4年ほど前から、群馬県の温泉が大好きになり草津や伊香保、特に万座の露天を楽しんでいます。
万座がメインですが、紅葉の名所や軽井沢も、ながらついでに楽しむ予定。
自宅に戻って一週間忙しくておざなりになっていたけど、やっぱり思い出のためにも書いておこうと一念発起、
記憶をたどって若くない頭脳をフル回転しています。
旅行記(1) | 甲斐大和〜甲府信玄公祭り〜蔦木温泉 つたの湯(泊)〜下諏訪温泉 遊泉ハウス児湯〜長門温泉 やすらぎの湯(泊)〜草津松茸直売所〜草津運動茶屋公園の紅葉〜草津温泉 地蔵の湯〜ジェラートビュッフェ食べ放題〜万座温泉(石庭露天風呂、天空露天風呂)(2泊) |
旅行記(2) | 吾妻峡の紅葉(紅葉台・鹿飛橋)〜吾妻峡温泉 天狗の湯(泊)〜軽井沢プリンスショッピングプラザ〜磯部温泉 温泉記号発祥の地碑〜磯部温泉 恵みの湯〜道の駅 甘楽(泊)〜埼玉県立自然の博物館&カエデの森の紅葉〜月の石もみじ公園の紅葉〜秩父ミューズパークのイチョウ並木〜道の駅 はなぞの(泊)〜深谷花園プレミアム・アウトレット〜八王子ラーメン |
【1日目】(10/29(土) 甲斐大和〜甲府信玄公祭り〜蔦木温泉 つたの湯)156km
タイミング良く一日前に日本経済新聞の記事で知った、甲府で3年ぶりに開催される第49回「信玄公祭り」は初めての経験です、
どんな行列か楽しむ予定で自宅を7時半に出発。
途中で道の駅「甲斐大和」に立ち寄り、おいしそうなバターピーナッツカボチャを求める。このカボチャはカボチャスープにぴったりで簡単で手早く誰が作っても美味しくいただけます。
道の駅 甲斐大和 | お土産のほうとうも豊富 |
昼頃甲府市に入り、市役所別館に作られている臨時駐車場に停める事が出来た。
信玄公祭りが始まる道路は、地元の人に聞きながらたどり着く。
メインイベントの武者行列(甲州軍団出陣)は、信玄公と武田24将を大将とする軍団が、川中島の戦いに出陣する様子を再現、戦国時代の一大絵巻が繰り広げられます。
1,000人を超える鎧武者の行列としてギネスにも登録されているそうです。
会場の舞鶴城公園では、武者行列のほかにも、さまざまなイベントが行われていて、お祭りを盛り上げていました。
- 信玄マルシェとステージショー
- 賑わい城下町
- 信玄グルメ横丁
信玄マルシェ案内図 | 山梨の地場産品がずらり |
ステージショー | 上杉おもてなし武将隊 |
4時半からが行列が始まるとのことで時間が余りすぎるわねえ、
でもあちこちとそぞろ歩きしながら、山梨県庁や甲府市役所、行列が始まる城の中もしっかり見学。
賑わい城下町 | 出店が並び祭りムード一杯 |
お茶席 | 出陣式有料観覧席 |
でもねえ、舞台も設えてあるきちんと整備された椅子に座るにはおひとり様3,000円が必要、
1時間位今日の信玄公行列のセレモニー(出陣式)があるらしい。
どんなセレモニーかもわからないので、そこはパス。
お城の中で見えるところに場所を見つけたが、警備員さんに体よくそこは座ってはいけません!!
