2016年12月21日Wed

12/21 ベトナム ホーチミンの旅

先週は、お仲間のさゆたんと暑い国へのんびり旅を。

ベトナムホーチミンに久しぶりに出かけ、経済の目覚ましい発展を目の前にし、半世紀以上前の日本を思い出しました。
昼夜を問わず建機のうなり声、人も24時間体制で労働模様、活気がありますね。
今、ホーチミンに、ベトナムとしては初めての地下鉄が建設されている。
日本JICAとベトナムの共同機構の、やたら大きな看板と壁、その中は見えませんが大きな道路は迂回、行き止りで大変でした。
ベトナム国旗と日本国旗の他に、JICAや清水・前田建設のジョイント・ベンチャー表示が見える。

文献によれば、
総工費約2300億円の大半は、日本の支援で賄われている。
建設工事及び車両システムや地下鉄技術も日本の技術を導入し、全線完成は2018年末の予定であるが、ベトナム側は、2017年の部分開業を目指しているという。

眠らない街ですがさすがに早朝5時ごろは、ホーチミン一のにぎやかなドンコイ通りも人が少なく、静かでした。 でも、朝の7時にはまたまたバイクや、車の喧騒です。
なんでそんな時間に??と思われますが、泊まったホテルはドンコイ通りの中にあり、ヴェルサーチや、ビィトン、エルメス等超一流のブランド店の前なのでどこに行くにも歩いていける距離。
なので超便利、ドンコイ通りをまっすぐサイゴン川迄進み反対側を歩いてまたホテルまで戻る、迷子になることなく地理も把握できました。

1日目

今回は乗り継ぎ便でホーチミンまで、経由地は台北桃園空港でした。
本来なら直行便を利用しますが、あまりにも安いチケットが手に入り、どんなものか一度乗ってみようと思い立ちました。
チェックインもスムーズ、希望の座席が取れルンルンで出発です。 台北からホーチミンまでも自分たちでチェックイン。

ホーチミン空港に着いた途端、蒸しかえるような暑さの中、オプションで送迎を付けた旅行社を探したが見つからない、30分以上も探しても待っても来ない、「あらら、どうしたのかしら?」 
初めての経験。 さゆたんが、トランクを探すのに手間取ったから帰ったかもしれないわね・・・なんて優しい言葉をかけて下さり、ちょっと安心、会社に電話をしても迎えには行かないとの事。
怒り心頭だわ、でも諦めて観光タクシーでホテルまで。

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アジアンホテル
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ホテル隣のビーコンセンター
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ホテル前のベルサーチ

やれやれ、ホテルで休むのもつかの間で、お腹を満たすために街に繰り出す。
隣は大きな建物、ビーコンセンターなのですべてそろっています。 食べ物は日本のおそばにしました。  結構おいしかった、いやかなり美味しかったですよ。

2日目

バイキングの朝食付です、品目も多く、卵も希望にやいてくれるし、期待していたフォーもおいしい。
でも残念ながらパッションフルーツが甘くないわねえ、南国の本場なのにどうしたのかしら??昨年のハノイ★★★★★ホテルでもいまいち、我が家のパッションフルーツが勝ち!!と思いました。

お気に入りの仕立て屋さんにお迎えをお願いし、お店に。
[Phu'o'ng Giang] TEL (08)8299458−8273004 です、既製品もありますよ。
驚いたことに、仕立て屋さんの近くに高島屋ができていました。

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お気に入りの仕立て屋さん
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採寸中
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ホーチミン高島屋
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高島屋のマスコット

パタンナーは日本に3年間留学し、デザインの勉強をしていたそうです。 7年ぐらい前に初めて家族でホーチミンを訪れた時に、英語のガイドさんの紹介でした。

私は、着物の(反物は100%絹)で暑さ寒さにもとても着心地が良く、気に入ったデザインを探し誂えてもらうのですが、やっぱり持って行って良かったと思いました。
何しろこの巨体??がうまく隠せるサイズはなかなか手に入らない、それに呉服屋さんの反物はお願いしているだけですからなかなか気に入ったのは手に入りません。が、今回はラッキー。
お願いしていた20年来の呉服目利きエキスパート先輩に、呉服屋さんで買って頂くのですが、「3本選んだので良いかしら、あなたによく似合うわよ」って、こんな感じで手に入れてました。

仕立てたら結構いけるじゃない??ルンルンです。 出来上がりをホテルまで届けてくれ試着、サイズが合わなくてまた持ち帰り直して届けてくれます、お勧めです。
お店の生地でもオーダーし、さゆたんはシックな黒のジャケットや、タフタのワンピース、色白の彼女は黒が大好きって言われるだけに本当に良くお似合いでした。

ぶらぶら、歩きながらベンタイン市場を散策。
ホーチミンは初めてのさゆたんと、はぐれないようにしっかり寄り添って見学ですが何しろ迷路のような市場は苦手ですわ・・・・・・やっと出てランチとお茶、のんびりですわ。

3日目
ゆっくりとバイキング朝食を・・・・・

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バイキングの朝食
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シックな雰囲気で食事
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日本人旅行客で賑わう食堂
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他旅行社の人達と旅行談義

メコン川を渡り、フランス地区の普通のフランス人の家を改築したフランス料理 [LA VILLA ] を予約。
シェラトンまでは2,3分なのでそこからタクシーに乗ってフランス料理を食べに、久しぶりに本格的なフランス料理美味しかったわ。
カロリーは高いしと気にしながらも全部完食です、さゆたんは私の食べっぷりにあきれたかもねえ、細い人は食も細いのねえ。
ジュース、ビール、アメリカン、飲み物も3種、メインやデザート入れると私でもお腹いっぱい夜はもう入りません。

2016ベトナム12.jpgシェラトンまで帰ってもまだ雨、二人とも両方人口股関節なので滑って転ぶのが一番危険なのでおそる、おそる、そろりの新左衛門でした。
あちこちとお土産を探して歩きましたねえ、
夜は、ホテルでご一緒だった他の、旅行会社の人たちと旅行談義、これも旅の楽しみの一つですね。
でもね、同じ飛行機、ホテル、日数なのに我々の利用した旅行会社は半額でした。 何処が違うのだろう??? やったね。

4日目

最後のバイキングを食べて旅行会社から連絡のあった時間でチェックアウトを済ませて待っていたが待てど暮らせど迎えの車が来ない、
フロントでも、もう少し待ってくださいって言われましたが30分過ぎても来ない、ホテルから会社に電話をして貰うと聞いていないって??どうゆう事?? 怒り心頭です。
担当者に電話をしても、らちが明かず、もう待っていられない、タクシーを頼んで空港まで。

