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泉に背を向けてコインを1枚投げると再びローマに来られるというトレビの泉
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ライトアップされたポーリ宮殿
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泉の周りはたくさんの人で混み合っている

上からコインを投げるともし、誰かに当たったら危険なので投げ入れることはせず、ウオッチングに集中、20分の間それは入れ替わり立ち代わりものすごい観光客で、かなり大きな噴水です。

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大理石の間を流れ落ちる水
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大理石の荘厳な彫像
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巨大な泉はプールのよう
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街並みを楽しみバス停へ

早朝月曜日に水を止め掃除をするそうです。 年間に集まるコインは約1億2千万円以上、このコインは恵まれない人たちに使われるそうです。 良かった^^^^

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ベストウェスタン ホテル プレジデント
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パスタの前菜に、メインの豚肉のソテー


【7日目 02/18日(土)】ローマ歴史地区(世界遺産)(フリータイム)〜ローマ発(48km)

2日目は全くのフリータイム、グループの元気な方、また一人旅の方もグループが出き、ご一緒です。
皆様、朝の6時にはホテルを出発、昨日見学したバチカンやトレビの泉、コロッセオには3回登ったそうです。お元気ですわ。

初めてのローマでは方向感覚が解らず、行き当たりばったりの旅はちょっと考えモノでした。
ローマだけは計画を立てずにのんびりと思ったのがちょっと浅はかでした。英語の地図だけでは無理!!と痛く反省。
ほがらかおじさんと二人で、この広いローマの街中を歩いても日本人には誰にも会わず、英語を話す国の人にも会わない、心配でしたわ。

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朝食バイキング会場
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ゆっくりと朝食を
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ホテル前を走るトラム
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ホテル前の地下鉄駅入口

今日土曜日は地下鉄が、最終が午後一時半で止まるらしいので、帰りに乗り遅れないようにあわてました。
ローマの地下鉄は2つの路線(A線・B線)があり、テルミニ駅という大きな駅で交差しています。テルミニ駅を中心に東西南北に走っているので、とても分かりやすく利用しやすいです。

乗り換えも経験、何よりもすごいラッシュ東京よりもすごかったですねえ、何しろ箱に乗り切れないギューギュー押しても飽和状態、押し出されましたわ。

地下鉄で市の中心まで2,3分、チケットの買い方も日本とは違い、時間制(1回券、1日券など)で金額はどこまで乗っても同じです。 歩くのは大変と思ったのですが、実はコロッセオから10分も歩けばホテルのようです。

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自動券売機
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時間制の地下鉄チケット
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奈落の底に落ちるよう
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地下鉄ホーム

地下鉄バルベリーニ駅で降り、トリトーネ通りを左に、首相官邸のあるコロンナ広場 〜 イタリア下院のあるモンテチトーリオ広場 〜 パンテオン北側のロトンダ広場へと西に歩いて行きます。この辺りはイタリア政治の中枢地区ともなっていています。、
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途中、コロンナ広場には、マルクス・アウレリウスの記念柱が建ち、その正面にヴェーデキント宮殿(ローマの新聞社の本社)、右側にはキージ宮殿(首相官邸)が建っていました。
モンテチトーリオ広場には、オベリスクが中央に聳え、背景は、モンテチトーリオ宮殿(現在はイタリア下院)があります。

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コロンナ広場とマルクス・アウレリウスの記念柱
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噴水と右側にキージ宮殿(首相官邸)
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モンテチトーリオ広場と宮殿(イタリア下院)
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パンテオン北のロトンダ広場とマクテオ・オベリスク

パンテオンは、最初は紀元前25年頃に建築されたが火事で無くなり現在は二代目で、2000年以上経過して完全な建物として有名です。
縦横共に建造物は43.3メートルあり、すっぽりと球が入るそうです。ゆっくりと回り、堪能しました。

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パンテオンとロトンダ広場
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パンテオン配置図
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パンテオン正面
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パンテオン内部

雨のち晴れで、ドームの真ん中から陽がさすのは神々しかった。ちょうど朝方の大雨で、ドームの真中は水溜りです。
天井は空いているので、下の大理石や周りの椅子も雨でずぶぬれです。何故天空の窓??これはオクルス(ラテン語で目)と呼ぶらしいが直径9メートルもあります。

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主祭壇
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主祭壇内陣
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「パンテオンの目」から差し込む光
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今朝の雨でロープで囲われた床に雨溜りが

