素敵なギターの調べにうっとり、奏者は 大萩康司 さん
吟遊詩人の様にホールの入り口からステージへ1826年製の古典ギター抱えて弾き語り、面白い演出でした。 2階だったのでどこから聴こえてくるの??って身を乗り出していました。
プログラムによればフランス生活が長かったようで、風貌もなんとなくフランス仕込み??
でも音楽はジャンルにとらわれず世界中で活躍。
今日も武満徹さんの現代音楽から古典音楽まで幅広く、バラエテイに飛んで、驚いたことに年配の方々が多く、コンサートにも異変が。
良い音楽を耳にすることは心が豊かになりますものねえ。 彼をテレビで見たので・・・・来ましたって方も。
お隣の席の80歳は超えていらっしゃる女性は、「好きな曲があれば聞くし、また聞きたいと思ったら東京までもさっさと行くのよ」って、なんとも歯切れが良い。
そのお隣の女性は、「CD買ったのよ、だってサインをもらえるし、ちょっと恥ずかしいけど……」 映画音楽でギターの名曲 「禁じられた遊び」 が大好きでって。
私の周りは全員、皆さま白髪の素敵な方ばかり、本当に驚きました。
休憩の前には面白い構成で質疑応答があり、音楽家の道を目指し、留学希望の高校生にも謙虚に答えている姿は、音楽家として後世へのアドバイスが素晴らしいと思いました。
さくらホールの、ほぼ満席状態の割れんばかりの拍手でアンコールに何度も答えて、最後はアンドレス・セゴビアの 「アルハンブラの思い出」
なんとも、まだ見ぬ地ですがあたかも行ったような錯覚、大萩さん愛用のギターは、1962年製のロベール・ブーシェ(フランス)。とっても優しく甘^^^^^^い音色で 「ギターってこんなに繊細??」 認識を新たに。
大萩氏は最後に舞台から去る時、ギターを抱えて弾きながら後ずさり・・・・・・・でもね、 「ブラボー」って声を掛ける人は一人もいない、大拍手で会話?です。
昨年は、同じ曲を「荘村 清志」さんで聴きました、その時に曲の説明をして下さり、アルハンブラ宮殿の中庭には、いつも水がさらさらと流れているのだと。
その水の音をトレモノ奏法で表現していると言われました。
目をつむると、真っ赤に染まった写真やテレビで映し出されるアルハンブラ宮殿の水がトレモノ奏法で本当にさらさら、さらさらって止まること無く流れている音の様に聞こました。
なんともロマンティック、近いうちにここを訪れるのが楽しみ!!
ホールを出たらデッキの上で区役所開催の、駅を挟んで西と東の二か所でストリートライブ、いろんなグループが朝10時から夜の7時まで。
一日音楽三昧楽しかった^^^^^。
2016年09月11日Sun
09/11 大萩康司ギターコンサート
posted by ほがらかさん at 08:14
| Comment(0)
| .レジャー コンサート
この記事へのコメント
コメントを書く