送迎会社の担当者とタクシー代は払わないから良いですね!!って念を押し、空港の近くまで来たら運転手さんが会社の人に連絡をしたのでしょう、迎えに来てくれましたがカウンターの番号だけ言ってすぐ消えましたわ、 ま^^^すごい混雑、朝の空港のラッシュですねえ、追っかけてとにかく 「ありがとう」 だけは伝えました。
聞こえたのか手を振ってくれましたが・・・・彼も他の旅行者の事で手がいっぱいだったのでしょう。

台北経由成田までチャイナエアーラインはホーチミンから台北まではフル・ブッキング、でも成田へはガラガラ、好きな座席に座ることが出来ました。
免税で買いたいのがありましたが、このルートには無いとの事残念ですわ。
最近ニュースで成田に海外から帰ってきても、空港の到着口でも免税品が買えることが出ていました、いつになるのかな^^、買い忘れたものなどここで買える、だって入国前ですものねえ、
結構なニーズがありそうです。

のんびりと、しかしバイクの危険を身に感じて驚いたでしょう、さゆたんご一緒に楽しい旅をありがとうございました。
寝物語に色んな事、あんな事、こんな事、いっぱいお話しできたこと嬉しく思います。べちゃくちゃとご容赦くださいませ。

モットーにしている元気に出発、無事帰国本当にありがとうございました。
お時間があればまたご一緒お願いいたしま^^^^^^^^す。


そうそう、旅行会社に帰国して、担当者に事の成り行きを説明し、送迎代金を返却してもらうことが出来ました。 でもね^^^^途方にくれますよねえ。
今回の旅も送迎の失敗が無ければ、金額からすればホテルも航空会社の対応も90点は差し上げても良いかも。
posted by ほがらかさん at 10:38 | Comment(4) | 海外旅行 東南アジア

2013年11月19日Tue

7年250日 タイ旅行記

2013タイ旅行1.jpg合計190歳、今回ご一緒は御仲間ミッチーさんと我家の心優しき庭師匠の奥様、3人で弥次喜多珍道中でした。皆様方に助けられて無事に予定通りの旅が出来ました事、本当に嬉しく思っています。

先週土曜日強烈な偏西風にあおられて50分近く早くに成田に到着、やっぱり寒いわねえ。 とにかく元気に出発、無事に帰国これは定番ですものね。
 
さて、出発当日には早朝からハプニング、戸塚発5時27分発、エアーポート成田、ずっと待っても来ません、15分ぐらい遅れて案内があり、何とお隣大船駅での人身事故で電車は動かず、予定では1時間ぐらい遅れるらしい。

約束の時間に遅れないように東海道線に飛び乗り、東京駅から成田エキスプレスでとにかく成田で無事合流、安心でした。
ラウンジでのんびり朝からビールなどごちそうになり、機内では食事やソフトドリンクは無料、でもアルコールは何でも300円、安い航空会社を利用するとこれだものねえ、でも贅沢は言えません。
H.I.S.旅行社のチャーター機でバンコクへ。

バンコク到着は4時過ぎ、ものすごい渋滞でホテルに着いたのは午後8時近い、もうぐったりです。
でも近くを散策、食事を何とか近辺で済ませ、ホテルの敷地の中に或るマーッサージ屋さんで足を1時間1500円。
ぺちゃくちゃ1時過ぎまで、明日からの強行軍に備えて爆睡。

朝5時から支度、6時にはホテルで朝食、7時半には中心地のホテルで待ち合わせ半日お寺回りの観光です。
ここでも大渋滞、出発も約30分遅れです、おまけに見学の時間もきちんと守られない人もいるので疲れますわ。

ワット・ポーは国宝、モザイクが素晴らしいし、4階までは登れるが半端な階段ではなく今にも落ちそう。
しかし、デモがあってどこも閉鎖、エメラルド寺院、王宮までがバリケードでどんなにしても突破できませんでした。
至極残念、今回は出発からハプニングこんなこともあるのねえ。

バンコック一の、高層のホテル 「バイ・ヨーク・ホテル」 の83階の展望台で眺めは霧の為、いまいちでしたがバンコクの地理が解りました。

遅めのランチを 元内閣総理大臣小泉純一郎さんの写真がでかでかと出ている 有名なシーフード店 「ソンブン」で
タイ名 「ブーパッポンカレー」 蟹の卵のカレー炒めでしょうか??本当に美味しかったです。
其の後はショッピング・・・ナラヤ とか ジム・トンプソンとか 街の中心地で地下鉄とモノレールを乗り継いで、スマートでしょう??なんたって、聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥を地で行きましたが、日本もタイも母国語は英語ではありませんからかなり大変でした。

翌日はタイ国鉄で 世界遺産 「アユタヤ」 まで、8時30分始発バンコクから約1時間半、特急座席指定エアーコン付列車XPDで345バーツ、快適、それに無料のソフトドリンク、コーヒー等とお菓子のサービス付です。
窓の外を見ている限りのんびりとした田舎の風景です。

アユタヤ駅ではオート三輪の荷台を付けたような乗り物、ツっク・ツックで3時間アユタヤのお寺巡りです。トテモ広いです。
バンコック駅で安く上げる旅なら自転車でいかがですか??って、乗れるわけないでしょうに。
でも猛者はいるのねえ、自転車に荷物も積んで観光していた若者も見ましたよ。

これも駅で値段の交渉、だって、言いなりになっていたら3倍以上払うことになるのでこちらも一喝です。
結果は3人で一台チャーターして、料金1600バーツ、
見学している間じっと運転手は待ってくれるので安心です。400年以上経ているのと、他国、内戦で首の無い仏像も沢山あり、古の都とは思えない様な摩訶不思議なアユタヤでした。

お寺巡り・・・・・殆んどの寺が少しずつ傾いて、タイの斜塔でしょうか??それに仏像も黒くて

無事駅でバイバイ、帰りのバンコク行きの切符は来た電車に乗るつもりだったので30分位の待ち時間で乗れそうでしたが刻々と時間の変更が駅員さん自ら黒板に書くのであわてました。

私達も賢くなり、わずか20バーツ、 日本円にして60円でバンコクまで、しかし、これはきつかった、だって、エアーコン無、電車が走れば窓があいているので外からの風は入りますが止まると地獄、おまけにお隣の席は子だくさんでタイの元気母さんそのものお子さん全部で6人、いやああ、それがにぎやかな事、それだけにぐったり。でも60円には換えられない。