何故ドームが空いているのか解りませんが、周りの彫刻、やフレスコ画、信じられないぐらい大きく2000年も経過しているなんて思えません。入口の左側正面にはラファエロが眠っています。

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内部左側
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ウンベルト1世(2代イタリア国王)夫妻の墓
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ラファエロの墓
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ラファエロの棺

かのミケランゼロも絶賛、スケールの大きさに感嘆です。 イスラム様式の建物にも見えますがどこを見ても 「ホオー」 って立ち止まり天井を仰ぎ見るのは私だけかしら。

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内部右側
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エマヌエーレ2世(初代イタリア国王)の墓
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受胎告知のフレスコ画
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主祭壇から入口をみる

パンテオンは広場も構内も大勢の人てごった返しています。
直径4.5mもあるコリント様式の石の柱が16本も並び、そばに人がいると柱の大きさが際立ちます。

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列柱越しに広場をみる
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巨大なドームを持つ円堂
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ストリートミュージシャン
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イタリア上院のマダーマ宮

何処の教会かわからないけど建物は古く、入口は小さいのですが中に入ると驚きです、まだフレスコ画や絵の金箔も美しい天井壁画、彫刻に感動し、思わずマリヤ様にひざまずき、十字を切り、にわか信者のお祈りです。

フランス語を話している神父様に聞くと、この協会はフランスカトリック教会で、午後からはすべてを見ることが出来ますって。 でもそんなに時間は無いのよ^^^^^

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サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会
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フランスの国民教会になっている教会内部
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主祭壇祭壇画 聖母被昇天
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ドメニキーノの天井画

この教会で一番有名なのは、コンタレッリ礼拝堂のカラヴァッジョの「聖マタイの召命」、「聖マタイと天使」、「聖マタイの殉教」の3枚の絵です。この絵を見に多くの人が訪れるそうです。

コンタレッリ礼拝堂は、コインを入れてライトを付けないとカラヴァッジョ3部作は見れません。

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主祭壇の左にあるコンタレッリ礼拝堂(3部作)
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「栄光のサン・ルイージ(ルイ9世)」祭壇画
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聖マタイの召命、聖マタイと天使、聖マタイの殉教

ナヴォーナ広場中央にあるのが、世界の4大河、ナイル川、ガンジス川、ドナウ川、ラプラタ川を擬人化した4体の男性の彫像の「四大河の噴水」とオベリスクがあります。ローマで一番美しい広場といわれています。

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ナヴォーナ広場
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サンタ・アニェーゼ教会
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四大河の噴水
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ムーア人の噴水

真実の口のサンタ・マリア・イン・コスメディン教会へ行く積りが、方向が分からなくなり断念、地下鉄の駅のあるコロッセオに向かうことにしました。

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サンタ・マリア・イン・コスメディン教会(車窓)
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ローマ空港にあった真実の口のレプリカで行った積り

ローマでは最終セールで70%オフのお店もザラです、いろいろのぞきましたがサイズが無^^^^い、ローマっ子は意外と細めでした。

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バス停のあるサン・パンタレオ広場
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バス通り、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りを東へ

ローマ時代の4つの神殿の遺跡があるトッレ・アルジェンティーナ広場、カエサルが暗殺されたポンペイウス劇場の一部(中央円形神殿の裏側)が現存しています。

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カエサルの暗殺現場トッレ・アルジェンティーナ広場
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神殿の跡
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カエサルが暗殺された現場

カピトリーノの丘は、ローマの七丘でも最も高い丘で、ローマ神の最高神であったユピテルやユノーの神殿があり、ローマの中心であり、現在もローマ市庁舎が位置します。

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ジェズ教会
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プレビシト通りをさらに東にヴェネツィア広場へ
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ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂
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無名戦士の墓

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂を横切り、フォーリ・インぺリアーリ(諸皇帝の広場)の遺跡群をゆっくり眺めながらフォーリ・インぺリアーリ通りを歩きます。
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トラヤヌスの記念柱からフォロ・ロマーノ沿いに、コロッセオまで続く歴代皇帝が築いてきた遺跡。カエサルやアウグストゥスのフォロもあります。
フォロとは「公共広場」のことです(配置図はこちらから引用)。

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サンタ・マリア・ディ・ロレート教会
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トラヤヌスのフォロ
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ノーメ・ディ・マリア教会とトラヤヌスの記念柱
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トラヤヌスのフォロ沿いの遊歩道

