今朝は風も本当に冷たい、昨夜の朝晩の温度差に驚きました。
風って体感温度を実際の温度以上に下げるものなのですね、実感しました。
先週は駆け足で、テレビで見る 「日光いろは坂の紅葉」 に痛く感激し行ってきました。
(旅行ルート856kmをグーグルマップでご覧になるにはこちらをクリック)
10月23日(1日目)横浜〜佐野〜宇都宮
自宅を10時ごろ出発、かなり混んでいました。 渋滞の都心を抜けて先ずは 「佐野厄除け大師」 にお参り。
山門 | 境内マップ |
麗水観音 | 本堂 |
佐野と言ったら厄除け大師とラーメン。
「関東の三大師 佐野厄除け大師」、年末年始のTV CMで有名ですね。
祈祷受付・お守り所 | 水子地蔵尊 |
子育地蔵尊 | 東照宮 |
安全をお願いして次に向かった先は佐野ラーメンです。
「田村屋」 随分並んでいましたが運よく駐車場にも恵まれ、やっぱり大師様のおかげでしょうか。
味はあっさり系でしたが、中のチャーシューがとろけるように柔らかくお味も素晴らしかった。
家系のラーメンに慣れているこってり派にはちょっと物足りないかもねえ。
行列ができる人気店の1つ佐野ラーメン「田村屋」 | 青竹打ちの縮れ麺はコシがありツルツルとした食感 |
ラーメン620円、鶏がらスープのさっぱり味 | 餃子1人前3個280円、皮から手作りの大きな餃子です |
佐野プレミアム・アウトレットにも寄り道、ここは三菱系、御殿場と同じような作りですがプラダなどはお得でしたね、デパートの約半額で手に入ります。
でもねえ、これと言った目玉商品はどのブースでも見当たらなかった、年末に向けての商品はこれからだと思います。 ちょっと残念。
佐野プレミアム・アウトレット | 植え込みのハロウィン飾り |
アメリカ東海岸をイメージした街並み | ローラ アシュレイ(Laura Ashley) |
今晩の予定の温泉付き 道の駅「うつのみや ろまんちっく村」 は、すぐ近くと思ったので長居をしたらとんでもなかった!!かなり先で急ぎましたねえ、だって、真っ暗で初めて通る道は分かりませんから必死です。
綺麗な温泉施設で30分ぐらい いい湯だな!!ほほっほ で楽しみました。
ここでは地元のオジサマに 「由緒正しきいろは坂のめぐり方」(人と逆の行動をする) を伝授頂き、知識を入れてきました。
道の駅「うつのみや ろまんちっく村」 | 「アグリスパ」と天然温泉「湯処あぐり」 |
湯はアルカリ性単純温泉 | 車中泊中の様子 |
夜に小腹のための「ちじみ」 辛いのとキムチのにおいがすごいのでビニール袋にしっかり入れて車の下に見えないように隠したつもりが・・・・なんと野生の動物に食べられてしまった。
だって、キムチだって相当辛いのに食べているのですねえ驚きました。 きっとどこかで水を飲みひ^ひー泣いているかも。
10月24日(2日目)奥日光〜南会津〜喜多方
6時には出発、 一日観光めぐりでした。
日光の紅葉スポットを代表するいろは坂、渋滞もなくいろは坂をのんびり眺め、紅葉を堪能しました。