さて、タイのタクシー状況は一口で言って、ぼられる事請け合いです。
女性だけの場合には必ず大きなホテルのベルボーイさんにお願いして目的地まで交渉してもらいます、今回は3回だけタクシーを利用しましたがあとはすべて電車です、おかげで嫌な思いをしなくて済みました。 でもねえ、交渉のタイ旅行でしたわ。

最期はホテルのプールでのんびり泳ぎ、チェックアウト後は今回特にミッチーさんのリクエスト、チャオプラヤ川を専用船で送迎してくれる、格式の高い扇子印のホテル 「マンダリン・オリエンタル」、ここでのアフターヌーン・テイを楽しむために電車と船を乗り継ぎ優雅な お・も・て・な・し を受け 素晴らしいロビーに。 感激でした。

と、待って・・・ここでもハプニングが・・・・今日は結婚式でお休みとの事、そこを何とかお願いし、ロビーで良いならとの事で希望通り楽しみました。 でもやっぱり、ロビーでなくて、オーサーズルームで食べたかった。 
何時になるか次回の楽しみです。

残りの時間をショッピングに費やし、余った時間を最後の足マッサージで・・・・・1時間200バーツ約600円・・・お疲れ様でした。  

楽しい旅をありがとうございました。また来年ご一緒出来れば嬉しいで^^^^す。
posted by ほがらかさん at 20:55 | Comment(8) | 海外旅行 東南アジア

2013年11月11日Mon

7年242日 15年ぶりのタイ旅行

この寒さ、この強風、やっぱり木枯らし一番でしょうか??

これから寒さしのぎにちょっと暖かいバンコックまで見聞を広げに、また美味しいトム・ヤン・クンを食しに、3人合計190歳で世界遺産アユタヤにも足を延ばして倹約旅行に行ってきま^^^^す。

15年前に行ったきり、仏教王国タイの成長ぶりも観察したいと思います。 後日あちこち散策してご報告を。
posted by ほがらかさん at 22:38 | Comment(2) | 海外旅行 東南アジア

2013年01月28日Mon

6年320日 ベトナム・マレーシア旅行記

【ベトナム&マレーシア周遊】(HIS)<旅行ルート
・ベトナム:ホーチミン、ハノイ、ハロン湾(世界遺産)
・マレーシア:クアラルンプール、マラッカ(世界遺産)
の2つの世界遺産観光を含む5都市周遊の旅。

ボートに乗って河口での夜のホタル群生の鑑賞や、大海原に無数の奇岩が連なるハロン湾クルーズあり、クアラルンプールからマレー半島の西海岸を縦断しマラッカまでのマレー鉄道の旅ありで楽しめました。

ホーチミン市中心部マップ クアラルンプール市中心部マップ

1日目:9:30 成田発、午後ホーチミン市内半日観光
2日目:午前自由行動、15:25 ホーチミン発 → クアラルンプール着
3日目:クアラルンプール市内一日観光、夕刻セランゴール河口のホタル観賞
4日目:古都マラッカ日帰り一日観光(マレー鉄道)
5日目:午前セントラルマーケット散策、19:15 クアラルンプール発 → ハノイ着
6日目:バッチャン村観光、ハロン湾クルーズ
7日目:00:10 ハノイ発 → 07:00 成田着
(参考)ベトナム・マレーシア 5大都市周遊7日間旅行記
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早朝5時に仲良しお隣さんに駅まで送って頂き、始発の快速エアーポート成田で空港まで。

車内は温まっていないために冷え^^^^冷え^^^寒い、暖房を効かせてよ!!!
集合時間に30分遅れてチェックイン、9時半出発は電車組にはちょっとつらいですねえ。

機内食を食べた後は爆睡、着陸寸前に目が覚めあわてて入国準備。

サイゴン大教会 教会のステンドグラス
中央郵便局 郵便局のキャンペーンガール

暑い^^^^い、税関を出てすぐに汗びっしょり、涼しいと聞いたはずなのに????? やっぱり一年を通して住んでみないと本当に気候は解らないねえ。

ベンタン市場 ナッツ屋さん
ロータリーのチャン・グエン・ハン将軍の騎馬像とビテクスコ・フィナンシャルタワー 自転車のドリア売り

大きな観光バスにグループはたったの11人、何をするにも早い、 じっくりとホー・チ・ミンを半日観光出来ました。

ホーチミン市人民委員会庁舎 ドンコイ通りの刺繍物お土産の店「バタフライ」
ドンコイ通り サイゴン川のロータリーに建つチャン・フン・ダオ像

夕食は、ベトナム料理の店「ビエットビレッジ」で。中国文化や植民地統治時代のフランス文化などの影響を受けてるので、あまりクセがなく、マイルドな味付けで日本人の口に合う。

ベトナム料理「ビエットビレッジ」の夕食 滞在したゴールデンローズホテル


翌日も昼まで街中を散策、緑の多い公園など早朝から気持ちが良かった。

ホテル近くの屋台店 戦争証跡博物館
統一会堂前の緑の多い公園 統一会堂

可愛い小さい刺繍やさんを見つけ、孫娘に可愛い手刺繍でローンのワンピースを(ほがらかおじさんお見立て)
るるぶにも載っていたらしい。

ホーチミン市博物館 博物館前の公園のバニアンツリー
公園の花で作った帽子のコサージュ ノーフォークホテル前の刺繍雑貨と子供服オーダーメイドの店「ハーフーン」

小じゃれた素敵なお店でホーのランチ、なかなかレイアウトも南国風で蘭が咲き乱れていました。

小じゃれた素敵なお店「Thanh Nien」 フォーのランチ

夕刻からもっと熱いマレーシア、クアラルンプールへ、新しい機種で快適空の旅、空港から1時間でクアラルンプール。

ベトナム航空で快適空の旅 クアラルンプール国際空港のメインターミナルとサテライトを結ぶエアロトレイン

やっぱり南国ジャングルに等しい森の中を走るのですがパームツリーが生い茂り、マレーシアの産業の中で一番の資源らしい。今はゴムなどは栽培をされていないらしく、一番の産業がパームオイルだそうです。
使い道は無限ですものねえ、洗剤、食用油、缶詰、化粧品、薬品等々。
東マレーシアやボルネオのジャングルには一番人間に近い森の住人オランウータンの生息地だそうで次回には是非野生のオランウータンを探しに・・・・・でもねえ、猛毒蛇コブラが多いそうです。

グループもこじんまりで良いと思っていましたが何と税関を出ると・・・・・いつの間にかグループが33人の大所帯に増えびっくりで^^^^す。 初めての経験で驚き、桃の木、山椒の樹。

