2016年04月12日Tue

04/12 横浜山手西洋館巡り

横浜市緑の協会のガイドブック「山手西洋館マップ」を見ながら、横浜山手西洋館巡りをしてきました。
散策ルートをグーグルマップでご覧になれます

山手西洋館は「JR石川町駅」と「みなとみらい線 元町中華街駅」に挟まれた小高い丘に位置し、その両駅はバス通り「山手大通り」で繋がっています。

ガイドブックに沿って「山手イタリア山庭園」→「山手公園」→「元町公園」→「港の見える丘公園」エリアと巡りましたが、逆巡りコースのほうが下り坂なので楽だったかも。
西洋館巡りのスタンプラリーも楽しみました。

2016山手西洋館1.jpg
横浜山手西洋館マップ
2016山手西洋館2.jpg
西洋館巡りスタンプラリー



まず最初に向かったのが山手イタリア山庭園にある国の重要文化財「外交官の家」、明治時代にトルコ全権大使、ニュ−ヨーク総領事を務めた内田氏の邸宅だったのを横浜市が寄贈を受け、約20年前にイタリア山庭園地区に移築されました。

八角形の塔屋つきの2階建て素敵な建築ですねえ、どの部屋も洋式、和室も別棟に有ったらしいが洋館のみ公開されています。
イタリア山庭園も素晴らしく、外側の垣根に守られ中に咲く花は茎もまっすぐのび、規則正しく並んでいる様子は可愛いものです。

外交官の家(旧内田家邸宅:重文)(山手イタリア山庭園)
イタリア山庭園から眺める八角形の塔屋と、今なお残るガスストーブ・ステンドグラス・サイドボードなどの家具類が創建当時を物語っています。

2016山手西洋館3.jpg
ゲート奧の端正な芝生の庭
2016山手西洋館55.jpg
1階大客間
2016山手西洋館4.jpg
1階食堂
2016山手西洋館6.jpg
サンルームから見る庭園

整然と幾何学的にデザインされた植栽は、左右対称になっていて、庭園から見る洋館の姿は特に美しく、その佇まいはイタリア式庭園によく似合います。

2016山手西洋館56.jpg
2階書斎
2016山手西洋館5.jpg
2階寝室
2016山手西洋館57.jpg
大客間の暖炉はラジエーター式ガスストーブ
2016山手西洋館58.jpg
ホールのバラと玄関内扉のステンドグラス

山手イタリア山庭園
「山手イタリア山庭園」は、開放感溢れる「公園」というよりは、丘の上に立つ広いお屋敷の敷地のような佇まいを見せます。

「外交官の家」と「ブラフ18番館」の間を南北に抜けるメタセコイア並木のプロムナードの佇まいも魅力的で、メタセコイアの間に見える「外交官の家」の姿にも良い風情があります。

2016山手西洋館61.jpg
外交官の家、八角形の塔屋
2016山手西洋館62.jpg
庭園とみなとみらい
2016山手西洋館63.jpg
メタセコイアの並木
2016山手西洋館64.jpg
庭園から見るブラフ18番館

そして、お隣にある「ブラフ18番館」
ブラフ18番館は山手に建築されていた外国人の家、カトリック山手教会の司祭館として平成3年まで使用され、横浜市に寄贈されたものです。

何とも優しいグリーンと白のコントラストが美しく、次回我家の塗装をするチャンスがあればこの色を真似たいわ。

ブラフ18番館(山手イタリア山庭園)
白い壁に緑の窓枠がアクセント。ベイウィンドウ(出窓)・上げ下げ窓・鎧戸・サンルームなど震災前の外国人住宅の特徴が見られます。

2016山手西洋館7.jpg
緑の窓枠がアクセント
2016山手西洋館8.jpg
ベイウィンドウの食堂
2016山手西洋館9.jpg
緑に統一されたサンルーム
2016山手西洋館10.jpg
資料室で休憩

そして、次の場所、山手公園へ移動。途中山手カトリック教会、フェリス女学院大学の前を通りました。

山手公園
山手公園は、1870年(明治3年)に造られた外国人向けの日本初の西洋式公園です。
生麦事件の影響で、居留地から出ることにためらいがあった外国人たちの間では、安心してピクニックやスポーツなどを楽しめる場所が待望され、整備されたそうです。

2016山手西洋館41.jpg
カトリック山手教会
2016山手西洋館42.jpg
美しいステンドグラス
2016山手西洋館59.jpg
フェリス女学院大学
2016山手西洋館60.jpg
テニス発祥地碑とコート

