東寺の金堂にお祀りされている日光菩薩・月光菩薩を拝んだ記憶が一瞬によみがえりました。
朝焼けは、夜明けと共に日光菩薩様に守られ元気一杯 「お早う」と、声を掛けられ太陽と共に充実した一日を過ごし、
日暮れと共に月光菩薩様に迎えられ 「今日も一日ご苦労様」と穏やかな眠りに就く。
朝焼け | 夕焼け |
両菩薩様はとても穏やかな表情の造りで、あたたかく衆生を見つめている。
そんな感じの朝焼け、夕焼けを見てウオーキングしながらちょっぴりセンチな気分に。
今日夕方のウオーキングはアットホームな感じが伝わり、
コロナでもそろそろ「with」にならなくてはと思いながら楽しみました。何が?
山を登って家路に急ぐ我がタウンの住人、顔を合わせてご近所さんとの挨拶もほどほどに、四方山話に花が咲く。
仕事帰り、学校帰り、お出かけした後の余韻を残して家路に急ぐ人等々、思わず子供の頃を思い出しました。
昔の事ですが放課後、校庭で遊んでいた時、帰りのチャイムが鳴れば必ずそのあとに流れる音楽、
毎日かかるレコードは、ドヴォルザーク作曲 交響曲第九番新世界より「家路」
これを聞くと急いで帰宅したものです。
遠き山に 日は落ちて
星は空を ちりばめぬ
きょうのわざを なし終えて
心軽く 安らえば
風は涼し この夕べ
いざや 楽しき まどいせん まどいせん
作詞:堀内敬三
もう少し遊んでいたいのに・・・・子供心に嫌だなーと思っていたのが、今は妙に懐かしい。
今夜は夕飯の支度をしているご家庭、ご近所さんのお宅では、おかずが少し焦げた匂いもして、生活感を感じ、
やっぱり活気のある街の明かりは楽しい。