インターメディアテクは、日本郵便と東京大学が協同で運営するミュージアム・スペースで、骨格標本、剥製、鉱石、遺物、工芸品、機械類・・・東大が創学以来蒐集してきた膨大な学術標本や研究資料を展示(入館無料)
インターメディアテク入口 | 2F階段教室「ACADEMIA」 |
色々な分野の展示物があるので、普段興味を持たない世界の物も観られるのが興味深い。
クジラやキリンなど巨大動物の骨格標本や古代のミイラに色鮮やかな鉱石など、とにかく凄い!
「蓄音機音楽会」ジャズサミットは2階の階段教室 「ACADEMIA」 で、月一回のペースで定期的に開催されています。
ジャズを中心とした1万枚を超える寄贈品「湯瀬哲コレクション」から、1920−1940年代ジャズの名盤(SP盤)を厳選し、
博物館所蔵の蓄音機
- ビクトローラ・クレデンザ(フロア型 1927年カナダ製)
- EMG マーク\(卓上型 1932年英国製)
- HMV ルミエール460型(卓上型 1924年英国製)
- HMV モデル101(ポータブル型 1927年英国製)
(注)クリックでYouTube動画で音を聴けます
今回は『ジャズ・スタンダードの誕生』をテーマに、3部構成、3時間に亘る特別イベントで、ラジオ番組「東大×ジャズ 蓄音機ミュージアム@丸の内」としてNHKラジオ第一放送で生中継されました。
博物館の3階展示場 「MODULE」に、席数50ほどの特設会場が設けられ、前方には、蓄音機の黄金時代を作った名機と賞賛される、ビクター社のフロア型蓄音機「ビクトローラ・クレデンザ」が鎮座しています。
座りきれない人が50人以上壁際に並んだ頃 時間となり、ナビゲーターのジャズドラマーで俳優の渡辺 裕之さんが入場し、スタートです。
全長1.8mのホーンから流れる音は、電気増幅なしでもかなりの音量で、
電気信号に変換せず、直接、空気を震わせて音を出す蓄音機は、いわば『楽器』と同じです。
重厚感ある高級木材を使ったボディは、柔らかい木の音はとても優美な音がし(マホガニー)、固い木の音はとても力強い音がします(オーク)。
(参考)File91 蓄音機鑑賞〜3つのツボ|NHK美の壺
クレデンザ VV8-30の外観(左)とホーン開口部(右) | サウンドボックス/アーム/ターンテーブル部 |
デジタル時代とともに失われたアナログの「音」の厚みと奥行きを改めて、昔ながらの音楽会を体験できました。
でもね、嫌なオジサマ(本当はオッサンと言いたい!!)もいるのですねえ、
私は壁にもたれてステージは全然見る事が出来なく、耳だけを頼りに音楽を聴いているのにも関わらず、隣の女性にパンフレットを読みながらいろいろ説明をしているのがうるさい!!
かなり大きな声です。
そんな時、小学生の坊やが私の横で見えない間から、どんなにかして見たかったのでしょう、私もつい、 「前の方に入りなさい、しゃがんで見てね」 坊やはうんって言いながら私達の前にしゃがみました。
子供優先で場所を提供した訳だが、その横のオジサマは何冊も重ねていたかなりしっかりしたパンフレットで坊やの頭をポンポンと叩くのです、「見えないよ」と言わんばかりに。
坊やはびっくりして、後ろのオジサマを見ていましたが、私が小さい声で 「も少し小さくなってね」
一言も言葉が無く、全く考えられないね!!、普通なら 「坊や、も少し頭を下げてくれない??」 とか口があるのだから言えるでしょう、配慮が無いね、
屋上庭園から東京駅を一望 | 駅前広場・両丸ビルの夜景 |
知ったかぶりで、隣の女性にはカッコ??つけて大きな声で話しているのに・・・・立派な口があるでしょう!!と思います。
久しぶりにほがらか叔母さんご立腹で^^^す。プンプン
大人が優しくしないと、見習っている子供達はどうするの??
次回は節目の第50回音楽会、5月25日(金)18:00-19:00に『ジャズ大集成(サミット)(50)―スウィングの精神』が行われます。
お時間ありましたら、ご参加されてはいかがでしょう。