U字にへこんだ2階建てのアーチを持つのは、トラヤヌスの市場、2,000年前のショッピングモールが残っているなんて凄いです。

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トラヤヌスのフォロ、ウルピア神殿の跡
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フォーリ・インぺリアーリ通り
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トラヤヌスの市場、後方の塔はミリツィエの塔
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通りからトラヤヌスの記念柱方向を振り返る

トラヤヌスのフォロとアウグストゥスのフォロはくっついているので、境が良くわかりません。

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カエサルのフォロ、ヴィーナス神殿跡
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アウグストゥスのフォロ
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通りから市場方向を望む
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文字の書かれた壊れた石片

コロッセオや広場、市庁もゆっくり探索、紀元前の遺跡にも降り、誰のお墓??等妄想を膨らましながらタイムスリットこの時間は楽しいですねえ。

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コロッセオとフォーリ・インぺリアーリ通り
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地下鉄コロッセオ駅

見聞を広め充分に楽しみ、ホテルも幸いなことに全て★★★★以上、食事も観光も良かったです。
贅沢をいえば罰が当たるぐらい充実の旅で100%満足満足でした。

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ホテル隣の中華料理店
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焼きそばの遅い昼食

遅れないようにホテルに戻り帰国の準備、ローマ空港〜ドバイ経由、羽田まで。

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エミレーツ航空A380-800
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ローマ空港の出発ロビー
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Duty Free Shop
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機内食の夕食

ローマ空港からはA380、チェックイン時にバシネットシートを依頼したが空いてなく、隣が空席の席を確保してもらい、ゆったりと自由に座れました。

【8日目 02/19日(日)】ドバイ経由〜羽田着

空の旅にも感謝、感謝でした。 ワインもビールもたくさんお土産??頂きました。
羽田到着は予定よりもかなり遅く、長男に羽田までの迎えを頼み、深夜1時過ぎ無事自宅に到着。
帰宅の足の無い方は羽田で2,3時間コーヒーショップで過ごして始発に乗るらしい。

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エミレーツ航空B777-300ER
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経由地ドバイ空港の出発ロビー
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機内食の昼食
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機内食の夕食

次回の旅は北欧、バルト三国?? それともローマを重点に南下しアマルフィーまで、足を延ばしたい。 元気でなくっちゃ^^^
posted by ほがらかさん at 05:23 | Comment(0) | 海外旅行 イタリア

2017年03月03日Fri

03/03 イタリア見聞録 (フィレンツェ編)

2017イタリア見聞録2.jpgイタリア 5都市「ヴェローナ」「ベネチア」「ピサ」「フィレンツェ」「ローマ」周遊(日程表)、羽田発着ドバイ経由ミラノ着/ローマ発の5泊8日の強行軍ですが、世界遺産を一通り楽しんできました。
旅行ルート1,245kmをグーグルマップでご覧になるにはこちらをクリック

【4日目 02/15日(水)】ピサ〜フィレンツェ(ミケランジェロ広場)

ピサ観光を終えフィレンツェへ、
夕刻に、ミケランジェロ広場で赤い屋根、絶景のフィレンツェ街並みの眺望、グッドタイミングで赤に染まる直前、やっぱり目玉観光時間との闘いで、人ごみがすごい。
朝方は逆光で街並みが良く見えないらしい、夕方がお奨め。
どこか、ドナウ川を越えて見る中世の街並みはハンガリーのパレスの丘から見る景色とちょっと似ていました。

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小高い丘の上からアルノ川越しにフィレンツェを眺める
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ミケランジェロ広場のダビデ像
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山並に沈む夕日

眼下にアルノ川が延び、どこまでも赤い屋根瓦の続く街並みと目の前にはサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(花の聖母マリア大聖堂)のクーポラ、左にはベッキオ橋がはっきりと見えます。

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ヴェッキオ橋
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ヴェッキオ宮殿
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サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
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サンタ・クローチェ教会(茶)と国立中央図書館(白)

ノスタルジックな気分を味わいホテルまでがすごいラッシュ、やっぱりどの国も帰宅を急ぐのですねえ。

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帰宅ラッシュ?
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ホテル ミラージュ
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ベランダからの眺め
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ポークソテーの夕食

フィレンチェでは2連泊なのでパッキングが無いのが嬉しい。

【5日目 02/16日(木)】フィレンツェ歴史地区(世界遺産)(41km)

