今日のウオーキングで90歳の女性と仲よく久しぶりにおしゃべりに花を咲かせてきました。
背も高くはっきりとした物事、歯切れの良い言葉、背筋もしゃんと伸びて歩き方も膝からさっさと大地にかかとがしっかり着いています。 勿論スレンダーな方で後姿は60歳でも通るかしら??
聞いたところによれば、この土地に引っ越して65年とか、本来は横浜駅のすぐ前に住んでいたらしく横浜空襲ですべて焼け野原、親切な農家の方が納屋が空いているのでここを使いなさいと見ず知らずの方に助けられたとの事。
納屋に間借りし、横浜駅から農家の方の大八車に焼け残った荷物を載せ、3歳のお子さんと何時間も歩いてきたそうです。
ご主人は3年後に抑留から帰国され間もなく他界、母一人、子一人。
その息子さんも結婚後3年ぐらいで一人息子さんを残し、病気で亡くなったそうです。
それ以来30年間、親子3人で暮らしているとの事、早く孫にお嫁さんが来ないかしらととても楽しみにされていました。
お話を聞くだけで戦争を知らない私は悲惨な戦争に胸が熱くなりました。
90才までのお元気な秘訣はと尋ねましたところ、淡々と生きることでしょうね・・・・と。
納得ですが、もう一つ聞きました。
25年前はどうしていらっしゃいましたか?
「もう必死で生きたから覚えていないですね^^^」
私もあと25年で90歳、同じように元気でいられるかしら???
素敵な90歳にばんざ^^^い。
2010年09月12日Sun
4年182日 素敵な90歳に万歳
posted by ほがらかさん at 14:18
| Comment(2)
| .術後観察 術後4年(2010年)
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何故なら人ってポジティブな方が内臓病にかかりにくいそうですから。好奇心がたっぷりあり野次馬になれれば言う事はありませんよ、きっと。
90歳のお若い方の生き方の素敵なこと!!何とも言えない程悲しい山を乗り越えてきたからこそなのかしら。でも、超えなくていい悲しみは無い方がいいに決まってますよね。
わたしも昨日は母のショートステイをお願いするために、老人施設に書類提出と見学に行って来ました。副事務長という28歳の好青年が4時間対応してくれました。
その間にご老人達が何かと話しかけてくるのですが、イラつく顔も見せず相手をしながら上手に抜け出し、こんな若者も居るのだと思いました。
全てが木造で個室の広々したフロアの20室でワンブロックで真ん中に食道・リビング・茶話室があり、全部で3ブロックの施設です。
将来はこんなところだったらお願いしてもいいかしら?と思いました。
我母は相変わらずですが、この機会に入所してくれると安心なんですが・・・。
どなた様もご両親様の養護は大変ですが一人っ子は特に全てをご自分でしなくてはいけないので心中お察し申し上げます。
でも見学されたホームは良さそうですね。
若い人が3倍ぐらい長生きした方のお相手が出来るなんて頼もしいね。
お母様が気にいられると陽海さんも気が休まりますね。
私も元気で健常生活が出来るのなら90歳まで生きてみたいなー。
希望的観測です。