ふもとの景色はちょっと早く今頃が最高の紅葉かもしれません。上っていくにしたがって美しい木々の紅葉が堪能できました。
終点付近には、中禅寺湖・華厳の滝・男体山など雄大なスケールで見渡せる絶景スポット明智平展望台に登るロープウェイもあります。
日光街道の杉並木 | 色付き始めた神橋の紅葉 |
いろは坂・那智平の紅葉 | 雲間から頭をだした男体山 |
奥日光の紅葉は、それぞれ特徴があります。湯滝や竜頭滝では、激しい流水と燃立つ紅葉が、躍動的な印象を与え、
湯ノ湖や中禅寺湖では、湖面に紅葉が写り込み、静寂で神秘的な風景に包まれます。
観瀑台から湯滝を見上げる | 湯滝の紅葉 |
湯川歩道を登り湯ノ湖へ | 湯ノ湖から流れ落ちる湯滝 |
湯滝観瀑台から湯川歩道を上がっていくと、湯川が堰きとめられてできた標高1478m、周囲約3kmの湯ノ湖です。
湯滝上展望台 | 湯ノ湖、朝陽を受ける紅葉 |
湖面に紅葉が写り込み、神秘的な風景に包まれます | 色鮮やかに染まる山々が美しい |
奥日光では紅葉の訪れが最も早い場所としても知られる竜頭の滝は、竜頭ノ滝園地の遊歩道を散策して、近い距離で観る滝もまた綺麗です。滝を包み込むように広がる赤や黄色に色づいた木々は見事。
竜頭ノ滝園地入口 | 竜頭の橋から見た竜頭の滝 |
竜のうろこに見える階段状に落ちていく水の流れ | 木々が紅色や黄色に色づいてきれい |
210mにわたって山の岩肌を流れ落ち、滝つぼ近くの岩で二分される姿が竜の頭のように見えるため「竜頭」と呼ばれています。
紅葉と二本の滝と竜の頭と言われる岩の雰囲気が最高です。
龍頭乃茶屋 | 竜頭の滝正面にある観瀑台 |
観爆台から眺める紅葉に彩られた滝つぼの眺めは最高 | 朝は右が影になりますが、陽が入って赤が鮮やかです |
中禅寺湖の水が、高さ97メートルの岸壁を一気に落下する壮大な華厳の滝。
観瀑台は、駐車場横の滝と同じ高さで見る無料の観爆台と、エレベーター(550円)で100m降下したところにある観瀑台の2か所あります。
華厳滝エレベーター | 無料観爆台からみる華厳滝 |
滝周辺の紅葉 | 中禅寺湖から落下する滝口 |
華厳滝エレベーターは、団体客も多く、子供たちの修学旅行もあり、大変な時間がかかりました。
列の中に、大変迷惑なおじさんがいて、顔も真っ赤、首まで真っ赤、酔っ払いのとにかくお酒臭いし、側にいるだけで私が酔ってきました。 これこそ怒り心頭です。
おばさん力を出して、思わず、朝から臭い!!って一喝してしまった。
100m下の観瀑台から見る華厳の滝。落差97mの滝を一気に流れ落ちる様子は迫力満点です | 爆音と共にしぶきが弾ける |
滝周辺の紅葉 |
南会津にある塔のように削られた奇岩の連なる景勝地「塔のへつり」、 白い岩肌にはえる紅葉が大川の流れを染め、深々とえぐられた岩のアーチを巡って紅葉狩りが楽しめます。
グラグラ揺れる吊り橋を渡って、対岸の岸壁にへばりついて岩肌を歩く。渡ったものの自由の利かない私は足を取られそうで見学のみ、だって、落ちたらどうするの??