朝から大変なことが起こり、長い人生を生きて初めての経験、何だと思います??
頭からお水が降ってきた・・・・・バスタブにお湯を張るつもりがシャワーとバスだけと思っていたのに何と上にもう一つ天井に着いている大きなシャワーがあり、頭の真上からしっかり被りました、ひえ^^^^冷たいと大騒ぎ、大笑いです、おかげで洋服もびっしょり。 あ^^^^驚いた。

ウフィツィ美術館
フィレンチェで楽しみだったのはウフィツィ美術館をゆっくり回る事でした。 秋篠宮様と安倍さんも鑑賞されたとか・・・・広いので足も少々お疲れです。
上野の国立博物館で見た 「ダ・ヴィンチの受胎告知」、初めて見るボッティチェリの「ビーナスの誕生」、「春(プリマヴェーラ)」等、しっかりと鑑賞。

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バスを降りアルノ川沿いの道を10分ほど歩く
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フィレンツェ散策マップ
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国立中央図書館の前を通り
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アルノ川とヴェッキオ橋

文献によれば、ウフィツィ美術館は、イタリア・ルネサンス絵画で有名な美術館で、近代式の美術館としてヨーロッパ最古のものの1つです。
メディチ家歴代の美術コレクションを収蔵し、収蔵品の質量共にイタリア国内の美術館としては最大のものです。

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ウフィツィ美術館
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館内図(こちらから引用

展示物は2,500点にのぼり、古代ギリシア、古代ローマ時代の彫刻から、ボッティチェリ、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロらイタリアルネサンスの巨匠の絵画を中心に、それ以前のゴシック時代、以後のバロック、ロココなどの絵画も系統的に展示されています。

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予約入場待ちの行列
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予約入場券(12ユーロ)
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美術館入口
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現地ガイドの案内で3階へ

第2室マエスタの部屋、マエスタとは玉座につき、聖人や天使に囲まれた聖母子の絵画のことです。

この部屋では、シエナ派の巨匠 ドゥッチョ、イタリア絵画の創始者として非常に重要視されている画家 チマブーエ、そして西洋絵画の祖とも呼ばれているゴシック絵画最大の巨匠 ジョット のそれぞれのマエスタを一堂に集め、
13世紀から14世紀初めに起こった西洋絵画の変化を見つめるような展示になっています。

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館内入口を入った長い廊下
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第2室、マエスタの部屋
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左から、ドゥッチョ「ルチェライの聖母」、チマブーエ「サンタ・トリニタの聖母」、ジョット「オンニサンティの聖母」、平面から遠近法(立体)へと変化

次に、第7室初期ルネサンスの部屋には、初期ルネサンスを代表する画家 ピエロ・デラ・フランチェスカ の対画肖像作品や パオロ・ウッチェロ の作品、第8室、ボッティチェリの師である フィリッポ・リッピ の作品、

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第7室、パオロ・ウッチェロ「サンロマーノの戦い」
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第8室、フィリッポ・リッピの部屋
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第7室 フランチェスカ「ウルビーノ公夫妻の肖像」
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ボッティチェリの師であるフィリッポ・リッピの「聖母子と二天使」
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裏面に徳を称える凱旋の絵

第10-14室、ボッティチェリは、メディチ家の画家として名を馳せ、ルネサンスで最も業績を残したフィレンツェ派の代表的画家です。
彼の3作品、名画の回りはいつも混雑しています。

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ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」
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「サン・マルコ祭壇画」
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「春(プリマヴェーラ)」

第18室トリブーナという八角形の形をした部屋は、「メディチ家秀作コレクション」の部屋です。当時はコレクションの中でも、最も貴重な作品がこの部屋に収められていたそうです。

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第10-14室、ボッティチェリの部屋
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第18室、八角の形をした展示室「トリブーナ」
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渡り廊下から大聖堂の方をみる
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渡り廊下からヴェッキオ橋とアルノ川をみる

3階の渡り廊下(第2廊下)の窓からの眺め、ヴェッキオ橋とヴァザーリの回廊が綺麗に見えていい感じです。

第3廊下に入った第35室ミケランジェロの部屋には、たくさんのローマ彫刻が展示されています。中でも、「聖家族」は、フィレンツェで現存するミケランジェロ唯一の絵画です。

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廊下にもローマ彫刻が展示されている
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第35室、ミケランジェロの部屋
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フィレンツェにあるミケランジェロ唯一の絵 聖家族
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眠れるアリアドネ(ローマ 2世紀)