最年少は5歳、幼稚園を休んでの参加、最年長は94歳、車椅子ですがあごひげも素敵なおじい様、ご家族6人様でご参加。
年配の方が多く、足腰は不自由でも一生懸命見聞を広げようと頑張っていらっしゃいました。階段や坂道では自分の事が心配なのに不自由な方に手を貸し率先してお手伝が出来きる程に順調な股関節に感謝、感謝です。

私が両足人工股関節でも今は何処までも歩ける幸せを感じていることを話しましたら驚かれ 「手術は痛くない??」 「どこで手術??」 等質問をされ、経過を話しましたら、手術って意外と怖くないのですねって安心されていました。

特に素晴らしく感じたのは、身体の不自由な40代のお嬢様とご一緒の80歳近いお母様、障害を物ともせず明るく楽しく寄り添って笑顔で会話をされている姿に感激でした。 勿論私達には言葉は通じませんが母娘様は理解されおり、独断と偏見ながらここまでの道のりは平穏無事では無かったはず・・・・・・と、そのプロセスを考え思わず涙しましたがグループの中では一番輝いて見えました。 
いつまでも元気で楽しい旅を続けて欲しいし、何処かでまた会うかもしれない・・・・・一期一会って素晴らしい。

マレーシアの最初の夕食は富臨門(マルコ・ポーロ)での中華ディナー。レストランでは結婚式が行われていて素敵な花嫁さんを見ながら・・・・やはり日本スタイルとはちょっと違うかも。

中華料理「富臨門(マルコ・ポーロ)」のあるLIM FOO YONGビル 結婚式の披露パーティと同居の夕食
富臨門(マルコ・ポーロ)の中華ディナー 滞在したスターポインツホテル

クアラルンプールは、近代的な高層ビルや植民地時代の建造物、イスラム寺院などが混在し、不思議な調和を見せています。高層ビルが集中する北部、エネルギッシュな南西部のチャイナタウン、イギリス風建物が残る西部、ショッピングやナイトスポットが集まる南部のブキッ・ビンタンや郊外のバンサ地区など、エリアによって雰囲気はさまざま。

クアラルンプール市街地の西のレイク公園にある国家記念碑のモニュメント イギリス統治時代に造成された記念碑のあるレイクガーデン
高さ約15mのマレーシア独立戦争での戦役兵士の霊に捧げた国家記念碑 国旗を持つ7名のブロンズ像。西洋風な面立ちに少し違和感が

早朝から日韓で建築されたツインタワーや高層ビル、史跡等中心地を見学、都会に圧倒されました。

高さ73mのミナレット(尖塔)がそびえる国立回教寺院(マスジッド・ヌガラ) 幾何学模様が美しい星形ドームの近代モスク
マレーシアを代表する高さ421mのランドマークタワー「KLタワー」を望む 国立回教寺院の前に建つイスラム美術館

昼食はムルデカ(独立)広場の隣に建つ歴史的建造物 旧国立博物館を改装したレストラン「ワリサン」でマレーシア料理ビュッフェ。

ムルデカ広場の隣に建つ旧国立歴史博物館のレストラン「ワリサン」 スパイシーなマレービュッフェの昼食

昼食後は、ムルデカ広場を散策。ムルデカとは「独立」のことで、1957年にマラヤ連邦のイギリスからの独立を宣言した記念すべき場所。近くのクアラルンプールの今と昔が学べるシティギャラリーを見学。

「I LOVE KL」のオブジェが目立つシティギャラリー 昔の写真や地図などの展示コーナー
クアラルンプールの夜景のジオラマ模型 さまざまな種類の木工製品が所狭しと並んでいるお土産コーナー

広場周辺には、高さ100メートルという世界一の国旗掲揚塔、通りを隔てたところには、ムーア様式のレンガ造りでクアラルンプールのシンボルの高さ40メートルの時計塔をもつ旧連邦事務局ビルが建つ。

ムルデカ広場。1957年にマラヤ連邦のイギリスからの独立を宣言した記念すべき場所 高さ100mの世界一の国旗掲揚塔
ムルデカ広場から通りを隔てたところに建つ旧連邦事務局ビル。ムーア様式のレンガ造りで高さ40メートルの時計塔が目印 シティギャラリー向いにあるマレーシア国立織物博物館

格安ツアーお決まりのコース、土産品店や工場の見学でのショッピングで三軒もの店に続けて立ち寄り。意外だったのは、ベトナムのようなしつこいセールスには遭わなかったこと。これは国民性??、または経済の発展状況によるもの??。

マレーシアの中心街「ブギッ・ビンタン」にある金の宝飾店「ケルビン・ジェムズ」 マレーシアの高級チョコBeryl'sの本店「ベリーズ・チョコレートKingdom」
クアラルンプール最大のバティック手工芸品工房「ジャディ・バティック・ギャラリー」 売り場に隣接する工房ではバティックの製作工程を見学できる

ショッピングツアーの次は、現代クアラルンプールを象徴するランドマーク、高さ452m、88階建ての高層ビルで国営の石油会社ペトロナスのオフィスビル、ペトロナス・ツイン・タワーの撮影ポイントへ。

日本と韓国の企業が建設を担当したペトロナス・ツイン・タワー 撮影ポイント周辺のビル街

一年前に新築された中心地から離れた小高い丘の上にある広大な王宮にも(この日は王様は御在宅??の旗が立っていました) マレーシアの国王は9つのローヤルファミリー(スルタン)があり、5年ごとに順番で国王に任命されるそうです。

マレーシア国王の公邸「イスタナ・ネガラ(王宮)」 この日は王様は御在宅??の旗が立っていた
金色のドームを持つ美しい建物や手入れのいきとどいた庭 記念撮影に気軽に応じてくれる銃剣を手に立つ衛兵

驚くほど的確な日本語を話すガイドさん、楊さんのマレーシアの歴史、国の宗教(イスラム教) 時代のレクチャーを受け納得。
メッカを制した教徒は帽子も白に変わり、位も上がるそうです。

クアラルンプールから車で約2時間、セランゴール河口の小さな村「カンポン・クアンタン」で海鮮料理、これは香辛料が少なく和食に近い味付け本当に美味しかった。

ファイアフライ・パーク内にある中華レストラン 海鮮中華ディナーの夕食

あたりが暗くなるまで待つ間、餌を貰う、または探している猫の親子を見つけ観察していると母猫は私の細胞を分けてあげたい程栄養失調で痩せ細り、でも子猫が泣くと急いで側に行き、愛おしそうに毛を舐めあたかも 「ここにいるでしょう」 って言っているようでした。 動物でも絆は固いのに・・・・近頃のニュースでは尊い命が粗末にあしらわれている。 何故なの?

