地中海 クルーズ (クルーズ編) | 乗船手続き〜救助訓練〜ディナー・朝食・昼食・夜食〜ショー観劇〜船内探索〜プール・ジャグジー〜カジノ〜ウインドーショッピング〜下船手続き |
地中海 クルーズ (マルセイユ編) | プチトラン(観光用ミニバストレイン)〜ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂〜旧港散策〜マルセイユ石鹸 72%直営店〜シーフードレストラン Toinou(トワヌー) 《観光ルートをGoogle Mapsでみる》 |
地中海 クルーズ (ジェノバ編) | 車窓観光〜ガリバルディ通り(世界遺産)〜ポデスタ宮殿〜トゥルシ宮殿(現市庁舎)〜赤の宮殿〜白の宮殿〜フェラーリ広場〜ドゥカーレ宮殿〜サン・ロレンツォ教会〜ジェノベーゼ土産物店 《観光ルートをGoogle Mapsでみる》 |
地中海 クルーズ (バルセロナ編) | モンジュイックの丘〜グラシア通り〜カサ・ミラ(世界遺産)〜カサ・バトリョ(世界遺産)〜カサ・アマトリェール〜サグラダ・ファミリア教会(世界遺産) グエル公園(世界遺産)〜サン・パウ病院(世界遺産)〜ボンプレウ(スーパー) 《観光ルートをGoogle Mapsでみる》 |
【4日目 11/16日(土)】ジェノバ入港〜ジェノバ半日観光(オプション)〜ジェノバ出港(クルーズ3日目)
朝食時間にゆっくりとジェノバ入港、8時半には初めて艦内体験ツアー希望者だけですが参加してもっと船旅を楽しみたいと思っている。
さて、「ジェノバ」と聞いてまず何が思い浮かぶでしょうか。
パスタのジェノベーゼソースはきっと皆さんご存知ですね。アニメ「母を訪ねて三千里」のマルコ少年の物語前半の舞台だったと憶えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。。
船窓から見るジェノバ港 | 素晴らしい景色の中で朝食 |
ジェノバ入港 カモメの出迎 | 港からバスで半日観光へ |
オプションツアーに参加組への注意、集合場所、とにかく広いのでキャビンに戻れば出てくるのが大変、時間も決まっているので遅れないようにしなくっちゃ皆様にご迷惑ですものね。
でも街中に到着はどうしても10時半過ぎ、あちこち回るのは時間的に無理ですが旧港に行くときに見る海岸線はそれは水が透き通り、まっ白い砂浜本当に綺麗です。
夏ならば絶対に泳ぎたい。
MSCプレチオーサから眺めるジェノヴァ港の風景は格別で、石油などの貯蔵施設、造船所、コンテナターミナル、フェリーやクルーズ船用の旅客ターミナル、多数のマリーナなどの施設を備え、港の向こうに旧市街地が広がっていました。
最初に、街の全体を掴むため、街中を車窓観光です。
イタリア人のガイドさんと一緒です、日本からのコンダクターが通訳してくれますが、ワンクッション置くので不思議な案内に成ります。
ジェノバ旧市街観光地図 | ランテルナの灯台 |
観光用ガレー船 | 水族館 |
中央に見える灯台は16世紀から現役のもので、ジェノバのシンボル、高さ76mのランドマークです。
実際に、ジェノバはイタリア最大の港で、最近は大型クルーズ船もよく入港しますが、貿易港がメイン。
トリノ、ミラノとともに近代および戦後のイタリアの経済成長を支えた港湾、工業都市です。
ジェノバは海沿いなので日差しが強く、日焼け止めクリームを塗らないとサングラス跡ははっきりと見えました。
ジェノバの街は、16世紀に共和国の有力貴族が建てた豪勢な大邸宅・館の数々が、 現在は美術館や市庁舎、銀行・店舗などとして当時の栄華を今に伝えています。
コロンブスに因んだ錨マークの芝生公園 | |
ヴィットリア広場の凱旋門 | コルヴェット広場、エマヌエーレ 2 世の騎馬像 |
ジェノバは坂の多い街で、急な坂道もたくさんあります。岩肌などは向き出ています、崩れないかと心配になりました。その岩肌と建物の色のコラボが美しい。
ガリバルディ通りの入り口のポルテッロ広場にある、ジェノバの街が一望できるルイージ・モンタルド展望台、高台にあり、歩いても行けるけどエレベータもあります。
丘の上では、市街地全体と地中海が見渡せ、感動的な景色が望めます。
ジェノバは、淡い色の建物が多い、一瞬平山郁夫さんの中東の絵画の色を思い出しました。