ウフィッツィ美術館はコの字型をして、コの字型の一番奥にはカフェがあり、オープンテラスもあるので大聖堂や、フィレンツェの丘の展望もできます。

トイレ休憩も兼ねて、テラスでしばし休息です。

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美術館のカフェ
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眺めも良い広めのテラス
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ヴェッキオ宮殿にも手が届くよう
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テラスのフェンスから大聖堂をみる

2階フロアにも、第46室から第90室まで新設され、第66室ラファエロや第90室カラヴァッジョなどの作品展示があります。

ラファエロは、ルネサンスを代表するイタリアの画家で、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロとともに、ルネサンスの三大巨匠といわれています。

そのラファエロの影響を最も受けたパルミジャニーノ、歪んだプロポーションの人物像が特徴の「長い首の聖母」は不思議な雰囲気です。

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第66室、ラファエロの部屋
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パルミジャニーノの部屋
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ルネサンスの三大巨匠の一人、ラファエロの「ヒワの聖母」
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パルミジャニーノ 長い首の聖母

ダ・ヴィンチが、ヴェロッキオの工房で修業を積んでいた頃の、事実上のデビュー作と考えられている作品「受胎告知」、
絵の前に鉄のバーがあり、それを越えるとセンサーによりブザーがなるので注意します。

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ダ・ヴィンチの部屋入口
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「受胎告知」の前で
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ダ・ヴィンチの事実上のデビュー作「受胎告知」

ダ・ヴィンチとヴェロッキオとの合作「キリストの洗礼」は、ヴェロッキオが断筆を決意した絵として有名です。

横たわるヴィーナスをモチーフとした連作を描いたティツィアーノ、その弟子だった師匠のもとで画家の修行を積んだカラヴァッジョ。

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ダ・ヴィンチの部屋のヴェロッキオ
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ティツィアーノの部屋
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ヴェロッキオ&ダ・ヴィンチの合作「キリストの洗礼」
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カラヴァッジョ「若きバッカス」
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ティツィアーノ「ウルビーノのヴィーナス」
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第90室、カラヴァッジオ「メデューサの首」

1階出口付近には、入場した人だけにしか買えないガイドブックのほか、表紙に素敵な絵を模写したノートや、雑貨など販売しているミュージアムショップがあります。

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ミュージアムショップ
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色々なグッズが並んでます
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各国語のガイドブック
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鑑賞を終え美術館を後に


ヴェッキオ宮殿(市庁舎)
ウフィツィ美術館隣のシニョリーア広場には、大きな時計塔が目印のヴェッキオ宮殿(市庁舎)があります。外観はまるで城か要塞のようです。

宮殿内は、1階中庭の中央に「イルカを持つ少年の像」の噴水が、2階に「500人大広間」「四大元素の間」、3階は「エレオノーラの礼拝堂」「謁見の間」「ゆりの間」「地図の間」などの部屋に分かれています。

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ヴェッキオ宮殿(市庁舎)
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宮殿入口のダビデ像
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ミケロッツォの中庭と回廊
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入場券(10ユーロ)

中庭から階段を上ると「500人大広間」という大きな場所に出ます。とにかく豪華。特に見応えがあるのは、壁画と天井画。これは圧巻です。
また、壁際に多数の著名な彫刻が飾られています。

この壁画は、ミケランジェロとダ・ビンチが競作したエピソードで有名です。
左側の壁は、本来ミケランジェロの絵のはずでした。一方の右側の壁は、ダ・ヴィンチの幻の壁画「アンギアーリの戦い」が壁画の裏側に隠されているのが発見されました。

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500人大広間
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豪華な天井装飾
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右側の壁画。この絵の後ろにダヴィンチの絵が・・?
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ミケランジェロの代表作の一つ「勝利」

「火、水、空気、土」の四大元素がモチーフの「四大元素の間」に入ります。

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四大元素の間、「水」がモチーフの壁画
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「空気」がモチーフの天井画
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「火」がモチーフの壁画
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調度品がまた凄い

階段を上ってさらに上へ。
コジモ1世の妻の居室の「エレオノーラの礼拝堂」は、壁と天井に隙間なく絵画で埋め尽くされていて、部屋そのものが絵画で出来ているようです。

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3階からはサンタ・クローチェ教会が見えます
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3階の吹き抜けからみる「500人大広間」
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緑の部屋、礼拝堂に続く
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エレオノーラの礼拝堂

コジモ1世が実際に使用していた居室や「謁見の間」のルネサンス期を象徴する煌びやかな装飾や作品の数々は、栄華を極めていたフィレンツェを偲ばせるものばかりです。

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世界でも最古の水道です、でも蛇口がちょっと怖い
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プリオリ(総督)の礼拝堂
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一段と豪華な装飾の「謁見の間」
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共和国時代にはプリオリの会議室として使われた

