10日は若冲の絵の入れ替えがあったので長女を誘って2度目の鑑賞です。
ところが9時30頃には長蛇の列、入場するまで2時間30分、入場制限がかかると障害者は優先的に少し早く入場できるらしいが係員はあまり詳しい人でなかったようです。
1時間40分待ちました。
さあって・・・・・どこから見てよいか、とりあえず鑑賞者が少ない絵から回り、最後は プライスコレクションの「鳥獣花木図屏風」 で 30分以上時間をかけました。

色がいいですねえ、こんな絵の具が300年前からあったのでしょうか?? きっと高価な絵の具だったのでしょう。
この時代でも色が褪せていなくて当時のままのような輝きです。
空想なのか現実なのか分からない、でもねえ、お手本の絵が長^^^く展示してあり、よく見ると鳥は、烏骨鶏、鳳凰、鶴、鳩、キジ、ほろほろ鳥までありとあらゆる種類が描かれて、若冲の心の中の鳥は、羽一つ、烏帽子一つ、目一つ、舌一つが、本当に細かく観察され、まるで今にも舞い上がりそうな構図・・・・何度見ても飽きないわ。


ミュージアムショップでも長蛇の列、買うのも難儀でした、買ったのは象の絵がついた一合瓶の日本酒、空いたら一輪挿しに変身です。

ランチは芸大の 「学食」 おいしかったですねえ、それに学生には量もありお得、 カツカレー定食、アジフライ定食両方で900円です。 お助けマンですね。
超混雑している中で一人、ポツンと食べている男子学生、 ちょっと良い感じでした。
見ていると、いただきますって手を合わせて食べていました、そして、時々、「うんうん、美味しい」って言いながら本当においしそうにもくもくと食べている姿に感激です。
親御さんが見ていたらきっと、 おなか一杯食べなさいねって声をかけたでしょう。
赤の他人の私も、何か買って食べさせたいと思ったわ。 孫と一緒ですね。