セランゴール河口のファイアフライ・パーク ホタルの巨大模型。ペトロプテックスという5ミリ程のホタルで源氏ボタルよりふた回りほど小さい
ホタル鑑賞ツアー入口。チケット(15リンギット,450円)を買い日暮れを待つ 船着き場入口。ライフジャケットを着て船に乗り込む

その後は静かな水の音さえもしない河口を船でホタル観賞、何万匹と生息する蛍の光、字は読めないまでも点滅するクリスマスツリーを想像してね、その明かりが如何なものか・・・・・真っ暗な暗闇の中、マングローブの生い茂る中で群生するホタルが点滅させる光はまるで満点の星空を見ているようで幻想的でした。

船着き場から小舟に乗って、暗闇のなかをホタル見物に出かける 川辺に数え切れないホタルの光の点滅。フラッシュ禁止なのでホタルの明かりは見えない

翌日も早朝から2時間強、マレー鉄道でマラッカまで、世界遺産や寺院など一日観光。 マラッカ海峡のすぐ傍です。
そうだ、これに乗っていればシンガポール迄国境を超えるのねえって気が付き、個人旅行ならそのまま行ったかも。

マレーシアからシンガポールに横断するマレー鉄道クアラルンプール・セントラル駅 タンピン駅でのマレーシア国鉄(KTM)の急行列車。2時間14分の鉄道の旅です
クアラルンプール〜タンピンの2等乗車券。17リンギット(510円) 2等車の車内の様子

タンピン駅到着後、迎えのバスでマラッカ市街へ。マラッカのレストラン「セロニ(SERONI)」でマラッカ料理「パパニョニャ」というマレー風中華料理を美味しく頂きました。

マラッカ料理のレストラン「セロニ(SERONI)」 マレーシア料理と中国料理とが融合したマレー風中華料理「パパニョニャ」の昼食

マレーシアの古都マラッカ旧市街(チャイナタウン)の名物ストリート「ジョンカーストリート(Jonker Walk)」を散策。骨董品や家具、ブティック、ファッションTシャツ店、お土産屋さんがギッシリ並んでいます。

ジョンカーストリート(Jonker Walk)の入口門 ジョンカーストリートを流す花飾りの観光人力車トライショー
マレーシア最古の中国道教寺院の青雲亭(チェンフンテン) 青雲亭内部。道教・仏教・儒教の3つの廟が並ぶ

チャイナタウン観光後は、マラッカ観光のメインであるオランダ広場に向かう。ムラカ・キリスト教会やスタダイスがあり、周辺には、高台に建つセントポール教会や、高台の反対側にサンチャゴ砦、スルタン・パレスなどのある世界遺産の歴史地区。

キリスト教会前のオランダ広場には噴水と時計台 キリスト教会の右側に建つスタダイズ(旧オランダ総督の住居)
スタダイズ前に軒を連ねる土産屋さん 広場を歩く今回の総勢33名のツアーグループ

スタダイスとはオランダ語で「City Hall 市庁舎」。旧オランダ総督の住居・役所で「赤い広場」の別名を持ち、今はマラッカ歴史民族博物館になっている(入場料5リンギット,150円)。

キリスト教会前の客待ち観光人力車トライショー ムラカ・キリスト教会。内部にはタイル画の「最後の晩餐」がある
スタダイス正面玄関。マラッカ王国時代からポルトガル、オランダ、イギリス植民地時代、日本の占領時代、独立に至るマレーシアの歴史が展示されている 玄関前広場から高台のセントポール教会へ向う

スタダイス脇からセント・ポール丘を登るとセント・ポール教会に着く。丘の上近辺には総督博物館(Governor's Museum)、文学博物館(Literature Museum)があり、

セント・ポール丘に建つセントポール教会とフランシスコ・ザビエルの像 外壁だけ残し、廃墟のまま放置されている内部
ザビエルの遺骸は一時この教会に安置された 遺骸安置場所の跡

戻りはサンチャゴ砦のある側に下りて行く。海峡には日本向けの大型タンカーでしょう、4隻停泊中でした。 
ニュースなどでも海賊船の出没でかなりの被害を受けているとか。

教会から見るマラッカの町並みとマラッカ海峡の眺め 教会からサンチャゴ砦を見る

サンチャゴ砦の正面右並びにはマラッカ王宮博物館(Melaka's Sultanate Palace)、その向かいに独立記念博物館(Museum Rakyat)が並ぶ。

高台から下りてきて、背後から見るサンチャゴ砦 サンチャゴ砦の正面
マラッカ王宮博物館(スルタン・パレス) 独立記念博物館

所々にある民家はパパイヤとかグアバ、バナナを植えてありますが山や森はほとんどがパームツリーです。

マラッカからクアラルンプールへの帰り道に立寄ったお土産屋さん、
驚いたのは「なまこ石鹸」とクリームが有名らしく使ってみると日本で言えば馬油のような油分の多いクリームでした。 保湿力もあり石鹸も油分が残りしっとり感が素晴らしい。

お土産屋さん「Friend's Convenience Store」 なまこ石鹸1個15リンギット(450円)、5個買うと1個おまけ。なまこクリーム1個25リンギット(750円)、5個セット120リンギット(3600円)

夜は、客家スチームボートでデイナー送迎付きとスケジュール表に書いあり、てっきりデイズニーランドにあるような蒸気汽船に乗って夕飯を食べるのかしら??酔ったらどうしよう・・・・と勝手に思い込み実際は陸の上だった。   
ブログをご覧になっている皆さまはどんな料理を想像されますか??