「ゆりの間」には、フィレンツェのシンボルで紋章にもなっているゆりの花の紋様で埋め尽くされ、
見学ルートの最後、「地図の間」と呼ばれるルネサンス期に描かれた地図が展示された部屋には、当時の日本地図もありました。

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壁のブルーが印象的な「ゆりの間」
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ドナテッロの「ユディトとホロフェルネス像」
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壁に53枚の地図が飾られてる「地図の間」
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「GIAPAN」の文字が、えっ!これが日本?

ヴェッキオ宮殿も広くどこを回ったかわからないほどですが、ベッキオ橋の上には宝石屋台が並んでいるらしいけど、そこまで足を延ばさなかった。

シニョーリア広場
ヴェッキオ宮殿の入り口には、ミケランジェロの「ダビデ像」のレプリカが、宮殿の脇にはネプチューンの噴水、広場中央にはコジモ1世の騎馬像があります。

また、古代およびルネサンス美術の野外彫刻展示場、ランツィの回廊(ロッジア・ディ・ランツィ)もあり、国宝級の作品が無造作に野外に展示されています。

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シニョーリア広場
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野外彫刻展示場 - ランツィの回廊
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ネプチューンの噴水とコジモ1世の騎馬像
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ドゥオーモ広場への1本道、カルツァイウオリ通り


フィレンツェ中央市場・フードコート
午後半日は自由時間、ランチとショッピングで中央市場を目指します。
中央市場は、市民の胃袋とも言われる巨大な生鮮食品市場です。1階にはお土産選びにも便利な食材店が何十店舗も並んでいます。
その2階に2014年春オープンしたのが巨大なフードコート。フィレンツェの伝統料理を気軽に楽しめる、今もっとも注目されているスポットだそうです。

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フィレンツェ中央市場
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2階にあるフードコートへ
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マップ(こちらから引用)
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中央のテーブルで食べる

フードコートで超有名な歌手4人組で、世界を自家ジェットで駆け巡るグループ 「イル・デ・ヴィーボ」 も立ち寄ったと言う、一枚一枚手創りのピザ屋「ピッツェリア(La Pizzeria)」を見つけ、94番で40分間待って食べました。 いや^^^本当に美味しかった。

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オーダーして支払いを済ますと番号札をくれます 8€
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注文してから焼くので熱々のピザが食べられる
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ピッツァが焼けたら番号を呼び上げます
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マルゲリータ(トマト、モッツァレッラ、バジルの葉)

市場の中で、日本人が働いているお店を見つけ情報を仕入れる。
あまりにかわいい子だったのでついついたくさん買って重量を心配しました。気が付いたら買っていたって思うほど商売上手、イタリア人の経営者は喜んでいることでしょう。

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お肉売り場
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生ハム売り場
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ワイン・オイル売り場
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野菜・果物売り場

だって、こんなにも性格の良い子がアルバイトしているのですもの、日本人だったら必ず買いたくなります。 何と言ってもにこにこしている素敵な笑顔、きっと勉学に励んでいることでしょう。

意外とパスタは重い、ワインも二本、真空パックにしてくれたチーズ、トリフュの瓶漬け 長さ50センチのロングパスタ もう買えないよ^^^^。 お店はブログに載せても良いからね^^って。

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パスタ売り場
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食材店クリスティーナ
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日本人アルバイトのヤスハさん
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お勧めのお土産や食材の使い方など聞ける

サン・ロレンツォ教会とメディチ家礼拝堂の前を通り、ドゥオーモ広場に戻ります。途中、中央市場周辺には革製品の店など沢山の露店やお店が軒を連ねています。

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中央市場前の露店
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革製品の店
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サン・ロレンツォ教会
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メディチ家礼拝堂

ドゥオーモ広場
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ、花の聖母マリア大聖堂)、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼などの歴史的建築物が立っています。

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ドゥオーモ広場
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サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
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ドゥオーモ広場配置図(こちらから引用

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(花の聖母マリア大聖堂)は、全長153m、最大幅90m、高さ107mのラテン十字型の建物で世界で4番目に大きいという。

大聖堂の横には大聖堂と調和した多彩色の大理石の、高さ84mのジョットの鐘楼が建っています。

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サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂とジョットの鐘楼
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大聖堂側面
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サン・ジョヴァンニ洗礼堂