マスコットキャラ武田菱丸 | 信玄太鼓の演奏 |
出陣式の様子を大通りの大型スクリーンに表示 | ハロウィン仮装パレードとのコラボ |
待てども待ても行列は始まらない、周りは暗くて北風がぴゅーぴゅー、とても寒くて大変でした。
行列を見るのもボランティアの人がしっかり線の上で「ここまで下がってくださーーい」大変です。
甲州軍団出陣ルートマップ | 武田騎馬隊の行進 |
平和通りを往復行進 | 日本在来種の木曽馬?? |
最初は武将達の騎馬行列が先導、可愛い馬(見たこともない品種??)には女性が乗っていました。
薄暗かったので顔も良く見えず折角の行列が残念でした。
風林火山の旗の下「風」「林」「火」「山」の武田24将の軍団が、勇壮に出陣する様子は戦国ロマンを彷彿とさせます。
約30頭の騎馬と1,600人あまりの武者が行く姿は圧巻。
風の1番隊 飯富兵部虎昌 | 風の2番隊 横田備中守高松 |
風の3番隊 真田弾正忠幸隆 | 風の4番隊 武田刑部信廉 |
何か月も前から準備してこられた出演者の人達もきっと、もどかしかっただろうと思います。
だって、見学者も暗くなって風も強く寒いのでかなり減り、歓声が響かないものねえ。
風の5番隊 馬場美濃守信春 | 風の6番隊 三枝勘解由昌貞 |
火の4番隊 甘利備前守虎泰 火の5番隊 小幡山城守虎盛 | 信玄公本陣隊(写真:甲府市観光協会) |
私達も折角楽しみに来たけど、途中から引き揚げ、暗くて初めての道を迷いながら臨時駐車場にたどり着き、愛車を見つけた時はほっとしたものです。
駐車場を7時過ぎに出発、道の駅 信州蔦木宿に着いたのが8時半前、温泉の最終受付8:30には間にあったけど温泉は断念。
道の駅 信州蔦木宿 | 道の駅の紅葉 |
蔦木温泉 つたの湯 | 車中泊中の様子 |
【2日目】(10/30(日) 下諏訪温泉 遊泉ハウス 児湯〜長門温泉 やすらぎの湯)76km
早朝から下諏訪三湯めぐりの遊泉ハウス 児湯(240円)で、気持ち良くさっぱりと「いい湯だなー−」
コロナの影響で休憩処が使えず、三湯めぐりが中止されていて、
今回は、近くのスーパーで弁当や飲み物を仕入れて、休憩処で半日のんびり過ごそう、と思っていたのに残念。
下諏訪温泉 遊泉ハウス 児湯 | 内湯主浴槽 |
子供祭り | 鎮守様まで練り歩く |
児湯の駐車場で、たまたま子供祭りに遭遇、親御さんに守られて鎮守まで歩くのですねえ、
下諏訪はかなりのお子ちゃまで賑わっていました。
大好きなマルメロの駅ながとに早めに到着、
24時間営業しているローソン、つけもの処 菜の花館、食の散歩道 かりん亭、信州かりん茶屋、農産物直売所 マルシェ黒耀など、
道の駅内には商業施設がたくさんあります。
道の駅案内図 | マルシェ黒耀 |
マルシェ黒耀の黒耀ギャラリーで、美味しいカフェラテセットと素晴らしい生演奏(ライブ)を聴きながら、
紅葉を眺め素敵な午後のひと時でした。
マルシェ黒耀フロアマップ | 新鮮野菜の販売コーナー |
黒耀ギャラリーコンサート | YouTube ライムライト2:31 |
リスエストした曲も素敵な演奏でノスタルジー?(曲はライムライト)
併設している長門温泉 やすらぎの湯は、全ての湯舟が源泉かけ流し、
大きな湯舟は人数も少なく贅沢でもったいない。
昨今の物価高で今年7月利用時より100円値上げされていて、手帳提示で本人半額(600円 → 300円)になっていました。
長門温泉 やすらぎの湯 | 大浴場 |
露天風呂 | 源泉掛け流しの羽釜風呂 |
たっぷりと岩の間から流れる源泉は、かすかな黄土色で少しショッパイ、それに露天風呂の景色が目に優しい。
敷地の中には素敵な足湯がありまだ入ったことは無い、次回にはぜひとも入ってみたいわ。
長門温泉 やすらぎの湯足湯 | 車中泊中の様子 |
【3日目】(10/31(月) 草津松茸直売所〜草津運動茶屋公園の紅葉〜草津温泉 地蔵の湯〜ジェラートビュッフェ食べ放題〜志賀草津道路展望所〜万座温泉(石庭露天風呂))93km
草津温泉で最初に向かったのは松茸直売所、色々見たけど香りは周りにいるだけで鼻腔に程よいわねえ、でもお値段からはとても庶民のお口には入りません。
おじ様も「僕も買わないよ」って。
近くには松茸を専門に取る人がここに持ってくるそうで、 何処らで採れるのですか? 「教えないよ、秘密だから」と、一笑に付されました。
1軒目の松茸直売所 | 値札をみてビックリ |
もう1つの松茸直売所 | こちらは秤で値段を決める |
でもご親切に良く乾燥させた「猿の腰掛」を下さり、飲み方は少しずつ削って煮出してお茶として飲んだら癌に良く効くとのレクチャー付きです。
道の駅 草津運動茶屋公園の紅葉は真っ赤に燃えるカエデに圧倒されました。太陽を浴びて燃えるような色です。
草津運動茶屋公園の紅葉 | 真っ赤に燃えるカエデ |
