今日から9月、早朝ウオーキングで見つけた残暑の思い出が。
畑の中に一本とても背の高い葉げいとう、 何ともさびしい夏の思い出??またはこれから訪れる秋への入り口??
感傷的、その下には残り物でしょうか??小さなスイカが藁の座布団を敷いてもらい、ちょこんと収まっている。
とっても小さく形も姿もとてもきれい!!きっとパフォーマンスでしょうね。
夏なのに青々とした背の低い松の樹、横に長い豪壮な門、塀、あまりに素晴らしかったのでパチリ・
塀の側で ワンちゃんのお散歩をしていらっしゃる白いシャツと黒いズボンが素敵に小ざっぱりと決まっている男性に 「この門や塀は重要文化財でしょうか??」 と聞きましたら、「そんなに立派じゃありません」って実に素っ気無い。
お隣の畑で水を撒いていた近所の方に、この松と門の由来をお聞きしたら、なんと!!300年以上継続しているこの地方の領主様だったらしい。 つまり庄屋??先ほどの素敵な男性は地主さん、ご当主様でした。
重要文化財に指定されると自由にできないからと辞退されているとか??大事な文化財でもそのようにもできるのかしらねえ、不思議に思ったのですが考えれば個人の持ち物ですから。
国から補助が出る事もないし、また自由に出来ないらしいですねえ。公共で管理してもらえるのなら良いのですが・・・・
この門の中はすぐ駐車場かと思ったのですが実は母屋までに延々と長い道があるそうです。
周りの山から土地まで今だにすべてこの地主さまの持ち物らしい、土地は売らなくて貸していらっしゃるそうで、・・・・・見渡す限り本当に広い!!
山もきれいにお掃除されているので大木の下で静かにハンモックを吊って本を読んだり出来たら、天然のさわやかな涼風が気持ち良いだろうな・・・・・・と思ったのですが、このオジサマは 「最近先代さんが亡くなられて相続税だけでも大変な額だし、毎年の税金だってすごいよ!!」
敷地の中には古い寺もあり、お墓もきれいに掃除されている、 年に何度か松とか植物の手入れ、剪定の時には作業車がずらっと何日も繋がっているそうです。 それだけでも大変らしい。
確かに空き地の周りには 「 勝手に駐車しない様に 地主 」 と立看板がありました。
簡単に森の緑が羨ましいなんて思いましたがご当主様は大変なんですねえ。
2012年09月01日Sat
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