足は自力できちんと姿勢よく立てなかった。
朝方ちょっと近所を散策に行きましたが、杖がないと真っ直ぐ歩けない状態でした。
昨日のバルコニーと同じようにとても気になっていた、肩まで伸びた白髪混じりの髪の毛を切ろうか切るまいかと悩んだ末に、40年来の青山にある男性カリスマ美容師のもとへ第3京浜をすっ飛ばして相談に行ってきました。
ビューテイサロンと言う言葉がぴったりの、入り口からとてもシックで素敵な場所です。
彼はそのお店のオーナー兼トップアーテイストで、スタッフは130人もいるそうです。
雑誌やテレビで活躍し、おまけに本まで出しています。
ロスでは有名なビューテイサロンで働き、俳優のステイーブ・マックイーンにとても可愛がられた。その縁でたくさんの芸能界、演劇界、有名無名の知人が出来、人生の基盤をアメリカで培って来たようです。 素晴らしい財産ですね。
鏡の前に座った自分のあまりのおぞましさに、思わず手で顔を隠したくなりました。
またサロンの鏡は何故か美しい人はより美しく、それなりの人はそれ以下に見えるのよね・・・・ 自分のひがみでしょうか?
隣りの椅子は、何時もテレビでお見かけする女優さんでした。
テレビ写りが良いのかなー等と、あらぬ?心配をしていましたが、いやはや実際はとても美しく、それに品があり優雅な身のこなし方でした。
会話の一部
カリスマ美容師
「あらあー、お久しぶりね、どうしたのよ元気だった??」
「でも、どうでも良いけどすごい頭ね」
ほがらかさん
「一度伸ばしてみたかったのよ、やっとここまで伸びたんだけどねー。乙女チックに三つ網もおだんごも出来て好きなのよ・・でもねー、鏡を見ていたらあまりにも汚らしいわ。何とかしてよこの頭!!このままの長さで似合うように若々しく私らしく??」
カリスマ美容師
「この長さで? もうこんなに髪の毛も痛んで細いよ・・・長い髪が良いって??。無理無理、それに変な長さでは余計に老けるし、よくもまーこんなになるまでほっといたわねー」
ほがらかさん
「え?そうかあー、もう良いわ、切るしかないのねじゃあ、似合うように切って下さい」
カリスマ美容師
「やっぱり短いほうが絶対可愛いから・・思いっきり短く切って、白髪も染めなくちゃ」
「昔から短いほうが似合っていたし、長い髪だった時があったっけ?」
ほがらかさん
「ありました一度だけ、40年ぐらい前にシャギーカットにしたでしょう??」
あれよあれよと言う間に、シャンプー → カット→ パーマ → シャンプー → ヘアーダイ → シャンプー → もう一度カット → 総仕上げ→ マッサージ
3時間の一連のコースを、彼と若いスタッフ総勢5人で仕上げて頂きました。
結果はどうだったのかって??鏡に聞いてみよう。
鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番美しいのは誰? 間違っても私ではありません。
梅雨明けのような青空を見ながら、渋滞のない第3京浜をすっ飛ばして帰宅しました。
2006年07月31日Mon
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