2014年12月19日Fri

8年280日 西日本周遊の車旅(京都南信編)


東海京滋編横浜〜清水〜駿河〜藤枝*〜静岡〜島田〜御前崎〜浜名湖*〜豊川〜犬山〜揖斐川*〜長浜〜安土〜京都〜相生*
山陽編備前〜岡山〜吉備〜笠岡*〜豊平*〜広島〜柳井〜防府〜宇部*〜下関〜門司〜大任町*
北九州編平尾台〜飯塚〜日田〜山国町*〜耶馬渓〜中津〜上毛町*〜宇佐〜豊後高田〜国東*
東九州編別府*〜湯布院*〜湯平〜長湯〜竹田〜豊後大野*〜臼杵〜津久見〜佐伯*
南九州編日向〜青島*〜日南〜飫肥〜都井岬〜財部町*〜都城〜国分〜鹿児島*〜知覧〜霧島〜白鳥
西九州編人吉〜五木*〜山鹿〜嬉野〜武雄*〜有田〜西海*〜佐世保〜平戸*〜伊万里〜唐津〜宗像*
山陰編下関〜長門〜湯本〜萩*〜山口〜津和野*〜温泉津〜但馬*
京都南信編竹田城〜洛西〜瀬戸*〜信州平谷〜遠山郷*〜駒ヶ根〜茅野〜八王子〜横浜


2014九州旅行.jpg今回の旅、横浜から西日本一周、東海京滋、山陽、九州、山陰、南信州と、高速道路は使用せず下の道を5,000km走りました。 ガソリンは450リットル使用。
旅行ルート詳細をグーグルマップでご覧になれます


【10月19日 (日)】但馬〜竹田城〜洛西〜瀬戸

2014九州旅行905.jpgそろそろ明るくなる頃、ほがらかおじさんが 「15分ぐらいのところに、今話題の天空の城 竹田城跡(国指定史跡)があるらしいよ」って、それは絶対に行かなくっちゃって行動に移します。
着いてみると、来年3月末まで登山道工事中のため車は進入できず、登山口から展望台駐車場までは徒歩のみ・・・・
よくぞ人工股関節で歩いてくれたものだと、自分の足に感謝です。

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立雲峡登山口(8:23)
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立雲峡駐車場

下の道から30分位山登りしました、ハーハー言いながら、後ろから登ってくる見学者や、山を下りてくる人に 「もう少しだから頑張ってね」 励まされ、良い思い出が出来ました。 登山口に用意してある竹の杖2本でトレッキングモードです。

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立雲峡第3展望台(8:48)
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雲海が少し晴れてきました
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第3展望台からの眺望(8:55)

なんと言っても天空、雲の上です、 雲海に浮かぶ竹田城が有名らしくプロ、アマ両方のカメラマンが三脚を担ぎ、大きなリュックを背負って山を登って行くのですがかなり疲れました。

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雲海に浮かぶ竹田城
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朝来(あさご)の街にも雲海
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立雲峡から見た竹田城と雲海(9:03)

向かい側からしか見る事が出来ない景色、雲海に浮かぶ城跡、朝日に輝く城跡、どちらもお天気に恵まれ大満足です。
山の天辺に築いた城は誰も攻撃できなくて無戦城だったようですが、現状維持で山の開発や宅地に転換されなかったら、たぶん世界遺産にノミネートされただろうと・・・・残念です。

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刻一刻と雲海が薄くなってきているのがわかります
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雲海は無くなり遠くまでくっきりと見渡せます
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朝日に輝く城跡(9:14)

お城の入場料は午前3時から夕方4時まで必要ですが、多分、ほがらかさんはお城には登れないわ。 だって、1時間以上山登りです、見学してとなれば確実に往復3時間以上かかるでしょう。

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標高353.7mの山頂に
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天守台
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朝来の街から見上げる竹田城(10:01)


京都洛西、栂尾高山寺は、高雄神護寺、槇尾西明寺とともに三尾の一つ、境内は国の史跡に指定されていて、世界遺産にも登録されています。

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高山寺境内図
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裏参道
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石水院の白壁
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石水院の山門

高山寺といえば、国宝の「鳥獣人物戯画」と、善哉童子とバックの紅葉の写真が有名ですが、緑豊かな静かな高山寺も良い雰囲気です。

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客殿の奥に石水院(国宝)
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広縁の「善財童子」木像
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鳥獣人物戯画(国宝)
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日本最古の茶園

石水院の鳥獣人物戯画は京都国立博物館と上野の東京国立博物館に保管されているので模写で見る事ができます。

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開山堂
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開山廟
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ひっそりと佇む金堂
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金堂に続く階段参道

境内は木々に鬱蒼と覆われ清廉な雰囲気で心が洗われるよう。

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仏足石
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質素で素朴な佇まいの石畳
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参道入口の石灯籠
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表参道から駐車場へ

高雄神護寺は、空海や最澄にゆかりのある歴史あるお寺、広大な山内全域が木々の緑と紅葉におおわれ、紅葉の名所として知られてます。

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清滝川に架かる高雄橋
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清滝川のお茶屋
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参道
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楼門

木立の間に見え隠れする堂宇を眺めながら、趣ある石段を登り参拝します。有名な源頼朝の肖像画がここのお宝だったとは知りませんでした。

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金堂
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大師堂(重文)
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鐘楼と梵鐘(国宝)
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神護寺三像(国宝)模写


高山寺、神護寺を拝観して、琵琶湖を抜けて瀬戸焼の里へ、但馬から300km近く走りました。
此処の道の駅女性の副駅長さん、とっても親切で翌日の為のお惣菜をお裾分けして下さり、夜の10時頃、美味しく頂きました。
トイレも壁などは瀬戸焼でとても気持ちが良い、また休憩所も24時間開いているのが嬉しい。

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瀬戸焼のトイレ
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道の駅 瀬戸しなの



【10月20日 (月)】瀬戸〜信州平谷〜遠山郷

翌朝は、農家の方から直接イチゴの苗10本と2年を経たアスパラの大きな株、トテモ親切なイチゴ農家さん、地植えにするには保温が大切なので藁を持っていきなさいって、たくさん下さり・・でもね、狭い車内には限度アリ。

瀬戸焼の里、品野陶磁器センターは、瀬戸・品野の窯元の陶磁器の展示・即売しています。窯元直販ですので価格もお値打ちです。

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品野陶磁器センター
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品野焼陶工絵図
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瀬戸焼7つの釉薬
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陶芸協会常設ギャラリー

一番楽しかったのはアウトレット、夢中で探していると一時間はすぐです、でも欲しいものは数が無く、でも気に入ると嬉しい。

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普段使いの食器から
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和食器・花器・茶器・置物
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アウトレットも
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陶芸教室

「焼き物の街」のかつてのメインストリート、窯道具を積み上げて築いた幾何学模様の壁や塀の「窯垣の小径」を散策、何度も炎にさらされ独特の色合いがあります。

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窯垣の小径駐車場
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散策路にも窯垣が

小径の途中には、窯元の家を利用した「窯垣の小径ギャラリー」や「窯垣の小径資料館」があり、窯業道具や昔の陶器などを展示しています。

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窯の道具で飾られた民家の門柱
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鬼板と丸棒が使われた窯垣、幾何学模様が美しい
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鬼板を使った窯垣
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窯垣の小径ギャラリー

日本第1号の本業タイルで作られた浴室や瀬戸染付の手洗いも保存され、焼き物の街の往時を偲ぶことができます。

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窯垣の小径資料館
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館内の展示品
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瀬戸染付の手洗い
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本業タイルで装飾した浴室

瀬戸(洞)本業窯という江戸時代から続く窯元、昭和54年まで実際に使われていたという登り窯がありました。

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洞 本業窯(市民俗文化財)
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現存する貴重な登り窯
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4連房の焼成室
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焼成室内部

瀬戸の奥座敷「岩屋堂公園」、奇岩や滝などダイナミックな自然と、水と緑の鳥原川の渓谷美が美しい。

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岩屋堂公園
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岩屋堂(祠)
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暁明ヶ滝
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紅橋

瀬戸焼の里の散策を終え、南信州路をロングドライブです。ナビは最短距離を案内しますから、時にはとんでもない道に入り込むことがあります。
国道418号は、天龍村のおきよめの湯からJR飯田線平岡駅前までの13kmは狭隘路が続き「ホイールベース5m超の車は通行できません」という標識が要所要所に立っていました。

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天龍村集落の狭隘路
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山中の完全な1車線道路
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長野県道1号合流点、対向車が待機してくれてる
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延々と続く天竜川沿いの1.5車線道路

到着するまでは余りの狭い道に気が抜けず、助手席のほがらかさんはシートベルトにしっかり掴まり命を??かけていましたわ。
あとで分かったことですが、乗用車の通行が困難な「日本三大酷道」の1つとしても有名な道なのだそうです。

最期の夜は、最近人気の出てきた秘境の山奥にある遠山温泉郷 「かぐらの湯」 で。

2014九州旅行957.jpg素晴らしい温泉と建物、あまりの立派さに驚きました。
信濃の木々をフンダンに使用し、抱えきれない程の太い丸太、天井も高く広すぎる館内は、何かの時には地域の避難場所にも、
また神楽などのイベントの時は舞台として活躍する場所なのでしょう。


【10月21日 (火)】遠山郷〜駒ヶ根〜茅野〜八王子〜横浜

2014九州旅行958.jpg地図を調べると、遠山郷は南北に走る国道152号の不通区間(地蔵峠と青崩峠)の間に位置してることが判り、
東京方面へは、2度も走りたくはないが昨夜の道を戻り浜松へ抜けるか、道路状況のよく分からない県道を飯田市に出て、駒ヶ根から茅野へ行くかしかありません。

早朝、新聞配達の土地のお兄さんから、駒ヶ根ルートの方が楽と教わりましたが、それでもヤッパリ怖かった。とにかく山道は行き交わせないので大変。それにすぐ天気が変わるものね。

途中、昭和を感じる木造校舎 旧木沢小学校に、昭和にタイムスリップしたような不思議な空間です。

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旧木沢小学校
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懐かしい雰囲気が漂います
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玄関ポーチ
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入口・下駄箱

引越し会社のコマーシャルに使われたこの学校、黒板に書かれた「松下先生 ありがとう」、子どもたちと先生のお別れシーンで使われました。

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校舎1階廊下
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校長室兼職員室
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CMで使われた1年教室
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図書室(藤原文庫)

今にも教室に子供の声が聞こえてくるような気がします。地元新聞で話題になった「ねこ校長」は、公務??のため不在の時もあるらしい。

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階段
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校舎2階廊下
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祭りの資料館(5年教室)
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ねこ校長は公務不在でした


2014九州旅行971.jpg旧木沢小学校を見て、最近脚光を浴びてきた日本のチロル「下栗の里」、遠山郷「天空の里」にもせっかくだから行くことに決めましたが、

工事中で朝8時半から5時まで進入禁止、 ええ!!行けないわよねえ?? 路も危なそうだったので止めました。

南信州路をひた走り、ふたつのアルプスが見える展望のビユーポイント、駒ヶ根まで来たのに霧と雲で残念。 村で採れた葡萄に満足。

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中央アルプスの眺望
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晴れてるとこんな感じ
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南アルプスの眺望
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晴れてるとこんな感じ

高遠から茅野に抜ける杖突峠はガスで姿かたちも危なく、峠を下ると周りが見え、安堵です。

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信州杖突峠「峠の茶屋」
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2階の無料展望台
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晴れてれば信州三景観の一つが望めるはすだが・・・
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車山・蓼科山や八ヶ岳連峰
諏訪と茅野の町が一望に

甲州街道を八王子から横浜へ。
予定を一日早く夕方6時過ぎ、わが家に到着、何とも懐かしい。  出発の日は暑すぎたのに・・・季節が変わっていました。
posted by ほがらかさん at 10:57 | Comment(0) | 国内旅行 西日本周遊の車旅

2014年12月17日Wed

8年278日 西日本周遊の車旅(山陰編)


東海京滋編横浜〜清水〜駿河〜藤枝*〜静岡〜島田〜御前崎〜浜名湖*〜豊川〜犬山〜揖斐川*〜長浜〜安土〜京都〜相生*
山陽編備前〜岡山〜吉備〜笠岡*〜豊平*〜広島〜柳井〜防府〜宇部*〜下関〜門司〜大任町*
北九州編平尾台〜飯塚〜日田〜山国町*〜耶馬渓〜中津〜上毛町*〜宇佐〜豊後高田〜国東*
東九州編別府*〜湯布院*〜湯平〜長湯〜竹田〜豊後大野*〜臼杵〜津久見〜佐伯*
南九州編日向〜青島*〜日南〜飫肥〜都井岬〜財部町*〜都城〜国分〜鹿児島*〜知覧〜霧島〜白鳥
西九州編人吉〜五木*〜山鹿〜嬉野〜武雄*〜有田〜西海*〜佐世保〜平戸*〜伊万里〜唐津〜宗像*
山陰編下関〜長門〜湯本〜萩*〜山口〜津和野*〜温泉津〜但馬*
京都南信編竹田城〜洛西〜瀬戸*〜信州平谷〜遠山郷*〜駒ヶ根〜茅野〜八王子〜横浜


2014九州旅行.jpg今回の旅、横浜から西日本一周、東海京滋、山陽、九州、山陰、南信州と、高速道路は使用せず下の道を5,000km走りました。 ガソリンは450リットル使用。
旅行ルート詳細をグーグルマップでご覧になれます


【10月16日 (木)】宗像〜下関〜長門〜湯本〜萩

道の駅のどこかが壊れているらしく徹夜で作業、明け方は治ったようですが私達は有難く利用しているけど裏方さんは本当に御苦労されているのですねえ、感謝です。
やっと九州に別れを告げ門司から下関までわずか10分足らず、本州に帰ってきました。

復路は山陰地方を散策です。
北下関の道の駅「北浦街道 豊北(ほうほく)」に隣接する和久古墳は、和久港を眼下に水平線には角島大橋を遠望する丘陵に立地する古墳で、首長級の墳墓と考えられる横穴式石室墳です。

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道の駅を訪れる人たちがなんだろうと寄ってくる
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和久一号古墳説明板、古墳時代後期の円墳
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高台にあり見晴らしが良い
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復元整備された石室正面

北下関の日本海に浮かぶ山口県北西端の島、角島(つのしま)は、海士ヶ瀬戸(あまがせ)に架かる1780mの角島大橋で本州と結ばれています。

2014九州旅行791.jpg最初は目に入る真っ青な海と白い浜、海の橋で有名な角島大橋、見事なコントラストです。
天気に恵まれ雄大でした、日本の橋梁の技術は世界一だそうです。このノウハウが輸出に一役買っているそうな。
レクサスなどの自動車のテレビCMのロケ地としてもお馴染みですね。

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海士ヶ瀬公園駐車場 角島大橋展望所
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マリンブルーの海の上に延びる角島大橋
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海士ヶ瀬公園高台脇道から見る角島大橋
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青い海と空の間を快適ドライブ

角島最西端の「角島灯台公園」は、日本海に沈む夕日の絶好のスポット「夢崎波の公園」と隣接していて灯台、記念館、散策路、憩いの広場、多目的広場、展望ギャラリー等を整備した公園です。

角島灯台は、明治9年に初点灯した総御影石造りの、日本に2基しかない無塗装の洋式灯台です。

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日本の灯台50選にも選ばれている角島灯台
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第1等特大フレネル式レンズ
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夢崎波の公園エントランス
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さまざまなオブジェが設置されています

北長門の青海島に行く途中、標高330mの高台に広がり、日本海を見下ろす高台にある景勝地、千畳敷にも行きました。風力発電の白い風車も眺められます。

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千畳敷
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展望台からの眺望

2014九州旅行798.jpg長門市の北、北長門海岸国定公園を代表する日本海に浮かぶ青海島(あおみじま)は、十六羅漢、変装行列、象の鼻などと名付けられた石柱・洞門や断崖絶壁などの奇岩群を眼下に眺めることができます。

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日本の海百選 青海島
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青海島ビジターセンター
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遊歩道入口
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断崖や洞穴が続く長浜群洞

日本画の大家東山魁夷画伯が、皇居の波の間に描かれている壁画、実際にご自分の足で歩いてスケッチされた断崖絶壁、青海島、景色もさることながら海の色のコントラストが素晴らしい。
絵の通りの場所を見つけた時は感激、30分位腰かけて海の雄大さに思いを馳せます。

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波の間のモチーフになった岩礁「瀬叢(せむら)」
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皇居の波の間の壁画「朝明けの潮」

碧濤台からの眺めは絶景、ここの展望台から目に入る奇岩怪礁の姿は「変装行列」と呼ばれ、自然が造った見事な彫刻美です。

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第一展望台「碧濤台」
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中の浦海岸(和っこの浦)
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象の鼻と変則行列
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十六羅漢とカモメ岩

2014九州旅行809.jpg青海島で遊んだ後は、長門湯本温泉へ。室町時代発見と伝わる、山口県最古のいで湯です。
江戸時代には、位の高い人は「礼湯」を、庶民は「恩湯」を利用していたそうですが、現在はどちらも共同浴場として親しまれています。
情緒あふれる温泉街を流れる音信川沿いには足湯もあり、旅の疲れを癒します。

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長門湯本温泉 恩湯
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恩湯共同浴場
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長門湯本温泉 礼湯
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河川公園足湯

2014九州旅行814.jpg温泉に癒され、ゆったりとした時間を過ごしたあとは、道の駅「萩しーまーと」へ。

萩市漁業組合が運営し、漁港に隣接しているので、新鮮な魚介類の品揃えが豊富で、お魚パークのような観光市場です。


【10月17日 (金)】萩〜山口〜津和野

吉田松陰の松下村塾の素朴な寺子屋も・・・・・今ならさしずめ、哲学者でしょうか? ここで高杉晋作や伊藤博文が勉強したと思うと不思議な気がする。

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松陰神社鳥居・参道
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松陰神社本社
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末社 松門神社
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勧学堂