スチームボートの有名店「客家飯店(Hakka)」 ビアガーデンのようなオープンスペースでワイワイと食事・お酒が飲める
スチームボート、マレーシア風野菜一杯寄せ鍋 ペトロナス・ツイン・タワーのライトアップ

クアラルンプールのど真ん中で超満員の超有名なお店らしい・・・・・マレーシア風野菜一杯寄せ鍋、つまり鍋料理でした。
超暑い国で超暑い火鍋、でも良い経験。 開いた口がふさがりませんでした、冷汗ものです。

日本の高校生で卒業旅行でしょうか、かなりの人数で一緒でしたが 「どこからいらっしたの??」 「Japan] ん??
心外でした、卒業真近な高校生でもこんな受け答えしかできないのかと思ったらもう情けない。 思わず叱りました 「Japanって何??同じ日本人同志で何処からですか??って聞いたらJapanじゃないでしょう??本来は地名を答えるのではないかしら??」 黙っていましたが本当に嘆かわしい、しっかりして頂戴、次世代は貴方たちが背負って行くのだから。

クアラルンプール繁華街の夜景 高さ421mのKLタワーのライトアップ
3日間滞在したスターポインツホテルの客室 ホテル最上階からみる朝焼けのビル街

マレーシア最後の日は午前中は街中を散策、WIFIに繋げたくてシェラトンのロビーで一休みさすが★★★★★ホテル、そごうデパートにもちょっと買い物にと思ったらどなたも同じ考えでしたわ。

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バッタリ、 「何か良いのもあった??」 「特にないけどブラウスがあったわよ」 等と情報交換。
セールで買ったブラウスが思いのほか綿100%で肌触りが良く、もう一枚買いたいと思ったけど時間が無い。

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「満たす」 にて和食のランチ、久しぶりの白いご飯とお味噌汁、やっぱり日本人ねえ、暖かい緑茶にホッと。

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昼食後は、チャイナタウンやセントラルマーケットでぶらぶら、

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嬉しいことにセントラルマーケットで総手刺繍のストールを見つけ、30分位かけ値段交渉し定価の半額でしゃんしゃん、お店はこれでもまだまだ利益があると見ています。

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このマーケットはお店も多くて全体に製品が良く、素材がしっかりしているので次回チャンスがあれば一日ゆっくり廻りたい。

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こんな話を。
お客が・・・定価で買ったら馬鹿呼ばわりされ、その家では大パーテイだそうです、 値切って半額で買ってもまあ売れたわ・・・半額以下超安く買ったら、悔しくて地団太を踏み「ちぇっ」と舌打ちし塩を撒くそうです・・・・聞いたことあります??

夕方からハノイに。
ハノイの税関を出たらまた驚きです、 今まで33人の大所帯だったのが13人だけです、あれれ!!どうしちゃったの??

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マレーシアではベテランのガイドさんが受け持ち、テキパキとさばいていましたが今回はどうもそれだけ力のあるガイドさんがいないようで、3グループに分かれていました。


最期のホテルは★★★★★で部屋の中も広々、バスローブからガウン、蘭の花びらもベッドの上にレイアウト、スリッパも。
おまけに紙の手提げ袋も素敵なベトナム衣裳の女性の絵が描いてあります。
冷蔵庫の中には種類も豊富なビール、ウイスキー、おつまみやらお菓子、どうぞ食べてくださいと言わんばかりに並べられている、おっとっと・・・でもね、もちろん [Free of charge] ではありません!!

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毎回朝食はホテルのバイキングで美味しかった、でもメリアホテルは50種類以上パンだけでも20種類以上、賢い人はしっかり菓子パン等おやつ代わりにナプキンで包み・・・・・で、どれを食べようか、全部食べたいけど食べきれないし選ぶのが大変でした。 意地汚くとにかく良く食べました。 ほがらかおじさんあっけにとられる。

早朝からハノイ市内から車で約40分、ホン河沿いのバッチャン焼の村へ、道路の両脇は全てバッチャン焼のお店、代々300年以上も続いてるようです。
骨董的な壺などは艶もよく、実質的には赤、青が中心らしいが地味な色も沢山あり肌は滑らかでした。

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バッチャン焼の窯元を見学。成形、絵付け、釉薬掛けどの行程もすべて手作業で行われています。独特の風合いの中に手作りならではのあたたかさ、素朴さを感じられます。

バッチャン焼の窯元「MINH HAIセラミックス」 液体状の粘土を型に流し込み、回転台の内側から「ごて」をあて成型
型ごと乾燥、乾いてきたら型から外しさらに乾燥 筆で一枚一枚手書きで絵付け、釉薬をかけ窯で焼く

窯元のショップでお気に入りの楊枝入れを見つけました。 イ草で編んだ籠に入れて下さりちょっと感激。

窯元のスーベニア・ショップ 真ん中の楊枝入れをお土産に購入(6ドル)

バッチャン村の次は、今回の旅のしめくくり、ハロン湾のクルージングに出発です。ハロン湾までハノイからバスで4時間、途中、障害者自立支援センターの刺繍工房兼土産物店でトイレ休憩。

土産物店駐車場。レンガ工場の向いにあり沢山の観光バスが停まっている 刺繍工房のほかに、彫像工房があって仏像や庭用置物などを製作・販売している
刺繍工房兼土産物店 刺繍画を製作する枯草剤被害者の若い女性たち

ハロンは漢字で「下龍」と書き「龍が降り立った場所」という意味。翡翠色の海に無数の奇岩が林立し、水墨画のような眺めから「海の桂林」とも称されています。

ハロン湾クルーズ船チケット売場 湾に突き出した船着場。ここから遊覧船に乗船
クルーズ船の他に少人数用のジャンク船もある 乗船したクルーズ船の甲板

遊覧船は貸切で13人しか乗らないので好きな場所に座り、船室はレストランにもなっていて出航するとすぐに昼食です。のんびりビールを飲みながら海鮮料理を。

レストランも兼ねた船室 カニとミンチ、春雨、野菜をカニの甲羅につめて揚げたシーフード料理。他にエビや春巻も出る

食事が終わるころ船はハロン湾の奥に入って行く。皆さん甲板に出てそれぞれにクルージングを楽しんでいます。

ハロン湾の奥に入って行く遊覧船 水上生活者の家
香炉台 らくだ岩

突起した岩や島、奇岩、白^^^く見える、少し霧のかかった何とものんびりした時間が過ぎます。

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闘鶏岩(左端) 亀岩
ゴリラ岩(右端) 上甲板からの眺め

急な階段100段上れば素晴らしい洞窟が見学できると言われ、登りましたが何の、何の、100段以上 息切れ寸前でした。

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世界遺産に認定されるちょっと前に発見されたようで鍾乳洞です、 形がお坊様や天女様だったり、いろいろ付けてありましたがそうねえ、良く見れば似ているわねえ。

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下山の時は危険なのに杖は持参していなかったので木の枝で応用、楽でした。

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ハノイへバスで帰る途中、ドライブインでトイレ休憩。

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ハノイ到着後、最後の晩餐にフランス料理を。
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お魚料理を選び、冷たいビールで乾^^^杯、フランスパンが美味しいわねえと話していたら向かい側の奥様が見当たらない、あらっ!!どうされたのかしら??心配したのですが何とレストランのバゲットを9本買い占めたと・・・もうないですよって。

