(散策ルートをグーグルマップでご覧になれます)
外国人の参拝者も多く、またお墓にも参るコースがあるのでしょう。
話の内容はドイツからの観光客??または禅に興味があり修行に来日なのかはわかりませんが剃髪の方も半分。
お墓には桶を持って墓石に水を掛ける事も不思議な模様。
福井の永平寺と並ぶ禅寺で、でもやっぱり建物は関東大震災で消失したのか、まだ新しいので建物自体には歴史は感じられませんでした。
広い参道を進み、三門に向います。
総持寺参道入口 | 三松関(総持寺の総門) |
三門 | 三門の阿吽の仁王像 |
永平寺は深い森の奥にあり、建物も総持寺とは違い、古い歴史をそのままに現在に残している感じです。
両方を参拝して見るのも如何でしょうか。
三門を入ると、総受付の香積台がある外苑が広がります。
大駐車場から外苑を見る | 三松閣(研修場、宿坊) |
外苑の中心に建つ向唐門 | 香積台(総受付) |
香積台の中に入ると、福徳さずかる おさすり大黒、そして奥に、木彫りでは日本一大きい高さ約1.8mの大黒尊天がお祀りされています。
売店では、総持寺グッツのお土産品も売っていました。
右)受付、左)売店&休憩処 | 正面奥の大黒様(1) |
おさすり大黒 | 売店に併設された休憩処 |
福徳をさずかった?ところで、外苑と内苑とを分ける「百間廊下」の金鶏門をくぐって内苑に入ります。
前日にテレビで放送されたらしい 「百間廊下」 足跡一つないピカピカ、それも若い禅僧が走りながら雑巾がけ、それを先輩が気合い??を入れて指導しています。
毎日2回行われる雑巾がけの際、廊下と平行する土間に長い水の線を二本引き、先端をくゆらせて線香のように見立てて、鶴見事故慰霊のお祈りしているのだそうです。
百間廊下と金鶏門 | 修行中の僧と二本の水の線 |
待鳳館(迎賓館) | 紫雲臺(方丈の間) |
これも修業の内なのでしょう、汗だくで長^^^い 百間廊下を力強く、バケツの中で絞りながら拭いている姿、思わず自分の小さい時の経験を思い出しました。
修業は 走りながら廊下を拭き、叱咤激励する先輩僧に大きな声で返事を、汚れた雑巾をバケツの中で洗いながら・・・これを繰り返す、見ていてかわいそうでした。
廊下は日々の雑巾がけで、ピッカピカです。
内苑の中心は、大祖堂と仏殿です。大祖堂は、開山堂と法堂を兼ねた本堂客殿で、仏殿は、七堂伽藍の中心部に配置されていて「大雄宝殿」とも呼ばれます。
大祖堂 | 堂内入口と香炉台 |
大祖堂内部、御両尊(瑩山禅師・峨山禅師)(2)を安置 | 復興プロジェクトの江戸彼岸桜もほころび始めました |
荘厳な屋根や、本堂などは目を見張るばかりです。内陣の天蓋金飾りも綺麗に掃除され、本当に金ぴかでした。
中に入ると厳かな気分になり、身を正しますね。
内苑には、東日本大震災の「復興祈願桜プロジェクト」の育苗場があり、ここで育てられた江戸彼岸桜が、
毎年、被災地の寺院へ贈られていて、今年も可憐な花をつけています。
仏殿(大雄宝殿) | 中雀門越しに向唐門をみる |
仏殿内部 | 本尊の釈迦無尼如来(3) |
石川県輪島市に「総持寺」の前身がありましたが、明治31年(1898年)火災で焼失し、明治44年(1911年)現在地に移転されました。
放光堂は、総持寺が能登から移転されて、最初に法要が厳修された記念すべきお堂です。
放光堂 | 放光堂と繋がる鐘鼓楼 |
放光堂内部 | 放光堂の阿弥陀様(4) |
裕次郎さんのお墓にも参拝しましたが、順路が書いてありました。
勿論立派ですが、仰々しくなく派手さはありません、たくさんのファンの方が参られるのでしょう、素敵なお花が一杯たむけてありました。
お墓の門石には左右に 「裕次郎」 ってあり、裕ちゃんズワールド??」でしょうか。
墓地への入口、北部金鶏門 | 道案内の矢印と桜の木 |
石原裕次郎氏の墓処 | 夫人が彼を偲び贈った詩 |
墓地から内苑に戻ります。
大僧堂は、七堂伽藍の中でも重要なお堂で、朝の坐禅から就寝まで大僧堂を中心に日夜修行に励む坐禅道場です。
宝蔵館前には、禅の精神を表現した雲水群像、雲水とは禅宗の行脚僧のことで、「行雲流水」のように一ヵ所にとどまらずに修行することを意味しているそうです。
大僧堂(坐禅道場) | 宝蔵館「嫡々庵」 |
宝蔵館前の雲水群像 | 梅壽庵(水子供養受付所) |
三門の左を登った小高い丘陵を雙眸丘(ふたみがおか)といい、三寶殿、穴熊稲荷、平成救世観音、大梵鐘などがあります。スタンプラリーの残る2つの仏様はこの丘におられます。