萩から優秀な人がたくさん出たのは吉田松陰のおかげ。 松陰は身分や階級に関係なく門下生をとり、ひとりひとりに合った教育をしたそうだ
お弟子さんは幕末から明治にかけて日本の未来を掛けて活躍した長州藩士、華やかですわね、

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吉田松陰歴史館
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石碑「明治維新胎動之地」
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石碑「親思ふ心にまさる親心」
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石碑「薩長土連合密議之處」

思ったより小さな塾舎でかわいらしい建物です。 高杉晋作や久坂玄端などが勉強し、小さな畳の部屋からは何人もの幕末に活躍した人達が巣立って行きました。

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松下村塾(国指定史跡)
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控えの間
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有名な8畳の「講義室」
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親を守る子供のように見える「孝行竹」

とても静かで心が落ち着き、彼らの少年時代に静かに思いをはせるには良い場所で、建物と、彼らの写真が飾ってあるだけでとても質素、良い環境です。

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吉田松陰幽囚ノ旧宅(国指定史跡)
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幽囚ノ旧宅式台玄関
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3畳半の幽囚室
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茶室 花月楼

初代総理大臣、またハルピンで暗殺された、伊藤博文さんの生家にも立ち寄り、銅像の彼とその時代を考えながら・・・・ロマンですよね、想像はどんどん広がっていきますわ。

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生け垣に囲まれた質素な伊藤博文旧宅(国指定史跡)
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風呂場と便所が野外にある典型的な下級武士の住宅
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旧宅横の広場の博文像
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旧宅隣の伊藤博文別邸
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車寄せを持つ豪華な玄関
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大広間廊下 1枚杉の鏡天井


山陰萩と山陽防府を直線で結ぶ交通路「萩往還」、萩往還公園内、道の駅萩往還に隣接して建てられている松陰記念館。吉田松陰の生き方や、人形を使った松下村塾の再現・手紙のレプリカなどを展示しています。

来年のNHK大河ドラマは吉田松陰の妹、文の生涯が楽しめますねえ、キャストは既にご存知でしょう。

町のあちこちに看板が立ち、たまたま元NHKアナウンサーで、今はいくつかの大学の客員教授もされ、解説などで活躍されている松平定知さんと吉田松陰の事を話す事も出来てルンルン。
松平さんは世が世ならば、徳川家康の異父弟・松平定勝を祖とする伊予松山藩久松松平家の分家旗本の子孫。

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松陰記念館
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松陰を囲んだ高杉晋作と久坂玄瑞像の前で松平さんと
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館内の様子
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松下村塾の様子を再現

殿さまですものねえ、 でもね、気楽に握手もして下さり、おまけに一緒にハイポーズ、どうせならプロのカメラマンだから撮ってもらいなさいって・・・・・気取らないところがとても素敵。

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手紙のレプリカなどの展示
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留魂録(左)塾生への遺書
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永訣の書(下)「親思ふ心にまさる親心」
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絶筆(中)処刑直前に懐紙に最後に書いた一首


2014九州旅行846.jpg山口県で3件ある国宝のひとつ、瑠璃光寺五重塔をしっかり、ここで面白いパーフォーマンスを見つけた。
ロスから来た若い台湾人、この寺の前ですべて新聞紙でできた、ウエデングドレス、髪飾り、靴でスローモーションで未来に向かって走り出すような、または泳ぐような格好で写真を撮っている、何かと聞いたらお寺とのコラボレーションだとか。
あら、そうなのと言いつつ意味が解りません。 だって、英字新聞と古いお寺の門、どんな関係??

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瑠璃光寺
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香山公園案内図

瑠璃光寺五重塔は、法隆寺、醍醐寺の五重塔とともに日本三名塔と称され、国宝だけに搭の反り屋根がすばらしい、カメラマンがアングルを求めてあちこち、シャッターチャンスを待っているがなかなか人通りも多く自由にはならないわね。
500年も前に理にかなった建築方法も現状維持を考えると素晴らしい文化、後世に是非残してほしい。 20年に一度の屋根の葺き替えは後世に方法を残すためらしい。

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五重塔(国宝)と池
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中門と回廊
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本堂
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大内弘世公之像

香山公園内には、瑠璃光寺や五重塔の他、薩長連合の密議を行った「枕流亭」や幕末の藩主・毛利敬親が、討幕の策を練った茶室「露山堂」、石畳を強く踏みつけたり手を打ったりすると「キュ」という音が返ってくる「うぐいす張の石畳」などがあります。

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うぐいす張の石畳
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毛利家墓所(国指定史跡)
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枕流亭
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茶室「露山堂」


山陰の小京都と言われている津和野を見下ろす高台に鎮座する神社。緑の山をバックに赤がとても鮮やかです。

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太鼓谷稲成神社
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拝殿・本殿
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社務所
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神社境内

日本五大稲荷の一つだそうですが、「いなり」を「稲成」と書くのはここだけです。

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境内からみた神門
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石段 263段、鳥居 約1000本の千本鳥居参道
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津和野の街並の眺望

SLも復活らしく運が良ければ見えるかな^^なんて淡い期待を抱いて駅まで・・・残念ながら土日しか走らない。

2014九州旅行863.jpgそれも一日一便、 新山口始発ーーー津和野、 津和野には12時40分到着、折返し15時30分新山口へ。

どうしても乗りたい人は一駅だけ乗って電車で帰ってくるとか・・・・駅長さんの話、  「もったいないやで^^^^」 でした。

殿町通りはかつての武家屋敷町で、白壁と格子窓が残る藩校跡や武家屋敷門が立ち並ぶ通りです。道の両脇の掘割には町のシンボルである鯉が泳いでいます。

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殿町通り
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掘割りに遊ぶ鯉
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津和野カトリック教会
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畳敷きの教会堂内部

辺りには、津和野カトリック教会、藩校養老館跡、郡役所跡もあって、これらと合わせて津和野を象徴する景色となっています。

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藩校養老館
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養老館 書庫
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藩家老 多胡家表門
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白壁を映す掘割り

津和野には、古くからの造り酒屋や名物「源氏巻」を扱うお店が沢山あって、造り酒屋「初陣」や「沙羅の木」もその一つ。殿町通り沿いにあるお店です。
源氏巻はそれぞれの店に特徴があって、カステラ生地の薄い・厚いや、堅いの・柔らかいのや、餡子も漉し餡、粒餡、白餡と多彩です。

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老舗造り酒屋「初陣」
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酒蔵見学や試飲も
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沙羅の木松韻亭、津和野名物「ことぶきやの源氏巻」
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源氏巻の製造工程も見学できます

2014九州旅行876.jpg温泉付きの道の駅ランチは、オムハヤシ、ハンバーグポン酢和えは、二人のシェフの知恵かしらとてもおいしい。

この街も人手不足??フイリっピンからのお嫁さん3人がちょっと不自然な、でも流暢に方言を??話し、会話が弾むこと、それに元気の良い笑顔がとても可愛い。
自国よりもこちらの生活の方が仕事もあるし、2年に一度の里帰りも出来るようで楽しいとか。 がんばってね。

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津和野温泉 あさぎりの湯
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道の駅 津和野温泉なごみの里


【10月18日 (土)】津和野〜温泉津〜但馬

今日から横浜に向けてスピードアップ、見聞を広げるのはそろそろお仕舞い、約1000キロを高速は利用せずに走る予定、どんな道が待っているか恐怖です。

ちょっとまって!!! 途中で、「オール5温泉」を見つけ、温泉津温泉の薬師温泉「薬師湯」に立寄りました。

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温泉津温泉街
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薬師温泉 薬師湯

大正ロマン漂う有名な源泉かけ流し、100年以上も同じ場所で同じ泉質、湯船だそうです。
石見銀山で栄えた温泉町、昔は銀の鉱山で栄え賑わったであろう、 細い路地が入り込んだ温泉街は温泉津焼きが有名らしいが今は高くなり、買えないよって温泉好きの叔母さまたちの話。

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オール5は山陰では薬師湯だけ
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湯船の周りに着いた湯の花
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サービスのコーヒーを頂きながら2階ラウンジで休憩
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屋上ガーデンテラスから町並みの眺望

でも薬師湯は光っていましたわ、後継者の問題もある中で、4代目は可愛いお孫さん、新聞や雑誌にも取り上げられ、読んでいると歴史が解る。
大正時代の名残りそのまんまの旧館のレストラン、食器もオールドノリタケのコーヒーカップ、家具もどっしりしたダニエルの家具で、確実に100年以上経ているのでアンテークと呼べる。
近所には500年を超える禅寺もあり、風格がありました。

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大正ロマンの木造洋館「震湯カフェ内蔵丞」
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重厚な雰囲気とアンティークな調度品
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共同浴場元湯「泉薬湯」
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温泉街の中にある西楽寺

ゆっくりしたいが、横浜まで急がなくっちゃ・・・・・津和野から但馬まで400km近く走りましたが、先は長^^^^いね。
鳥取で日本海の夕日を見ながら、必死で夜道を運転、但馬に着くと急いで温泉に。  駅に併用してホテルも、コンビニもあり、夜中にちょっと書物もでき、暖かいコーヒーもあり、立ち読み1時間、

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鳥取の北条砂丘公園の夕日
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道の駅 但馬楽座
posted by ほがらかさん at 10:54 | Comment(0) | 国内旅行 西日本周遊の車旅

2014年12月03日Wed

8年264日 西日本周遊の車旅(西九州編)


東海京滋編横浜〜清水〜駿河〜藤枝*〜静岡〜島田〜御前崎〜浜名湖*〜豊川〜犬山〜揖斐川*〜長浜〜安土〜京都〜相生*
山陽編備前〜岡山〜吉備〜笠岡*〜豊平*〜広島〜柳井〜防府〜宇部*〜下関〜門司〜大任町*
北九州編平尾台〜飯塚〜日田〜山国町*〜耶馬渓〜中津〜上毛町*〜宇佐〜豊後高田〜国東*
東九州編別府*〜湯布院*〜湯平〜長湯〜竹田〜豊後大野*〜臼杵〜津久見〜佐伯*
南九州編日向〜青島*〜日南〜飫肥〜都井岬〜財部町*〜都城〜国分〜鹿児島*〜知覧〜霧島〜白鳥
西九州編人吉〜五木*〜山鹿〜嬉野〜武雄*〜有田〜西海*〜佐世保〜平戸*〜伊万里〜唐津〜宗像*
山陰編下関〜長門〜湯本〜萩*〜山口〜津和野*〜温泉津〜但馬*
京都南信編竹田城〜洛西〜瀬戸*〜信州平谷〜遠山郷*〜駒ヶ根〜茅野〜八王子〜横浜


2014九州旅行.jpg今回の旅、横浜から西日本一周、東海京滋、山陽、九州、山陰、南信州と、高速道路は使用せず下の道を5,000km走りました。 ガソリンは450リットル使用。
旅行ルート詳細をグーグルマップでご覧になれます


【10月11日 (土)】(続き)人吉〜五木村

2014九州旅行592.jpgえびの市から人吉へ下っていく人吉ループ橋を過ぎると、

熊本で唯一の国宝の青井阿蘇神社にお詣り、1300年ぐらい経っているらしい、
本殿、廊、幣殿、拝殿、楼門が国宝に指定されている。茅葺きの桃山様式の楼門は、華やかさと迫力を醸し出し圧倒的な存在感を示しています。

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青井阿蘇神社境内図
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神社前の鳥居・契橋・蓮池
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桃山様式の楼門
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黒漆塗の拝殿

50年に一度の特別な祭礼が有るらしいが前回は、平成18年だったようで次回は参加できないわ、理由はお分かりですよねえ??

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拝殿から幣殿内をみる
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拝殿・幣殿・廊・本殿
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境内にある青井稲荷神社
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ご神木の「神楠」

日本三大急流のひとつ球磨川に面した人吉城、夕方近くに足を延ばしました、

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人吉城内マップ
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御館南門から入城し
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御館北門の堀合門(復元)へ
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御館石垣(武者返し石垣)

本丸まで続く石段は、見た目はそうでもないのに、いざ上がってみると、意外にキツい・・・、人吉城の現存する唯一の建造物、堀合門は別の場所に移設保存されているそうです。

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球磨川への出入口水ノ手門
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御下門より三の丸への石段
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三の丸跡
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三の丸から三の丸上段・二の丸の石垣遺構をみる

何と草むらを蛇が横切っていたらしく、其れがマムシだったんですって、だって庭園の中の草むらを私は歩いていたのですが・・・怖い。
咬まれていたらと思うとぞっとします、だって、命の保証は無いとか…言いますよね。

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二の丸からの人吉市街の眺望
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二の丸から三の丸を望む
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本丸跡

2014九州旅行612.jpg熊本県五木の子守唄で有名な五木村へ・・・・・・ でも、余り子守唄の雰囲気は感じず・・・”ぼんからさきゃおらんと^^^^^^”古いのかしらねえ。
道の駅「子守唄の里五木」にある日帰り温泉の、美肌の湯でのんびり。


【10月12日 (日)】五木村〜山鹿〜嬉野〜武雄

2014九州旅行613.jpg五木村から5q先に或る「宮園の大イチョウ」樹齢500年を超えるらしいが、昔から不思議伝説のある神木とか。
例えば、この木を何らかの形で枝を折ったり、持ち帰ると必ずその人に不幸が訪れるとか・・・でも、大切にすれば必ず民の良き神になるとか・・・解るわ。

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平家の落人の集落「五家荘」が山中にあるらしく、出かけたが
途中で道が中断、進入禁止、その為にまた来た道を戻り2時間のロス、いろんな事も起こります。

でもでも、八代市に入り、私が本当に食べたい果物、 「晩白柚」 の里が有るじゃない???超嬉しくって車を止め、誰かに聞くにも通る人がいない、しかし、たぶん晩白柚だろうと思える木に、葡萄に掛けるような袋で覆いをしてあるので、何時出荷なのか知りたかった。

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八代名産の晩白柚畑
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白い袋で育てられる晩白柚

走っていると 「道の駅竜北」 を見つけ、とにかく晩白柚の情報を調べたく、なんと此処が 「晩白柚の里」 でした。
今まで九州をかなり走りましたが、初めて晩白柚を見つけました。 熊本県八代の特産品で、果物の女王様と言われて、丸ごとすべてを食べるのが 通だとか。 この道の駅は西日本で一番満足を与える、と評判なのだそうです。

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道の駅竜北
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地方発送もOK

12月に情報を下さるようにお願いし、手配を一手に引受けている頼もしい 「肥後もっこすの娘さん」 を後に、山鹿温泉と山鹿灯籠まつりで知られる山鹿に。

2014九州旅行632.jpg西日本で一番古いと言われている芝居小屋「八千代座」(重文)、でもねえ、歌舞伎座のような内も外も立派、色鮮やかな天井広告や中央にあるシャンデリア、到底昔の物とは思えない程ハイカラです。

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八千代座通り
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八千代座
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入口を入るとこんな感じ
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1階桝席と舞台

2014九州旅行631.jpg明治時代からの有名な役者さんの顔、顔、また今月は坂東玉三郎さんの踊り、東京の歌舞伎座と変わらぬチケット代金です、ワハハ本舗のお芝居もあります。
役者さんには昔ながらの 「おひねり」 も沢山あるそうです。
座布団のマークは、カタカナの「ヨ」の周りに、カタカナの「チ」が8つで、「ヤチヨ」だそうです。

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2階桟敷席から
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天井広告とシャンデリア
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八千代座の座布団
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資料館 夢小蔵

八千代座を見物した後は、近くの「山鹿灯籠民芸館」へ向かいました。「山鹿灯籠」は木や金具を使わずに、和紙と糊だけで作られています。

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昔、豊前街道の山鹿宿
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銀行だった山鹿灯籠民芸館
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祭りで頭に飾る山鹿灯籠
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材料は和紙と糊だけという

町で道を尋ねた方が案内しましょうと、近辺の観光スポットの案内をして下さり、30分間のユーモアたっぷりのレクチャー、その方は昔、我家の隣町に住んでいたそうで、何かの縁でしょうか?? 今も変わらぬ昔のままの人情に感激です。

案内されたのは、こんな門が。 お寺の門が石の門です、石橋のよう。奈良時代から続く古寺で山鹿を代表するお寺「金剛乗寺」、

鐘門の上に鐘が釣ってあり、つき方を教えて頂いたり、金剛乗寺の不思議なスポットを説明してくださいました。

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石門(月輪門)
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楼門(鐘門)
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細い縄をゆっくり引く
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本堂・境内

境内にある金剛乗寺の不思議なスポット

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雄株と雌株が一緒になったイチョウの木
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梅の木が絡み合った桜の木
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ハートの形の穴があいた木
手を繋いで入れると???
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法師の帰りを案じ蕾のまま花を落とす「童子椿」

すごい建物の温泉施設を見つけました、どうよ????
山鹿温泉「さくら湯」 は、細川の殿様が参勤後代の時、最初に泊まる旅籠なのに温泉が無いことに一大決心をして、宿に温泉を作らせ、浸かったそうで、それ以外では外交の交流の場として利用していたそうな。

でも明治になり、家臣の申し出により細川の殿様は、粋な計らいで民に使うようにと・・・細川家は太っ腹・・・・あれだけの私財を公共に寄付とは素晴らしいね。

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さくら湯正面外観
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大浴場(写真:HPより)
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1階休憩室 2階温泉資料室
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さくら湯向いの足湯

龍の湯は貴賓客が利用した浴室で、現在は見学のみです。チェックの大理石が綺麗なこじんまりとした浴室で、天井には龍の絵が描かれています。池の間は龍の湯の休憩室。

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南玄関(裏玄関)
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南玄関右の龍の湯入口
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龍の湯
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池の間