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味はベトナム風でした、前菜は生ハムのサラダ、ソースも美味しかった。
主婦にとっては自分で料理をしないでテーブルに着くだけで食事が出てくるのは超幸せ、有難いことでなんでも美味しい。

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夜中のフライトでマイナス2度の成田にやっぱり寒^^^^い、帰ったばかりなのに暑い国が懐かしい。
7日間の主婦放棄、手荒れも治りいまどき、「あかぎれ」 のぱっくりと開いた口もしっかりチャック、感謝です。
posted by ほがらかさん at 07:49 | Comment(2) | 海外旅行 東南アジア

2012年07月26日Thu

6年134日 ベトナム家族旅行(7/19〜22)

先週祇園祭から帰って翌日から超暑いベトナムへ駆け足で・・・・・・

ベトナム旅行ルート ホーチミン市中心部マップ
画像クリックで拡大表示、また旅行ルートの細部をグーグルマップでご覧になるにはこちらをクリック
(※Vista/IE8(Win7/IE9、WinXP/IE7はOK)で「グーグルマップ読み込みエラー」になる場合はこちらを参照

久しぶりの家族旅行に初めてのベトナム観光と戦争の足跡に見聞を広げてきました。 歴史館で見る悲惨な傷痕、痕跡、目を覆いたいけど反省もしなくては・・・戦争は悲惨です。 
私は戦争を知りませんが人が人を殺しあうなんて・・・・何て恐ろしいことでしょう。

宿泊した「ティエン タオ ホテル(THIEN THAO HOTEL)」 ホテル前のディスコ

ホーチミンの一日市内観光(昼食付 462,000ドン≒1850円)をホテルご推薦にお願いし、とても感じの良い運転手さんとガイドさん、お客は幸いにも私達家族3人だけで車内も広く観光は快適、どこにでも連れて行って下さるシステムに感謝。

最初に訪れたのは、ホーチミン市中心部にあるベトナム戦争の歴史を綴る博物館「戦争証跡博物館」。屋外にはベトナム戦争で使用された戦闘機や戦車が展示され、屋内には大砲や爆弾などの遺物、戦争の足跡をたどる貴重な記録が展示されています。

ベトナム戦争の戦争証跡博物館 ベトナム戦争で使われた米軍の戦車や戦闘機が展示された博物館の前庭
ベトナム戦争時代の写真が展示された展示室 枯れ葉剤の影響で奇形児や障害のある子供がたくさん生まれた

枯葉剤作戦で飛行機で上空からまかれた恐ろしい化学薬品、「ダイオキシン」 これはもう兵器です、その為の後遺症は目を覆いたくなります。 劇薬を上から散布するのですからたまったものじゃありません。逃げ場がないし全てに降りかかっている。

拷問で悪名高かったコンソン島の牢獄を忠実に再現した Tiger Cages(虎の檻)。戦争終結して40年近いけど後遺症はいつまで続くのか・・・痛々しい体に胸が痛みます。

コンソン島の牢獄 Tiger Cage(虎の檻)と言われる監獄もそのままの形で展示されている

此処に収蔵されている写真はほとんど日本の報道写真家が提供したものです。
プレスの腕章を腕に泥まみれになりながらどんな思いで撮り続けたのでしょうか。

本来の観光に戻り・・・・
南ベトナム時代の大統領府&官邸でベトナム戦争終結のシンボルでもある「統一会堂 (トンニャット宮殿)」。庭先にはベトナム統一のシンボルとして、1975年4月30日のサイゴン無血入城の際突入したソ連製の戦車2台が展示されている(前庭写真印)。

ベトナム戦争終結のシンボル「統一会堂(トンニャット宮殿)」 中央に解放軍の戦車が通ってきたレユアン通り、左にその戦車が展示されている
今でもサミットなどに使われる慶節室 壁一面に立派な漆絵で国の歴史の物語が描かれている国書提出室

大統領官邸の中は、ベトナム戦争終結宣言が行われた会議室から大統領のプライベートルームまで、100以上の部屋があり、屋上には大統領が脱出したというヘリポートも見学することができます。

台湾から贈られた龍と鳳凰のカーペットが敷かれた広間 中庭には大統領への贈り物、象の足や船の模型などが展示してある
豪華な家具などの調度品が並んだバー、ダンスフロアのある4階 大統領が脱出したというヘリポート

作戦司令室、士官室、無線室のある地下室は、空爆に耐えられる構造となっていて建物外に脱出するトンネルもあるそうです。

作戦司令室、士官室、無線室のある地下室 通信機器、机、パイプ椅子など当時使用されていたものが各部屋に置いてある

ベトナム戦争は私の青春の真っただ中でした。
志願して横田基地から怪鳥のような真っ黒い機体でベトナムに行った大学生を知っています。 その子がベトナムから帰還してハワイの陸軍病院で一命を取り留め、体中にナバーム弾を受け40か所の手術跡も痛々しく退院後はハワイ大学で学費と永住権を手にした彼の明暗を目の当たりにし、人を突き詰めるような目とおどおどした目の両極端に恐怖を覚えたこともありました。

恋人を人恋しさのあまり、引き付けておく為に綺麗なロングヘアーを一夜で丸刈りにしたり、凶器の沙汰でしたねえ。
彼女はじっと耐え・・・大和撫子を通り過ぎていましたが彼の事が大好きだったのでしょう。
戦争の為に精神に異常をきたし病んでいるのでしょう??殺すか殺されるかどちらかだからと聞きました。
戦争は普通の子でさえもこんなに人間性を変えるのですねえ。


ホーチミン市の西の端、チョロン地区のチャイナタウンにあるベトナム最古の中国式寺院「天后宮(ティエンハウ廟)」。
ティエンハウという航海と安産の神様(天后聖母)が祀られていて、大きな渦巻き型の線香が沢山下がっているのが印象的。

天后宮(ティエンハウ廟) 1760年建立の最古の華人寺
ティエンハウという航海と安産の神様(天后聖母)が祀られている 大きな渦巻き型の線香が沢山下がっているのが印象的

チャイナタウンの中心には、市場の塔が目印のビンタイ市場(Cho Binh Tai)があり、
衣料や雑貨、食料品などの問屋が通路沿いにひしめきあっていて、区画ごとに同じ種類の店が固まっているのでとても便利。

市場の塔が目印のビンタイ市場 メインゲート奥の階段とエスカレーター

ホーチミン一大きなこの市場はすっごく広く、物いっぱい!そして安い!。買い物に時が経つのも忘れます。

荷物置きと仮した日用雑貨品コーナー 置くスペースが狭いのでぶら下がりスペースをうまく使った台所用品コーナー
生地コーナーの通路沿いの店の奥にも沢山の店がひしめきあっている 段々畑のように食べ物が下から積まれたナッツコーナー