塔のへつり入口 | 塔のへつり全景 |
吊り橋を渡って対岸の岩肌を歩く | 紅葉と川の緑のコントラストが映える |
今日の最後は塔のへつり近くにある大内宿、中山道と同じような宿が多く、200年以上の茅葺屋根の家も実際に末裔の方が住んでいらっしゃるには驚きです。
昔の家って柱が太く、すすなどでつやつやしている本当の意味で大黒柱ですね。
丸太が多いだけにびくともしないのですね、屋根さえ葺き替えれば何百年も持つなんて素晴らしい。
大内宿の街並み | 火の見櫓と茅葺の家 |
大内宿名物のねぎそばの店 | 会津塗りのお店 |
今日の道の駅は 喜多方ラーメンの街 「喜多の郷」 ここはテレビなどでかなり放映されているようで、スタッフの方たちも鼻息荒い。
食事は美味しかったですねえ、さすが美味しいもの編で芸能人もお奨めと写真が何枚もハラレ、そうかなーーと。
内湯より外の露天風呂は源泉かけ流し、飲めないけどちょっとぬるっとした湯で温まった肌が雨に濡れて冷やされとても気持ち良かった。
道の駅「喜多の郷」 | 日帰り温泉施設「蔵の湯」 |
湯は弱アルカリ性単純温泉 | 車中泊中の様子 |
10月25日(3日目)裏磐梯〜猪苗代湖〜会津若松〜喜連川
裏磐梯ビジターセンターで情報を仕入れる予定が 「本日休館日」 の看板が・・・・ でも登山ルックのグループに遅れないように急ぎ足。五色沼とは五色沼探勝路沿いにある20〜30の沼の総称です。
裏磐梯ビジターセンター | 五色沼自然探勝路マップ |
五色沼の中で一番大きい毘沙門沼 | ボート乗り場もあり、遠くに磐梯山も一緒に眺めます |
青緑色に光る五色沼最大の毘沙門沼からは、磐梯山の荒々しい火口壁が目に飛んできます。毘沙門沼から望む磐梯山は裏磐梯を代表する景観の一つです。
紅葉も深まって秋の訪れを感じられる | たくさんの観光客で賑わっています |
幸せになると言われているハートマークのついた白い鯉がいるそうな | 朝日を浴びて真っ赤なもみじ、綺麗です |
山湖台は、磐梯山ゴールドライン沿いにある展望スポット。駐車場の正面(南側)には猪苗代湖、左側(東側)には磐梯山と、山と湖が同時に望めます。
駐車場左(東側)の磐梯山 | 正面(南側)の猪苗代湖 |
猪苗代湖北岸に建つ野口英世記念館、
野口英世の生家には、左手にやけどを負った囲炉裏や、床柱に刻んだ決意文などが当時のまま残っています。
野口英世記念館 | 野口英世の生家 |
左手に火傷を負った囲炉裏 | 床柱に刻んだ決意文 |
資料展示館「博士の研究室」で、英世館長のロボットに先導されお勉強してきました。 遠いアメリカで成功されても生まれ故郷をこよなく愛した博士です。博士が挑んだ細菌の世界をゲームなどで体験できる「体験!バクテリウム」など子供も大人も楽しめます。
英世の業績と生涯の展示 | 博士の研究室 |
体験!バクテリウム | 博士の研究の一日 |
猪苗代湖畔の高台に建つ天鏡閣(有栖川宮別邸) 宮様のお顔はどこか明治天皇を彷彿とさせるような凛とした髭も立派、宮妃殿下も本当に上品です。
煉瓦造りの表門(重文) | 天鏡閣マップ |
天鏡閣(重文)、バルコニー工事中 | 庭園に立っている有栖川宮の銅像 |
明治時代のドレス試着は女性に大人気!当時の貴族になった気分で館内を見学しながら記念撮影を、また食堂では紅茶とスイーツを楽しめます。
試着用ドレス(520円) | 食堂 |
客間 | 撞球室 |
天鏡閣を出発し遊覧船発着所を過ぎ、猪苗代湖(国道49号)から飯盛山へぬける山越えの山中で、な^なんとカモシカに遭遇、
車の前を悠然と横断ししばらくこちらを見てましたが、山中へ消えて行きました。こんな町に近い所にカモシカがいるんだぁとビックリです。
長浜の遊覧船発着所 | 山中でカモシカに遭遇 |
満田屋(みつたや)は会津若松にある創業160年の老舗の味噌屋。 囲炉裏でゆっくり焼かれる、素材なのに何とも言えない焦がした味噌の匂いに食がそそられる。
