2010年05月04日Tue

4年51日 白川郷と北陸の名湯巡り

翌日は近くの湯の山温泉で婿殿のご両親に招待され一泊、山の中腹にあり伊勢湾一望遠くのライトがとても綺麗、山のもやのかかった夕焼けの空、目の前の若芽 思い出します。
希望荘展望露天風呂 希望荘から黄昏時の展望
御在所ロープウエイから御在所岳をみる 御在所ロープウエイから伊勢平野・伊勢湾を望む

「目に青葉、山ほととぎす初かつお」 なんて風流なの???

木々に止まっている鳥は名前はわかりませんが  「春よ^^^春なの♪♪」 とさえずっていますね^^・

’まこも’ってご存知かしら??私は娘に聞かれ、それは多分海藻よ・・・・知ったかぶりをして答えましたが実はイネ科の植物らしく菰野の名産とか・・・・

一路、伊勢神宮に・・・17年前に来たのですがその時は遷宮の用意で町がとても活気ずいていましたが今回はちょっと寂しいかなーーー。でもどの家にも立派なしめ飾りが玄関に飾ってあり町全体が神様に敬意を表しているのだとか・・・。
伊勢神宮外宮 豊授大神宮 伊勢神宮内宮 皇大神宮
伊勢赤福本店 伊勢おかげ横丁

驚きは赤福でお土産を買いたいと思っていましたが何軒かある赤福のお店では全て売り切れ、何も無く一皿3個入っているお店で食べるだけのはありました。
やっぱりおいしいね。 9個入りは一人で全部平らげるぐらい好きなのにもう涙ものです。

4月26日は平日なのに・・・人気があるのですねー、一番残念なのは目の前で全て買い占めた「おばさま」しゃくだよねー、食べ物の恨みは怖いのを知りませんか?
せめて、後の人にも少し楽しみを分けてあげようと思いませんかね。私もおばさんですが・・・・
無いとわかればどうしても手に入れたい気持ちはわかりますがね^^^^。

「伊勢神宮の全ての神様、どうか好きな時に好きなだけ赤福がお腹一杯食べれますように」



京都に行く前に信楽焼きの里に。

二代目谷清右衛門さんの陶房で登り窯と穴窯を見学、ビールの細かい泡立ちが素晴らしい指に馴染む小ぶりの湯飲みを一つ求める。
代々窯元で古伊万里の収集、また弥生時代から歴代の信楽焼き収集家としても名の知れた方です。
展示場や大切な窯まで車で連れて行ってくださり説明までも。
谷清右衛門陶房 陶房内の作品
古伊万里資料館 狸の型をした穴窯
それに穴窯は狸の形でした。 天井がぽんぽこりんのお腹で煙突場所が顔でちょうど狸ちゃんのようでした。 信楽焼きって狸の焼き物と思っていましたがこの窯には一匹もいない。
「何、狸??そんなものは焼かないよ」 と言わんばかりに一喝されました。

帰りにはおいしいお茶を自ら入れて下さり、火鉢の茶釜から適度な湯を汲みだし最後の一滴まで搾り取るお茶はとても甘く茶人の楽しみが少しだけ解りました。

京都を出てから彦にゃんのいる彦根城に。無理かと思いましたが奈落の底に落ちそうな階段を上り天守閣まで、でも下りがまた大変でした。
彦根城天守閣 天守閣からの展望
ニコニコさんから親切なメールを頂きお返しに 「お土産はなあに???」と聞きましたところ
「彦根城を買ってきてね^^^」 買う予定でしたが国宝なので売買は一切出来ないとか??
本当に残念ですがニコニコさん許してくださいね。
(冗談でしょうが、ほがらか一家が餓死しても多分お城への入り口あたり2,3坪が限度でしょうね)

一路飛騨高山、白川郷と五箇山の合掌造り集落へ。
世界遺産の白川郷・五箇山、今現在その建物に住んでいらっしゃるには驚きです。
白川郷和田家 和田家屋根裏
五箇山菅沼合掌造り集落 五箇山相倉合掌造り集落
本当に大きな家で、冬の雪深い時、一階にある囲炉裏の炎で家中が暖房の役目をしているとか、おかげでお蚕様には最高の湿度だそうですが寒いよね、今年は3メートルも雪が積もったとか。

その後は石川県を目指し金沢の兼六公園で散策、さすが加賀百万石のお膝元だけあって手入れの行き届いた素晴らしい庭園でした。
兼六園唐崎松 兼六園霞ヶ池と徽軫灯籠
兼六園庭園 兼六園菊桜



海風に目が開けられそうに無い輪島の朝市でそぞろ歩き。
海産物や輪島塗の威勢の良い販売合戦、楽しいけど朝早くから「おばちゃん」 達が元気に声を掛けてくれるけどまだ横浜には戻らないのでおいしそうな海産物は買えず、代わりに輪島塗の失敗作を少々買いました。
輪島朝市通り 輪島朝市一夜干し売り
輪島朝市新鮮野菜売り 輪島朝市獲れたて魚の切売り

輪島塗のいいのはお店の外からでも器の艶が良く湯のみ一個でも2万円です。やっぱりね^^^。
失敗作といっても塗って乾かしている間にごみや埃がついて表面に傷があるとか・・・・毎日使うには何も問題なし、おかげで安く手に入れ嬉しい。
輪島塗 大徹漆資料館 輪島塗 なつめの店小西

輪島塗の小鉢、お椀、鍋敷き、スプーン、菓子入れ、銘々皿、まとめてほしくても不良品だから数がそろわない。  ま、仕方ないわね。 のんびりとおいしいお茶と和菓子で楽しみに。

和倉温泉の能登半島まで見学し波が白く感じる怒涛のような高波が怖かったです。
日本では最高位ランクされている加賀屋さんを後に一路黒部へ。
和倉温泉 加賀屋 加賀屋のお出迎え
和倉温泉 湯元の広場 和倉温泉総湯露天風呂

宇奈月温泉で宇奈月ダム湖畔にある冬季閉鎖の日帰り温泉とちの湯の露天風呂に入り本当に素晴らしい景色でした。
前面は5月1日に全線開通したトロッコ電車を遠くに眺め、見渡す限りの緑色をした宇奈月ダム湖、真っ青な空、雲と山々の頂上の雪が区別がつかないほどの万年雪、最高峰は2800メートルだそうです。
もう嬉しくって感嘆詩が出きそう。 
宇奈月温泉とちの湯 宇奈月トロッコ電車

今回の旅は富山県と新潟県の境にある親不知の絶壁断崖で終わりにしました。
そばで見ているだけで吸い込まれそうで怖かった。これでは自分の身を守るだけで親は子の事を子は親の事までは回らない絶景地でした。
親不知・子不知 親不知海岸で翡翠探しをする人々

ことわざに 「親の心子知らず」 なんてのもありましたっけ。
8日間、総行程1,890kmの旅でした。
posted by ほがらかさん at 23:57 | Comment(0) | 国内旅行 白川郷と北陸の名湯巡り