嬉野温泉の ホテルで 「源泉かけ流し日帰り温泉」 でゆったりと・・・でもね、人様の宴会のカラオケ聞くことになりましたが、すざましい音響、うまい人もいれば音痴も、何とかしてよと思いますが、ホテルではこの方達の方が上客、文句も言えませんわ。

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【10月13日 (月)】武雄〜有田〜西海

今年最も強い台風となった台風19号が、今朝8時半頃鹿児島県の枕崎市に上陸、足止めです。 時間の調整をするために朝から庄助さんバリに 武雄温泉でのんびり。

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武雄温泉の象徴「楼門」
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武雄温泉 鷺の湯
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大浴場
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露天風呂

隣の温泉博物館「武雄温泉新館」と「楼門」は、東京駅を設計した辰野金吾の設計で共に重要文化財です。大正ロマンっぽい佇まいの建物も情緒があります。

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武雄温泉新館(重文)
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玄関、現在は資料館・売店
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浴室 五銭湯 十銭湯 二十銭借切湯
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2階廊下と広間

誰が棟梁か??って、清水組(現清水建設)の3代目棟梁が音頭取り、宮大工さんが建ててあり、くぎを一本も使ってないそうで、20年に一回の塗り替えも清水建設がされるのだそうです。
知らなかったわ・・・・清水建設さん初代が宮大工の棟梁さんだったとか・・・でも今は立派なゼネコン大手清水建設株式会社です。

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白壁に朱色が鮮やか
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建物裏の八角形の湯気抜き
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武雄温泉 元湯・蓬莱湯
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新館から楼門をみる

有田焼の里、香蘭社の店内には、いろんな「小部屋」のショールームがあり、美しい〜陶磁器は、見応えがあります。「和洋折衷」の外観も、いい〜感じ、

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香蘭社本店ショールーム
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和洋折衷の外観と入口
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正面に螺旋階段
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レトロ・モダンな感じ

2階は、宮内庁御用品をはじめ、香蘭社の歴史に残る特別な陶磁器、美術品をコレクションした「陶磁器、古陶磁美術館」になっています。

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2階 陶磁器、古陶磁美術館
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宮内庁御用品
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古伊万里
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鍋島藩窯・柿右衛門

20数軒の焼物の店が集う、有田焼卸団地「有田陶磁の里プラザ」。日用食器から贈答品、高級美術陶磁器などさまざま、どの店も個性的。

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有田陶磁の里プラザ
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美術陶磁器から
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日用食器まで
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掘り出し物も

2014九州旅行675.jpg台風の吹き返しで、時折風が強く吹きつける中、有田を後にし西海橋近くの道の駅「さいかい」へ。

夜になって風は静まりましたが、弱い雨が残っています。



【10月14日 (火)】西海〜佐世保〜平戸

昔は海の難所、長崎西海、佐世保市と西海市を結ぶ西海橋から新西海橋を周る遊歩道を散策、新西海橋は、よろけても、転んでも下に落ちる事は無く、何処までも吸い込まれそうに美しい紺碧の海でした。
日本三大急潮に指定されているそうです。

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西海橋公園案内図
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西海橋
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新西海橋
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新西海橋歩道橋

また近くに見える不思議な3本の搭は、今から93年前に建てられた無線塔で、真珠湾攻撃で 「ニイタカヤマノボレ」 を発信した歴史に残る無線塔。

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覗き穴からみる西海
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無線塔
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ウォークデッキ
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西海橋を渡り駐車場へ

ハウステンボスは広すぎて何処から入り、一番効率良く廻れるアトラクションも解らず、とにかく広い敷地の中をドライブ、どうやら無料で見える場所も沢山あるようで、次回はきちんと調べてきましょう。
異国情緒のオランダ、特にアムステルダムの港を模擬してあると聞いたのですが・・・・素敵な場所は運河の近くの 「ホテルオークラ」 でした。

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駐車場前のホテルオークラ
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シンボルのドムトールン
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オランダ風車
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白い観覧車
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ヨットハーバーと隣のホテルデンハーグ

佐世保駅の目の前にそびえる、カトリック三浦町教会は、佐世保空襲の時にも危機一髪で難を逃れた。 観光名所でもあり、ゴシック尖塔が有名。

今回は教会めぐりも随分しましたが、私達は決してクリスチャンでは無く、無宗教ですが無神論者ではありません。

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カトリック三浦町教会
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教会堂正面のマリア像
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教会堂内部
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佐世保を見守るマリア像

併設する幼稚園も今年いっぱいで閉園が決まったと立ち話をしたお母様と、建物の外に響く元気な子供の声も次回には聞けないのね――と、昔の子育中だった我が身を振り返り、子供心にも幼稚園を変わるのは寂しいでしょうね。

さて、駅の近くに、有名なカステラやさんの 桐箱に収まる前の 「切れはし」 を、今だったらまだあるかもと、聞き、
大好きなカステラですから飛んで行きましたが見つからない、 息を切らして歩いたのに狭いと思った佐世保の駅はやっぱり広^^^^^い。
幼稚園のお隣のコンビで 「佐世保で一番有名な豆餅」 を頬張り、テンコ盛りの小豆あんが美味しかった。


西海国立公園の南九十九島の展望所「展海峰」へ向かいます。静かな海に数多くの島が点在する雄大な風景が広がっています。

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展海峰展望所
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手前の入江に真珠養殖場
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佐世保港から大島・崎戸島まで広い範囲が見渡せる
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「美しき天然」の作曲者田中穂積の銅像
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春に菜の花、秋にコスモスが咲き乱れる

佐世保市小佐々町の日本本土最西端の神崎鼻(こうざきはな)、本土の端となる稚内市(最北端)、根室市(最東端)、佐多町(最南端)と4極交流を交わし、水平線へ落ちる夕日は格別だそうです。

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最西端の地のモニュメント
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海岸沿いの遊歩道
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展望広場と展望台
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日本本土最端4極を示す巨大な球面日本地図
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展望台よりの眺望

「橋でつながる教会と歴史の道」を走り、平戸の古いカトリック教会めぐりです。

2014九州旅行703.jpg平戸は、1549年に日本で初めてキリスト教を伝えた 「フランシスコ・ザビエル」 が三度に渡って、布教に訪れた地であり、江戸時代の禁教令下でも隠れキリシタンとして信仰を受け継いでいった人が多かった事はご存知ですよねえ??
今でもしっかりとザビエルの教えを守っているとか。

平戸市街地の丘の上に建つ「平戸ザビエル記念教会」、高くそびえる尖塔と十字架が青空に映え、教会からは平戸の港が見えます。
教会に到着するまでには、近くには寺院もあったようで不思議な土地柄でした。

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平戸ザビエル記念教会
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教会堂内部
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ザビエル記念像
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ルルドの泉

平戸の教会の中で一番古い教会「宝亀教会(ほうき)」、白い漆喰と赤レンガのコントラストが美しい教会で、世界遺産の構成資産候補にもなっている。
あまりにも急な坂で、道も細く、こんな所に本当に教会が有るのかしら、と思うぐらい心配しながらハンドルを握っていました。
教会からの海の眺めも素晴らしいし、見下ろす周りも本当にのどかでした。

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宝亀教会
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教会堂内部
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テラス付きの教会堂側面
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駐車場からの眺め

「紐差教会(ひもさし)」は、東洋でも指折りのロマネスク様式の教会だとか・・・・天主堂も高く、ステンドグラスは光の角度で中の雰囲気が変わるのでは??
神様への懺悔をした後の晴れやかな心になるようで、信者ではありませんが思わず膝まずかなくてはいけない心境でした。

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紐差教会
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教会堂内部
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教会堂側面
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ファティマの聖母

平戸島と生月大橋でつながっている生月島(いきつきしま)、西海岸沿い約1kmにわたり、奇岩群の続く「塩俵の断崖」、海に沈む美しい夕陽を眺めながらドライブができる絶景ロードです。

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生月大橋
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塩俵の断崖
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柱状節理といわれる奇岩の柱がいくつも立つ
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六角形の亀甲模様をした円柱群

大バエ灯台は、生月島の最北端にある、断崖の上に立つ白亜の灯台、夕暮れ時に水平線に沈み行く夕陽に、空がオレンジ色に染められて綺麗でした。

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360度のパノラマ展望
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大バエ灯台
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オレンジ色に染まる空

夕闇せまる平戸大橋を戻り、道の駅「昆虫の里たびら」で日帰り温泉に。

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【10月15日 (水)】平戸〜伊万里〜唐津〜宗像

伊万里にあるノリタケのアウトレット、ノリタケ伊万里工場内にある直営ショップ、規格外の商品もあり、掘り出し物を見つける愉しみも。
和風な新商品、定番の商品、ゴージャスな商品などなど、見ていると、どれも欲しくなります。

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ノリタケアウトレット伊万里
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店内の様子、思ってたより広い
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洋食器が中心ですが、安い
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商品の裏印の説明

開店と同時に一時間は見て回り、ちょうど枚数が足りなかったスープ皿見つけ、「あったあ^^」 やっと見つけ7年ぐらい前に買ったのと同じ型番嬉しいですね。
マグカップはほがらかおじさん2代目に。

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カップ&ソーサー
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四季彩舞曲(しきさいロンド)
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和花アソートコレクション
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購入したスープ皿とカップ


2014九州旅行737.jpg山全体が伊万里焼の里、片岡鶴太郎さんのアトリエもあった。 でも一番は鍋島藩お庭焼どう見ても最高ですね、普通では手に入らないようで、写真も駄目です。 宮様方もお越しになるとか。
以前買った伊万里焼は食器戸棚から滑り落ち全滅、お気に入りでしたがそこの窯元では製造中止。 代わりに一級品小皿を、処分価格で入手、キット横浜で毎日食卓に上るでしょう。

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鍋島藩窯橋
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伊万里鍋島焼会館

焼き物の町の中心を流れる権現川沿いの歴史散策めぐり、関所を通り、陶工橋を渡ると風鈴ふうに飾られた焼物が、澄んだ音で出迎えてくれます。

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藩窯時代の関所跡
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鍋島藩窯関所跡の碑
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陶工橋を渡り権現川沿いの歴史散策
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焼き物を叩き音色で選別した「めおとし」の技を再現
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水力利用の陶土を砕く装置「唐臼小屋」
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江戸時代の陶工たち880基の供養塔「陶工無縁塔」

大川内山の入り口にあり、伊万里焼と有田焼の歴史が学べる資料館「伊万里・有田焼伝統産業会館」。

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伊万里有田焼伝統産業会館
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展示室
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別室の展示室
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深鉢と各城献上品

鍋島藩窯公園の深い森の中に陶工の家、色々な焼物オブジェや江戸時代の登り窯跡があり、時間を忘れて焼物三昧が楽しめます。

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展望公園への散歩道
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藩窯公園の案内図
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昔ながらの薪で炊く登り窯
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お経石窯跡

藩窯公園内では、お経石窯跡と清原窯跡の2ケ所が発掘調査され、清原窯跡では、窯床と出土した陶片をシェルターで覆い、自然のまま見ることが出来ます。

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自然の中に、焼物のオブジェがあるポケットエリア
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展望公園と展望台
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展望台よりの雄大な眺め
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清原窯跡とシェルター

公園内には、東屋・休憩所が設けられ、陶工の家なども再現されています。
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東屋・休憩所
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山あいの光景、奥に陶工の家が復元
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陶工の家
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窯元街側公園出入口

窯元街の最奥に江戸時代の藩窯の中心地跡があり、藩役宅跡や御細工屋敷跡が保存されています。

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山あいのいい光景です
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藩役宅跡
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大銀杏と清正公堂
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坂道を降りて窯元街に

大川内山は多くの窯元が谷間に軒を連ね、路地裏にも素適な焼物が並んでいます。

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小笠原籐右衛門
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無鉛絵の具での作品が並ぶ
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瀬兵窯の直営店・SHOP新風
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普段使いの商品が多数

鍋島藩窯坂を下って行きます、どの窯元を訪れても、ため息がでるような物に触れることができます。
質の高さもあって値段の方もかなり高めですので、見るだけですが・・・

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虎仙窯
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青磁の数々、その美しさに思わずウットリ
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せいら(徳永窯)
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鍋島を現代的な色調でアレンジ
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太一郎窯
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鍋島御庭焼

唐津市にある、官兵衛の名護屋城跡、城の面影も無く有るのは石垣のみ。
豊臣秀吉の朝鮮出兵の拠点として築かれ、周囲には130以上の諸大名の陣屋跡がある、国の特別史跡に指定されています。

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名護屋城跡
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黒田官兵衛が縄張りの城
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前田利家陣跡
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小西行長陣跡

2014九州旅行780.jpg唐津城を横目に仰ぎながら、虹の松原(国の特別名勝)へ、松原の中央を国道202号線が東西に通っている。

約400年前に植えた虹の松原、約100万本のクロマツは幹も太く立派でしたが、管理が行き届かず日本の三大松原の中でも一番過疎化している。 とは言え、観光客もちらほら。
これで、三保の松原、気比の松原、虹の松原 、日本三大松原を制覇です。

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虹の松原
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風によって傾いた はい松
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大老の松
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槍掛けの松(二代目)

初めて福岡の街を運転しましたが、黄昏時から夕闇ににかけて車が多く大渋滞、おまけにライトが眩しい。西区から中央区〜博多区〜東区、横断ですが運転不可、西区の終わりでほがらかおじさんと交代、やれやれで^^^す。

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道の駅 むなかた
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道の駅の朝焼け

posted by ほがらかさん at 11:11 | Comment(0) | 国内旅行 西日本周遊の車旅

2014年11月29日Sat

8年260日 西日本周遊の車旅(南九州編)


東海京滋編横浜〜清水〜駿河〜藤枝*〜静岡〜島田〜御前崎〜浜名湖*〜豊川〜犬山〜揖斐川*〜長浜〜安土〜京都〜相生*
山陽編備前〜岡山〜吉備〜笠岡*〜豊平*〜広島〜柳井〜防府〜宇部*〜下関〜門司〜大任町*
北九州編平尾台〜飯塚〜日田〜山国町*〜耶馬渓〜中津〜上毛町*〜宇佐〜豊後高田〜国東*
東九州編別府*〜湯布院*〜湯平〜長湯〜竹田〜豊後大野*〜臼杵〜津久見〜佐伯*
南九州編日向〜青島*〜日南〜飫肥〜都井岬〜財部町*〜都城〜国分〜鹿児島*〜知覧〜霧島〜白鳥
西九州編人吉〜五木*〜山鹿〜嬉野〜武雄*〜有田〜西海*〜佐世保〜平戸*〜伊万里〜唐津〜宗像*
山陰編下関〜長門〜湯本〜萩*〜山口〜津和野*〜温泉津〜但馬*
京都南信編竹田城〜洛西〜瀬戸*〜信州平谷〜遠山郷*〜駒ヶ根〜茅野〜八王子〜横浜


2014九州旅行.jpg今回の旅、横浜から西日本一周、東海京滋、山陽、九州、山陰、南信州と、高速道路は使用せず下の道を5,000km走りました。 ガソリンは450リットル使用。
旅行ルート詳細をグーグルマップでご覧になれます


【10月8日 (水)】佐伯〜日向〜青島

たまたま隣りに止まった車が所沢ナンバー、声掛けしたら2か月間かけて西日本一周をしていらっしゃるご夫妻から色んな情報を教えてもらう。

これから宮崎入りです。日向・日南海岸、ちょっと前までは新婚旅行のメッカ地だったそうで、南国情緒たっぷりです。
最初は、日向岬にある絶景スポット「馬ヶ背」。西の”東尋坊”と言われ、なかなかの絶景、自然の驚異です。

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日向岬ウォーキングマップ
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馬ヶ背茶屋とへべすソフト
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一番のみどころ、馬ヶ背展望台
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絶壁に荒波がぶつかる様子は迫力満点

馬ヶ背から見る、日本一の高さ70mの切り立った岩、足がすくみます。

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岬の突端にある展望所
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そそり立つ柱状節理の絶壁
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雄大な太平洋とリアス式海岸が広がる

日向岬の展望公園に立つ細島灯台、馬ヶ背に続く遊歩道の途中に分岐する遊歩道があります。

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岬の展望所からみる灯台
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灯台から岬の展望所をみる
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細島灯台 鉄塔はビーコン局
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灯台の灯器

自然が創ったロマンチックな贈り物、「クルスの海」はその岩の形状が「叶う」という文字に見えることから、訪れると願いが叶うという言い伝えがあります。 どうなのかと思いますが・・・・

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クルスの海展望所
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願いが叶うクルスの鐘
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クルスの海(十文字)
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願いが”叶”いますように

2014九州旅行415.jpg青島・日南海岸の道路はとてもよく整備され、分離帯にも数十メートルの高さの宮崎の県木「フェニックス」が規則正しく植えてあり、それは素晴らしい。

鬼の洗濯岩は満ち潮で遠くまで見渡せなかったが、波をかぶった程度でも良く解り、本当に洗濯板を思い出しました。

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弥生橋を渡って青島へ
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満ち潮で波間から見え隠れ
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鬼の洗濯板
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鬼の洗濯板を後ろから

「海幸彦・山幸彦」神話で知られる青島神社もお詣り、天の平瓮(かわらけを投げる占い)、賽の目神事(さいころ占い)、真砂願貝(貝占い)、真砂の貝文(貝願掛け)、海神の祓(願い符水願掛け)など種々の占いや願掛け、おもくじがあり、パワースポットのデパートのようです。

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参道の石灯籠と鳥居
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神社正面の狛犬
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神門と椰子の木 南国です
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朱塗りの鮮やで美しい拝殿

拝殿脇から絵馬のトンネルを抜け、ご神木ビロウ樹の繁る御成道を通り元宮へ。

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絵馬のトンネル
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元宮
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天の平瓮(あめのひらか)
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記帳中の国分太一さん