高台にあるモンタルド展望台とエレベーター入口 | フェラーリ広場の大噴水、正面はトゥルシ宮殿 |
フェラーリ広場のアカデミア宮殿 | フェラーリ広場近くにあるソプラーナ門 |
ジェノバの街も旧港が一番賑やか、そこまでバスで行きますがそこからは世界遺産の為に大型バスが入らない、テクテクと徒歩です。
旧市街地を歩くと、中世にタイムスリップしたような感覚が味わえます。
ガルバルディ通りには、16世紀に建てられた貴族の邸宅群、ドーリア・トゥルシ宮殿、赤の宮殿、白の宮殿などが並んでいます。
フェラーリ広場はかっての官庁街で、ドゥカーレ宮殿、ボルサ宮、カルロ・フェリーチェ劇場などが囲む、街の中心広場です。
【ガリバルディ通り】〜『世界遺産ロッリの邸宅群』
ガリバルディ通りは黄金通りと呼ばれています。
ジェノバ旧市街での一番の目玉はやはり世界遺産「レ・ストラーデ・ヌオーヴェ(新道) と パラッツィ・デイ・ロッリ(ロッリの館)の邸宅群」でしょう。
そのロッリに登録されていた館とその館のために作られた新道があり、その新道の1つがガリバルディ通りです。
ガリバルディ通り | 青色が美しいポデスタ宮殿 |
天井のレリーフ画 | 邸宅内の豪華なベランダ |
ここには、赤の宮殿や白の宮殿、トゥルシ宮などロッリに登録されていた大邸宅がたくさんあります。
これらの建物は、現在美術館や博物館として利用されているので、展示物と内部の豪華さも堪能してくださいね。天井のフレスコ画や金の装飾などがあり、観光客で賑わっていますよ。
現在はジェノバ市の市庁舎になっている「ドーリア・トゥルシ宮殿」。トイレ休憩で内部も見学。
ジェノバ出身のバイオリニスト、パガニーニ愛用のバイオリンの名器、1743年製のグァルネリ『カノン』が保管されているそうです。
トゥルシ宮殿(現市庁舎) | 宮殿の玄関 |
宮殿の中庭と回廊 |
ジェノバ有数のこの目抜き通りには、歴史を感じさせる建物が立ち並び、とても美しく、「赤の宮殿」「白の宮殿」「トゥルシ宮」は市の美術館として公開されています。
通りに面した壁面には、フレスコ画や、大理石の像など当時の財力を感じさせる装飾が施されています。
トゥルシ宮殿・赤の宮殿・白の宮殿と両側に並ぶ | その後細い路地をフェラーリ広場へ向かいます |
赤の宮殿 | 白の宮殿 |
【フェラーリ広場】
ジェノバ駅から徒歩5分ほど西に行ったところにあるジェノバ観光の出発地点となる場所です。他の観光名所や世界遺産のエリアへのアクセスも良好です。
最初は車の名車 「フェラーリ」 の発祥地かしら??と思ったのですが全然違いました、広場です、待ち合わせ場所はここが一番との事でした。
この広場はボルサ宮をはじめ、四方を歴史的建造物に囲まれている見応えのある場所。
細い路地を抜けドゥカーレ宮殿へ | 宮殿前の広場 |
ドゥカーレ宮殿 | 宮殿横のジェズ教会 |
広場の中心には大きな円形の大噴水があり、その周辺では地元の人や観光客が座っていて憩いの場所となっています。
また、広場の周りは旧市街となっており、街を歩いているだけでステキな街並みを見られます。
フェラーリ広場と大噴水、左からフェリーチェ劇場、円形のボルサ宮、リグーリア州庁舎、右端のドゥカーレ宮殿と並ぶ(写真:Wikipediaより) | |
カルロ・フェリーチェ劇場 | ボルサ宮(現証券取引所) |
リグーリア州庁舎 | ドゥカーレ宮殿 |
教会群も一見の価値があります、一度見た教会をまた見たり、だって同じような建て方見たいです、古い街並み、世界遺産の街は解りずらい。
ジェノバの教会は、外見はシンプルに見えますが、17世紀前後のバロック全盛期に有力な大貴族の出資により内装が行われたため、中に入ると驚くほど豪華らしい。
サン・ロレンツォ教会へ | 教会の尖塔を見上げる |
サン・ロレンツォ教会 | 主祭壇 |
白黒の縞模様があるファサードがとても美しく、印象的です。イスラム文化を反映しているのでしょうか。
入口にはライオンの像があります。教会の周りは賑やかでお店が多く人通りも多いですが、中に入ると静かです。
入口のライオン像 | 荘厳な雰囲気の教会内部 |
左礼拝堂 | 左礼拝堂横の小礼拝所 |