食事は何を食べてもおいしかったです、日本人の口に合う味付けでお値段がとにかく安い。感激で^^^^す。

日本にも進出してるベトナムの庶民料理、フォーのチェーン店「PHO24」で、米粉麺を使用した「フォー」とベトナムビール「333」で昼食。パクチー盛りだくさん。

フォーのチェーン店「PHO24」 「フォー」とベトナムビール「333」で昼食

無血奪回した建造物も美しい森や真っ直ぐに伸びた巨木等、台風や地震が無いホーチミンは今活気に溢れています。
若い人が一生懸命働いているし、とにかく路上に溢れる400万台に上るバイク類、横断歩道も信号は無いところが殆どです。

路上に溢れる400万台に上るバイクと真っ直ぐに伸びた巨木の街路樹 突然のスコールに雨宿りするバイク
軒先に椅子と小さなテーブルを並べた裏通りの屋台街 バイクで乗り付け朝食をテイクアウト

危険を感じながらバイクや車の間を縫って道路を横断するのですよおおおお、かなりの勇気と注意力が必要です。

経験して思ったことは途中で止まらない事が基本で一気に渡ります、バイクや車も止まってくれませんが、除けてはくれます。それなり???に注意して走りますから。

道路のあちこちで車座になりながらの食事には閉口、食べる勇気が無い?? きれい好きの日本人にはちょっと抵抗があるかも知れません、お腹が空いているのに・・・食べたいのに・・・・この葛藤は如何なものか? 料金は超安い。

昼食の後は、障害者の自立を助けるためのベトナム漆器の工房へ。

障害者の自立を助けるためのベトナム漆器の工房 手とか足とかにハンデを負った作業員が黙々と作業をしている
作業所を出たところが展示場兼売り場になっている この国の物価とは相当にかけ離れた値段がついているようだ

フランス統治時代の建造物、ノートルダム大聖堂(別名聖母マリア教会、サイゴン大教会)と中央郵便局を見学。

ノートルダム大聖堂 シンプルな装飾の大聖堂内部
中央郵便局 中央郵便局内部とホーチミンの肖像画

レロイ通りからナムキーコイギア通りに少し入ったところにある、日本語を話せるスタッフのいるオーダーメイドの店「フーン・ヤン(Phuong Giang)」。
生地が沢山あり、採寸も、そこまで計るの〜〜というくらい事細かに計りました。一日で仕上がったオーダーメイドの洋服も民族衣装も満足。

オーダーメイドの店「フーン・ヤン(Phuong Giang)」 生地が沢山あり、採寸も事細かに計りました

ホーチミンきっての目抜き通り「ドンコイ通り」まで観光タクシーで送ってもらい、ここで市内観光は終り。
サイゴン川まで続くドンコイ通りを散策。世界各国の旅行者でにぎわうドンコイ通りは並木が続き緑も多い。

ホーチミンきっての目抜き通り「ドンコイ通り」 サイゴン川ディナークルーズ「一路発(168)号」
格調高いコロニアル風の優美なホテル「マジェスッティックホテル」 ラウンジでビールとワインにケーキで休息

エステマッサージも日本から4時間コース(1,470,000ドン≒5880円)をドンコイ通り近くの「ミー スパ(My Spa)」にネット予約して、
パンパンに腫れて靴を履くのも苦痛だったのが不思議な事にむくみも取れました。
足を重点的に長女と共に疲れもすっかり取れ、特にリンパのマッサージはすばらしかった。

黄昏時のサイゴン川 ドンコイ通りの夜景
エステサロン「ミー スパ(My Spa)」 アジアンな雰囲気に統一されたミースパの店内

翌日は、日本からネット予約を入れたフランス料理のランチ(280,000ドン≒1120円)をコースで・・・・ビール、ワインを始め、デザートはプールサイドでイスの後ろからはミスト扇風機が回り、いたセリ尽くせりサービス満点でした。
フレンチ・レストラン「La Villa」は中心地からサイゴン川を渡った少し離れた2区の西欧風住宅街の中にあります。

住宅街の中にあるフレンチ・レストラン「La Villa」 プール付の眩しいほどに光る白亜の邸宅
螺旋階段もあり豪邸をレストランに改装した感じ コースにはアミューズとプチパンが付く

オーナーシェフのご挨拶もフランス的??でただ一つ難点があるとすればシェフのズボンがジーパンだったのが残念。
どうせ形から入るのであれば真っ白いコック服、及びシェフ帽子がほしかったですねえ、それが全部そろっていればお味は満点なので☆☆☆☆☆です。

前菜のシーフードラビオリ メインは肉と魚のどちらかを選べる
プールサイドでデザート デザートのタルトケーキ

昨日のビンタイ市場が地元民の市場なら、今日のベンタイン市場(Cho Ben Thanh)は観光市場ですが、観光客向の店だけではなく、日用品や食料品を売る店もあります。

夕方以降は「ナイトマーケット」が始まり、市場の両脇の通りを巨大な屋台が埋め尽くし、ベトナム料理を肴に酒を飲む観光客や地元の市民でにぎわうそうです。

ベンタイン市場正面入口 果物屋さんのコーナー
市場中央の飲食店街 お土産の「プラカゴ」と「葉笠」

お土産の極め付きは 「プラカゴ(Tui)」 と 「葉笠(ノン・ラー,Non La)」 10セットを市場で値段交渉し、「DONE] となった時にはもう汗びっしょり、体力の消耗も激しくぐったり??でした。 かなり値切りました。

最後は統一会堂近くの「GOLDEN DRAGON WATER PUPPET THEATRE」で、豊かなメコン川を舞台に、1000年の歴史を持つというベトナムの水上人形劇(120,000ドン≒480円)に堪能しながら終わりました。

水上人形劇「GOLDEN DRAGON WATER PUPPET THEATRE」 舞台両袖の生演奏と語りの団員

言葉は解りませんが、パンフレットに日本語など6カ国語で書かれた17の演目が書いてあり、簡単な内容なので人形の動きを見ていれば大筋はわかります。

演目「仙女の舞」 演目「レイロ王、ホアンキエム湖の伝説」
最後の演目「龍・獅子・鳳凰・亀の共演」 人形操作の団員総出の挨拶でフィナーレ

土の香りのするベトナム民謡の生演奏にのせ、テンポの早さとコミカルな動きが何とも楽しく、かなり面白かったです。
posted by ほがらかさん at 13:16 | Comment(4) | 海外旅行 東南アジア