何やら人の輪が・・・ジャニーズ TOKIOのメンバー国分太一さんが、お宮の中での撮影、カメラを向けると優しそうなお姉さまが仕草で ×ですって。

日南海岸の入口「堀切峠」は、日南海岸の中でも有数の鬼の洗濯板が眼下に広がり、太平洋の澄んだ海を一望に眺むビュースポット。

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堀切峠フォトスポット
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堀切峠からの眺め(右)
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堀切峠からの眺め(左)
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潮が引くとこんな感じ

ルートイン・グランティア「あおしま太陽閣」の日帰り温泉を楽しみ、遅くまでメールの整理。
源泉かけ流し、露天風呂は日向灘の真上、太平洋の波の音も、風も本当に気持ちが良い。台風18号でかなりのダメージを受けたと聞きましたが、夕日が波間に沈む姿に見とれていました。

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あおしま太陽閣
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露天風呂

2014九州旅行434.jpg驚いたことに、今日は千葉ロッテの合宿で貸切状態、 ロビーで、夜間練習を終えた隣の席の選手の方達に挨拶はしましたが、野球は見ないので誰かも・・・・・でも良い所に来ました。


横浜には22日までに戻らないといけないので・・・焦っています。 今日は6時間、日南海岸を走り抜け、周る場所を少し減らさないと時間が足りないかも、と思いながらも、欲を出して目いっぱい観光しています。


【10月9日 (木)】青島〜日南〜飫肥〜都井岬〜財部町

道の駅フェニックスは、堀切峠から南へ約1kmにあり、 こちらも鬼の洗濯板と美しい海が見渡せる絶好のビュースポットです。

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展望ウッドデッキ
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デッキからの眺め(左)
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デッキからの眺め(右)
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潮が引くとこんな感じ

小雨の中を鵜戸神宮に参拝、途中から28度を超える最高の天気、太陽さんさん、痛いぐらいに浴びて紫外線対策に大わらわです。
岩壁をくり抜き、一番奥に神社ご祭神がある、不思議にがけ崩れなど一度も無く、怒涛の波に洗われる岩を見ながら神々が住むと言う言葉を信じる??思いでした。
朱塗りの神殿が青い海に映え、荒波や巨岩、奇岩などの風景が美しい。

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境内図
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神門と両脇の石灯籠
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朱色が美しい楼門
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玉橋 釘を一切用いない反橋

本殿は、岩山にぽっかり口を開いた洞窟の中。洞窟の奥には、トヨタマヒメが生まれたばかりの我が子、神武天皇の父・ウガヤフキアエズノミコトを置いて海に帰った時、残していったと伝えられる「お乳岩」がある。

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玉橋からの展望
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石段を下りると洞窟に本殿
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拝殿・弊殿・本殿一体の社
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本殿裏の岩窟

本殿前に行くと、崖下の亀の形をした大きな岩があるのが「亀石」。亀の背には小さなくぼみがあって、男は左手、女は右手で運玉を投げ、その中にうまく入ると願いごとが叶うという。

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お乳岩と滴り落ちるお乳水
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霊石亀石と運玉
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波に洗われて丸い奇岩
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石段の参道を登り戻ります

鵜戸神宮の海岸参道、鵜戸崎灯台の下に広がる鵜戸千畳敷奇岩(鬼の洗濯板)、今回は潮時に恵まれず、ここも鬼の洗濯板が見れなかった・・・。

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鵜戸千畳敷奇岩
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石燈籠のような鵜戸崎灯台
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千畳敷の鬼の洗濯板
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潮が引くとこんな感じ

日南フェニックスロードを10kmほど南下すると飫肥(おび)の町があります。
武家屋敷の門構え、風情ある石垣、漆喰塀が残る町並みなど「九州の小京都」と呼ばれています。

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飫肥城下町マップ
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駐車場前の城下町案内処
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大手門通り
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家老屋敷の豫章館(現存)

飫肥城跡の敷地内には現存建築物はなく、「歴史資料館」や「松尾の丸」が再建されています。

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大手門(復元)
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大手門から中の丸へ
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中の丸から松尾の丸へ
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松尾の丸御殿(復元)

大手門右手の武家屋敷通り(横馬場通り)には、武家屋敷、石垣や、飫肥藩の藩校「振徳堂」が残っており、特に小京都らしい趣が漂っています。

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武家屋敷通り
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旧伊東伝左衛門家の石垣
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旧伊東伝左衛門家長屋門
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主屋と庭園

日露講和条約の全権大使小村寿太郎が学んだ振徳堂、振徳堂を前にして立っていると、かつてここで学んだ幕末の若者たちの息づかいが感じられるようです。

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旧藩校振徳堂
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振徳堂内部
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小村記念館
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資料やビデオで生い立ちや業績を紹介

日南海岸の最南端に位置する都井岬、風光明媚で海岸の潮風も何とも気持ちが良い、ここには国の天然記念物に指定されている野生馬がいます。

都井岬灯台では、日本の灯台にとても詳しい女性が管理人として勤務し、お勉強を余儀なくさせられました。

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都井岬マップ
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都井岬灯台
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標高240mの断崖上に立つ白色の大型灯台
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第3等大型フレネルレンズ

2014九州旅行479.jpg大体男性の方が多く、その灯台については詳しいですが、有名な灯台、重要な役目をしている灯台についても、熱心に何時建設されたかまでを詳しく説明されます。

南国の木、ソテツに赤い実が付いているところを始めてみました。

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日南海岸の素晴しい景観や
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太平洋を一望できる
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灯台資料展示室
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灯台レンズなど多数展示

灯台を後にし都井岬ビジターセンターに立ち寄り、野生馬には何処で会えるの??とホテル駐車場でマップを見てたら、突如現れた3頭の御崎馬、
水槽の水を飲みに来たようです。こんなに近くに野生馬がくるなんて、本当にビックリ。

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ビジターセンター馬の館
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突如現れた3頭の御崎馬
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車の前を悠然と歩いて行く
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水を飲みに来たようです

探せば峰の上にもいるではありませんか、きっと風と光のある山々で本当に延び延びと生きているのでしょう。

祖先は、2000年も前の縄文時代から弥生時代にかけて中国大陸から導入された蒙古馬が起源とされています。 ここは馬がヒーロー、主です。

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小松ヶ丘の峰の上に御崎馬
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こちらの峰にも
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望遠で寄ってみました
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ひたすら草を食べてます

都城の西、県境近くの財部温泉健康センターで日帰り温泉、道の駅「たからべ」へ、「還元活性水」なる美味しい名水を頂きました。

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温泉健康センターの夕焼け
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今夜は満月です


【10月10日 (金)】財部町〜都城〜国分〜鹿児島

昨夜入った財部温泉で、余計なお世話をしていたら、何と自分の忘れ物をしてしまい、「あれれ、何で無いの??」

だって、2か月ぐらいの赤ちゃんが動いて台から落ちそうになり、あわてて抱っこ、おまけにお腹が空いてるのでしょう、泣きながら指しゃぶり、思わずあやしてしまった。

まあ、そんなこんなで、すっかり洗面道具を忘れ、温泉が開くまで時間をつぶすことになり、早朝から日本の滝100選に入っている「関之尾の滝・甌穴」まで森のトレッキング、滝壺や、吊り橋の散策、良い思い出が出来ました。

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滝のえき駐車場
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関之尾の滝・甌穴マップ
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遊歩道から見る滝と吊り橋
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吊り橋からの眺め

関之尾の滝は、大滝、男滝、女滝の3つからなり、幅約40m、落差18mの大滝、男滝は北前用水路の余水吐き、女滝は取水口で明治時代に岩を掘ってつくられたもの。

上流には国の天然記念物「甌穴群」が連なり、その数は千数百にのぼり、世界にも類がないそうです。吊り橋上に立つと轟音が辺りに響いています。

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関之尾の滝(大滝)
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上流の天然記念物 甌穴群
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左:大滝と右:男滝
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下流奥まった所に女滝

9500年前の縄文時代の世界、国分「上野原縄文の森」に・・・重要文化財等の展示物、縄文時代にタイムスリットです。
上野原遺跡の発見は、「縄文文化は東日本で栄えて西日本では低調だった」という常識に疑問を呈する遺跡ともなったそうです。

「縄文の森展示館」は、上野原遺跡の重要文化財を中心に、鹿児島県内各地からみつかった土器や石器等の遺物を展示。「縄文シアター」やジオラマ、映像資料などで楽しみながら学習できます。
2階にはレストランやショップ,3階には上野原縄文の森全体を見渡すことのできる展望所があります。

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和紙ドーム(常設展示室入口)
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上野原縄文の世界(重要文化財)
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縄文シアター
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らせん階段とエレベータ

「復元集落」は、竪穴住居跡10軒をはじめ、調理用の施設だと考えられる集石遺構や連穴土抗など約9,500年前のムラを復元したエリアです。

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9,500年前の復元集落
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課外学習中の小学生
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竪穴住居
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竪穴住居内部

「遺跡保存館」は、国指定史跡の上にある半地下ドーム型の建物で、上野原遺跡の遺構の一部が保存されています。9,500年前の竪穴住居跡や集石・土坑などの状況を、発掘されたままの形で見学することができます。

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遺跡保存館
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遺跡保存館内部
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竪穴住居跡(十字)、集石遺構(住居左下)、連穴土坑(住居右上)
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9,500年前と確定できた桜島から噴出した「黄色の軽石」

「地層観察館」は、上野原の地層断面を観察するための地下式の建物です。国の重要文化財である7,500年前の土器や石器、9,500年前の竪穴住居跡など、上野原遺跡の時代を示す根拠となった火山灰層などの堆積の様子を直接見ることができます。

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地層観察館
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地層断面

2014九州旅行513.jpg海岸線を走り、いよいよ鹿児島市街、噴煙で見えない桜島を運転しながら横目に 「わ^^^^すごいわね、 火山よねえ^^^」 でも運転に集中で。
豚とろ天文館本店の 「鹿児島ラーメン」 旅行本るるぶに載っていた場所を聞きながら探し当て、やっと食事です。

さっぱり味の豚骨醤油ラーメンですが醤油が濃い、中の豚肉はトロッと入ります。サービス品の大根甘酢漬けが、あっさりして箸休めにもってこいでした。

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鹿児島ラーメン豚とろ天文館本店
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豚とろラーメン(750円)中太ストレート麺にチャーシュー・ネギ・キクラゲ

後は、天文館通りのそぞろ歩き、老舗和菓子の食べ比べ、もうお腹が弾けそうで何にもしないで座っていたい気分だった。 苦・し・い。

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天文館交差点
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天文館通アーケード街
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いづろ通り商店街
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いづろ交差点の「龍馬お龍と薩摩でひと休み」像

西郷隆盛の歴史にふれる城山に。
トテモ詳しい方がいろいろ歴史にまつわる話をして下さり、 「お詳しいですねえ、歴史がおすきですか??」 尋ねたところ、 「私は平日に、ボランテアで観光案内をしているのです」 って。
道理で詳しいはず、18??年にこのような事があり!!何ていとも簡単に言わる。
さ^^^^すがと思いました。
篤姫さんの実家や鹿児島にまつわる歴史のレクチャーを受けて、すっかり薩摩人に成り、初めて知る事実、ヤッパリ見聞を広げる事は良いことですわ。

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城山周辺案内図
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駐車場から展望台へ
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展望台に埋め込んである眺望確保マーク「眺望視点場」からの眺め、この位置からの眺望が一番美しい

城山を降り、西南戦争最後の司令部のあった「西郷隆盛洞窟」や、西郷が最後を遂げた「西郷隆盛終焉の地」を訪ね、鹿児島を後にしました。

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西郷隆盛洞窟
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この洞窟の中で最後の五日間を過ごす
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西郷隆盛終焉の地
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洞窟を出た所で銃弾を受けてここで自刃

2014九州旅行525.jpg錦江湾に面した、世界最大級の石油備蓄基地「喜入」の道の駅で車中泊、
温泉と1年中泳げる室内温水プールの2つの施設があって、錦江湾の向こうに浮かぶ桜島を眺めながら、温泉リゾートを楽しみます。


【10月11日 (土)】知覧〜霧島〜白鳥〜人吉〜五木村

今日は知覧を散策、
武家屋敷庭園通りの散策、重要文化財もあり、島津藩重臣の屋敷、庭園跡だそうです、余り類を見ませんが素朴で無駄の無い造園。

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武家屋敷庭園案内図
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駐車場から入園料取扱所へ
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入園料取扱所
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武家屋敷通り入口

薩摩の小京都と呼ばれる美しい町並みには、武家屋敷通りに面して7つの名勝庭園があります。

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@西郷恵一郎邸庭園
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庭園はこんな感じ
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枯山水庭園
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花に群がる綺麗な南国の蝶

知覧の武家屋敷は、門をくぐるとすぐ目隠し用の屏風岩に突き当たります。くねくね折れ曲がってやっと屋敷玄関につく感じでした。

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A平山克己邸庭園
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丸く柔らかな印象の庭園
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こちらも枯山水庭園
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武家屋敷通りから見た生垣
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B平山亮一邸庭園
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前面にサツキの大刈込み

武家屋敷通りのちょうど中間に稽古場跡という碑が建っていました。向かい側には、居住用の「おもて」と台所のある「なかえ」の2棟を小棟で連結した造りの知覧型二ツ家・・・知覧独特の民家だそうです。

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稽古場跡の碑と石敢当
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知覧型二ツ家

武家屋敷通りはAM10:00〜PM4:00の間歩行者天国になります。365日、これだけ長時間の車両通行止めは住民の方も生活には大変不便でしょうね・・・観光に懸ける意気込みが伝わってきます。

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C佐多美舟邸庭園
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知覧で最も豪華で広い庭園
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D佐多民子邸庭園
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休憩所も設けられている

最期に見た森家は、亀甲城の山麓を借景に取り入れた庭園は実に生活に密着し、家臣として威厳のある建物、末裔の方は今でもそこに住み、広い敷地でお茶の栽培をされています。

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武家屋敷通りの立派な生垣
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F森重堅邸庭園
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山麓を借景に取り入れた
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知覧唯一の池泉式庭園

武家屋敷通り周辺には、庭園だけではなく郷土料理の店やカフェもいくつかあります。
知覧型二ツ家である旧高城家住宅の無料公開もされており、郷土料理の店高城庵では二ツ家の中で、藩政時代からのお膳で食事ができます。

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旧高城家住宅(無料公開)
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居住用の「おもて」
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台所のある「なかえ」
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郷土料理高城庵入口

知覧は、太平洋戦争末期の沖縄戦で、陸軍特別攻撃隊の出撃地となった場所です。特攻平和観音前の道の両脇には慰霊のための沢山の石灯籠が並んでいました。

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慰霊のための石灯籠
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特攻平和観音
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出撃までの日々を過ごした三角兵舎
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空襲を避けるため半地下式になっている

知覧特攻平和会館では、当時の様子を映像で見ることができますが、何を思って志願し、若い命を散らしたのでしょう。
生き証人として有名だった食堂を経営していたお福おばあさんが語るには、その当時に一人だけ 「この戦争は負けだね」 と話した子がいたそうです。

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平和の鐘と慟哭!誓いの碑
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知覧特攻平和会館
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正面玄関
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館内案内図

若くして散って行った隊員の霊を祀ってあり、衣類やゼロ戦、ハヤブサ、遺品の品々、遺言状や母親にあてた手紙、在りし日の隊員たちの笑顔の写真、見るだけで涙が。

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ロビー、正面には「鎮魂の賦」が描かれている
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特攻隊員の英霊コーナー(写真:リーフレットより)
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「零戦」(実物)、損傷が激しく機体前部と主翼及び主脚のみ現存の状態
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戦闘機「隼」(映画の撮影に使用された実寸大精巧レプリカ)

鹿児島県霧島市の山間にある嘉例川(かれいがわ)駅は、国の登録有形文化財となっています。
嘉例川駅は、何とも素朴で明治36年開業、100年以上の歴史のある駅舎、風雪100年、九州で一番古い木造駅舎と書いてあり、よくぞま^^^残っていたと思いますが、昔の建築、建材の立派な事、感嘆詞を付けたいぐらいです。

NHK TV番組「鶴瓶の家族に乾杯」で放送されて、有名になったらしい。
駅構内も、待合室、駅長室も昔のまんまです。 日に焼けた木の肌が年輪を感じます。
ホームの中の長椅子は作り付けですが、枯れた木の肌が痛々しくもあり、またデ^^^ンとして、頑丈さに貫録もあり、さしずめ口が聞けたら 「お客さん、早く此処に座って下さいよ」 って促しているように見えるのが不思議。 存在感がありますね。

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JR肥薩線の嘉例川駅
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待合室の様子
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昔の雰囲気に浸っていると
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偶然にも列車が来ました

だって、特急列車はこの駅に5分間も観光目的で無く駅舎見学で停まるのですよ^^^^^
残念ながら、特急「はやとの風」 は見ることができませんでしたがローカル列車は見ました。
ちらほらと乗客が降りますが無人駅ですから静かなものです。
小ざっぱりときれいに掃除もされているし、地元の人達は観光目玉としても大いに盛り上がっている。熱が

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旧待合室の再現も
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古い駅標や昔の機材
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鶴瓶の家族に乾杯のパネル
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薩摩イモの天ぷら「ガネ」

サツマイモの天ぷら・・「ガネ」って、一個50円、食べましたがとても素朴でおいしかったわ、嘉例川駅で叔父さまが朝から売っているそうですが、最後の残り一個を食べたのですよ。


寺田屋事件で深い傷を負った坂本龍馬が西郷隆盛から奨められて、妻のお龍さんと新婚旅行で霧島に訪れた際、湯治に来ていた塩浸温泉、

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塩浸温泉龍馬公園
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坂本龍馬・お龍新婚湯治碑
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龍馬とお龍が滝や神社を散策した散歩道「龍の背坂」
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龍馬とお龍の縁結びの足湯

公園内には、温泉施設、資料館などがあり、石垣下の川沿いには龍馬が入ったとされる湯船が。

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資料館・温泉受付
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塩浸温泉鶴の湯
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鶴の湯浴室
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龍馬が入ったとされる湯船

