- 皆既月食と天王星食(2022年11月8日)今回
- スーパームーン皆既月食(2021年5月26日)
- ブルームーン皆既月食(2018年1月31日)
- 皆既月食(2011年12月10日)
次のスーパームーン皆既月食は12年後の2033年10月8日
※ブルームーン:同じ月に起こる「2度目の満月」で、めったに起こらないので「見ると幸せになれる」という
次回のブルームーン皆既月食は15年後の2037年1月31日
今年は442年ぶりの夢のコラボが実現しました。
太陽と地球と月が一直線に並び、満月が地球の影に覆われる「皆既月食」。
さらに、太陽系の7番目の惑星である天王星が月の後ろに入り込む「天王星食」が同時に起こる天体ショーが日本各地で観測されました。
![]() 月食の1時間前(17:15頃) | ![]() 食の最大(19:45頃) |
文献によれば:
「国立天文台が撮影した2022年11月8日の皆既月食と天王星食」
皆既食中に天王星食のような惑星食が見られるのは実に442年ぶりのことです。
442年ぶりのダブル天体ショー「皆既月食」×「天王星食」
国立天文台によりますと、次の同時に皆既月食と「惑星食」が、見られるのは、322年後だということです。どんな時代になりどんな人達が見るのでしょうか?
考えても無理ね、だって私達は実在しないのだから・・・
天王星は、太陽系の中で、木星、土星に次いで3番目に大きな惑星ですが、地球と月の距離の約7600倍も離れているらしく、肉眼でギリギリ見えるかという明るさです。
前回、日本で皆既月食と惑星食がみられたのは、安土桃山時代。
この時は「土星食」だったそうですが、ひょっとすると新しい物好きなあの織田信長も望遠鏡片手に見ていたかもしれません。
大好きな「秘密基地」にビールを片手にほがらかおじさんと皆既月食が始まるのを、今か今かと待っていました。
始まりと同時に天体の不思議さも覚え、このまま宇宙に飛んで見たくなった。
約一時間、本当に月はぽっかりと影に隠れ赤胴色に見え、さながらいくらのようで一番上は若干白く見えました。
![]() 部分食の始まり(18:10頃) → (18:30頃) → (18:50頃) → 皆既食開始直前(19:00頃) |
![]() 赤銅色の皆既月食(ISO-800 f/5.3 1/1.6秒 1700mmズーム相当(光学20倍xデジタル3.4倍)) |
また満月に戻るときの摩訶不思議さ、やっぱり地球は回っているのですね。
確信はないけどほがらかおばさんは、とても目が良いので何となく「天王星食」見えたような、あくまでも確信は無いのですがねえ。
だって月の下にぽちっと明るさがあったもの。
次回、日本全国で見られる皆既月食は、3年後の2025年9月8日の深夜から早朝にかけてです。
さて、11月の満月は、「ビーバームーン」
沼が凍る前に、ビーバーを捕らえるための罠を仕掛ける頃にちなんで、アメリカの先住民はビーバームーンと名付けたと考えられています。
または、ビーバーが冬を超えるために、巣づくり(ダムづくり)をする季節にも由来しています。
♪♪年末の満月に夢を馳せて♪♪ 晴天を祈ってまーす