草津温泉の共同湯 地蔵の湯(無料)の熱湯で30分、すっかり茹でタコです。
熱い草津の共同浴場の中では適温(42℃前後)。
地蔵源泉と地蔵の湯足湯 | 草津温泉 地蔵の湯 |
黒光りした木縁の湯舟と床 | 浴室一体型の脱衣箱 |
大滝の湯の隣にあるお洒落なラスク屋さん「グランデフューメ草津」でジェラートの食べ放題を楽しみました。
自分なりのトッピングしたり、寒ければコーヒーを飲んだり一時間コースで火照った体も正常になりました。
グランデフューメ草津 | 食べ放題メニュー |
1時間の食べ放題 | ヨーグルトにラスク |
ジェラードは3回お代わり、それもトッピングにチョコレートやサブレ、ナッツフルーツソース等充分に元は取れ食べすぎました。
遊び心でジェラード模様はお嬢ちゃまテイクです。
4種類のジェラート | 3種類のラスク/トッピング |
4種類のトッピングソース | 窓の外には美しい紅葉 |
志賀草津道路展望所で、180度遮るものが無い眺望を楽しみ万座温泉に向かう。心のモヤモヤが無くなる晴れ渡った眺めに感激。
展望所からのパノラマ展望 | |
志賀草津道路展望所 | 荒々しい山肌 |
宿泊には愛郷ぐんま全国割(1人1泊宿泊5,000円割引+群馬県3,000円クーポン券)を利用し、さらにプリンスホテルの割引宿泊プラン(1室1日3,000円の館内利用券付)を利用しました。
万座高原ホテル | こまくさ館ツインの客室 |
愛郷ぐんま全国割クーポン | プリンスホテル館内利用券 |
チェックイン後は、石庭露天風呂、百泉の湯(内湯)好きな露天風呂や内湯で本当に温泉三昧、何時間でも入ってる事ができます、
出たり入ったりで湯あたり等はまだ経験したことがありません、感謝、感謝です。
【4日目】(11/1(火) 万座温泉(石庭露天風呂、天空露天風呂))0km
いつもの早朝より早い時間から行動、天気予報通り半日雨らしく霧で周りが良く見えない朝靄の中、今日は一日温泉狂いをしてみようと決めました。
百泉の湯(内湯)誰もいないだろうと思いきや先客がありホテルの中で、安心して温泉に浸かる。寝湯ってそのまま眠ってしまう程ちょうど良い温度。
こまくさ館1F百泉の湯入口 | 百泉の湯案内図 |
大浴場(嬬取の湯源泉) | 露天風呂(竜泉の湯源泉) |
でもね、ちょっと怖いことがあります。だって、狐に注意、熊の出没も目撃されているとの注意書きがどの浴室にも書いてあります、狐には触らないで下さいですって。
明るくなるまで独り占め、露天と内湯を行き来し、露天で冷えたら内湯に入る、 本当に贅沢ですよねえ、
朝食後も石庭露天風呂で、時間が過ぎるのが早い事。スーベニールショップで買い物したり、それ以外はお湯の中。
露天風呂からしゃくなげ館をみる | 石庭露天風呂案内図 |
石庭露天風呂(左) | 石庭露天風呂(右) |
石庭露天風呂は4ッの源泉があり、すべて掛け流し、これも熱湯は足もつけることができないです、
三味の湯・早蕨の湯(姥湯) | 琥珀の湯(大苦湯源泉) |
龍泉の湯(姥湯源泉) | 紅の湯(竜泉の湯源泉) |
だんだんと温湯に入り、滑るので足元に気を付け全部の源泉を網羅、体中が硫黄の匂いです。
女性専用露天風呂 嬬取の湯 | 白滝の湯・水晶の湯 |
白滝の湯(嬬取の湯源泉) | 水晶の湯(竜泉の湯源泉) |
朝食の後は、シャトルバスで万座プリンスの天空露天風呂へ、両方の湯に入って初めて満足度100%です、
だって両方ともプリンスホテルが経営しており、どの湯舟も趣が違う。
源泉も違い、景色も違うので片方だけでは物足りない、
大体景色が違うし、プリンスの露天は日本一標高が高い温泉です。
しゃくなげの湯の湯舟も素晴らしく、ドアーをあけると同時に温泉が溢れ一歩踏み出すと湯舟です。
50人のお客様が一堂に入っても温泉はたっぷりですよー。お子様たちは泳ぎに夢中で楽しいはずです。
万座プリンスホテル | 浴場案内図 |
女性専用露天風呂しゃくなげの湯入口 | 15m近くもあるプールのような しゃくなげの湯 |
ななかまどの湯も、露天風呂2つと内湯があり、回ってくるのが忙しい。
ななかまどの湯入口 | 大浴場ななかまどの湯 |
天空露天風呂へ下る通路 | 男性用露天風呂(こまくさの湯@(ぬる湯)A(常温湯)) |
そよそよと吹く風に温かい温泉がとても気持ち良く、また目の前は180度広がり遮るものは無い。ただ危険な注意書き以外わね。狐と熊の話。
こまくさの湯Aからの眺め | こまくさの湯@からの眺め |
混浴露天風呂(こまくさの湯B) | こまくさの湯Bからの眺め |
120%堪能しました。またシャトルバスに揺られて部屋に戻ります。
夕食の後はPCを開けて、メールのチェックやネットでの調べもの、
レストラン白根 | 夕食ビュッフェ |
メインディッシュコーナー | 今日の夕食 |
やっぱりこれだけ温泉に入ると疲れたのでしょう美味しいビールも飲んでぐっすり夢の中。