サン・ジョヴァンニ洗礼堂は、大聖堂の正面玄関に向き合って立つ、大聖堂付属の八角形の洗礼堂で、東側の扉がミケランジェロが「天国への門」と呼んで賞賛したことから特に有名です。

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洗礼堂東側の外観
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天国への門

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に入場するとまず目に飛び込んできたのが、開放的な聖堂内部です。
聖堂は3万人も収容できる巨大な空間で、ラテン十字の形をしています。
内部は、その絢爛豪華な外装と反して、殆ど装飾がなく、極めて質素かつシンプルな印象です。

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大聖堂内配置図(こちらから引用
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大聖堂一番奥の中央祭壇
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開放的な聖堂内部
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祭壇から出入口を見る

聖堂内を左側の壁伝いに進むと、ドメニコ・ミケリーノの「ダンテ神曲の詩人」などのフレスコ画や彫刻が目に入ります。
大聖堂の一番奥にあるのは、ステンドグラスがとても美しい中央祭壇、そして祭壇の真上を見上げてみると・・・

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中央祭壇と十字架
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天蓋天井画「最後の審判」
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聖堂内を左側の壁
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「ダンテ神曲の詩人」

出入口扉には、普通の時計とは違い逆回りに動くパオロ・ウッチェロ作の24時間時計、イタリアの古式計時法の時計で動いている最後の一つだそうです。
装飾品だけではなく、大理石の床、ステンドグラスも素晴らしい。

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出入口扉
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出口扉上のステンドグラス
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パオロ・ウッチェロの時計
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大聖堂のミニチュア模型

地下売店を覗いた後、フィレンチェの街並みをゆっくり散策、グッチの博物館本店も広場にある。迷わないようにしながらもいろいろ散策したい。

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大聖堂地下売店
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大聖堂グッズを売ってる
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集合場所へ戻ります
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途中でちょっと寄り道

集合場所はウフィツィ美術館隣の、手触りの良いハンドメイドの革製品のお店「アドリマール」、疲れを取っている間ぺちゃくちゃと世間話、美味しいって言われたジェラードを女学生気分で食べ歩きです。

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革製品のお店「アドリマール」、隣は外貨両替所
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ハンドメイドの革製品が並ぶ店内
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ジェラードのお店
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女学生気分で食べ歩き

ホテルの夕食は前菜にカナッペ、メインに鶏肉のソテー、美味しいですねえ。
デナー後に近くのスーパーに買い物、でもねえ欲しいものは無かったので食後の運動でした。

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ホテル ミラージュ
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ビールで乾杯
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前菜にカナッペ
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メインの鶏肉のソテー
posted by ほがらかさん at 01:36 | Comment(0) | 海外旅行 イタリア

2017年03月01日Wed

03/01 イタリア見聞録 (ピサ編)

2017イタリア見聞録2.jpgイタリア 5都市「ヴェローナ」「ベネチア」「ピサ」「フィレンツェ」「ローマ」周遊(日程表)、羽田発着ドバイ経由ミラノ着/ローマ発の5泊8日の強行軍ですが、世界遺産を一通り楽しんできました。
旅行ルート1,245kmをグーグルマップでご覧になるにはこちらをクリック

【4日目 02/15日(水)】ピサ(世界遺産)(463km)

ピサで最も代表的な観光スポットは、世界遺産で世界七不思議に数えられるピサの斜塔、大聖堂、洗礼堂のある「奇跡の広場(ドゥオーモ広場)」です。
トスカーナ地方も実り豊かな田園都市で繁盛期には難民の人たちがかなり働ける場所だそうです。

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ピサ散策マップ
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車両駐車プール

ピサの街の中心には大型バスは入れないので、少し離れたバス駐車場にバスを止め、シャトルバスに乗車してドゥオーモ広場へ向かい、サンタマリア門から広場へ入ります。

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シャトルバスに乗り換え
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バスを降り城壁沿いに歩く
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サンタマリア門から広場へ
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ドゥオーモ広場配置図

街の隅々までが古代、中世でいっぱいです。街の中は結構黄色いミモザの花が咲き誇っていました、日本より早いですね。
広場には塔以外に白亜の大聖堂(ドゥオーモ)や礼拝堂等が有ります。
大聖堂の入場は無料ですが、入場時間指定のチケットの事前入手が必要です。入場制限の狙いだそうです。

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奇跡の広場の景観、礼拝堂
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大聖堂無料入場チケット
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大聖堂とピサの斜塔
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ピサの斜塔

