旅行記(1) (549km) | マドリード〜古都トレド(世界遺産)〜ラ・マンチャ地方〜グラナダ(世界遺産) |
旅行記(2) (203km) | アルハンブラ宮殿(世界遺産)〜太陽の海岸(コスタデルソル)〜マラガ〜ミハス |
旅行記(3) (393km) | アルヘシラス〜タリファ岬〜ヘレス〜セビリア(世界遺産) |
旅行記(4) (581km) | ポルトガル国境〜エヴォラ歴史地区(世界遺産)〜ロカ岬〜リスボン(世界遺産) |
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駆け足で、スペイン、ポルトガルを回ってきました。
5泊8日間ですが、ドバイ経由マドリード 帰りはリスボンからドバイ経由成田です。
【6日目 12/5日(火)】ポルトガル国境〜エヴォラ歴史地区(世界遺産)〜ロカ岬〜リスボン(547km)
今日からポルトガルです。
早朝よりイベリア半島を北上、国境の町バダホスからポルトガルに入り、エヴォラ・モンテ付近のSA(土産品店)でトイレ休憩、
SA(土産品店) | SAの売店 |
「エヴォラ歴史地区(世界遺産)」
昼食は、エヴォラ歴史地区のレストラン マール デ アレ ムララス で肉料理
城塞都市エヴォラの入口 | エヴォラ歴史地区散策マップ |
マール デ アレ ムララス | 肉料理の昼食 |
昼食後は自由行動で、エヴォラの街を散策です。
やっとのんびりと旅を楽しめます。
小高い丘にある城壁に囲まれた都市、天正遣欧少年使節も立ち寄ったエヴォラの街は、文献によれば歴史地区で世界遺産にも指定されており、ローマ時代の城壁に囲まれ、中世の雰囲気を色濃く残していて、ただ街ぶらするだけで楽しいです。「街全体が博物館の様」見所が沢山。
レストラン前広場 集合場所 | ジラルド広場への道 |
ジラルド広場、正面は教会 | 広場でくつろぐ観光客 |
ジラルド広場は、町の中心的な場所で情報センターなどがあり、街の地図や観光案内の情報を入手できます。
情報センターのある建物(入口は一番右) | 情報センター内部 |
反対側からジラルド広場を見る | ジラルド広場から大聖堂へと向かう「10月5日通り」 |
16世紀には日本から海を渡った天正遣欧少年使節は、このカテドラルのパイプオルガンを見事に奏でたとか。 このパイプオルガンは今でも演奏に使われているそうです。
エヴォラ大聖堂 | 鐘楼のある尖塔 |
大聖堂入り口 | 豪華な礼拝堂と祭壇 |
エヴォラはローマ時代から栄えたので、ローマ人によって造られたディアナ神殿や城壁の外にまで続く水道橋を見る事が出来ます。この歴史ある水道橋ですが、今では、家の一部として使われている。
ローマ神殿とロイオス教会 | 柱頭の凝った装飾がコリント様式の特徴 |
月の女神ディアナに捧げられたローマ時代の遺跡 | 10月5日通りをジラルド広場の方へ戻ります |
旧市街の中心ジラルド広場から大聖堂へと延びるメインストリート「10月5日通り(Rua 5 de Outubro)」の白い家並みをぶらり散策。
レストランやカフェ、土産物屋が軒を連ねる石畳の路地は、中世さながら。名産のコルクや陶器のお店をウィンドウショッピングしながら集合場所へ
コルク製のバッグや帽子 | タイル入りのコルクの鍋敷 |
南欧らしい絵柄の陶器皿 | 城塞の外でバスを待つ |
「リスボン」
大航海時代の歴史が感じられるヨーロッパ最西端のポルトガル。
車窓から眺める、たくさんの世界遺産に歴史的背景が残る町並みに感慨もひとしおでした。
4月25日橋から眺めるテージョ川河口と大西洋 | なだらかな斜面に建つリスボンの街並み |
赤い屋根に白い壁が青空に映えて綺麗 | リスボン市西部にあるアグアス・リブレス水道橋 |
「ロカ岬」
ユーラシア大陸最西端の街、ロカ岬で日の落ちる景色を眺めるため時間が気になりますわ。
日が沈む時間にあわせて雄大な大西洋に沈む夕陽を眺めます。
だって日本も同じ日没になると本当に真っ暗なんですよ、5時10分にはバスを降りて岬まで行かないと夕陽が見られないもの、
ロカ岬のインフォメーションセンター | ここで「最西端到達証明書」を発行してもらえる |
十字架が掲げられた石碑を目指して歩いて行く、高さ140mの断崖から見下ろす大西洋はとても雄大 |
陽が海に沈み始め、空が赤くなっていき、大西洋に夕陽が沈んでいく・・・。息を呑むほど本当に美しい
運よく場所の良いところを見つけずっと日没までの約20分の天体ショーに感激。
赤く染まった太陽、それに雲までがピンクに染まるのですよ^^^^
ロカ岬のかわいらしい灯台 | 陽が海に沈み始め空が赤くなってきた(17:42) |