塩浸温泉からえびの高原へと向かう途中、霧島・硫黄谷温泉近くの道路沿いに湯煙を噴出している地帯があります。

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硫黄谷噴気地帯駐車場
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熱水、熱気が噴出している

白鳥温泉にも入ってきました。
西郷隆盛も来たといわれる人里離れた温泉地、えびの市が一望できる眺めのよい高台にあります。

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白鳥温泉 上湯
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上湯からの眺望
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白鳥茶屋 食堂・売店
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セルフの温泉たまご体験

隣の白鳥茶屋で卵を買い、蒸籠蒸しは、わずか5分で半熟卵の出来上がり、100度の蒸気、あっとの間ですが蒸籠を外すだけでも火傷を負いそうです。

酸性湯だそうで、傷があれば少しピリピリする、つまり殺菌効果があるのですね。

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見晴らしの良い露天風呂
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歴史を感じさせる内湯
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蒸し湯は温泉の山側の裏手にある
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天然の蒸気を利用した地獄の蒸し風呂
posted by ほがらかさん at 13:24 | Comment(2) | 国内旅行 西日本周遊の車旅

2014年11月25日Tue

8年256日 西日本周遊の車旅(東九州編)


東海京滋編横浜〜清水〜駿河〜藤枝*〜静岡〜島田〜御前崎〜浜名湖*〜豊川〜犬山〜揖斐川*〜長浜〜安土〜京都〜相生*
山陽編備前〜岡山〜吉備〜笠岡*〜豊平*〜広島〜柳井〜防府〜宇部*〜下関〜門司〜大任町*
北九州編平尾台〜飯塚〜日田〜山国町*〜耶馬渓〜中津〜上毛町*〜宇佐〜豊後高田〜国東*
東九州編別府*〜湯布院*〜湯平〜長湯〜竹田〜豊後大野*〜臼杵〜津久見〜佐伯*
南九州編日向〜青島*〜日南〜飫肥〜都井岬〜財部町*〜都城〜国分〜鹿児島*〜知覧〜霧島〜白鳥
西九州編人吉〜五木*〜山鹿〜嬉野〜武雄*〜有田〜西海*〜佐世保〜平戸*〜伊万里〜唐津〜宗像*
山陰編下関〜長門〜湯本〜萩*〜山口〜津和野*〜温泉津〜但馬*
京都南信編竹田城〜洛西〜瀬戸*〜信州平谷〜遠山郷*〜駒ヶ根〜茅野〜八王子〜横浜


2014九州旅行.jpg今回の旅、横浜から西日本一周、東海京滋、山陽、九州、山陰、南信州と、高速道路は使用せず下の道を5,000km走りました。 ガソリンは450リットル使用。
旅行ルート詳細をグーグルマップでご覧になれます


【10月4日 (土)】国東〜別府

道路も広くてとても運転しやすいので自分で運転、7時前に白い湯けむりが見えると「やった^^^やっと別府に着いたよ」 でもまだ半分あります。
ハンドルさばきにも気合が入ります。で、最初にしたことは、ほがらかおじさんの先祖様のお墓詣り、綺麗に管理されているので、特に掃除の必要も無い。
元気でいる事の感謝と報告で2礼、2拍の手拍子、無言ですが涙が出ました。 広大な墓地でも車で、横まで行けるのが有難い。
朝マックでメールを整理し、さーー温泉を楽しもうっと。

別府での最初の温泉は観海寺温泉、知る人ぞ知るコバルトブルーの絶景温泉「いちのいで会館」。
こちらの露天風呂は仕出し弁当屋さんの敷地内にある個人の温泉で、ここで食事をした人でないと入れない。

山の天辺、車が登れるのかしらと恐怖の坂道を登り、もうもうと噴き出る温泉煙、周りは硫黄の匂いで息苦しい。
源泉は白い温泉ですが、その日の天気で温泉の色が変わり、青くなる。 不思議、トテモ個人が持っているとは思えない温泉です。
お湯が青く見えるのは、青い色素があるわけではなく、温泉に含まれるシリカという成分が、青色の光を反射するからだそうです。

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いちのいで会館
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絶景露天風呂「景観の湯」
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コバルトブルーの青い温泉
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露天風呂からの眺め

家族風呂、大風呂、小風呂、共に露天風呂ですが、山の中に有るので滝も流れ、温泉で暑くなったらその滝壺で冷やしなさいと言わんばかりの環境です。

2014九州旅行306.jpg温泉から一休みしていると、アツアツの名物料理「だんご汁定食」が出てくる、野菜もごろごろ入って食べきれないほどの量、勿体ないの心で全^^^部食べました。

源泉2本、外にはキッチン用に蒸籠が2つあり、温泉の煮えたぎっている音はごうごうと鳴って近くに行くのが怖い。
当主の方は 「次回には是非野菜を持ってきなさい、蒸してあげるから」 って。

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源泉吹き出し口
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温泉蒸し

今回の旅の第一目的は、ほがらかおじさんの一年早い古希の祝い同窓会、4日と5日連続です。
4日の同窓会が終わった後の写真、皆さま方豊かな頭髪、決して黒いばかりではなく殆んどの人は白髪。 いまだに現役で教職につかれているクラスメートも多く、後進の為、若い教員の指導にも責任があり、なかなか現状から離れることは難しいと聞きました。

今日の宿はJR別府駅から2分、一等地にある100年ぐらい前の建築、でもハイカラで大正ロマンの香りプンプンの 「駅前高等温泉」 とんがり屋根の△屋根、太い柱や2階までの階段は黒光りがしている。

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駅前高等温泉
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大正洋館風レトロな雰囲気
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高等湯(中性単純泉)檜風呂ぬる湯(奥)とあつ湯
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並湯(弱アルカリ単純泉)45℃のあつ湯

何故ここに???
40年以上前に初めて別府に来た時に入った温泉がきっかけ、源泉かけ流し湯も懐かしい。 ネットで調べると此処で宿泊できるなんて知らなかったので嬉しくなりました。
とにかく超便利、 デパート、駅、遊び場、バス停、スーパーも目の前で、1週間前に予約したのですんなりと。
ホテルでも2種類の温泉に4回も入り、温泉三昧は気分が良いわ^^^。


【10月5日 (日)】別府〜湯布院

ホテルをチェックアウトする前に、早朝4時から入れる源泉にもう一度、湯船一杯に貯まった綺麗な湯に一人ではもったいないわねえ。
春にヨーロッパ旅行で親しくなった仲良し二人組と待ち合わせ、先月、日本経済新聞の土曜日版「プラス・ワン」の記事に此処のランチが美味しいって記事を読み、別府温泉 「ホテル白菊」 でランチ。 旅の途中で予約をしました。
ロビーで4人で合うなり 「お久しぶり!!」 本当に来てくれるなんて・・・・・感激されました。
別れるまでの5時間、よくもま^^^こんなに話は尽きないものと、我ながら感心

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ホテル白菊
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フロント・ロビー
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楠湯殿 大浴場
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楠湯殿 露天風呂

新聞で確認したランチは、 割鮮料理「浜菊」の「耶馬渓鶏のとり天ランチ」で素晴らしいお味もさることながらこのボリューム、税込1,260円。
2014九州旅行317.jpgメニューはお味噌汁、新米ごはん、香の物、煮物、おひたし、茶碗蒸し、お皿一杯のサラダ、ポン酢付鳥天10切れ、デザート。 もう、満腹、箸やすめに残りのとり天、 完食です。
食事をしたお客様は、コーヒーはティーラウンジで頂きました。
素敵なピアノ曲の流れるラウンジは、ホテルの格式も高く、サンダルでは恥ずかしいと思い、昨夜はデパートまで靴を求めに別府の街を散策。
おまけに無料で源泉かけ流し、露天風呂付手ぶらセット、タオルからアメ二テイ迄、女性は素敵なパウダールームも利用できます。
2014九州旅行318.jpgいたせり、つくせり、大,大満足のランチでした。 もう一度行きたいホテルランチでした。
大型で非常に強い台風18号が九州に接近してるので、雨風がひどくならない内に湯布院に。


【10月6日 (月)】湯布院〜湯平〜長湯〜竹田〜豊後大野

早朝、金鱗湖の湖畔を散歩、早朝にも関わらず中国からの観光者が多い、きっと近所のペンションで泊り、朝の運動かも。
驚いたのは湖畔にマルク・シャガールの美術館がありました、個人経営でしょうが時間が早くて見学は出来ない、しかし、猫の置物も沢山あったように思う。

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金鱗湖の湖畔を散歩
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マルク・シャガール美術館

湯の坪街道沿いに古民家風の建物が軒を連ねる「やすらぎ湯の坪横丁」。旬な素材を使った食事処、昔ながらの甘味、小物・雑貨・アクセサリーなどのお土産屋などが集まるレトロな雰囲気の横丁です。台風の余波、早朝だったので閑散としています。

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やすらぎ湯の坪横丁
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散策路に設けられた癒しのベンチ
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ゆふいん鉄鍋火屋のジャム
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ゆふいん創作館の雑貨

2014九州旅行325.jpg湯平温泉は、隣接する由布院温泉よりも歴史は古く、戦前は別府温泉に次ぐ、九州で第2位の入湯客を誇る温泉地として知られていました。

湯平温泉の温泉街、石畳通り一番奥にある金の湯、その途中の中の湯、入口付近の銀の湯、無人の共同温泉で、代金は箱の中に入れるがおつりは無い。

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一番歴史の古い金の湯
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足湯、飲泉所のある銀の湯
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男女日替わりの中の湯
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中の湯の浴室

もう一か所入る温泉は竹田市にある、世界有数の炭酸泉温泉地として有名な長湯温泉、一番炭酸ガス含有量の多い、通称 「ラムネ温泉」。
炭酸ガス含有量は1,380ppmで、入浴剤のバブの13倍に当たるそうです。

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長湯温泉のシンボル・ガニ湯
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ユニークなデザインの「ラムネ温泉館」
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温度が異なる3つの風呂が並ぶ内湯
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泡付きが良いぬる湯の露天風呂

源泉温度が低いので時々熱い湯に入り、2時間ぐらい入るのが良いとか。もともとこの近辺に生まれた方が仕事の都合で東京に住み定年と同時にここに帰ってきた、だって温泉が好きだからって言われました。

2014九州旅行334.jpg何もしなくっても小さい気泡が一杯、拭っても拭っても取れません、この温泉にお砂糖を入れたら本当にラムネだそうです。
源泉かけ流し、このラムネ湯を飲みながら2時間ぐらいのんびりするのがコツだって。


荒城の月で有名な、岡城址にも気合を入れて登ってきました。階段の登り口には大きな壺の中に杖を用意してあり、また どんな割引もありませんと書いてありました。

2014九州旅行335.jpg忍者が口に咥えるような巻物を頂き、名曲、土井晩翠作詞・瀧廉太郎作曲による曲「荒城の月」を聞きながら小高い丘の上に・・・・・
かなり登ったところで下を覗くと奈落の底、昔の戦いはどのようにして??だって、直角の石垣を積んであり到底見る事は出来ない。 思わず後ずさり、木につかまって覗き、何故にこんな場所に城なの???

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登城口から大手門跡へ
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大手門跡
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西の丸東門跡、階段を登ると西の丸跡
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西中仕切跡からみる高さ70mの三の丸高石垣

哀切をおびたメロディーと歌詞が特徴で、何故か悲しげでこの丘に登って見るとピッタリの曲でした。
瀧廉太郎さんの銅像は繊細な容姿素敵でした。・・・・・東京に生まれながら大分で少年時代を過ごし、東京芸術大学に進みドイツに留学、健康を害し23歳の若さで亡くなった彼は「荒城の月」や「花」の名曲を残して世を去ったのですねえ。もったいない。

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高石垣から九重連山を望む
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二の丸跡と瀧廉太郎像
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本丸跡と岡城天満神社
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本丸跡から三の丸跡をみる

チョット古いけど三橋美智也さんの歌う、55年前のヒット曲で格調高い 「古城 」 作詞:高橋掬太郎  作曲:細川潤一
♪♪ 松風騒ぐ 丘の上 、古城よ独り 何偲ぶ
   栄華の夢を 胸に追い ああ 仰げば佗びし 天守閣
   崩れしままの 石垣に 、哀れを誘う 病葉や
   矢弾のあとの ここかしこ ああ 往古を語る 大手門 ♪♪
名曲と思っています。
この岡城を偲んで作られた曲と聞きミリオンセラー、13歳の私でも知っていたわよ、おもわず唄ってしまいました。 初めて来たのに何とも懐かしい思いです。

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但見屋敷跡の石垣と賄方跡
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近戸門跡、この先が七曲り
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七曲りを下って駐車場へ
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国道から本丸石垣をみる

岡城址を後にして、豊後大野市緒方町にある原尻の滝に。水車の回る長閑な田園風景の中に突如、弓型の滝が現れます。さながら「東洋のナイアガラ」です。

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滝見橋からみる幅120m、高さ20mの原尻の滝
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滝横からみる原尻の滝、圧巻の大迫力ですね
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滝の下流の木造の吊り橋「滝見橋」から
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上流の遊歩道へ、滝の周囲をぐるっと一周できます

2014九州旅行358.jpg豊後大野三重町の高台にある見晴らしのよい道の駅「みえ」へ。
ここは「江内戸の景」と呼ばれる豊後大野市屈指の景観が一望できるビュースポットで、翌朝の朝日が素晴らしかったです。


【10月7日 (火)】豊後大野〜臼杵〜津久見〜佐伯

国宝、臼杵石仏は凝灰岩の岸壁に刻まれた60余体の磨崖仏群で、平安時代から鎌倉時代にかけて彫られたと言われています。誰がどのような目的で造営したか今だ謎のようでロマンが広がります。

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臼杵石仏案内マップ
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臼杵石仏参拝路入口
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ホキ石仏第二群
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石段を登って第一群へ

臼杵石仏は、深田の里の里山の中腹に、ホキ石仏第二群、ホキ石仏第一群、山王山石仏群、古園石仏群の4群に分かれて彫られています。

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ホキ石仏第一群
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山王山石仏
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山王山石仏からホキ石仏第二群をみる
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山王山石仏横の急な山道を上った所にある石造五輪塔

昔は、一番有名な古園石仏は首が落ちて台座に置いてありましたが、1995年(平成7年)の国宝指定(磨崖仏として日本初)の修理の時にきちんと直したそうです。
でも何となく下に置いてあった方が、顔は端正で気品に溢れ、表情も豊かに見えるわ。

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古園石仏
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遠くに見えるのが満月寺
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大日如来(現在)
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大日如来(国宝指定以前)

臼杵市中心部にある、大友宗麟が臼杵湾に突出た丹生島に築いた天然の要塞、臼杵城に足を延ばしたり、今は埋め立てで往時の面影はありませんが、臼杵公園として桜の名所になっています。

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古橋口から見た臼杵城跡
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断崖上に建つ畳櫓(現存)
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二の丸大門櫓(復元)
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大門櫓を抜けると二の丸跡

2014九州旅行375.jpg臼杵城の城下町、安土桃山時代から続く歴史ある商店街「八町大路」と、狭い路地に城下町特有の面影が残っている「二王座(におざ)歴史の道」を散策。
銀行も、タイムスリットしたような白壁商家建築で、町中で観光に力を入れているのでしょうね。

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八町大路の街並み
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情報館 サーラ・デ・うすき
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旧稲葉家土蔵、現在は休憩所になっている
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二王座歴史の道の街並み、右は旧稲葉家の長屋門

石畳の坂道が続く一帯には高い石垣、武家屋敷の長屋門、白壁の商家や多くの寺院が軒を連ね、古き良き日本を見るようでノスタルジックな気分になります。

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旧斉藤家屋敷、春日局が一時居住したそうだ
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左:旧片切家屋敷の高石垣
右:旧真光寺
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旧真光寺正門、内部はお休処として開放されている
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落ち着いた雰囲気の中でセルフのお茶が味わえる

立派な石垣等 見ては感想を述べ 「なんと・・・すばらしいわねえ」 話し合っていたところ、やはり土地に詳しい方が どうぞって、ご自宅を見せてくださったり、 有難い。
聞けば町のボランテイアの会長さんとか、ご自宅も200年以上経っている石垣が城の堀のように組み上げてある。

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真光寺2階よりの眺め
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龍原寺三重塔
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切通しの立派な石垣の上に建つ会長さんのご自宅
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ご自宅の庭から臼杵市街を一望する

小室哲也さんの奥様のKEIKOさん、ご実家もこの近くで素晴らしい料亭のようです、また哲也さんも帽子を深くかぶり、ちょくちょく城跡でワンちゃん散歩をされているとか。
KEIKOさんの歌声聞きたいですね、早く回復されますように祈っています。


みかんで有名な津久見で15年ぶりに友人と合い、美味しい魚やさんでランチ、話は弾みますが時間制限あり。
マグロ丼とマグロ茶漬け丼の2種類の食感が楽しめるリューキュー丼。ニンニク醤油の味付けで、最後はわさびを入れてお茶漬けに。

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まぐろ料理専門店「浜茶屋」
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伝統の魚師飯「リューキュー丼」

佐伯にも足をのばし「歴史と文学の道」を散策、大分県は大名屋敷や時代の名残を感じる場所が沢山あり、楽しい。

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歴史と文学の道案内マップ
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佐伯城三の丸櫓門
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薬医門
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白壁の土塀が続く

佐伯城跡の城山から毛利家の菩提寺養賢寺までの、山際通り700mは、白壁の土塀や、独歩が寄寓していた坂本邸(国木田独歩館)、矢野龍渓生家跡などが建ち並び、文字通り「歴史と文学の道」です。

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山際史跡広場(山中屋敷跡)
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茶室汲心亭と安井(井戸)
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国木田独歩館
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毛利家菩提寺養賢寺前の松