高くそびえる薄グリーンの屋根ととんがり頭の尖塔があるネオ・ゴシック調が特徴的です。聖堂内部には繊細なステンドグラスもあってとても綺麗で、荘厳な雰囲気でいっぱいです。

テニス発祥記念館(山手公園)
日本のテニス発祥120周年を記念してこの「テニス発祥記念館」が設立されました。当時のテニスウェアや道具が展示されています。

2016山手西洋館11.jpg
バンガロー風の記念館
2016山手西洋館12.jpg
女性のテニスウェア
2016山手西洋館13.jpg
初期のテニスで使用された古いラケットや写真展示
2016山手西洋館14.jpg
錦絵のテニスに興じる婦人達を描いたステンドグラス

今は横浜市民であれば誰でも会員になれて、テニスを楽しめる、大勢の人達がテニスに興じていたが結構激しい動きですねえ。
瞬発的にウエストをひねるのは我々人工股関節組には危険ですねえ。 やっぱり運動はやめておこっと。

山手68番館(山手公園)
現在はテニスコートと公園の管理施設・クラブハウスとして使われています。

2016山手西洋館15.jpg
外装工事中の山手68番館
2016山手西洋館16.jpg
西洋館らしく洋風の暖炉が

山手公園〜元町公園は、少し距離があるので路線バスで移動。
ベーリックホールは、2000年に廃校になったセント・ジョセフの寄宿舎だったそうです、音楽ホールも素敵です。
明るい日差しが燦々と入る大きな格子窓、どの家もバスルームは映画に出てきそうな真っ白なバスタブ、洗面、お手洗いはすべて水洗、とても清潔でした。

ベーリック・ホール(元町公園)
玄関の3連アーチ、ガーゴイル(魔除け)のある壁泉、軒周り幾何学模様の色タイル、クワットレ・フォイル(四つ葉形)の窓、階段手摺のアイアンワークなどの装飾や、山手本通り沿いのブラフ積みが特徴です。

2016山手西洋館17.jpg
西洋館中 最大規模の建物
2016山手西洋館18.jpg
居間
2016山手西洋館19.jpg
食堂
2016山手西洋館20.jpg
子息寝室

ご子息の部屋のある西洋館は、殆んどの壁は漆喰ですが、このご子息の部屋はフレスコ壁だそうで、如何にお子様に気を使われたことか・・・・・フレスコ画って絵画がありますものね。

2016山手西洋館21.jpg
夫人寝室とサンポーチ
2016山手西洋館22.jpg
バスルーム
2016山手西洋館23.jpg
玄関扉・階段手摺のアイアンワーク
2016山手西洋館24.jpg
ガーゴイルの壁泉、軒周りの色タイルと四つ葉形の窓

べーリックホールの隣にある「エリスマン邸」。一度お仲間さんと見学に来たことが有り、何となく懐かしい。

でもね、レストランではアフタヌーンテイだけではなく本格的なフランス料理も出しています。
ランチ時は予約が必要らしいわね。 玄関に入った途端に美味しそうな匂い、バターを焦がした良いソースの匂いに 「「お腹すいたー」」

エリスマン邸(元町公園)
レーモンドが、終生、建築の原点とした「シンプル」「ナチュラル」「ダイレクト」「エコノミカル」「オネスト」という五つの建築姿勢を随所に見ることができます。

2016山手西洋館25.jpg
木漏れ日のふりそそぐ建物
2016山手西洋館26.jpg
居間兼食堂とサンルーム
2016山手西洋館27.jpg
暖炉のある応接室
2016山手西洋館28.jpg
しょうゆ・きゃふぇ

元町公園
エリスマン邸の並び奥には関東大震災で倒壊した山手80番館の廃墟跡(ブラフ80メモリアルテラス)や、山手234番館の隣に、一階とテラスがカフェになった西洋館「えの木てい」があります。
横浜山手聖公会は、今工事の為入館は出来ませんが正面玄関の彫刻が何ともレトロ、公開されるのが楽しみです。

日当たりの良い場所で定番の 「おにぎりランチ」 デザートは今日はラスベガス土産の チョコ、これは硬いドライフルーツコーティングで珍しく美味しかった。

2016山手西洋館43.jpg
山手80番館跡
2016山手西洋館44.jpg
カフェ えの木てい
2016山手西洋館46.jpg
横浜山手聖公会
2016山手西洋館45.jpg
青空の下のランチも格別

山手234番館は、こじんまりしている建物なので展示会などが催されます。数年前は友人の漆器の展示会で行きましたが、今日も誰かの展示会が開かれていました。
パステル画だったかしら??