夕陽に染まる十字架が掲げられた石碑 | 石碑には「ここに地終わり海始まる」が刻まれている |
最後はグレーになっておしまい、晴天でよかった^^^、これを見るために今日は急ぎました。
漠然と無の心境で眺めていました。 終わって気が付いたら周りには誰もいないじゃない???驚き、バスまで走りました。
地平線に沈み始め(17:50) | (17:52) |
(17:57) | 地平線に完全に沈む(18:05) |
夕食は、リスボンのレストランSanta Mariaで魚料理、ポルトガルではこの「イワシの塩焼き」が有名だそうです。今夜の宿 ホリデーイン リスボンへ
レストランSanta Maria | イワシの塩焼き |
リスボンの夜景もまた綺麗 | ホリデーイン リスボン |
【7日目 12/6日(水)】リスボン観光(アルカンタラ展望台、ジェロニモス修道院(世界遺産)、ベレンの塔(世界遺産))〜リスボン発(34km)
「アルカンタラ展望台」
サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台は高台にあるので、その横に急斜面を上り下りできる電車が設置されています。
早朝のリスボンの街 | 急斜面の登り坂 |
展望台というより小公園 | アルカンタラ展望台 |
展望台からは、目の前にリスボン市街やサン・ジョルジェ城が見渡せます。
日本でも「消臭力みんな大好き〜♪」のエステーのCMでおなじみの展望台です。
リスボン市街地を一望、山の上にはサン・ジョルジェ城 | |
朝陽の中のジョルジェ城 | CMでおなじみのショット |
「ベレン地区世界遺産」
ベレン地区の川沿いには世界遺産の「ベレンの塔」や「ジェロニモス修道院」をはじめ「発見のモニュメント」など大航海時代を代表する建築物があり、観光名所になっています。
「4月25日橋」は長さ2.28kmの吊り橋、1974年4月25日の無血革命にちなんで現在の名になりました。
「発見のモニュメント」は大航海時代を記念した記念碑、帆船をイメージした高さ52mの碑。
4月25日橋 | 発見のモニュメント |
ジェロニモス修道院(世界遺産) | ベレンの塔(世界遺産) |
「ジェロニモス修道院」
大航海時代で得た巨万の富を費やして建築されたそうで、マヌエル様式の最高傑作とも言われています。 細かい装飾には目を見張るものがあります。
修道院を背景に | 修道院の回廊部 |
青空に映える尖塔 | 1つ1つの彫刻が細かく綺麗 |
「ベレンの塔」
ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見を記念して建造されました。テージョ川河口を外敵から守る要塞の役目も果たしています。
塔の周辺は公園として開放されている | ジェロニモス修道院の西約1kmにある 塔の高さは32m |
空の青と白石が見事に調和 | 後ろ側から見たベレンの塔 |
川沿いのプロムナードは旅行者の姿も多く観光地らしい雰囲気、
ベレンの塔の堡塁 放射状の窓には大砲が備わる | 塔の最上階(4階)は礼拝堂、3階は謁見の間 |
橋を通って中を見学出来る | ベレンの塔のミニチュア |
ジェロニモス修道院の修道女たちから伝わったというベレン名物のパステル・デ・ナタ(エッグタルト)、
港の散策中、カフェーで食べた出来立てのエッグタルト、外がパリパリの皮で、中がクリーミーで評判通りとても美味しかったです、2個はペロリです。
塔近くの港のカフェ | 出来たてのエッグタルト |
2個はペロリ | 外はパリで中はクリーミー |
リスボンからドバイへ、飛行機はA-380では無かったのが残念、しかも出発が一時間以上も遅れ、ドバイに乗り継ぎ東京へ向かうのが時間が無い、ついてからずっと駆け足、機内に駆け込む。
リスボン空港待合室 | リスボン空港出発 |
【8日目 12/7日(木)】経由地ドバイ〜成田着
皆の気持ちが通じたのでしょう、全てを無くされたグループのお仲間さんが、にこにこと私たちを迎えてくださり、感激で全員が拍手でお迎えでした。
約束していたハグでお祝いです。 天の神様に感謝、感謝。
経由地ドバイの夜景 | 久し振りの日本の味 |
無事成田着 | 壊れたトランクのカギ |
元気に出発、無事帰国感謝です。
ホテルも良かったし、食事もおいしく、忙しかったけどこの旅は本当に満足しました。
点数を付けるなら100点満点の99点です。 それぐらい良かったです。
皆様本当にお疲れ様でした、 それにツアーコンダクターの久美子さん、ありがとうございました。 その地にまつわるウエットに富んだ解説、楽しく拝聴いたしました。
残念ながらお気に入りのトランクのカギが壊れていた、だって、請求できないからTSA規格のカギを買ってきましょう。