佐伯市の国道10号沿線の道の駅「やよい」、イスラエルの塩の湖「死海」から取り寄せた塩を使い、海水の10倍の塩分濃度で、浮遊体験を楽しめる「死海の湯」。

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温浴施設 やよいの湯
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死海の湯

ゆっくりと腰を落とし、お尻を底に着けようとすると・・プカリ、全身が浮かびます。 手足を大の字に伸ばしても、プカプカゆらゆらと水面を漂うままです。
posted by ほがらかさん at 19:38 | Comment(0) | 国内旅行 西日本周遊の車旅

2014年11月20日Thu

8年251日 西日本周遊の車旅(北九州編)


東海京滋編横浜〜清水〜駿河〜藤枝*〜静岡〜島田〜御前崎〜浜名湖*〜豊川〜犬山〜揖斐川*〜長浜〜安土〜京都〜相生*
山陽編備前〜岡山〜吉備〜笠岡*〜豊平*〜広島〜柳井〜防府〜宇部*〜下関〜門司〜大任町*
北九州編平尾台〜飯塚〜日田〜山国町*〜耶馬渓〜中津〜上毛町*〜宇佐〜豊後高田〜国東*
東九州編別府*〜湯布院*〜湯平〜長湯〜竹田〜豊後大野*〜臼杵〜津久見〜佐伯*
南九州編日向〜青島*〜日南〜飫肥〜都井岬〜財部町*〜都城〜国分〜鹿児島*〜知覧〜霧島〜白鳥
西九州編人吉〜五木*〜山鹿〜嬉野〜武雄*〜有田〜西海*〜佐世保〜平戸*〜伊万里〜唐津〜宗像*
山陰編下関〜長門〜湯本〜萩*〜山口〜津和野*〜温泉津〜但馬*
京都南信編竹田城〜洛西〜瀬戸*〜信州平谷〜遠山郷*〜駒ヶ根〜茅野〜八王子〜横浜


2014九州旅行.jpg今回の旅、横浜から西日本一周、東海京滋、山陽、九州、山陰、南信州と、高速道路は使用せず下の道を5,000km走りました。 ガソリンは450リットル使用。
旅行ルート詳細をグーグルマップでご覧になれます


【10月1日 (水)】大任町〜平尾台〜飯塚〜日田〜山国町

さて、これから九州を存分に楽しもうと思っています。

秋吉台、四国カルストと並び日本三大カルストのひとつ、天然記念物の平尾台のカルスト台地をドライブ、山の野原もほとんど木は生えていない広い原っぱで、白い石灰岩が草原で遊ぶ羊の群れを思わせます。

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平尾台散策マップ
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平尾台 自然の郷

緑の草原の中、石灰岩が溶け残って地表にでてきた様々な形をした岩の柱「ピナクル」や、石灰岩がゆっくりと溶かされたすり鉢状の窪地「ドリーネ」が至る所に見えます。

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平尾台のへそ(中心部)にあたる「茶ヶ床園地」
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大小の石灰岩がヒツジのように見える「羊群原」
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茶ヶ床園地からの眺め

地下には多くの鍾乳洞があり、中でも天然記念物の「千仏鍾乳洞」は、長さ千メートル以上と言われ、入り口から900メートルまでは観光洞になっています。他にも、牡鹿洞、目白洞などの鍾乳洞があります。

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遊歩道にある見晴らし台
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目白鍾乳洞
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千仏鍾乳洞駐車場、ここから220m谷に下りる
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480mは普通の靴でOKだがその奥は水流の中を歩く


NHK朝の連続テレビ小説、 「アンと花子」 の舞台にもなっていた、飯塚市の伊藤伝右衛門邸を見学に。国指定名勝になっている庭園はさすがです。
総ヒノキの邸宅、2000坪、大正天皇のいとこ、伯爵家から妻を迎えるとなれば、年の離れた白蓮さんが過ごしやすいように増築を重ね、現在に至っているそうです。

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旧伊藤伝右衛門邸の長屋門
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旧伊藤伝右衛門邸
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旧伊藤伝右衛門邸の庭園
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表玄関に飾られた書家高田忠周の書

大正時代の日本三大美人に数えられ、ほんとうに綺麗な方です、でもね、その頃の写真を見ても何時も悲しそうで、生きていくのがやっと、みたいな感じで写っています。
心の中では本当にやるせない思いで生きていたのか? しかし、九州の片田舎でフォードに乗っていたのは、白蓮の為には、金に糸目を付けず使っていたのでしょう。

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応接間、豪華な暖炉とシャンデリア
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本座敷と廊下の矢羽根天井
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書斎の絹の布壁、板戸には金粉地に草花が描れている
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柳原白蓮が使っていた東座敷に置かれた衣装掛け

彼の生い立ちや新聞、雑誌で賑わした結婚生活を、新聞紙上で活字になっている部分をしっかり読めば、実際は教育面でも大いに貢献し、2つの学校を作り、社員にも手厚い保護したようで、
ヤッパリ九州男児でしょう。 伯爵家からの多額の金子の工面は一度も断ったことがないと、彼は言っていました。

柳原白蓮の行動は嫁ぎ先九州では考えられなかっただろうし、親兄弟に振り回された彼女の生い立ちも気の毒です。

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白蓮の居室に飾られた白蓮の短歌の掛軸
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白蓮が居室にしていた2階座敷から見る庭
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白蓮館、白蓮の遺品や書籍色紙、写真などを展示する
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書生棟では伊藤伝右衛門の特別展が催されている

一度行って見たかった天領日田、昔ながらの武家の屋敷町、九州の小京都と言われているらしい、だって、徳川時代は幕府直結の天領の地ですもの。

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豆田町散策マップ
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豆田町御幸通りの町並み
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白壁の古風な店構が並ぶ
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天領ひな陣屋

春のひな祭り、夏には鵜飼いがおこなわれる情緒あふれる街で、なかでも御幸通り、上町通りには、資料館などの観光スポットが集まっています。

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草野本家(重文)一般公開は年4回だそうだ
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御幸通りから上町通りへ
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岩尾薬舗 (旧日本丸館)木造3階建ての資料館
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長福寺本堂(重文)

特に今でも作り酒屋の酒蔵コンサートや、酒蔵を代々継いでいる当主様は多目的に経営手腕を発揮し、絶えることなく次の世代に渡していることが素晴らしい。
今の、時代に合った作り酒屋と同じようにコヒーショップや酵母パン、酒を主体にした軽い食事を出しますが、閉店時間が早く16時にはもうお仕舞い。

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上町通りにある江戸時代に建てられた薫長酒蔵資料館
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入り口から少し入るといかにも酒蔵らしい雰囲気
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蔵元ショップでは清酒や焼酎の試飲もできます
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酒蔵2階の酒蔵資料館、古い酒造りの道具を展示

夜は、中津の山国町複合施設 コアやまくにの「やすらぎの郷やまくに」で疲れを癒し、耶馬渓の道の駅へ。

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やすらぎの郷やまくに
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道の駅 やまくに


【10月2日 (木)】山国町〜耶馬渓〜中津〜上毛町

2014九州旅行216.jpg耶馬溪は本耶馬渓(本耶馬渓町)、深耶馬溪・裏耶馬溪(ともに耶馬溪町)、奥耶馬溪(山国町)のエリアに分かれ、それぞれ雄大かつ個性的な自然美を見ることができます。
本耶馬渓の青の洞門や競秀峰、深耶馬渓の一目八景が有名スポットで、裏耶馬渓は浸食を受けた岩壁が屏風のように屹立し、奥耶馬溪は奇岩怪岩が立ち並ぶ猿飛甌穴(おうけつ)群が見どころです。

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立羽田の景(裏耶馬渓)
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岩壁が屏風のように屹立
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猿の飛岩(裏耶馬渓)
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独特な岩峰の景観が見事

深耶馬渓の一目八景(ひとめはっけい)は、一度に烏帽子岩、鷲ノ巣山、夫婦岩、群猿山などの八つの景色が眺望できることから名付けられたそうです。
彫刻のような岩肌は切り立っているし、垂直な岩壁を世界の有名な崖登りのスペシャリスト、ロッククライマー達がトレーニングに来るらしい。
何処から登るの??と思うほど90度の傾斜です。 ザイルは大丈夫?? ピッケルは大丈夫??端から見る方が恐怖を感じます。

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一目八景(深耶馬渓)展望台
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烏帽子岩、鷲ノ巣山、夫婦岩を背景に
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烏帽子岩(左奥)、鷲ノ巣山(左)、夫婦岩(中奥)、嘯猿山(中)、群猿山(右)
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烏帽子岩
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夫婦岩

耶馬渓名物の椎茸のからし漬や、そば饅頭を食べ比べしました。どちらも素朴で美味しい。 怖い話もありました、このお店のおかみさんの話、ひさしく友人を見なかったのでどうしたの?? 聞くと、
マムシにかまれて入院していたのよですって。 ヤッパリマムシは毒蛇 絶対側に来ないで^^^^下さい。

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食事処「八景店」
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耶馬渓名物椎茸のからし漬

耶馬溪ダム記念公園「溪石園」は、数万個の石、ダムの水を利用して耶馬溪の渓流を再現した日本庭園、園内には男滝、女滝、揚水車、ロックガーデンがあります。

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耶馬溪ダム記念公園「溪石園」
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耶馬溪の渓流を再現した日本庭園
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渓石園の上流の耶馬溪ダム
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耶馬溪ダム湖の風景

青の洞門(本耶馬渓)は、禅海和尚が山国川の畔の競秀峰のすそに掘ったトンネルで、菊池寛の小説「恩讐の彼方に」でよく知られています。ノミと鎚だけで岩壁を掘り、30年の歳月をかけて342mを貫通させたそうです。

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青の洞門・競秀峰(本耶馬渓)散策マップ
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公共駐車場(羅漢寺橋側)からみる競秀峰
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青の洞門(車道)を通って耶馬渓橋側へ
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禅海和尚の手掘り跡入口(耶馬渓橋側)

禅海和尚が掘った青の洞門は、今はほとんどが水に浸かっていますが、昔の道の一部が保存され歩けました。トンネル内には明かり採り窓などに手掘り跡が残っています。

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この窓は最初に作られた明り取りの窓と言われている
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明かり採り窓などにノミの痕跡が残っている
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明治期の大改修で大部分が原型を破壊された
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山国川対岸からみる競秀峰と青の洞門

耶馬渓橋(オランダ橋)は、青の洞門の山国川下流に架かる日本最長の8連石造アーチ橋で、上流の羅漢寺橋(3連)、馬渓橋(5連)とともに、耶馬渓三橋と呼ばれています。

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羅漢寺(本耶馬渓)は、羅漢山の中腹の岩肌に建ち、日本最古の無漏窟「五百羅漢」で知られています。

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羅漢寺参道、登ると左手に禅海の墓がある禅海堂
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堂内には洞門掘削に使った鎚とノミを展示
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禅海堂そばの羅漢寺観光リフト乗り場
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仁王門参道と石畳に埋め込まれた曼陀羅石

中津城は黒田官兵衛の居住だった城で、作戦を練っていた時、防御する時、官兵衛は何処にいたのか想像するだけで楽しい。
お菓子も官兵衛飴、官兵衛煎餅、どうしたものかしら?? 黒田官兵衛おみやげ館にはお菓子が山のように試食として置いてありました。

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中津城公園からみる中津城
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赤合子の兜をかぶって
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天守から中津城公園をみる
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黒田官兵衛資料館

夜は芝居付の温泉・宿泊施設「こうげ武楽里」に・・・朝10時から開いて昼のお芝居は12時から14時まで、
18時から21時までは芝居と食事を楽しみながらアトラクションですよねえ。
最期に温泉を楽しむのがお奨めコースとか、一日楽しめる行楽施設ですが時間が合わないので温泉だけ。

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【10月3日 (金)】上毛町〜宇佐〜豊後高田〜国東

2014九州旅行272.jpg国東半島は「仏の里」と呼ばれ、古代宇佐の八幡信仰と古代仏教が融合して華ひらいた独特の仏教文化(六郷満山文化)があり、これから国宝や有形、無形の重要文化財に触れる国東半島巡りです。

早朝に国宝、宇佐神社のモノレールにて参拝、 一之御殿(応神天皇)、二之御殿(比売大神)、三之御殿(応神天皇の母神功皇后)とあり、本殿(国宝)は今改修中で見られない、来年度には出来上がるらしい。
神宮と寺、深い森の中を歩きながら感じたことは仏教と神教の違いを、森の中の雰囲気で多少違うことを実感。

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宇佐神宮境内マップ
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南大門・百段階段の横にあるモノレールで上宮へ
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上宮の南中楼門、奥に本殿(国宝)がある
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奥に見える西大門から上宮をでるとある宇佐鳥居

しかし、どの宗教も行きつくところはすべて同じ神様と聞いている。 其れが本当ならば宗教を持たなくても敬う心があれば良いのでは・・・宗教戦争は100年戦争と言いますが・・・・
人気の余りない参拝客の2拝,4手拍子が森の中に気持ちよく響く。

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応神天皇の若宮仁徳天皇を祀る若宮神社
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下宮参道を降りていくと下宮にでる
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表参道の大鳥居
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表参道の神橋

次に訪れたのは、平安時代の九体の仏像が安置されている真木大堂。どれも国重要文化財です。

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六郷満山を代表する真木大堂全景
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本堂(右)と重文九体を収める収蔵庫(左)
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阿弥陀如来坐像・四天王立像(重文)
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不動明王像・二童子立像と大威徳明王像(重文)
(仏像写真:豊後高田市役所提供)

お寺なのに菊の紋章、約700年前に蒙古軍が来襲した折に功をなし、其の恩賞として鎌倉幕府を経て、朝廷より菊花の紋章が下賜されたそうです。

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本堂
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本堂の仁王像と菊花の紋章
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本堂裏手の古代文化公園、宝塔など石造文化財を展示
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国東半島にしか存在しない国東塔

熊野磨崖仏、全国の過半数の磨崖仏が、ここ大分県に集中しているといわれています。
鬼が一夜で築いたという、自然石の乱積みの険しい石段を登ると、岩壁に不動明王(8m)と大日如来(6.7m)の2体の仏像が刻まれていて、国の重要文化財に指定されています(平安時代後期)。

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胎蔵寺脇の山道を20分ほど登った所に磨崖仏がある
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鬱蒼とした杉林の中の険しい参道を登り始めます
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10分ほど登ると石灯籠と鳥居が並ぶ場所に出ます
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鳥居の先の鬼が一晩で積み上げたという乱積みの石段

山の上までの階段がきついが途中で中座するのも失礼で、ご利益も頂けるかもしれないと思い、人工股関節は張り切りました。
乱積みの石段を登ると、ようやく熊野磨崖仏に到着です。公園のような広場があり、目の前の岩壁に、2体の磨崖仏が彫られています。

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日本最古・最大級の磨崖仏
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不動明王の横顔
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微笑んだ表情の不動明王
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大日如来と頭上の曼荼羅図

石段は、磨崖仏よりさらに上へ続いています。頂上まで登ってみると、そこには、熊野神社の本宮がありました。

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熊野神社本宮
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岩にめり込んだ造りの本宮
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神社横の岸壁に彫られた磨崖仏
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手すりにしがみつきながら注意深く下ります

富貴寺は、平安時代後期に宇佐神宮大宮司の氏寺として開かれた寺院、現存する九州最古の木造建築物で国宝です。また、堂内の阿弥陀如来坐像と大堂壁面も国の重要文化財です。

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富貴寺参道入口
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山門への石階段にある石殿
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富貴寺山門
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山門の仁王像

阿弥陀堂(富貴寺大堂)は宇治平等院鳳凰堂、平泉中尊寺金色堂と並ぶ日本三阿弥陀堂の1つに数えられています。

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境内に建つ笠塔婆、石祠、国東塔
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富貴寺大堂(国宝)
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堂内に阿弥陀如来坐像、大堂壁面(重文)
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富貴寺大堂(実物大模型)写真:大分県立歴史博物館

両子山の中腹に建つ両子寺は、登るだけでも大変、この寺は山岳修行の根本道場に当たります、ヤッパリ険しい山も修業、何か出てきそうな深い山でした。
とにかく階段が急で数多くあり、しんどかったです。

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両子寺のシンボル石造の仁王像
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両子寺境内登り口
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正面に両子山、左に書院客殿、右に修業道場の護摩堂
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護摩堂内陣、本尊不動明王をはじめ諸仏を祀る

両子寺のシンボルとも言うべき石造の仁王像、国東最大のもので、その彫りの美しさから国東を代表する仁王像といわれています。

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護摩堂から大講堂、奥の院へと参道を登ります
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大講堂、本尊は阿弥陀如来像
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本尊背面にライトアップされた二十五菩薩聖聚来迎図
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お寺なのに何故鳥居??神仏習合の表れですね

奥の院の裏の洞窟にも自由に入ることができます。洞窟内には、観音像が祀られていて、ロウソクの炎が揺らめいていました。洞窟にわき出る水は「不老長寿の霊水」とされているそうです。

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鳥居を潜り、急な階段を登って行く
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岩に埋まるようにして建つ奥の院本殿
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本尊、十一面千手観音立像
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奥の院に隣接する洞窟内には観音像が祀られている

国東半島の文化財に触れた後は、松林の公園があり海岸まで徒歩1分の道の駅「くにさき」へ。海辺や砂浜の松林を通して触れる風は気持ちが良いですね。

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2014年11月17日Mon

8年248日 西日本周遊の車旅(山陽編)