ウナギかなと思うような匂いに見た目で現実に引き戻されちゃいました。
しかしどれを食べてもおいしく、胃もたれもない、重たい感じもない、やっぱり昔からある日本の味、バイオの賜物ですね。
セットは、みそ田楽コース1品のみ(1,300円)、@こんにゃく[柚子みそと甘みそ]・A豆腐生揚げ[山椒みそ]・B里いも[甘みそ]・おもち[甘みそ]・Cしんごろう餅[じゅうねんみそ]・身欠きにしん[山椒みそ]の6種類(@〜C:料理写真に対応)、あとはお好み(250円/1串)で。
味噌田楽 満田屋 | カウンター席とテーブル席 |
目の前の囲炉裏で焼いてくれる、手前は各種味噌ダレ | みそ田楽コース(1,300円)、上左@ 右A、下左B 右C |
今日はのんびりと最後の 「道の駅きつれがわ」 明るいうちにつきましたが5時ですべてのお店は終わり、残念でした。
でも温泉は、喜連川温泉 荒川の湯/内川の湯でクアハウスもありました、次回の旅にはクアハウスがあるかどうかわからないけど水着を持って行こう。
道の駅「きつれがわ」 | 日帰り温泉&クアハウス |
荒川の湯 | 車中泊中の様子 |
10月26日(4日目)益子〜笠間〜横浜
今回の旅も今日で終わり、 益子焼を存分に知ることに・・・・窯元さんとの焼き物に関する会話でたくさんの知識を仕入れてきました。
益子焼窯元共販センター、 益子焼の窯元は約400件ほどあるらしく、ここではその窯元さん達の陶器を展示し、販売している。でも窯元の名前は掲示されていない。
11月3日から7日まで秋の益子祭りがあり、盛大に開催されるらしいがちょっと早すぎました、でも展示準備をしているお店では楽しく会話をしながら買い物ができました。
巨大なタヌキが陽気な顔でお出迎え | 益子焼窯元共販センターは益子最大の陶器ギャラリー |
掘り出し物、お買い得品もいっぱい | 絵付けや手びねりの陶芸教室 |
益子焼窯元 木村製陶の社長さんは、息子さんが作った陶器をうれしそうに説明してくれ、一点物の一輪挿しや釉薬を同じように掛けても突然変異の器など説明にも力が入りますわ、3点ほど求めて、値段交渉でお買い得でした。
広場に設営された仮設店舗、益子焼窯元 木村製陶 | 息子さんはロッカーでバンドマスターをしているらしく、でも売れないのだそうです、 写メールを見せてくださるのですがロングヘアーでロクロを回している時、ポニーテールで可愛いです。名前はキムタク、名刺まで頂いてきました。 |
テント内は益子焼で一杯、値段は市価の5〜7割位 | 柿釉の皿、糠白釉のカップ椀、子猫の一輪挿し |
益子焼窯元 神谷製陶所のおかみさんは窯元までご招待してくださり、お茶もちゃっかりいただいてきました。
手になじむ、普段使いの器が特徴で重たく、割れないそうです。
益子焼窯元 神谷製陶所 | ロクロ室 |
大量生産のための型焼き | 雑然とした製品置き場 |
笠間稲荷神社、 意外と小さいお社にちょっと戸惑いました。 今は菊人形展で賑わっていました、驚いたのは菊の花の盆栽です。 遠くから見た目には松のようです。
今年震災復興された大鳥居 | 境内マップ |
仲見世通り | 楼門、左右に随身像 |
奥のほうまでお狐さんが陳列されていますねえ、でもいなりずしを置いているお店が何故か無かったわ?? だって狐さんは油揚げを食べるのが定番じゃないの??
拝殿 | 御本殿(重文) |
樹齢400年の藤棚 | 神使の福狐の山「狐塚」 |
日本で最も古い菊の祭典「笠間稲荷の菊まつり」、今年で第109回だそうです。参道や境内に菊花や菊花壇があちこちに展示されています。
菊人形展(有料)は「真田丸」をテーマに取り上げ、真田信繁の生涯を菊人形で表現しています。
笠間の菊まつり | 菊花の盆栽 |
さて、来週はどちらに車中泊しようか??パンフレットとにらめっこです。