山手234番館(元町公園)
当時を再現した居間や、明り取りの中庭、玄関の4枚扉など。常設展示室では「まち歩きのヒント」のパネル展などもおこなっています。

2016山手西洋館29.jpg
外国人向けの共同住宅
2016山手西洋館30.jpg
リビングダイニングルーム
2016山手西洋館31.jpg
常設展示室
2016山手西洋館32.jpg
パステル画の展示会

最後に、港の見える丘公園にバス移動。
横浜市イギリス館はちょこちょこコンサートなど聴きに行きます、ウン十年前には子供たちのバイオリンの集まりで一日お借りし、キッチンまで使用させてもらい、30人位のパーテイまで出来ました。

だって、音楽も、食事もでき、お茶まで自分たちでオーガナイズできるなんて無理なく利用できるのは公共の建物だからこそですよねえ。 有難いわ。

横浜市イギリス館(港の見える丘公園)
明るく開放的な設計と、高い天井や重厚なドア、美しい寄せ木の床面、ジョージ6世の王冠の紋章など、当時の王室の威厳を感じることができます。

2016山手西洋館33.jpg
旧英国総領事公邸
2016山手西洋館34.jpg
食堂
2016山手西洋館35.jpg
寝室
2016山手西洋館36.jpg
サンルーム

最後の山手111番館は素敵なコーヒーショップ、屋内に入らなくても外からも入れます。 協定でしょうか??お茶とケーキは、どの館もすべて同じ料金です。

驚いたのはシャンデリア、20年以上前にワシントンで見つけた我家の天井に収まっているのと同じものがありました(写真○印)。 え、??どこかで見たわね^^??とても身近に感じました。

山手111番館(港の見える丘公園)
シャンデリアのある吹き抜けの空間と、ダイニングルームの大きな1枚ガラスの窓から見える港や庭園の景色が魅力的です。

2016山手西洋館37.jpg
赤瓦と白壁が美しい洋館
2016山手西洋館38.jpg
食堂
2016山手西洋館39.jpg
1階ホールと2階の回廊
2016山手西洋館40.jpg
カフェ ザ ローズ

公園には多くの外国の観光客、それにちょうど、赤い靴バス(横浜観光名所を走るバス)の折り返し地点、目の前に望むベイブリッジ等、新しい発見でした。
大佛次郎記念館もあります、ここだけは入館料が要りますが建物はすべて無料で見学できます。

港の見える丘公園
平成28年4月1日より緑化工事が終わりリニューアルオープンしました。
今までバラ園であったエリアは「イングリッシュローズガーデン」として緑化がされ、イングリッシュローズをテーマに一年草と宿根草との混植のガーデンとなり、四季を通していろいろなバラや草花が咲き競います。

2016山手西洋館47.jpg
イギリス館ローズガーデン
2016山手西洋館48.jpg
沈床花壇
2016山手西洋館49.jpg
噴水広場と大佛次郎記念館
2016山手西洋館50.jpg
噴水広場を周る赤い靴号

花壇に囲まれたこの公園からは、横浜港やベイブリッジが一望できます。展望台から眼下に広がる港や横浜ベイブリッジの風景は最高です。

2016山手西洋館51.jpg
展望台
2016山手西洋館52.jpg
ベイブリッジ
2016山手西洋館53.jpg
氷川丸と大桟橋
2016山手西洋館54.jpg
ランドマークタワー

西洋人が、日本で暮らすために如何に知恵を絞り、豪華絢爛では無く、快適な住まいを建築されたか??今でも立派に住まえる佇まい、でもこれだけの家屋を維持するのは大変、ヤッパリ資産家でなければ無理ですわ、素敵な家々でした。

どの建物の前にも必ず、デッサンをしたり、絵画を楽しむ人たちが絵筆にいそしんでいました。  どなたも本当にお上手で見せて貰うだけでも楽しい。

【敬老パスルート】
蒔田駅→(神11)→イタリア山庭園前→山手町→(神11)→元町公園前→(神11)→港の見える丘公園前→(横20)→桜木町駅
posted by ほがらかさん at 23:28 | Comment(0) | .レジャー 敬老パスの旅

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※半角英数字のみのコメントは投稿できません。