境内には横浜市で起こった鉄道事故、桜木町事故(1951年)と鶴見事故(1963年)の慰霊碑が建立されています。
雙眸丘(ふたみがおか) | 桜木観音菩薩像と慰霊碑 |
平成救世観音(5) | 穴熊稲荷 |
総持寺の守護神は荒神様(三寶大荒神)で、仏・法・僧の三宝を守護する三寶大荒神として祀られています。
三寶殿近くにある大梵鐘は、関東一の大きで、大晦日には一般参詣者も、大梵鐘を撞くことができるそうですよ。
三寶殿、守護神は荒神様(6) | 大梵鐘、関東一の大きさ |
総持寺スタンプラリー | 6個のスタンプを集める |
総持寺にはスタンプラリーがあって、お参りしながらいろんな仏様にお逢いできました。
スタンプ用紙はスタンプ台に置かれています。そのスタンプがすごく可愛いらしい。
(ラリーの仏様は写真に番号(1)〜(6)がふってあります)
さて、今日のお目当てはもう一つ、キリンビール横浜工場に。キリン横浜ビアビレッジの「一番搾り うまさの秘密体感ツアー」です。
このキリンビールが出来たのは日本で初めて、山手に出来たのだそうですわ、まったく知りませんでした。
横浜の山手です、そんなことも知らずに飲んでいたわけですねえ、ビールが 出来上がるまでの工程を可愛いお嬢さんがガイドしてくれます。
キリンビール横浜工場 | 綺麗に手入れされた中庭 |
トリックアートの前で | 出発までロビーで待機 |
一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べや、麦芽の試食、ホップの香りを体験できるツアーで、おいしさの秘密や、こだわりの製法・素材を五感で体感できます。
受付で名前を告げて、見学ツアー開始を待ちます。出発まで時間があるので、中庭やレストランをブラブラ。
バブ「スプリングバレーブルワリー(SVB)」 | 6種類のクラフト(手作り)ビールが楽しめるパブ |
レストラン「ビアポート」 | キリン各種銘柄を楽しめる |
いよいよ体感ツアーのスタートです。受付からエスカレーターで3階の入口に入るとすぐに、ビール工場ならではの「仕込み」の香りが漂います。
工程ごとに、女性スタッフが丁寧に説明してくれ、ビールの原料である「麦芽」や「ホップ」を触って・嗅いで、食べてみる事ができます。
[1]素材 | 麦芽とホップ |
[2]仕込(糖化・麦汁ろ過・麦汁煮沸・麦汁沈殿) | パネルを見ながらの説明 |
普段、口にすることのない麦芽、ガイドさんが渡してくれた麦芽を皮付きのままパクリ。
香ばしい美味しさは、このままビールのおつまみとしてもイケそうです。
一番搾りで使うのは、麦芽を糖化してつくった「もろみ」をろ過し、最初に流れ出る一番搾り麦汁だけ、とのこと。
体感コーナーでは、「一番搾り麦汁」と「二番搾り麦汁」が配られます。見た目でも色が違うのが分かります。
こんなにも甘さが違うとは、飲み比べてさらにびっくり!
一番搾り うまさの秘密体感コーナー | 左が一番搾り麦汁、右が二番搾り麦汁 |
4種類の仕込み釜が並ぶ | [3]発酵(酵母を加え発酵) |
麦汁に酵母を加え、約1週間発酵させ、1〜2ヶ月貯蔵・熟成し最後に酵母をろ過します。
驚いたことに、貯蔵1タンクの中には350ml入りビール缶、大人が毎日一本ずつ飲んでも4000年かかるそうです。
ひゃーーー驚きですねえ、生きてないわ・・・・
[4]貯蔵・酵母ろ過 | 立ち並ぶ実際の貯蔵タンク |
[5]パッケージング | 映像を使っての説明 |
この工場のパッケージラインは、1分間に350ml缶に2000本ものビールを詰め込む事ができるそうです。
工場見学を終え、試飲コーナーへ移動します。試飲は一人3杯まで。ガイドさんが、家でも缶ビールをおいしく飲める方法「三度注ぎ」を実演伝授してくれます。
一番搾り、季節限定ビール小麦のうまみ350ml、黒ビールそれぞれ1杯ずつ試飲できます、おつまみのピー煎も一袋付きます。
試飲コーナー | 三度注ぎの実演 |
1杯目はキリン一番搾り生ビール | 2・3杯目は一番搾りスタウトと小麦のうまみ |
今回は特に、キリンビール一番搾りの出来上がりを知りましたが、試飲タイムで飲んだところやっぱり凝縮された味で、美味しいかな^^と思ったのですが・・・通でないので解りません。
でも、喉が渇いていたので、できたてのビールは本当に美味しかった。試飲タイム20分では、3杯目は飲みきれないで思案中でした。
お腹には限度があるわね^^^^^
【敬老パスルート】
横浜駅→(市営41)→総持寺前バス停→総持寺→鶴見駅前東口→(市営18)→生麦バス停→キリンビール横浜工場→京急生麦駅→横浜駅