ピサの斜塔のすぐ近くにあるイタリアンレストラン il turista で昼食。中庭があり解放的な雰囲気。
古代都市ピサは、紀元前13世紀から機能していたって・・・とても古い歴史があるのですね。

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レストラン il turista
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ローストポークの昼食


大聖堂(ドゥオーモ)
斜塔の反対側の大聖堂も見逃せない。 上から眺めると十字架の形をしたこの大聖堂は、奥行き95メートル、幅32メートルあり、ピサ様式のロマネスク建築の最高傑作と呼ばれています。

古代ローマの壮麗なバジリカの再現を目指し、“雪のように白い大理石の神殿” となりました。いたるところにメディチ家の家紋があります。

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大聖堂(全景)
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斜塔から大聖堂後陣をみる
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大聖堂、正面4層のアーケードがとても上品
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正面アーチのフレスコ画

天井から吊り下げされているシャンデリアは、ガリレオが振り子の等時性を発見したとの逸話が残る「ガリレオのランプ」です。

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青銅製の正面扉のレリーフ
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豪華な装飾の後陣
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後陣アーチのフレスコ画 玉座のキリスト
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十字の中心真上の天井フレスコ画とガリレオのランプ

聖堂内部にはピサの人々に愛された、ピサの守護聖人聖ラニエリ(後陣右手)と、神聖ローマ皇帝ハインリヒ7世(後陣左手)の墓があります。

説教壇はゴシック彫刻の代表作で、聖書にまつわる彫刻がぎっしり。

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ハインリヒ7世の霊廟
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聖ラニエリの霊廟
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説教壇
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黄金の格子天井

内部は、左右に2廊の側廊、中央に身廊1廊の、計5廊式になっており、この構造を支えるのに68本の柱が使われています。

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内部は68本の円柱で5廊式に分けられている
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聖堂側面に飾られた絵画と内側の列柱
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内部から見た正面扉
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ステンドグラス


ピサの斜塔
社会科の本で見た白いピサ大聖堂の斜塔、1173年から工事は始まり、1372年まで工事間隔が非常に長く200年も掛かりその間に地盤沈下によって5.5度傾むいている。
イスラム美術の影響を受け、ピサ・ロマネスクと呼ばれる様式で大理石で建てられた塔は約55メートルの高さです。
しかし1990年から10年間地盤の補給をするため休館になったが2001年に3.99度までの傾斜に直され見学も再開されている。
今後300年間は倒れる危険性は無いらしい。

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あちこちで両手で斜塔を支えるポーズ、途中階から左へ角度が変わっている
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鐘吊り部のズームアップ
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斜塔の足元、南側に沈下

人数制限があり、限られているが頂上までは297段の階段を登らなくてはいけない、でもまた同じ段数を降りるのでパス、でもねえ、若い大学生が2回登ったら気分が悪くなった。
一番上はかなりの傾斜で壁に寄りかかり、斜めに登るんですって。 ついていけないわ^^^^^^、ジプシー泥棒がグループの人を狙っていたらしい。 彼女は恐かったって。危ない、危ない。

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この位置からは傾いてないような?
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ドゥオーモ付属美術館と斜塔
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バナナ形に曲がって見える
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お決まりのポーズ


洗礼堂
円筒形の洗礼堂は、建物の下側がロマネスク様式、上側はゴシック様式と珍しい建物で、高さ約55メートル、直径約35メートルあります。
円形のフォルムと繊細な装飾から「ピサの宝石箱」と呼ばれています。

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素焼きの赤い瓦の屋根
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大聖堂と同じ鉛板の屋根
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青い空、白い洗礼堂、緑の芝生が美しい
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洗礼堂の頂点に立つ洗礼者ヨハネの像


聖墓地(納骨堂)
大理石の高い壁で囲まれた美しい回廊のある墓所、回廊の庭にはキリストが磔になったゴルゴダの丘の土が持ち込まれたそうです。

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聖墓地(納骨堂)
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聖墓地のドーム
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シャトルバス乗り場へ
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シャトルバスで駐車場へ

ピサ観光を終え今日の宿泊地フィレンツェへ、
ミケランジェロ広場からのフィレンツェの街並み展望を、予定を半日繰り上げ今日の夕方に変更することに、朝方は逆光で街並みが良く見えないらしい、夕方がお奨め。

posted by ほがらかさん at 22:50 | Comment(2) | 海外旅行 イタリア