素晴らしいバラの窓、多数のステンドグラスに目を奪われます。また、内部のアーチもファサードと同じ白と黒の模様で独特な雰囲気があります。
両脇の礼拝堂も豪華で見ごたえがあります。
有料の宝物館には、最後の晩餐に使われたとされる聖杯があるそうです。
祭壇側より入口を見る | 天井絵 |
ステンドグラス | 聖母子像 |
レストランなども充実しているので、ジェノバ名物のジェノヴェーゼソースのパスタなどを食べるのにぴったり。
ジェノベーゼソース発祥のお店で、そのソースに逢うパスタ、お米のような細かいパスタ(トロフィエと言うらしい)等日本には無いらしいのでたくさん仕入れたが、重た^^^い。
フェラーリ広場には色々なお店が並ぶ | ジェノベーゼ製品の土産物店 GENOVA Experience |
パスタ・ソースが並ぶ | トロフィエとソースを購入 |
広場の周りには歴史的建造物もあり、ショッピング通りもすぐ近くなので賑わっていました。近くにはカフェやちょっとしたショップもあり、休憩や買い物をすることもできます。
スイーツのお店 | 美味しそうなお菓子が並ぶ |
人形のように動かない人 | 大理石の歩道 |
散策中、フェラーリ広場近くにあるソプラーナ門を発見、14世紀に建造された旧市街地の入口の門です。この門の傍に、コロンブスの生家があるそうです。
ジェノバを代表するオペラ劇場「カルロ・フェリーチェ劇場」前のガリバルディ騎馬像近くでバスと待ち合わせ。
フェラーリ広場の大噴水 | 市街地の先にソプラーナ門 |
ガリバルディ騎馬像 | 帰りのバスと待ち合わせ |
今回は帰り道も心配なくバスで街中を見学しながらゆっくりと船に帰り、それからちょっとお水タイム。
最上階のプールは風が冷たいので室内で楽しむ、もう天国、天国、何故かランチ時だったので泳ぐ人もいない、またジャグジーもがら空き。私専用、贅沢な一時。
思わず気持ちの良いジャグジーでは気がついたら寝ていた、慌てました。 いつの間にやら満員御礼です。
プールも暖かく、「え、どうしてこんな疲れることなく泳げるの??」 驚きました、つまり海水を温めてあったのですねえ 体をのびのび伸ばし泳ぎも堪能、超気持ちが良かった。
疲れたらまたジャグジーです。
最上階屋上ガーデンプール | 全天候型室内プール |
広いプールを独り占め | 37℃の温水ジャグジー |
信じられないことに小さいお子様も4,5才のお子ちゃまも??2メートルぐらいある深さなのに上手に泳いでいます、飛び込んでいる子もいます。
あらら、日本ではきっと親がやめなさいって注意するでしょうねえ、私も間違いなくプールから上がりなさいって言いますわ。
またまたシエスタを堪能、寝すぎて時間が15分しかない!!びっくり飛び起きて、ほがらかおじさんとジャケットを手に飛び出した。
ゴールデンロブスター | シーティング情報 |
前菜のマリネ | チョコムースとアイス |
今夜の晩餐は、ドレスコード「フォーマル」から「1960〜80年代の服装」に変更との指示アリ。
ええ??どんな洋服??しかし、まあいいか、自分でリメイクした総絞りの羽織を治したワンピースで出席、何故かそれを褒められましたわ。
着ない着物を勿体ないので自分でほどき、なんでもいいから作っています。 私の特技??は2,3回着たら何処かが壊れる、つまり下手なのです。
でも作ったばかりは 「斬新」 そんな言葉がぴったりです、想像してくださいね。
物作りは楽しいです、時間があるときは絹ですから絹糸でチクチク一針一針ずつ、頑張っています。
5時ジェノバ港出航 | 夕暮れ時のジェノバの町 |
今夜はパッケージを作って部屋の外に出しておくと船会社がバルセロナ空港のエミレーツ航空まで届けてくれます。
その時間に間に合わなければ自力で船から降ろし、バスまで運ぶ事になります、
それは重たくて大変、だってエミレーツは一人30sまで大丈夫なので二人の荷物はかなり重たい。
便利な方を選びますよねえ、美味しい食事もお腹一杯ですがリハビリを兼ねてパッケージに真剣です。
1個のトランクは成田まで開けなくても良いようにしっかりパッケージ。
プラチナ・シアター | Asterix vs Cleopatra |
7階のショッピング街 | MSCロゴショップ |
部屋の外に出してOK,その後は大人の時間ショッピングや音楽を楽しむ。