東海京滋編横浜〜清水〜駿河〜藤枝*〜静岡〜島田〜御前崎〜浜名湖*〜豊川〜犬山〜揖斐川*〜長浜〜安土〜京都〜相生*
山陽編備前〜岡山〜吉備〜笠岡*〜豊平*〜広島〜柳井〜防府〜宇部*〜下関〜門司〜大任町*
北九州編平尾台〜飯塚〜日田〜山国町*〜耶馬渓〜中津〜上毛町*〜宇佐〜豊後高田〜国東*
東九州編別府*〜湯布院*〜湯平〜長湯〜竹田〜豊後大野*〜臼杵〜津久見〜佐伯*
南九州編日向〜青島*〜日南〜飫肥〜都井岬〜財部町*〜都城〜国分〜鹿児島*〜知覧〜霧島〜白鳥
西九州編人吉〜五木*〜山鹿〜嬉野〜武雄*〜有田〜西海*〜佐世保〜平戸*〜伊万里〜唐津〜宗像*
山陰編下関〜長門〜湯本〜萩*〜山口〜津和野*〜温泉津〜但馬*
京都南信編竹田城〜洛西〜瀬戸*〜信州平谷〜遠山郷*〜駒ヶ根〜茅野〜八王子〜横浜


2014九州旅行.jpg今回の旅、横浜から西日本一周、東海京滋、山陽、九州、山陰、南信州と、高速道路は使用せず下の道を5,000km走りました。 ガソリンは450リットル使用。
旅行ルート詳細をグーグルマップでご覧になれます

【9月27日 (土)】相生〜備前〜岡山〜吉備〜笠岡

備前焼の里・伊部の総鎮守、天津神社にお参り。狛犬や参道の敷石、神門の瓦は備前焼で作られ、参道沿いの塀には作家の陶印入りの陶板が埋め込まれ、境内には備前焼でできた干支や七福神などの縁起物が多数奉納されています。

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天津神社、狛犬や参道の敷石は備前焼
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神門の屋根も備前焼で作られた瓦
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拝殿へ登る石段の塀には、備前焼作家の陶印の陶板が
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拝殿には可愛い備前焼の絵馬が置いてあります

1300年前の大窯後を見たり、埋もれている破片を持ち上げたり、 ”決して持ち帰らないでください、また掘り出しても法に触れます”って張り紙に驚きました。

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天津神社北西の山中に鎮座する忌部神社
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忌部神社への上り道の途中にある伊部北大窯跡
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展望所(標高61m)からは備前焼の里が一望できる
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備前焼の里に下りた所にある天保窯


岡山後楽園、ここは金沢の兼六園、水戸の偕楽園と並んで日本三名園に数えられる回遊式の大名庭園で、国指定特別名勝。 独断と偏見ですが一番管理が行き届いていると思いました。

広々とした庭園、ヤッパリ美しいし、手入れも行き届き、ここだけはマムシ??は出てこないと思いました。
だって、今回は一寸草むらとか原っぱでもマムシに注意って書いてありますものね。蛇を見ると何となく、ゾオ^^^とするほど怖いのです。
面積は13haあり、主要建造物の延養亭を中心に、能舞台、池、築山、梅林、茶畑などを配置しています。

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唯心山からみる後楽園全景。左端に延養亭と能舞台・栄唱の間、中央の沢の池には、島茶屋のある中の島、釣殿のある御野島、白砂青松が美しい砂利島があります
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延養亭、ここからの眺めが最も美しいとされています
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能舞台と能の見所や接待の場の栄唱の間

隣接する岡山城は、国宝であった天守閣は第二次世界大戦中に焼失し、現在は復元したものですが、黒い天守閣が印象的で、「烏城」ともいわれ、後楽園との調和が絶妙です。
また、日本庭園としては珍しく広い芝地を採用し、瀬戸内の明るい気候風土が表現され、有名なフランスの旅行ガイド 「ミシュラン・グリーンガイド」 で最高評価の三つ星を獲得しています。

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後楽園から岡山城を望む
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唯心山、築山の頂上から園全体を見渡すことができる
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島茶屋のある中の島
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釣殿のある御野島

世が世であれば岡山藩のご当主 池田隆政様の奥様、勿論今でも東山動物園などでも活躍され、伊勢神宮神職である、神宮祭主の池田 厚子さんは、日本の元皇族。
昭和天皇と香淳皇后の第四皇女。 旧名、順宮 厚子内親王で池田隆政夫人。 今上天皇・常陸宮正仁親王のお姉さまです。
庶民的で素敵な方とお聞きしました。昭和天皇と皇后様は厚子さんのところに良くお越しになり、園内の 「延養亭」 に仲良くお泊りになっていたとか。

実はこの厚子さんの事をよ^^^^く御存じの岡山在住で、私達が後楽園の入り口で迷っていた時に案内をして下さった見ず知らずの方なのですが、真夏のような暑さの中にも関わらず、広い庭園の中を隈なく建物一つ一つにも丁寧に説明して下さり、何と、おまけに公園の中のお茶屋さんで、出来立てのほやほや、柔らかくて美味しい吉備団子をお抹茶付で頂戴し、重ね重ね恐縮しております。
喉が渇き、お茶でもと思い、お誘いしたのに、「私がご馳走しますからよろしい」 って、お言葉に甘えてしまいました。

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廉池軒、沢の池越しに松林や曲水の景観を眺めます
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廉池軒で美味しい吉備団子をお抹茶付で頂戴
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流店、建物内に水路がある休憩所
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茂松庵、二色が岡にある落ち着いた佇まいの茶室

御年85歳のりんこさま、信じられない位の若々しさで、背筋もしゃんと伸び、失礼な言い方ですが総体的に、姿形も、とってもセンスが良く本当に綺麗な方でした。
聞けば、長年日本舞踊のお師匠さんだったようで膝を痛めて今は休んでいますって。 明日の俳句の会の下調べの為に後楽園まで足を延ばされたとか。
とにかくお話しもウエットに飛んで何度も、「大笑い」?? それにじっと耳を傾け歴史のお勉強も出来ました。 私は講義を受けているような真剣なまなざし、知らぬを知る楽しさですね。

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案内して頂いた方と語らいながらの散策
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御舟入跡、藩主が城から舟で渡ってきた時の舟着場跡
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タンチョウ鶴、正月には放鳥され優雅に空を舞います
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平四郎の松、正門を飾る後楽園の象徴ともいえる黒松

物腰は柔らかく、凛としていらっしゃる、10年にご主人を亡くされてからは、海外旅行は大好きで、日本が自慢できる豪華客船、飛鳥で何度もクルージングをされたとか。
それにちょこちょこ横浜にも行きますのよって。 是非お待ちしていま^^^す、本当にありがとうございました。

後楽園前の岡山県立博物館で、秋季展「大地からの便り−発掘調査からみた吉備の歴史−」〜発掘調査した資料を中心に、旧石器時代から近世までの出土品を展示し吉備の歴史を紹介していたので、これから吉備路を歩く参考になればと入館しました。

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岡山県立博物館
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特別陳列「発掘調査からみた吉備の歴史」
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突線流水紋銅鐸(重文)
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彩文土器(弥生時代後期)

吉備路を巡ってみると、国宝の吉備津神社や吉備津彦神社、備中国分寺、古墳群等、4000年以上前の歴史が有ったり、政治的な力が有ったり、長い歴史がある事に気が付きました。
吉備津彦命の姉が卑弥呼??だったり、桃太郎伝説は此処が発祥の地だったりと。
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吉備津彦神社は備前国、吉備津神社は備中国の一宮として崇敬されたそうです。
一方の神社だけにお参りするのは ”かた参り” として、両宮にお参りする習わしがあったともいわれています。

吉備津彦神社の随神門をくぐると、左右に日本一といわれる石造大燈籠に目を奪われます。

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吉備津彦神社 神橋と随身門
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高さ11.5mの石造大燈籠
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拝殿
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本殿

吉備津神社は、入母屋造の2棟を1棟に結合した形態の豪壮かつ優美な比翼入母屋造の国宝。 吉備津神社でしか見られない特殊な造りです。
総延長約400mの長大な回廊も登って見ました、また御釜殿も行きました。

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吉備津神社参道入口
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北随身門(重文)
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比翼入母屋造の本殿(国宝)
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総延長400mの大回廊

境内に、御釜 「国指定重要文化財」 があり、その中に土竈(つちかまど)があってそこに鉄釜がかけられ、その上に木製の甑(こしき)が載せられています。
御釜殿には阿曽女(あそめ)と呼ばれる巫女が奉仕しており、毎朝の神饌(しんせん)を作り神前に供えています。

一方、うらないの依頼があると、巫女がうらないの秘法を行う。 神官が祝詞を奏すると、やがて釜が鳴るらしい。
釜がさわやかに鳴ると良い知らせ、鳴らなかったり低調であれば不吉な知らせとされます。

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御釜殿(重文)
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鳴釜神事案内板
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釜の上の蒸篭にお米を入れ蓋を乗せて釜を焚く
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釜を焚いた時に鳴る音の強弱・長短等で吉凶を占う

なお、この竈の下には、吉備津彦命の退治をした鬼の首を埋めているという伝説も伝えられており、古くからこの鳴釜神事は知られており、上田秋成の「雨月物語」の中でも紹介されています。

2014九州旅行112.jpg今日から岡山音楽祭・・・・各地で開かれる一週間だけのコンサート、今年は吉備津神社で今日から幕開けです、コンサートに人、人、人で溢れ、パーキング場も人手不足で車も出られない。

三々五々地方からも集まってくるようです、地元の人、他県からの人、若い子も多い、こんなに人が集まるのは新年の初詣以上だそうです。
何処の街でも、ちょっと有名な事があれば観光化し、何とか地元に客を呼ぼうと必死ですが、大きな町以外は本当に過疎化して人の気配を感じません。
絶対数が少ないのですものね、胸が痛い。

備中国分寺は聖武天皇の発願によって創建された国分寺の一つ。田園風景の中に建つ五重塔は、吉備路のシンボル的な存在となっています。

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備中国分寺遠景
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山門
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本堂(左)と太師堂(正面)
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高さ34mの五重塔(重文)

こうもり塚古墳、古墳時代後期(6世紀後半)に自然の丘陵を利用して築造された前方後円墳で、後円部には棺を納めた横穴式石室があります。

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こうもり塚古墳全景
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後円部南側に横穴式石室が開口している
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横穴式石室
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玄室内の石棺

墳丘上まで自由に上がれる造山古墳(つくりやまこふん) は、古墳時代中期(5世紀前半)の吉備国の王の墓といわれ、全国でも応神、仁徳、覆中に次ぐ4番目の規模を持つ全長350mの前方後円墳です。
前方部の頂上に荒神社があり、その社の前には石を刳りぬいた石棺が置かれています

この場所に行くにはかなりの山道の階段を登らなくてはいけない、着いたとたんに何となく暗く蜘蛛の巣もあちこちに・・・だって古墳が見つからない、草むらを歩いてまだ上に登るらしい。

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「吉備の大王」像の立つ駐車場から望む造山古墳
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荒神社の前にうち捨てられている蓋の一部
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墳丘内〜前方部から望む後円部
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後円部から前方部にいたる眺め

が、ちょっと待って!!!大きなカラーの絵付マムシの注意書き、マムシが立って大きな口を開けてこちらをにらんでいる。 周りに誰も居なくて本当に怖かったです。 マムシは今頃に産卵期を迎えているので咬まれる率も多いとか。
通常蛇は卵で生まれると聞きますが実は両性だそうです。 知らない事を知る楽しさを存分に。

2014九州旅行126.jpg去年8月にオープンしたカブトガニの生息地として有名な道の駅「笠岡ベイファーム」

国道2号笠岡バイパス沿いにあり、周辺には、菜の花畑や、ひまわり畑、コスモス畑など、季節に応じて一面に広がる花畑が楽しめるスポットがあります。


【9月28日 (日)】笠岡〜豊平

今日は移動日、舗装された走りやすい道を案内してくれたナビに感謝、 早朝より、生字引のような叔母を訪ね、昔話をひとしきり。

近くには源氏と平家の「屋島の合戦」にて、平家が立てた扇の的を、見事射落としたことで有名な源氏方の武士、那須与一の髪の毛が祀ってあると言うお寺がありました。
由来を聞きましたが誰も本当の事は知りませんって。 どうも謎の多い詳細は解らない??武将のようです。

夜は満天の星が輝き、スポーツ施設やホテルも隣接している一帯すべてが公共の施設、ホテルの日帰り温泉でのんびり、NHK-TV「プロフェッショナル 仕事の流儀」で特集された高橋そば打ち名人直伝の店「豊平そば道場 どんぐり庵」もあったりして半日ゆっくりしました。

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豊平どんぐり村マップ
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どんぐり荘 龍頭の湯
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豊平そば道場 どんぐり庵
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夜は車中泊談義

素晴らしく内部も豪華なキャンピングカーと、従来のワンボックスカーを改造した車中泊仕様の諸先輩方にキャンプの王道を聞く。
どうも、キャンピングカーは速度が出ない、風に弱い、大きいので自由が利かないと、あんまり便利が良いとは言われませんでした。


【9月29日 (月)】豊平〜広島〜柳井〜防府〜宇部

広島市内、 原爆ドーム、爆心地の島病院、原爆死没者慰霊碑、平和の鐘、負の遺産でもある、世界遺産を改めて見ると何と惨いことを。
一平米に約7tの爆発、3,000°〜4,000°の熱、、太陽の熱が3,000度と言いますからその威力は計り知れないものです。 石碑に湯川秀樹博士の自筆で 「地と宙に平和」 って書いてあります。

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原爆ドーム
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原爆の子の像と千羽鶴
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広島平和記念公園・資料館、手前に平和の灯
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原爆死没者慰霊碑より原爆ドームを臨む

爆心地の島病院に入院されていた患者さんは一瞬の内に死に至り、でも末裔の方は立派にその場所に病院を建て、現在に至る。
100年以上の硬度を持つ鉄筋コンクリートビルディングは黒焦げ、鉄筋もむき出し、ひしゃげ、曲げ折られ、壁は崩壊、ゾッとする原子爆弾の威力。
それを二度も 「なんだって言うのよ!!!」

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反対側からみた原爆ドーム
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ゾッとする原爆の威力
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平和の鐘
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爆心地の島病院(説明板)

悲しみや、怒りとも思えない複雑な心境のまま、土壁の街並み、江戸時代の商家の町並みが続く柳井の「白壁の町並み」を散策。
金魚ちょうちんでも有名です、84歳のおかみさんは下駄を鳴らし、バンダナで頭を結わき、おしゃべりが大好きとの事、金魚祭りの有るときは街並みは押し合い、圧し合いで歩けない位賑わうそうです。
元祖金魚ちょうちんの本家でお茶をごちそうになる。

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町並みふれあい館
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柳井「白壁の町並み」
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国森家住宅(重文)
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柳井金魚ちょうちんの本家

柳井を代表する特産品「甘露醤油」で有名な佐川醤油本店、蔵に上がり醤油の大樽の中を覗いてみるとフツフツと気泡の音が聞こえた。で、さっそく味見、美味しさに6本お買い上げで^^^す。 味は濃くてまろやか、舌を刺すことも無く、 決して塩っぱくなく、それでいて甘い。
炊き立てのご飯にお醤油だけかけて食べるのも素材をそのまま味わえ、本当に美味しいかった。

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甘露醤油資料館「佐川醤油蔵」
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甘露醤油の製造工程と醤油造りの道具類を見学できる
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やない西蔵、金魚ちょうちんや、柳井縞の機織り、染色などを体験できる工房
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商家博物館「むろやの園」生活用具や文書などの珍しい品々を数多く展示

日本で一番古い天神様、防府天満宮に参拝、勉学の神様ですから私も、太宰府天満宮、北野天満宮と日本三大天神をこれですべて制覇、明日からは少しだけ頭も??良く働くでしょう。

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防府天満宮 桜門
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拝殿、菅原道真公を祀る
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春風楼、建設を断念した五重塔の軒下を利用したお堂防府市と瀬戸海を望める
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大専坊跡、毛利元就はここを本拠地として防長を掌握したという

秋穂港の山の天辺にある、国民宿舎の露天風呂からの眺めは瀬戸内海や広い平野を眼下に見渡せる。 独り占めは勿体ないわねえ。

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国民宿舎 海眺の宿あいお荘の露天風呂
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周防灘に沈む夕日や広大な眺めを一望できる


【9月30日 (火)】宇部〜下関〜門司〜大任町

関門海峡の激しい潮流の中で源平合戦が行われ、源義経の八艘飛び、平知盛の錨潜(いかりかづき)の銅像が、壇之浦古戦場を一望できる下関の「みもすそ川公園」に建っています。
最後は義経側の勝利となり、覚悟を決めた平清盛の妻・二位尼は幼い安徳天皇を連れて三種の神器と共に入水、平家滅亡になった場所です。
また、幕末の下関戦争で、外国船に砲撃した砲台跡でもあり、長州砲のレプリカが5門設置されています。

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壇之浦古戦場を一望できるみもすそ川公園
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八艘飛びの源義経像の前で
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源義経・平知盛像と関門大橋
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幕末下関戦争の砲台跡と長州砲

下関の唐戸市場では回転ずしの美味しい店でマグロの赤身、本当に美味しかった、変わったこんにゃくの握りずし、誰が見てもこんにゃくに見えず、絶妙、御替りです。

市場の会長さんと親しい安部総理ご夫妻、麻生大臣も、美味しそうに食べている写真がありました。 何だかとても仲良しなんですね。

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関門の台所「唐戸市場」2階見学デッキから市場を望む
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2階の回転ずし店「海転からと市場寿司」
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新鮮で一番美味しかったマグロの赤身
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変わったこんにゃくの握りずし

門司港レトロは、門司港の歴史に残る外国貿易で栄えた海運会社や商社などのノスタルジックな洋館を大正レトロ調に整備した観光スポット。

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門司港レトロ案内マップ
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門司港レトロ地区の街並み
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門司港レトロ展望室・旧門司税関
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旧大阪商船、八角形の塔屋が印象的

八角形の塔屋と鮮やかなオレンジ色の外壁が印象的な「旧大阪商船」や、赤煉瓦が特徴的で美しい「旧門司税関」、

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旧門司税関
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資料展示室や休憩所、カフェなどがある
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旧三井倶楽部(重文)
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2階にはアインシュタイン宿泊の部屋、林芙美子資料室

「旧三井倶楽部(重文)」は、旅の途中でノーベル賞受賞の知らせを受けたアインシュタインご夫妻が、日本全国を講演して回り、最後はこのクラブから出国されたとか。
泊まった部屋等もそのままに展示してある。

また林芙美子資料室もあり、女流文学者として脚光を浴びながらも数奇な運命をたどり、47歳と言う若さで帰らぬ人に。 逞しい生き方ね。

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国際友好記念図書館
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門司港ホテル
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遊覧船乗り場、奥に海峡プラザ
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ブルーウィングもじ、全国唯一の歩行者専用の跳ね橋

門司から飯塚市の近く大任町の道の駅「おおとう桜街道」に。そうそう、ここには一億円のトイレがありました。 知らないで入ったら素晴らしいトイレ、スケルトンの自動演奏ピアノ、焼き物の壁板、驚きです。
何と外の看板を見ればそのように書いてありましたが本当に必要?? 卑しいけど、このトイレ等があるなら、ここに住みたいわ。

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「1億円トイレ」の案内板
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トイレ前のグランドピアノ
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陶板画、入口、男性、女性
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おおとう桜街道さくら温泉
posted by ほがらかさん at 23:31 | Comment(0) | 国内旅行 西日本周遊の車旅

2014年11月14日Fri

8年245日 西日本周遊の車旅(東海京滋編)


東海京滋編横浜〜清水〜駿河〜藤枝*〜静岡〜島田〜御前崎〜浜名湖*〜豊川〜犬山〜揖斐川*〜長浜〜安土〜京都〜相生*
山陽編備前〜岡山〜吉備〜笠岡*〜豊平*〜広島〜柳井〜防府〜宇部*〜下関〜門司〜大任町*
北九州編平尾台〜飯塚〜日田〜山国町*〜耶馬渓〜中津〜上毛町*〜宇佐〜豊後高田〜国東*
東九州編別府*〜湯布院*〜湯平〜長湯〜竹田〜豊後大野*〜臼杵〜津久見〜佐伯*
南九州編日向〜青島*〜日南〜飫肥〜都井岬〜財部町*〜都城〜国分〜鹿児島*〜知覧〜霧島〜白鳥
西九州編人吉〜五木*〜山鹿〜嬉野〜武雄*〜有田〜西海*〜佐世保〜平戸*〜伊万里〜唐津〜宗像*
山陰編下関〜長門〜湯本〜萩*〜山口〜津和野*〜温泉津〜但馬*
京都南信編竹田城〜洛西〜瀬戸*〜信州平谷〜遠山郷*〜駒ヶ根〜茅野〜八王子〜横浜


ひと月ぶりに帰宅、こつこつクラブのおしゃべり会、来れない方の提案で市大整形外科でのおしゃべりとランチ、友人との約束で原発反対のミュージカル鑑賞・・・・と、毎日お出かけモード。
やっと自宅に戻りホッとしたのも束の間、家の掃除から草取り、冬の支度やらどうしたものか・・・・・・片付けることなく先週から出掛けていたので家の中は足の踏み場もないほどで、やっとリビングがかたずき、来客があってもここまでは大丈夫。
おこたを出す時、仕舞う時、わが家は大掃除、天井から、床まで脚立に載ったり下りたり一日がかり、でもおこたは便利、冷え込むときは足はポカポカ、暖かいお布団に潜り込めま^^^す。

2014九州旅行.jpg今回の旅、横浜から西日本一周、東海京滋、山陽、九州、山陰、南信州と、高速道路は使用せず下の道を5,000km走りました。 ガソリンは450リットル使用。
旅行ルート詳細をグーグルマップでご覧になれます

わが愛車は帰宅と同時に走行記録は130,000キロを超え、しっかりメンテナンスはしているので故障は無いと思っていますが、そろそろ次の車種位は決めないと・・・・・急に壊れたら足が無い。

そろそろ旅行記の紐をときましょう。


【9月23日 (火)】横浜〜清水〜駿河〜藤枝

今回の旅はすべて国道1号(東海道)と2号(山陽道)、10号・3号(九州道)、9号(山陰道)、20号(中央道)を走り、高速は時間の無い時だけにするつもり。
なんて思いながら・・・・・出発早々渋滞に会い箱根を抜け、三保の松原まで4時間。
浜辺のお店、元お嬢様方の説明によれば、三保の松原の天女伝説が一番美しいのだそうです。

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日本三大松原で世界遺産の三保の松原
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駿河湾と富士山と松林を一望できるはずですが・・・
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羽衣の松(旧松)、羽衣伝説を継承する松
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羽衣の松(新松)、平成22年に世代交代した

羽衣伝説物語は、天女が羽衣を松の木に巻き付け、水浴びをしていたときに、その松原で漁師が羽衣を見つけ持っていたそうな。
それを返してほしいと天女がお願いしたら、舞を舞って暮れたら返すよって・・・・・・快く引き受け、美しい羽衣を身に着け踊りながら天に帰ったそうである。
素直ではありませんか??でもよその伝説は返さなかったとか…色々ですが解りません。
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家康公を祀る国宝・久能山東照宮。行って判ったのですが、東照宮には道路が伸びていないため車での直接乗り入れが出来ず、「日本平ロープウェイ」利用か、1159段の石段が続く約20分の「久能山下からの徒歩ルート」で参拝するそうです。
参拝時間を過ぎてたので参拝は断念、石段下で記念撮影。

2014九州旅行6.jpg今夜の宿は玉露の里に・・・・ここは何処??と思うほどハングル語が飛交い、50名以上の観光客が狭いお店でごった返し、ソウルからの観光客だそうで今日は貸切、食事もお茶も飲むことができなかった。
バスが出発する前にすれ違った観光客から、 アンニョン ハセヨ^^^^って、私もアンニョンハセヨ―、お返しですがそれ以上の会話は成り立たない。


【9月24日 (水)】藤枝〜静岡〜島田〜御前崎〜浜名湖

静岡の朝比奈は、京都の宇治、福岡の八女と並ぶ「玉露」の三大産地のひとつ。玉露の里の茶室「瓢月亭」は韓国、中国、フランスから多くの観光客が訪れるらしい。

早朝、庭園の管理を全て任されている庭師のうんちく、また掃除のおばさま達の庭の由来等、ゆっくりレクチャー受け、またまた??賢くなりました。
茶室の庭園には花が有る木は植えない事や、有ったとしても椿の侘助位とか・・・・植物の種類や珍しい木等、見て回るだけでも楽しい。

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長屋門をくぐるとその先に茶室「瓢月亭」
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瓢箪池と瓢月亭、日本庭園で「玉露」もなかなか風流
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本格的な茶室で気軽に玉露や抹茶を楽しめる
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瓢箪と月のモチーフが随所に取り入れられている

小さいながらも本格的な茶室で、玉露ってお茶は栽培の仕方で決まるそうです。 着物姿での本格的なお点前、 素晴らしい庭園を眺めながらの玉露、さぞや美味しいことでしょう。

2014九州旅行11.jpgそれに栗拾いも経験しました、65年ぐらい前に祖父母と山に行った位で、童心に返って木が大きいと実も大きいのですねえ、楽しかったです。

弥次さん・喜多さんもお出迎え 170余年の時を越えて、現代に蘇る大旅籠柏屋 さんの軒先を見て、ちょっと拝見。
格の高い旅籠で上級武士クラスの方たちが岡部宿として泊まり、世が世であるならここにはきっと水戸のご老公様御一行が泊まったであろう。 下級武士等は木賃宿に泊まったそうです。

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東海道 21番目の宿場町「岡部宿」の大旅籠「柏屋」
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まっすぐ延びる土間と右に「帳場」左に「みせの間」
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その奥に「本座敷」と「奥の間」があり、大きな窓からは和風庭園が望めます
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2階に上がると、「一の間」「二の間」があり、奥には「情報展示コーナー」

明治維新後は、いち早く郵便局や質店として栄えていたらしいが、山を含めて約2,500坪全てを町に寄付。

家康公の居城、駿府城。現在は天守はありませんが、東御門や巽櫓、それに本丸の堀が一部分発掘された場所もあり、駿府城公園として整備されています。

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東御門高麗門、奥に東御門櫓門と多聞櫓
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二ノ丸巽櫓と江戸期の姿を残す中堀
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部分的に発掘・保存された本丸堀
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今年2014年4月に完成したばかりの二ノ丸坤櫓

一級河川の大井川に掛っている蓬莱橋は木造橋で、歩行者と自転車専用の有料「賃取橋」。全長897.4m(やくなし=厄無し)の長い木(=長生き)の橋、の語呂合わせで縁起のいい橋として人気があります。 てくてく30分以上かけて歩きました。

法律上は農道に分類されていますが、世界で一番長い木造橋としてギネスブックにも登録されています。 雨の中でも観光バスが何台もありました。来客の多い橋でした。
140年前に完成したようですが、度重なる災害で修理を重ね、当時の物は残っていないそうです。

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島田市を代表する観光スポット「蓬莱橋」
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コンクリートパイルの橋脚以外は全て木造
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黙々とただひたすらに歩く
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対岸からみる蓬莱橋

静岡県最南端の御前崎灯台も見学、映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台となり、ロケが行われたことでも知られています。
台風の余波なのか吹き飛ばされそうな風、でも見わたす限り本当に 「地球は円^^^^い」 を実感です。
一番のビューポイントからの眺めは水平線の彼方まで半月です。

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静岡最南端の御前崎灯台
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第3等大型フレネルレンズ
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雄大な太平洋のパノラマ、地球は円いを実感

浜名湖のホテルで日帰り温泉に、広い湯船に一人っきり、いい湯だな。

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浜名湖弁天島温泉 ファミリーホテル開春楼
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浜名湖の大パノラマを眺めながら混浴露天風呂


【9月25日 (木)】浜名湖〜豊川〜犬山〜揖斐川

日本三大稲荷の豊川稲荷にも足を延ばし、今年の関西旅行で伏見稲荷大社にお参りしたので、残すは佐賀県の祐徳稲荷神社で日本三大稲荷制覇となります。

日本の稲荷神社では一番古いと言われ、宿坊も兼ねているので信者さんがお泊りの時は朝礼が朝5時から始まります。 参拝道をどんどん進むと御狐さまが数え切れない程の赤い御前掛けです。
境内には金木犀、銀木犀の大木が一対で有ります、銀木犀が本来の種だそうですが香りも、色も金木犀の方が上ですね。

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今川義元の寄進による山門、現存最古の建造物
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商売繁盛の神様として全国的に知られる豊川稲荷
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1,000体以上の狐の石像が安置されている霊狐塚
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奥の院参道に並ぶ千本のぼりと三重塔

国宝四城、やっと今日犬山城を見学、これですべての国宝城を制覇、 姫路城、松本城、彦根城、犬山城、どのお城も立派です。 その中でも一番古いのが犬山城だそうで、10年前までは国宝を個人の持ち物でした。  広大な敷地、城の維持も大変でしょう、10年前に財団法人となり最後の12代ご当主様のお嬢様が財団の理事として活躍されているらしい。
公務員の方がガイドも兼ね、仕事をしながらの説明に聞いていれば方言です、時々解らない楽しい名古屋弁でした。

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国宝犬山城
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振返って大手門をみる
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江戸時代までに建造された「現存天守12城」のひとつ
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木曽川側からみた天守背面石落しなどが見て取れる

真っ青な空、最高の天気にも関わらず、上空はジェット機の耳をつんざく音で会話は途切れます。 どうも小牧飛行場の航空自衛隊の練習機のようでした。
代々の当主の肖像画や写真が飾ってありましたが、最後の当主12代目の方は7年前に亡くなられ、写真のウイスキー片手に微笑んでいる姿はとってもダンデイ、ハンサムでした。

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天守最上階、歴代当主の肖像画や写真が飾ってある
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天守より木曽川上流を望む
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天守より木曽川下流を望む
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天守前広場・大手門をみる

古くは犬山城内にあったという三光稲荷神社。現在は、城山の麓に移り家内安全、商売繁昌にはじまり、さまざまなご利益があるといわれ、城見物の客も含め多くの人が訪れます。隣接する猿田彦大神を祀る犬山猿田彦神社は、三光稲荷神社の境内社ですが独立した存在です。

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朱塗りの鳥居が続く三光稲荷神社の裏参道
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犬山城の南登城口近くに鎮座する社殿
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銭洗いで有名な銭洗池、蛙は大神の使いだそうです
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表参道と猿田彦大神を祀る犬山猿田彦神社

2014九州旅行72.jpg天体観測スポットとして知られる、滋賀県境に近い岐阜の奥地の村、旧藤橋村の「道の駅 星のふる里ふじはし」へ。

満天の星空に囲まれ、まさに「星の降る里」を露天風呂で満喫と思いきや、今日は木曜日で温泉は休館日。こんなこともあるんですねぇ。


【9月26日 (金)】揖斐川〜長浜〜安土〜京都〜相生

豊臣秀吉が家族と共に移り住んだ城、琵琶湖のほとり長浜城へ。
豊臣一族が滅亡すると、長浜城は跡形もなく取り壊され、石垣など多くの材料が彦根城の建設のために使われました。今見られる大通寺台所門・知善院表門・彦根城天秤櫓は長浜城の遺構であると言われています。

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豊公園からみる長浜城
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天守と資料館

長浜市旧市街にある観光スポット「黒壁スクエア」。西日本最大のガラス芸術の街として知られ、伝統的建造物群を活用したギャラリー、ガラス工房等が並ぶ情緒ある町並みです。

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ガラス芸術の街、黒壁スクエアの中心
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黒壁のシンボル黒壁1號館の「黒壁ガラス館」
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和ガラスが豊富な黒壁5號館の「黒壁AMISU」
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黒壁AMISUの道向いにある「gallery AMISU」

2014九州旅行49.jpg織田信長の居城だった安土城址にも、駐車場前の資料室にはこの城の模型、八角形の変わった城です、ちょっと中国っぽいかしらね、今は寺院ですが信長直系の末裔の方が代々住職として継いでいます。

安土城は急な階段と石垣があるだけなので眺めるだけ、でも上層へ階段を上がるとその分降りてこなくてはいけないのでパス。
きっと信長は急な坂道を荒馬で走り抜けたことでしょう。

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駐車場前の資料室
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安土城天守復元模型
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大手道入口右側の石垣
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料金所と大手道登り口
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大手道の石段道、右は伝前田邸跡の石垣
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前田邸跡右側に続く石垣


やっと京都に入り、今回は日本で最も位の高い禅寺、国宝 南禅寺をしっかり散策したいと思い、急な階段の三門にも登りましたが下りるのも大変。
一度は 「絶景かな、絶景かな」 という言葉を聞いた事はありませんか? この言葉は、かの有名な石川五右衛門が歌舞伎 「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」 の中で南禅寺の三門からの景色を愛でて言った名台詞です。
確かに22メートルから見下ろすので、眺めも良く絶景、広い境内は見渡す限り青々とした木々、胸いっぱい空気を吸い禅の心で目をつぶり、胸いっぱいの空気を吸っては吐く、お臍もむずむずです。

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三門より京都市街を望む
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南禅寺三門(重文)
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三門の廻縁
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三門より南禅寺境内を望む

南禅寺には、「大方丈」と「小方丈」からなる国宝建造物があり、狩野探幽作の襖絵「水呑の虎」 は傑作中の傑作と言われ、素晴らしい書画等、どれを見ても立派です。重要文化財、古美術等たくさん所蔵して、細川家にも縁が深いとか。

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南禅寺方丈(国宝)
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方丈庭園「虎の子渡の庭」
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小方丈庭園「如心庭」
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小方丈の襖絵、狩野探幽筆「水呑の虎」(絵葉書より)


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南禅寺法堂
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法堂の天井画「幡龍」
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南禅寺境内にある琵琶湖疏水の水路橋(水路閣)
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静かな東山の風景にとけこんでいる水路閣

また南禅寺の塔頭、天授庵の庭園や金地院の小堀遠州作庭と確証された唯一の蓬莱式枯山水庭園、「鶴亀の庭」 があることで知られています。
天授庵の本堂は工事中で、本堂前庭の白砂の庭と苔に縁取られた菱形の畳石の枯山水庭園は見れませんでしたが、樹木が鬱蒼と茂る池泉回遊式の書院南庭を散策しました。

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南禅寺の塔頭、天授庵
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池泉回遊式の書院南庭
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南禅寺の塔頭、金地院
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特別拝観の「猿猴捉月図」

金地院の長谷川等伯筆 「猿猴捉月図(えんこうそくげつず)」 がちょうど特別拝観されていましたが、学芸員の説明付での拝観に時間が合わなくて残念。 でも、 テレビ番組の 「ぶらぶら美術館」 で、あたかも見た感覚で此処に有るんだわねえ、と通り過ぎました。

兵庫県相生の道の駅は眠らない街、24時間オープンのスーパーマーケット、レストラン、コインランドリー、個人商店等、楽しい夜です。
お勧めは海からの太陽も早く、波の上で輝く朝日は格別でした。

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posted by ほがらかさん at 07:47 | Comment(4) | 国内旅行 西日本周遊の車旅

2014年09月23日Tue

8年193日 西日本周遊の車旅

爽やかに晴れ上がった秋晴れ、これから西日本に向けて一か月ほど旅に出ます。

2014九州旅行.jpg早朝から支度はするけど進まず、休み休み、結構、旅の準備は疲れるわねえ、でも御年ですもの仕方ないわ。
途中経過もお知らせします、パソコンも携帯も今回は忘れず持っています。

追々に楽しかった台湾の写真も載せる予定ですが、 玄人はだしのMOMOちゃんの撮影は素晴らしい、DVに焼いて送って下さるらしいのでそれをアップしたほうが無難かしら??
本当に上手で弟子入りをお願いしたいと思っています。

楽しみは後ほどに・・・・・ではでは行ってきま^^^^^す。
posted by ほがらかさん at 08:35 | Comment(0) | 国内旅行 西日本周遊の車旅